- 221 :懲りないロック:2007/01/23(火) 21:08:20 ID:s0A5hNd5
- 「やっと寝てくれたか」
疲れたため息を紫煙とともに吐き出す
隣には大事な相棒が、穏やかな寝息を立てていた
全身べとべとだ
後は明日の朝、ゆっくりと洗ってやれば機嫌も直るだろう
ついでに、もう二、三回求められるだろうが
それぐらいで済めば、上等だ
相棒のコイツを差し押いて、浮気しまくっているんだから…
初めては、ラグーンの仲間になった時だった
今までの総てを捨てた日、俺は新しい人生への不安と期待からベロベロに酔っぱらった
気がついた時には、レヴィが俺の上に乗っていた
「儀式みたいなもんだ」
後のダッチの言葉だ
- 222 :懲りないロック:2007/01/23(火) 21:09:56 ID:s0A5hNd5
- それ以来、そういうことはなかった
俺は完全に、新米クルーとして扱われていたし、レヴィも一切、女を見せなかった
変わったのはあの大ゲンカの後だ
命懸けの告白
仲間になっちまったからこそ言えなくなった、感謝、尊敬、嫉妬、愛情、総てぶちまけた
なにが気に入ったのか、レヴィは俺を受け入れてくれた
その夜、初めて彼女を抱けた気がする
正常位じゃ誰もイけねぇ
そんなことをいった彼女を、正面から抱いた
二人でひとつとなり、溶けて交わった
レヴィは俺の唯一無二の相棒となった
…それなのに、ああ、それなのに、俺って奴は…
- 223 :懲りないロック:2007/01/23(火) 21:11:39 ID:s0A5hNd5
- ラブレス家のメイド、ロベルタ
ロアナプラの、究めつけの悪党どもを震え上がらせた、狂犬メイドが帰国直前、俺を呼び出した
「若様をお守り頂いたお礼を…」
メイド服の下、あらゆる武器、凶器の中でも最凶の得物を晒した
俺は疲れて寝ているガルシア君の横で、タップリ報酬を味わった
その次は、シェンホアだった
「働き分、ボーナスよこすね」
迎えが来るのを待つ間に襲われた
この時は、レヴィに見つかったが、シェンホアの巧みな誘導により3Pになだれ込み、二人に目茶苦茶にされた
それ以来、浮気しても怒られるぐらいで済んでいる
- 224 :懲りないロック:2007/01/23(火) 21:13:34 ID:s0A5hNd5
- 双子も抱いちまった
これは完全に不可抗力だ
ラグーン号のキャビンの中、歪んだ世界に笑って生きてきた子供
その純粋で汚れきったお礼に、外に飛び出しかけた俺の足が縺れた
「お兄さんが遠慮しないよう、薬を盛ったの」
自由を失った俺は、口と股間でタップリとお礼されてしまった
最後まであの子の性別は分からなかったが…
異変に気付いて飛び込んできたレヴィを止めるのが大変だった
逆にエダの時は、言い訳も出来ない
原版を手に入れたエダの、奢りの酒宴の後、つい手を出しちまった
日本でも、犯された雪緒ちゃんを慰めるために…
- 225 :懲りないロック:2007/01/23(火) 21:16:42 ID:s0A5hNd5
- これまでだって、いい加減ヤバすぎる面子なのに、今度はミス・バラライカ
ロアナプラの核弾頭
恐怖と破戒のの象徴
ホテル・モスクワの頭脳にして心臓
カケラでも正気を残しているなら、彼女を口説くよりは、三合会の張大哥の72時間お笑いライブに参加することを選ぶだろう
俺は正気を失った
不調で横になっていた彼女を…
「オメエは何か、ヤバイ女にしか起たねえのか」
レヴィが怒るのも無理はない
「お前相手で、免疫が出来たんだ」
等と言ったら、いくつケツの穴が増えるか
怯えつつも、メイド再来の報に俺の股間が疼き始めた
終