マツマ総合図書館
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第3話・『露骨!デスバイト』
ブチギレるぅ!!(けいらむ、リミットブレイク!)
なんだよこのバイト、露骨にハメじゃねぇかよぉぉぉぉ。
初日からイキナリ、重機(本屋などの棚など全て)をバイト全員で運び込み
バイト全員で内装全てを製作・・・
オープニングスタッフ最高! ほんとにゼロからのスタートだね☆(目が虚ろ)
しかも開店当初は11月18日だったのに、
Eパレット久留米店て言う系列会社が11月11日(ポッキーの日)に開店するので
それに会わせてグランドオープン・・・。
しかも明日から先行買取が始るので、急ピッチで仕事が進まされます。
ちなみにお給料、研修期間だから時給620円(通常640円)
研修期間1ヶ月かぁ・・・
アハハハハハ、巧く出来てるね・・・。
あぁぁ、ブチギレるぅ!(けいらむ、リミットブレイク!)
『今日の就職戦線』
やる暇&気力無し。
『もう、
こんなバイト!
やってるかヨォォォォォォ!!』
パル紫苑壱号機パイロット・怒心事(イカリシンジ↓)ことボクは逃げ出した・・・
2時間後
インターネットをやっていた所を、店長からのiモードメールにより捕縛される・・・
携帯電話の電源を切り、通常回線を遮断して外界との接続を絶ったつもりだったのに
よりによって電子メールに捕まる。
あ、IT革命・・・。
雨の中、スーパーバイザーと店長が待つ店に連行される。
逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ・・・
『今日の就職戦線』
それどころじゃないッ!!
それどころだけど、
今までのあらすじ
唯一の俺様無敵空間、電脳世界も制された電脳妖精ケイラムは
逃げなければ死ぬ=絶対辞めてやると心に誓い、ブックぱれっと菊陽へと向かったのだった。
『とどろき(仮名)、猪口さんとか、上田さんとか、お前によくしてくれるだろ?
俺もバイトのメンバーの中ではお前をよくいじくる(手を出す)だろ。
お前が手際が悪いのは知っている。でもな、お前が一番やる気があるのも見てる、
俺はお前を気に入ってるっタイ。』
あ、あの・・・。
『普通な、三度も遅刻してたら連絡なんてしないぞ。
普通だったら連絡もせず切ってる・・・
判るだろ? 俺はな、お前を買っとるタイ。
俺を・・・いや、上田さんとかバイトのみんなを裏切らないでくれ・・・。』
・・・・・・・・。
は、春山店長・・・、まじでごめんなさい(涙)
あなたみたいなタイプが一番ニガテなんですよ!!
いい人、温情派、70年代ヒーロー、そしてGIZEN者。
マジ苦手なんですよ、特に素でいい人。
一生・・・一生・・・ついていかされるような気がします・・・。
『今日の就職戦線』
俺には・・・出来ない・・・。
バイト辞めない限り不可
第2話 『俺の胃袋はフチュウだ!』
ちゃららっちゃら〜ら、ちゃららっちゃら〜ら♪(風土ファイトのテーマ)
科警研の江崎スーパーバイザーに、
「圭介、今度のカレーは普通より熱くなっている。
時間が経てば経つほど腹が膨れて不利になる・・・
水でもかけて一気にかき込むんだ!」
と、アドバイスを貰ったボクと春山さんの前に
明らかに煮立ってるカレールーが掛かったカレーが運ばれてきました。
五代理圭介 − 春山店長
(20分間一本勝負)
まず最初の5分は、ひたすらかきまぜながらお冷に入っていた氷を投げ込み
明らかに煮立ったルーとライスを冷やし
3分で超・変身!、一気に600グラム(推定)を処理。
現在僅差で春山さんが勝っていますが、怒涛のペースで処理するボクの前に
開始から10分を切ったころには
800 − 700になっていました。
『大丈夫です、佐倉子さん。冷えていてもオイシイですよ、』と
(心の中で)呟き、不自然な温度で氷が浮いているカレーをかき込み
15分を経過したころには
1100 − 900に
しかし、そこで毎回お約束のフウライの試練タ〜イム。
何年振りに味わった、胃が完全に詰まった感覚・・・
しかし、みんなの笑顔を守るためにこのまま負けるワケにはいかないッ!!
『必ッ殺、ト・ル・ネィド・食いッ!!』
胃が限界>無理につめ込む>戻って来る
1200グラムを食べた時点で、口に何かを入れただけで
リバースしてしまう状態に・・・
ボクが負けたらお金を払ってくれる約束の江崎さんに
『圭介、残したら命は無いぞ☆』と優しい言葉を頂き、
無理矢理口に摘めこもうとしましたが・・・胃に入らなく口から戻しそうになり
嫌な汗を流しながら沈黙。
結局、1200 − 900でタイムアップ。
春山さんが机を蹴ってボクにローキックをしてきました、
ボクは江崎さんに会計を任せ、一気にトイレにかき込みました、
結局、CoCo壱番屋の独り勝ちでした。
ここでお約束の決め台詞。
『俺の胃袋は・・・フチュウだ・・・』
(いつもの通り、その台詞の直後倒れる挑戦者。むしろ俺、)
『今日の就職戦線』
起きたら12時だった・・・
バイト辞めますか? 人生辞めますか?
