231 :226:2006/10/27(金) 15:05:55 ID:WG/8IedJ
ローワンは生きた心地がしなかった。
額からは冷や汗が流れ、激しい鼓動がジンジンと全身に響き、脚がカタカタと震えている。
自慢のアフロヘアーも今日は心なしかしぼんで見えた。
ここはホテルモスクワ、バラライカのオフィスだ。
怯えるローワンの後ろには屈強な男達、そして彼の前には美しい妙齢の女が腕を組みローワンを見つめ
ていた。
ここロアナプラに極短期間で磐石たる勢力を築いたホテル・モスクワ。
そのロシアンマフィアの大幹部バラライカは、この人の悪意の掃き溜めとも言えるロアナプラで最も
恐れられている女だ。
「焼傷顔」の異名の通りバラライカの美貌は、いや顔だけではない、身体の所々には火傷の痕が痛々しく
刻まれている。
だが、それでも彼女の美しさはいささかも損なわれてはいない。
ワインレッドのスーツに映える白い肌、大きく開いた胸元からは豊潤に実った双丘の谷間が覗いている。
括れたウエストから腰にかけた艶かしい曲線美、スラリと伸びた脚は長く美しく、ストッキングの光沢が
色香をより深めていた。
そして何よりもその切れ長で怜悧な双眸に見つめられると誰もが身を強張らせる。
恐怖による緊張感と同時にその目で射抜かれた男達は股間に熱くたぎるものを感じるのだ。

232 :226:2006/10/27(金) 15:06:39 ID:WG/8IedJ
「助かったわローワン、貴方のおかげで尋ね人が見つかりそうよ」
バラライカに声をかけられローワンが思わず小さな悲鳴を上げる。
数瞬遅れてバラライカが自分に礼を述べたのに気付く。
「いいぃ…いえ、あははっ…とんでもないバラライカさん、お役に立てて…いやぁホントに良かった。」
いつもの陽気さを装うとするが、おのずと声が震える。
ホテルモスクワのオフィスに半ば拉致されるかのように連れてこられた時は死を覚悟したローワンだっ
たが、どうやら五体満足で帰れそうだとほっと胸をなでおろした。
「何かお礼をしなくちゃね、何がいいかしら」
人差し指を頬に当て思案をめぐらせる。
「い…いえっ、お礼だなんて滅相も無い、あはは…あの、俺…店に戻らないと…」
ローワンは今すぐにでもここを立ち去りたいといった風だったが、バラライカは気にも留めずに傍らに
立っている一際屈強な大男に声をかける。
「軍曹、同志諸君、席を外してくれないかしら。私はローワンの労に対して誠意を示さなければならない」
「ひっ……」
またしてもローワンが小さな悲鳴を漏らす、自分の言動に何か不手際があったのではと不安に駆られる。
「ですが大尉…」
軍曹と呼ばれた大男が口を挟む。
「あら、聞こえなかったかしら?私は席を外せと言ったのよ同志軍曹」
バラライカが強い口調と冷たい眼差しで腹心に釘を刺す。
「大丈夫よ、もし何かあったとしたらその時は哀れなディックが胴体から切り落とされるだけだから」
ローワンは何がいけなかったのかと必死で記憶を辿りながら歯をガチガチと鳴らしながら怯えている。
軍曹と呼ばれた男は黙って一礼し、ローワンの後ろに控えていた屈強な男達を連れてオフィスを後にした。
「さてと…ローワン」
「ははははっ、はいぃ!なっ何か粗相でも、あっ、ありましたでしょうか?」
バラライカの一声で背筋をピンと伸ばし、恐怖に震えた声を上げる。
「いやぁね…なにも取って食べたりしないわよ。言ったでしょ、お礼がしたいって」
バラライカが魅惑的な肉付きの腰を左右に振りながらローワンに近づく。
ローワンは怯えながらも、バラライカの肢体に目が行ってしまう。
大きく開いた胸元から露出した谷間がゆっくりとローワンに迫る。
見てはいけないと分かってはいても見ずにはいられない、バラライカの白い肌には男どもの視線を釘付け
にする魔力が宿っていた。
「ふふふ…下衆な視線ね、まぁいいわ…今日は特別よ好きなだけ視姦なさいな」
ローワンの眼前まで迫り、胸を張る。
豊かな乳房がより一層際立ち、ローワンの視界を独占する。
余裕の微笑を浮かべたバラライカが指先をローワンの顎から首筋、胸元を通って下腹部に這わせる。
ローワンはいつバラライカの爪が自分の喉を掻き切るかと戦々恐々の表情を浮かべる。
「そんな顔をするな、これは私からのささやかな感謝の気持ちだ」
バラライカは口元に妖艶な微笑みを浮かべて跪く。
長く細い指で股間のファスナーを降ろし、手早くローワンの男根を取り出す。
ローワンの男根は長く太いが、恐怖のせいかバラライカ程の美女が股間の前に跪いてるにも関わらず
だらしなく垂れ下がっていた。
「臭いわね…ちゃんと洗っているのかローワン?」
あの怜悧な視線が今度は上目遣いでローワンを射抜く。
「そう縮こまるな、ノープロブレム、お互い楽しめばいいのよ」
上目遣いのまま、舌なめずりをしてみせる。
バラライカは黒く太い巨塊を事も無げに咥え込んだ。

