- 342 :一緒:2007/09/08(土) 21:38:11 ID:U/4/7Mu0
-
ポカポカ
暖かい寝床
フワフワ
優しい柔らかさ
トクントクン
落ち着かせる鼓動
ダめ
こレはだメ
覚醒しつつあった私は、包みこむ感触から逃げだそうとした
うゴカない
覚悟はしていた
終わりの順番が来たのかと……
ただそれだけ
本当に、それだけ……
「ヤー、やっと起きたか
この、ネボスケ」
ギュウッ
柔らかいものが圧力をました
シェンホアだ
ダめ、はナシて
「ンー、何ゆーか?
とりあえず、離すツモりないね」
シェンホアは、絶対分かってる癖に、私の要求を無視する
それどころか、抱き着く力を更に増した
- 343 :一緒:2007/09/08(土) 21:40:41 ID:U/4/7Mu0
- 後ろから、私の頭に顎を乗せて、大きなオッパイで、挟み込む
脇から回した両手を、私の貧弱な胸の下で組み、抱き締めてる
だらし無く開いた私の足の間に、シェンホアのモノが当たっていた
「嫌なら動いてみるね
別に針なんか、きいてるはずないし」
はリ?
「秘伝のツボで、麻痺なんてさせてないし、手には人工声帯持たせてるし、嫌なら言うよろし」
そウか
シェンホアは飽きたんだ
だから、壊すんだ
「違う」
ロットン?
視界の外から、静かな声がした
いつもの、気配を感じさせない動きで近づいたロットンは、そのまま私の唇を塞ぐ
- 344 :一緒:2007/09/08(土) 21:42:19 ID:U/4/7Mu0
- だメ!
でも、逸らすことが出来ない
タップリと舌を絡め、唾液を送り込まれ、また啜られた
「違うないね
徹底的にブチ壊すね」
どこからか取り出したナイフを、私の服の襟元から差し込み、ゆっくりと切り裂いていく
混乱した
ロットンは否定
シェンホアは肯定
どちらかというと、シェンホアのほうが理解しやすかった
要らなくなったから、使い捨てる
シンプルな心理だ
出来れば、締めてから使って欲しかったが、希望を叶える義理はない
「違う」
「違うね」
……?
今度は何故か意見が合う
「単に、私がしたくなっただけね」
- 345 :一緒:2007/09/08(土) 21:44:00 ID:U/4/7Mu0
- フワッ
破ったシャツの隙間から、直接胸を掴まれた
撫で摩るような、優しい愛撫
ダめ!
もっと乱暴に
爪をたて、握り潰し、引き裂いて
私は物だから
ただの肉だから
チュッ
「女の子だ」
再び、軽いキスの後で、ロットンが酷いことを言う
「優しくする」
頬を撫で、サングラスごしに穏やかな目で見つめながら……
そンなのダめ
必死で拒絶する私
しかし、二人はお構いなく、優しい愛撫を加えた
私は、ロットンとシェンホアに挟みこまれ、虐待され続ける
「ホレ、ソーヤー
いいかげん観念するね」
シェンホアは楽しげに告げた
- 346 :一緒:2007/09/08(土) 21:46:58 ID:U/4/7Mu0
- 「んふふふふ
我慢してた分、美味しいね」
耳元から首筋まで、ネットリ舌を這わせながら、シェンホアが囁く
右手を薄い胸にまわし、指で乳首をくすぐった
反対側の胸には、ロットンが吸い付いている
舌先で、丁寧に転がすように
私が望む、強い刺激は来なかった
引き裂いて
捻り潰して
噛みちぎって
だメナの
こんナ感ジカた
「ほら、感じてる
身体は喜んでいるよ」
シェンホアは囁きながら、左手を股間に回した
うソ!?
