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ポリン関係の元ネタなのよジュンペー君!


【元ネタについての公式アナウンスが無い為(当然ですが)、全てキカイオー研の独自調査になります。】

【ポリンのもえもえもとねた講座】@
『ここより入る者、全ての希望を捨てよ』
 (第1話・魔法少女襲来!より)

ダンテの「神曲(The Divine Comedy)」より。
原著、『Lasciate ogne speranza, voi ch'intrate. 』を、
Henry Francis Cary (1772-1844)の英訳、『All hope abandon ye who enter here.』 もしくは、
Henry Wadsworth Longfellow (1807-1882)の英訳、『All hope abandon, ye who enter in! 』とで
微妙に解釈が変わる。
また、中山昌樹 (1886-1944)の訳では、『 一切の希望を棄てよ、汝等こゝに入る者』と記されている。
地獄編、煉獄編、天国編の3編からなり、この一節は、地獄編の第三歌に記されている下記の文章
 >我を通る者は苦悩の市に至る。
 >我を通る者は永遠の苦患に至る。
 >我を通る者は絶望の民の下に至る。
 >正義が崇高な我が建設者を動かし
 >我を神の権力と最高の叡智と
 >そして最上の愛の象徴と為た。
 >永久は別として我より以前に
 >創られたものは無く我は永久に存在する
 >我を入るものは一切の希望を捨てよ。
ロダンの地獄門でも有名な一節が記されている。
斜め読み、かつ、未解釈での公開で心苦しいが、どうやら地獄へ至る門に立ち入ることは、
一切の希望の無い地獄への旅であると言う意味らしい。



【ポリンのもえもえもとねた講座】A
『・・・ジュンペイ君のロリコンーっ』
 (第1話・魔法少女襲来!より)

正式名称はロリータコンプレックス、語源はウラジーミル=ナボコフの小説『ロリータ』より。
現在では、少女にしか興味を持たない性的倒錯者のことを指す。
スタンリー・キューブッリクやエイドリアン・ラインによって映画化されており。
キューブリックは大筋のみの展開でサスペンス調に、エイドリアンのほうは圧縮版という感じである。
しかし実際の所、小説『ロリータ』は、少女趣味の主人公がょうじょにハァハァする話では無く。
主人公ハンバードが、十代のころに深い関係になった初恋の相手と死別して、死んだ初恋の少女の影をおっているうちに、
少女しか愛せなくなってしまった(初恋に生涯を支配されてしまい、最後には破滅してしまう)物語である。



【ポリンのもえもえもとねた講座】B
『愛の金字塔』
 (第2話・愛の金字塔より)

六神合体ゴッドマーズのエンディングテーマそのものが、『愛の金字塔』
ゴッドマーズと言うのは、「太陽の使者 鉄人28号」の後番組として、1981年10月2日開始された。
スタッフの当初の予測を裏切り、女性人気が爆発。半年の予定が、1年3ヶ月の放送期間を経て、
劇場版やOVAも出るようになったほどの熱狂的人気だったという。
それと言うのも、主人公の明神タケルの実の兄である美形キャラのマーグが、(怪しい)兄弟愛に満ちていたり
劇場版では、なぜか全身裸で電撃を受けながら悶える(洗脳されている描写らしい)シーンなどはあまりに有名。
ちなみに六神合体ゴッドマーズでは、ガイヤーを中心にスフィンクスが胴体にウラヌスが右腕、タイタンが左腕、
シン右脚、ラー左脚と、文字通り六神合体するのだが。実は原作の「マーズ」(横山 光輝)では逆に、
主人公が操るロボットはガイアーのみで、他の5体のロボットは敵として登場。
基本的には似たような話なのだが結末が大幅に違い、地球の為に勝利した主人公に対し人類が敵視し殺そうとする
こんな者達の為に自分は命をかけて戦い続けたのかと絶望した主人公は、当初の予定通りガイアーを使って地球を破壊。
そこで完結してしまうのだ・・・。



【ポリンのもえもえもとねた講座】C
『ジュンペイくんは、やっかいごとをひきよせる「とくいてん」なのだから』
 (第2話・愛の金字塔より)