239 :226:2006/10/28(土) 00:32:13 ID:NxaS/XkJ
整然と並んだ蔵書の数々、品のある調度品、花瓶には薔薇まで生けられている。
ホテルモスクワのオフィスはその主人に負けず劣らず美しかった。
だがその品格漂うオフィスには似つかわしくない音が先ほどから響いていた。
バラライカがたっぷりと唾液を分泌させながら頬を窄ませて、ローワンの巨根を吸引していた。
吸引の際の唾液を啜る音と時折空気が口内に入る音が何とも猥褻で扇情的だった。
太く長い巨根をバラライカは平然と咥え込み、その肉の感触を楽しむかのようにゆったりとした
口腔性交に興じていた。
「んっ、んぐぅ……」
くぐもった声を漏らしながらローワンの不浄の肉塊を根元まで咥え込む、巨根の先端が喉の奥まで
達したがバラライカは余裕の表情で喉を締め付け、男の最も敏感な部分に刺激を与える。
最初は縮み上がっていたローワンのペニスも、バラライカの手馴れた口唇性交によってその本来の凶暴
な本性を表していた。
口内深くまで飲み込んでいた巨魁をバラライカはゆっくりと引きずり出しで行く。
バラライカの口内粘膜でズルズルになり濡れ光った剛直が少しずつ姿を現す。
この間も絶え間なく吸い込みは続いている、肉棒にピッタリと吸い付いたバラライカの頬の内側は
まるで膣壁に包まれているような感触をローワンに与えていた。
バラライカの唇から大きく張り出した亀頭が覗く、カリの部分が冷たい外気に触れたかと思ったら
またすぐ亀頭を咥え込む。
「んじゅ、んっ、じゅっ、んぷっ」
バラライカはぽってりとした艶っぽい上下の唇を何度もカリの部分に引っ掛ける。
その小刻みな抽出運動に加えて、口内では舌が鈴口を激しく刺激していた。
勿論バキュームも欠かしてはいない。
「うおおおっ、す…すごい…」
(こんな強烈なフェラ初めてだぜ…フッカーでもこんな下品な吸い込みはしないもんだ…)
ローワンは決して声には出せないようなことを心の中で呟いた。
亀頭苛めを存分に楽しんだバラライカが一旦剛直を口内から解放する。

「さすがに黒人のディックは逞しいわね、太さも長さも、それに硬さも大した物ね、顎が外れそうだわ」
唾液と分泌液で濡れ光る亀頭に吐息をかけながら、上目遣いでローワンを見つめた。
その冷たく刺すようで、それでいて淫靡な雰囲気を醸し出す双眸にローワンは男根をビクビクと脈動させる。
「あら、私に上目遣いで見つめられると興奮するのかしら?ふふふ…」
バラライカは再び好物を食すかのように巨根を頬張った。

240 :226:2006/10/28(土) 00:32:56 ID:NxaS/XkJ
粘膜でてらてらと濡れ光るバラライカの舌が巨根の上で踊っていた。
血管の浮いたグロテスクな茎に這い、這った跡には唾液のわだちが残る。
舌先を硬く尖らせ裏筋を刺激したかと思えば、今度はパンパンに張った亀頭全体を嘗め回す。
鈴口からじんわりとカウパー氏線液が分泌される。
「こんなに先汁を垂らして…そんなに具合がいいかしら?」
「え、えぇ、そりゃもう…さ、最高ですっ!って、うおぉっ!!」
ローワンの言葉を最後まで聞こうともせずバラライカは鈴口に口づけし垂れ落ちそうな先汁を啜る。
唾液とカウパー氏線液を口内で混ぜ合わせ、亀頭にまぶす。
そしてそのまま咥え込み、頭を振り抽出運動を再開させる。
バラライカの口内はその冷徹な人となりとは裏腹に熱く熱された蜜壷のように甘美であった。
深く咥え込んでは、口内から男根引きずり出す。
ストロークの度にローワンは腰を震わせ、男根を脈動させる。
そんなローワンの様子にバラライカは巨塊を咥え込みながらニヤリと笑い満足げに鼻を鳴らす。
それを合図にバラライカはより激しく頭をローリングさせながら振り乱す。
口の端からは唾液がぼたぼたと垂れ落ちる。
バラライカはスーツが唾液で汚れるのにも構わず、口腔奉仕に熱中する。
いや、それは奉仕というよりも肉食獣が獲物を貪り喰らっている様に似ていた。
「んっ、んぐっ、んっ、んんぅっ、んじゅっ、じゅっ」
唾液が漏れる粘着音を混じらせながら曇った声が漏れる。
バラライカの柔らかな唇が、頬の内側が、上顎がローワンの太い男根をしごき上げる。
その激しい粘膜のしごき上げにローワンは腰をビクビクと震わせ射精感を昂ぶらせて行く。
ふいにバラライカが男根を楽園のような口内から解放する。
「ふぅ…、んふふ…肝っ玉は小さいくせに、こっちは随分タフなのね」
淫靡に微笑みながら、白魚のような繊細な手でローワンの巨根を優しく揉むようにしごき上げる。
バラライカの妙技を耐え切った逞しい男根だったが、もはや限界を伝えるがごとく脈動を繰り返す。
「でも、もう限界みたいね…いいわ…私のお口にお出しなさいな」
瞳に淫蕩な炎を宿したバラライカが囁く。
「えっ…でも、ミス・バラライカ……それは……」
この町で最も恐れられ、最も美しいであろうバラライカの口内に生臭い精子を吐き出すことが出来る。
その申し出は嬉しくもあり、また後々のことを考えると恐ろしくもあった。
「あら、遠慮しなくてもいいのよ、言ったでしょこれはお礼なの、サックビッチの口に臭いのを吐き出す
のと全く同じ、問題無いわ」
恐ろしくも美しいバラライカが悪魔的な上目遣いで精飲を求めた。

