鳥籠の中の一族ツートップを愛でる部屋

一族ツートップに鳥籠にお入りいただいて、机の上で愛でたい――そんな願いを叶えてくれた、この一品。
一族好きにはたまらない、この絶品。
あんな妄想まみれのリクエストが、こんな素敵なフリーイラストになるなんて……！

リオウとジーンが一緒にいたら、五分に一回はなにかが起こりそう。
菜っ葉の食べ方からして喧嘩になるに違いない。
必要なだけ持っていって、ちゃんと座って、一口分ずつちぎって食べる上品なリオウ様。
対するジーンは菜っ葉入れにしがみついて、豪快にむしって食べそう。

「ジーン、その食べ方、どうにかならないのか？」
「なんだよ、かたいこと言うなよ。お姫さんの前じゃねーんだし」
「そういう問題じゃないだろう」
口頭注意じゃどうにもならないジーン――仕方なく放たれるリオウ様のナイフ。

「それはそうとリオウ、お姫さんとその菜っ葉、どっちがウマい？　よろしくヤってんだろ？」
今度は本気で放たれる、リオウ様のナイフ。
嬉しそうに逃げまわるジーン。

流れナイフの回収はお任せください。
二十四時間張りついて拾わせていただきます。

ああでもこの二人……ツートップなだけに脱走はお手のものなんだろうなぁ。
頑丈な鍵つけなきゃ。


佐奈様、この度は本当にありがとうございました！
そして王室会議開設一周年、おめでとうございます！
末筆ながら、心より心よりお祝い申し上げます！　（2006/10/26）