私自身が文系のため実際は良くは判っていないが、ここでは『ブラックホール特異点理論』にて説明する。
ビッグバン説によれば、宇宙は約150億年前に、素粒子よりも小さな状態から始まり、ずっと膨張を続けてきた。
それを逆説的に考えれば、宇宙を過去にさかのぼると開始される一点に行き着くことになり。その最初の1点は、
すなわちこれは大きさゼロ、密度無限大の状態で、数学ではこのような点を「特異点」と呼ぶ。
しかし、科学的に証明する手立て(人工的に擬似宇宙を作成する方法)が無い為に、科学的には扱えなく、
一般的に「特異点」を含む構造とは、3次元の曲がった空間の時間的発展を決める法則(相対性理論)から考えれば
空間のある部分を限度以上に湾曲させることにより発生する時間・空間が定義できなくなる時空の重力崩壊のことを指す。
これをペンローズ=ホーキングの特異点定理と言い、特異点が事象の地平線の面で囲まれた構造をブラックホールといい。
ブラックホールに入ったが最後、際限なく中心に向かって落下することになり、中心点では重力が無限大になり、
時空も無限に曲がってしまい、そもそも時間とか空間という概念が破綻してしまう・・・と、これでまとまっているのか
最早よく判らない状態になっているが、専門分野で無いためにこんな所で許して欲しい。
キカイオーオープニングアニメの、各作品世界のぶつかりあう混沌(カオス)と混沌(カオス)の狭間により発生した空間
それがすなわち超鋼戦記キカイオー(ブラックホール、もしくはビックバン発生)であり、その作品の中心核となる特異点
すなわち全ての中心となる存在が轟ジュンペイと言う、一応公式設定に沿っているような解釈ととれる。



【ポリンのもえもえもとねた講座】D
『ジュンペイ君の色情狂っ!!』
 (第2話・愛の金字塔より)

しきじょう-きょう ―じやうきやう 0 【色情狂】
色情が激しく性的に正常でない行動をすること。また、その人。いろきちがい。
元ネタもなにも、そのままですが・・・
ちなみに、週間少年ジャンプで連載されていた、パンツを被ると変態だけと正義の味方に変身する『究極変態仮面(全6巻)』の
主人公の名前は色丞狂介(シキジョウキョウスケ)である。     「それは私のおいなりさんだ!」



【ポリンのもえもえもとねた講座】E
『侵略者を撃て!』
 (第3話・侵略者を撃て!より)

ウルトラマンとしては第2話のバルタン星人初登場の回、同名タイトル『侵略者を撃て!』(S41.7/24)より。
レッドキング、ゼットンと並び、最も有名なウルトラマンの登場の人気キャラで、皆さんも子供の頃一度は、
「フォッフォッフォッフォフォフォフォ・・・」と、鳴き声(笑い声っぽいですが)を真似をしたことがあるはずである。
ちなみに私は、某円谷系イベント会社でアルバイトをしたことがあるのですが。やはりバルタンの人気度、
知名度は他に類を見ないものだと感じました。(ウルトラマンの敵=バルタンと言えるぐらい)
宇宙忍者と冠される名前の通り、オプティカル合成によって施された分身の術や、脱皮のごとく復活する姿
鋏から高速で発射される白色破壊光線などの、確立された強敵(ライバル)としての実力に裏打ちされた人気に。
後の作品では、弱点であるスペシウムを反射するバリア(スペルゲン反射鏡)を装備したり、他の実力派宇宙人の
手下になって登場したり(メフィラス星人)、手下のロボット(ビルガモ)を操ったりと、他に類を見ない出演率を誇り
平成ウルトラマンも含めば、およそ10回程度は出ているから驚きである。
それにしても、20億程居るバルタン星の移民を一人が過激派だったので人工睡眠している全員を虐殺するウルトラマン。
最初に共存策を出されたのに、無理矢理侵略しようとして返り討ちにされ、そのウラミで何代にも渡って復讐するバルタン。
・・・一体どちらがDQNなのだろうか?