241 :226:2006/10/28(土) 00:33:49 ID:NxaS/XkJ
「んっ、んぶっ、んっ、んじゅっ、んっ」
頬を極限まで窄めてバラライカが激しく頭をふる。
たとえ頬をきつく窄めてもバラライカの美貌は衰えを知らず、むしろ美しさに艶が増す。
バキュームフェラで内頬がピッタリと吸いつた状態のまま激しいストロークが繰り返される。
そしてサーモンピンクに濡れ光る舌は、深く咥え込んだ際には男根の裏を包み込み、引きずり出された
際には亀頭を激しく嘗め回す。
バラライカの口内は舌、内頬、喉、それらが絶妙の連動を見せ、まるで膣でしごき上げている様な
錯覚をローワンに与えている。
「あおっ、おっ、おっ、おおっ」
バラライカが髪を振り乱し頭を振る度にローワンが間抜けな声を上げる。
熱く甘美な口内で巨根が脈動を繰り返し、限界が近いことを窺わせた。
バラライカはその射精の昂ぶりを感じ、止めを刺すべくガクガクと頭を前後させる。
狭く締め上げた口内粘膜が激しく男根をしごき上げる。
まるで陰嚢に溜まった精液を直接吸い出すかのような吸い上げと男を絶頂へと導く激しいストローク。
「んじゅっ、んじゅっ、じゅっ、じゅっ、じゅるっ、んぶっ、んごっ、んぐっ」
巨根と唇の結合部からは唾液と分泌液の飛沫が飛ぶ。
「ああああっ!出るっ、出るっ、出るっ、うがぁああああっ!!!」
ローワンが雄叫びを上げるのと同時にバラライカの口内で巨根が弾ける。
「んぐっ!んぅ─────っ!!、んんっ、んぐっ」
バラライカの口内では脈動の度に生臭い粘塊が飛び出てくる。
普通の女なら目を白黒させながら咽び泣くだろうが、バラライカはさも当然の事のように口内でその
臭いゼリーの排泄を受け止める。
脈動が収まり、男根の硬度が衰えても尚バラライカは尿道に残った残滓を吸い込んでいた。
しばらく吸引を続けていたバラライカであったが、最後の一滴まで吸い取ると漸く男根を解放する。

バラライカは口内で漂うゼリー状の精液をまるで味わうように咀嚼を始めた。
呆れる程の濃さと量を誇るローワンの粘塊にバラライカは自らの唾液を練り合わせる。
少女が口吻をねだるように唇を尖らせ、歯と歯の隙間から唾液と混ざり合った精子を舌で押し出す。
泡立った精子を再び口内に啜り戻し、今度は口を開けて再び咀嚼し舌でねぶる。
飽きるまで口内でその粘り気を堪能したバラライカが遂に泡立った粘塊を喉を鳴らし嚥下する。
「ふぅ……、貴方ってばディックだけじゃなくて、スペルマもタフなのね喉の奥が粘ついてるわ」
精臭をその口内から漂わせながらバラライカがウインクする。
「素敵だったわよローワン、貴方はどう?気持ち良かったかしら?……って、あら?」
バラライカのような美女の口に精子を排泄した快美感からなのか、はたまた自分のしでかした事に対する
恐怖からなのか、ローワンは立ったまま気絶していた。
「あらあら…ホントに肝っ玉が小さいのね」
呆れながらバラライカは葉巻に火を灯した。
肺から煙をゆっくり吐き出し、一思案の後電話の受話器を手に取る。
「張?…ええ、私よ。今から時間取れるかしら?会って話がしたいんだけれど。…え?んふふ、残念ながら
デートの誘いじゃないわ。…ええ、例のガキどもの話よ。……じゃ、また後で」

                                 <終わり>






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