ぬ組の大誤
<外伝>・☆創作小説コーナー☆
原作・原案 T−昂&アマミヤ系(Get馬鹿ーズ)
頻発する怪獣災害により設立された、対クリ−チャ−災害特殊部隊『ぬ組』
幼い頃、クリ−チャ−災害時にぬ組に助けられた朝比奈醍醐はその仕事に憧れ
(中略)そしてついに『ぬ組』に配属されることになった。
今日も頑張れ、朝比奈醍醐! 公務員だって。平和を守れるんだ!
ついに憧れの『ぬ組』に配属された。
・・・しかしなんなんだよ、このめでたヶ浜出張所は!
『さ、酒、酒をくれ・・・(手が小刻みに震動する)』とか言う主任のウメキさんは
勤務中だってのに、酒は飲むわ、小さい大名行列が見えるとか言いながら暴れだすわ。
他の職員だってそうだ・・・
出動ごとにアンパン(シンナー)を何袋かと賭けて喜んだりするわ、
俺が少しでも目を離すとロウソクであたりに放火をしだす職員は居るわ、
この出張所の中でマトモなのは、署長の山本さん(通称・ゴミさん)だけだよ・・・
ゴミさんは、尊敬できるクリーチャーファイターだ! そう、俺の目標なんだ!
・・・所で、山本さんはなんでみんなにゴミさんって呼ばれているんだろう。
気になった俺は、山本さん(通称・ゴミさん)に聞いてみることにした。
署長室前
(何か音が?)
そう感じた俺は、悪いとは思いつつもこっそり署長室を覗いてみた。
『ぐ・・・、ぐふ・・・、ふ・・・』
すると机に突っ伏し泣きながら、無心に薬を食べつづけるヘレン看護婦ゴミ署長の姿があった。
(ビ…ビタミン剤か、なんかだよな…)
非常に嫌な妄想を膨らませつつも、後から人が歩いて来る気配を感じたので
俺は無意識にその場から離れ、扉の影に隠れてしまった。
(へへ…、まさかよ。 まさか…、公務員がな。
そうだよ、カルーく確かめればいいのよ。)
無理矢理楽観視して、再び署長室に入った俺は驚愕した
職員みんながみんなして、ヤバい顔して注射を打っているではないか・・・
(なんだよ、ここはよ!?
職員や署長がみんな、クスリ漬けじゃねぇか?)
狼狽している俺に、ゴミさんが気付いたようだ
『おぉ、ナルミ。お前もこっち来てシャブやれシャブ!』
ナルミって誰だよ・・・、いやむしろ・・・
コイツら、本当にイっちゃってる・・・
ぬ組に入ったことが大間違い(ぬ組の大誤) 完
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