【ポリンのもえもえもとねた講座】外伝
『そんなこと言わないで!この洗剤とチケットもつけますから』
 (第3話・侵略者を撃て!より)

悪名高き新聞拡張員の手口。
「入居のご挨拶に参りました」、「隣に引っ越してきた○○と申します」等の嘘を並べて扉を開けさせ
一度扉を開けたら最後、足を突っ込んで扉を閉じられないようにして、洗剤やチケットを勝手に渡し、
契約させるように脅す893紛いの方々のこと。(私の経験上、特にY新聞の勧誘が凄まじい)
1件3ヶ月契約を取るごとに、10000円(更新は1800円と言う情報有り)のボーナスが貰えるために、
「1ヶ月サービスするからとりあえず3ヶ月取って」といって、実際はサービスしないでドロンしたり
暴力に訴えて、消費者を脅す拡張員もザラ。
ちなみに新聞社直営では無く、各々別の販売店であることがほとんどで、消費者から一度回収した
購読料を新聞社に納めた後、「補助金」として30%、「拡張費」として40%を受け取ります。
その拡張費から拡張員を増員したりしているので、つまり新聞の価格の40%は893を雇う金・・・。
ちなみに私が、Y新聞に景品もらえるだけ貰って契約しないで追い払うのにチャレンジしてみた所。
「あ”ぁぁ?やるワケねーだろ、時間の無駄だった・・・」と、台所まで踏み込んできて回収されました
・・・ガクガク、ブルブル。

   (注釈・この文章は、全ての拡張員さんがヤクザ染みていると言う意味ではありません、きっと・・・多分、願望ですが。
   この宇宙のどこかには良心的な拡張員さんもいるでしょう。推定ですが、 ・・・私は、悪い噂しか聞いたこと無いケド。)



【ポリンのもえもえもとねた講座】F
『ジュンペイ君の好色一代男ーッ』
 (第3話・侵略者を撃て!より)

井原西鶴の最初の小説で、1682年(天和2)刊。
主人公(世之介)は、「色道ふたつ」に専念して生きる男夢介を父に持ち、高名な遊女を母として誕生、7歳にして恋を知る。
その後「よろづにつけてこの事(好色に関る事)をのみ忘れず」に生き、60歳で女護島に渡るまでの彼の54年間の一生を書いている。
松田優作主演で、NHK時代劇シリーズにもなっている。



【ポリンのもえもえもとねた講座】G
『宇宙の戦士』
 (第4話b・宇宙の戦士より)

ロバート・A・ハインライン著のSF小説で、1967年に矢野 徹訳でハヤカワ書房から出版されている。
1988年にサンライズでアニメ化されたり、1997年にアメリカで「スターシップ・トゥルーパーズ」と言う題で
映画化されたらしいが、代名詞とも言われるパワードスーツが出ていないことで一部では激しく不評だったらしい。
日本版の挿絵は、我らがスタジオぬえによるボトムズのAT風のイラストで非常に好評。
なんでも、ガンダムのモビルスーツの元となったネタらしいですが、私は全てのメディア作品に目を通したことが
無いために、内容についてのコメントは控えさせて頂きます・・・。
ちなみに、宇宙の騎士といえばテッカマン。パルシオンのシルエットとして有名です。



【ポリンのもえもえもとねた講座】H
『わーやめろっ!ギャグじゃなかったら死んでるぞ』
 (第4話b・宇宙の戦士より)

やや邪推の域を出ないが、『戦闘メカ ザブングル』の世界観に準じたギャグ。
「そこはそれ、漫画だから」、「後半で反撃じゃ!」(Aパート終了時カメラ目線)、「人が死ぬかよ。こんな漫画でさ」等
アニメの登場人物が、自分がアニメの登場人物だと自覚していると言う例を見ない展開が珍しい。
他に私の知っている、物語の登場人物が自覚している作品といえば、次点でアニメ版爆れつハンターのルージュ・カマーの回や
ZZのオープニング(?)とか・・・、いや、凄い不評なモノばっかりな気がしますが。
ちなみにザブングルは主人公機体がガソリンで動くハンドルマシンだったり、丸顔で三枚目の主人公や、主役メカの交代などが、
当時新鮮だったらしいが、総集編しか私は見たことが無いために内容についてのコメントは控えさせて頂きます・・・。