月曜日にバイトに出かけ、
本とCD売ってきた。
てゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃりゃ〜、てゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃ〜りゃ〜
火曜日も学校出かけ、
帰ぇてくれば即バイト。
てゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃりゃ〜、てゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃ〜りゃ〜
(中略)
金曜日も勉強もせず、
土曜日も(俺だけ)閉め作業ばかり。
てゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃりゃ〜、てゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃ〜りゃ〜
日曜日も休息もせず、
タイムレンジャー見て即バイト。
てゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃりゃ〜、てゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃ〜りゃ〜
友達よこれが私の〜、1週間の人生(シゴト)DEATH〜。
てゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃりゃ〜、てゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃ〜りゃ〜
『今日の就職戦線』
焦って卍○に相談。
選択肢 1.バイト辞める。 2.バイト逃げる。 3.待遇改善!
辞めなければ死あるのみ!
総合古書店、仏苦覇裂島(ぶっくぱれっとう)に乗りこんだ露骨塾の面々。
捨て身の巣貧亜竜苦(すぴんあたっく)により、傷ついた3号生筆頭轟ジュンペーは
4号生、卍○先輩の助言を得て。最後の闘いに望むのだった・・・
とにかく、辞めなければ(色々な意味で)死ぬ。
むしろ辞めなければ自殺してしまうと言う強制観念にかられた俺は
気合十分で仏苦覇裂島の塾長・春山平八(仮名)はと立ち向かっていた。
ちなみに春山(23・独身)は「いいひと」なので苦手なタイプだ・・・。
兎に角、先手必勝。勢いで押し通すのみ!
「てんちょぉッ!お話がありますッ!!」
『辞めさせんよ・・・。』
先制パンチにいきなりクロスカウンターでフィニッシュブロー。
王大人、死亡確認!
『今日の就職戦線』
どんどん・・・俺が・・・壊れていく・・・
むしろこれは、人情と己の人生を計りにかける良い機会である。(死ニ☆)
辞めなきゃ死ぬ、辞めなきゃ死ぬ、辞めなきゃ死ぬ・・・
卍○先輩も『待遇改善を求めてみて、無理だったら辞めれば。』
と、力強く激励してくれたし。
上田さん*にも、『もう・・・ボク無理です。』と伏線も張った。
*上田さん バイトの総合リーダー的存在。 マイクパフォーマンスのプロ。
開けメイン坂本、閉めメインとどろき(仮名)、バイトリーダー上田となってると思う。多分、
なにより、あと数日で鍵を渡され。店長が10時で上がると言う
やけに具体的な予知夢を見たため(白昼夢)、ボクは焦っていた。
勤務中に、冗談混じりにバイト仲間に
『超ォォゴメンナサイ、ボク脱落者五号になります。』と連呼してテンションゲージを上げ
客がまばらになった所で最終奥義を発動しようと構えていると
イキナリ店長に、夕飯休憩(45分)時に焼肉に誘われ
更にビール無料券渡され自分だけ飲ませられ(勤務中)
おまけに割り勘だった。
い、言える空気じゃナカッタデスヨ・・・。
『今日の就職戦線』
NOと言える大人になろう。
扱い易す過ぎ、今の貴様には奴隷が似合っている。(死ニ☆)
駄目だ駄目だ、このままじゃ駄目だ、ここで辞めなきゃ俺の人生は・・・
絶対にボクの性格を把握している店長に、このままアドヴァンテージを
握られ続けていたら俺の人生はボロボロになってしまう。
頑張れ、俺! 負けるな、俺!
ボクは相変わらずテンションゲージを溜め、そのチャンスをうかがった
でも店長は始終機嫌が悪く。ボクが近づくのを避けている様だ
いや、むしろ避けているだろ・・・畜生、チクショウ、
コンチクショォォォォォォォォ!!
リミットブレイクに達したボクは、帰ろうとしている店長を捕縛し
こう言った。
『就職活動がしたいので、辞めさせて下さい。むしろ辞めます、』
ガード不能、反撃されたら以後ぶっちぎるので回避不能。 アイラブ俺様!
俺は言ったよ、師匠。
『今日の就職戦線』
長かった戦いを、これで終わらせるッ!!
実際はようやくこれから始る。
今日は本当は、某所で企業のセミナーがあったのね
でもね、エントリーシートの提出が遅くなったからさ
参加できなくなっちゃったのよ・・・
いやさ、バイトが悪いんじゃないのよ
バイトを断れなかったジブンが悪いのさ
もう後悔しても遅いからさ
後悔する暇あったら、その時間に動こうよ
頑張れ俺、ファイトだ俺!
『今日の就職戦線』
セミナー不参加。
言い訳なんて無いです。サイテー、
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