【ポリンのもえもえもとねた講座】I
『地球が静止する日』
 (第5話b・地球が静止する日より)

横山光輝原作作品の究極のクロスオーバー作品『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』のサブタイトルで、
92年7月23日1巻発売から98年1月25日最終巻発売までの期間、全7巻が遅れに遅れて発売された。
元々特撮であったジャイアントロボを、今川泰宏監督(Gガンの人)が大胆にアレンジ、超豪華な声優陣に加え、
登場するキャラも思わずニヤリとするキャラが多数、カルト的な人気を博して『Gロボ』の愛称で親しまれている。
それでは、特徴的な登場キャラを何人か紹介してみよかと思う。
■草間大作 ジャイアント・ロボ  (同名・ジャイアントロボより)
■神行太保・戴宗 青面獣の楊志 公孫勝・一清道人 智多星の呉学人  (他多数、同名・水滸伝より)
■策士・諸葛亮孔明        (同名・三国志より)
■マスク・ザ・レッド         (仮面の忍者赤影・・・)
■サニー・ザ・マジシャン      (魔法使いサリーちゃん・・・ 原作ではサリーでなく、魔法使いサニー。)
■ガルーダ、ネプチューン、アキレス(三つの護衛団、当然海を行ったり変身したりする・・・原作では、バビル二世のしもべ「ロプロス、ポセイドン、ロデム」)
■ビッグファイア           (三つの護衛団に守られコンピューターに囲まれた塔に住んでいる・・・バビル2世)

・・・いや、だから同人誌じゃなくて、ちゃんとした作品ですって。



【ポリンのもえもえもとねた講座】J
『たったひとつの冴えたやり方』
 (最終話a・たったひとつの冴えたやりかたより)

ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア著の小説で、1978浅倉 久志訳でハヤカワ書房から出版されている。
『たったひとつの冴えたやりかた』『グッドナイト、スイートハーツ』『衝突』の3編からなるオムニバス形式で
連邦草創期の人間のファクト/フィクションを研究したいという学生のため、老司書が古い文献の中から
この3作を選び出すという形式をとっていて。 ここのキモは、学生も紹介している人も『地球人では無い』点で
第三者的視点から、我々(地球人)を客観的に表しているのだが、それが我々から見ても共感できる点である。
ネタバレになるので多くは語らないが、特に同名のタイトル『たったひとつの冴えたやりかた』で語られる友情と、
そのたったひとつの冴えたやりかたには、涙無しには語れない・・・。
有名な作品なので、是非「雰囲気をつかみたいので、ティプトリーJr.作品をひとつ選択してくれ」と司書に聞くのが通。
しかしこれを頼むと次からモア・ブルー司書にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。素人にはお勧め出来ない。(文学ヲタ)



【ポリンのもえもえもとねた講座】J
『ジュンペイ君の女殺し油地獄!!』
 (最終話a・たったひとつの冴えたやりかたより)

近松門左衛門の世話物で、1924松竹、1928帝キネ、1957東宝、1992フジ等で映像化されている。
放蕩息子があまりに短絡的に、自分に目をかけてくれていた近所の女将を手にかけると言う内容らしいですが、
ただし管理人未視聴な為コメント出来ません・・・。



【ポリンのもえもえもとねた講座】L
『愛は勝つ!』
 (最終話b・愛は勝つ!より)

KANの1990年に発売された同名の歌『愛は勝つ』より。
「心配ないからね、君の想いが、誰かにとどく明日がきっとある〜」との歌詞に勇気つけられた人も多いのでは?
・・・これだけで終わってしまうのもどうかと思うので、KAN(かん)のプロフィールを抜粋。
■かん。 本名・木村和(きむらかん)
1962年9月24日福岡出身のAB型で、1987年に『テレビの中に』でデビュー。
1990年に発表した『愛は勝つ』で大ブレイク。翌年1991年には、日本レコード大賞ポップス部門・大賞受賞。


引用した元ネタが、更に古い作品のオマージュ等の場合がありましたら気軽にご指摘下さい、修正します。



LastUp 04'01/15 新生K州マツマ大學 ・翔洋
http://kikaioh.len.jp/

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