初めて気付く
私自身の蜜で、しどしどに濡れきっていた
コんなはずナい
私が潤うのは、血を流した時だけ
- 347 :一緒:2007/09/08(土) 21:49:45 ID:U/4/7Mu0
- 殴られ
刻まれ
痛め付けられ
物となって初めて、使えるようになるの
物となって初めて、価値が存在するの
生きてる事は無意味なの
死ぬことこそ、在ることなの
ペロッ
「物を愛することなんて出来ない」
「カッコつけるんじゃないね
バカチンが」
二人に、両の頬を舐められる
知らず、涙を流していたらしい
「女の子を泣かせたくない
女の子を泣けなくさせはしない」
「あんたがものに成るのは勝手ね
物にしないのは、私の勝手よ」
……言葉も表現違うけど、同じことを言ってる気がする
二人ともワガママ
でも、私は……
- 348 :一緒:2007/09/08(土) 21:51:56 ID:U/4/7Mu0
- 「とにかく、もう我慢しないね
好きにするよ」
宣言どおり好きにされた
股間に伸ばされた手が、緩やかに快楽を誘う
内股から徐々に撫で上げ、淫唇を掠めるだけで通り過ぎ、前庭部まで指を送る
淡い淫毛を掻き分け、淫核をさやごと揉み上げた
「〜〜〜〜!」
出ない喉から悲鳴を上げる「ん〜〜、ソーヤー
感じないんじゃなかたね」
シェンホアは嬉しそうに冷やかす
ソんな、そんナはズ……
ありえない自分の反応に、混乱しきった
優シいのハキらイ
暖かいノハきライ
生キテるノはキラい……
そレなのニ
それなノにドうしテ!?
- 349 :一緒:2007/09/08(土) 21:54:09 ID:U/4/7Mu0
- 「シェンホア
あまり、虐めるな」
「自分だけ美味しいとこ、持ってくないね」
私の肩ごしに口喧嘩する二人
いつもの光景に、私の気分も少しだけ緩んだ
「俺は、その顔のほうが好きだ」
目敏く見つけたロットンが、意地悪を言う
「何いうね
こんな奴、信用するないよ
ソーヤーは私のね」
シェンホアまで……
真っ赤になってただ俯く私
ムキになる二人
ロットンは、私の唇を奪い、胸をまさぐる
シェンホアは、股間に伸ばした手をさらに進めた
熱い舌が絡まり、口腔内を撫で回す
暖かな掌を胸に当て、脇からも集めるように揉み上げた
- 350 :一緒:2007/09/08(土) 21:55:30 ID:U/4/7Mu0
- それと同時に、淫核を擦りつけていた細い指が、位置をずらしていく
何の抵抗もなく、ヌルリと膣内に納まった
そンナ!
ありえない
ゴリゴリと無理矢理、埋め込まれる筈なのに
「美味しく飲み込んだね
お代わりどうか?」
言葉の意味を理解する間もなく、引き出した指がアナルに当てられた
ぐしょぐしょに濡れた指先が、敏感な蕾に触れた
指でくすぐるような愛撫を受けると、しだいに身体が開いていく
スルリ
まるで自ら飲み込むように、シェンホアの指を受け入れた
「〜〜〜!」
塞がれたままの口から、漏らせない快楽の悲鳴をあげる
- 351 :一緒:2007/09/08(土) 21:58:06 ID:U/4/7Mu0
- 「俺も、君を愛していいかい?」
真摯な眼差しで問うロットン
だメ
肉穴を使うのに、許可なんて要らない
だから、物は返事をしない
どうせ、私に応える声は無いのだから
だけどロットンはじっと待っている
ひたむきな視線を外そうともせず、真っ直ぐに見つめている
物になることが出来ない
見なイで……
見ツめないデ……
……
コクン
うなずいてしまった
ちッ、ちがウノ!
「〜〜〜!」
ロットンは間髪入れず、私の中に入り込んできた
痛みも屈辱もない挿入
何か巨大な感情が噴き上がる
音の出ない声で叫ぶ口を、キスで塞がれた
- 352 :一緒:2007/09/08(土) 22:00:12 ID:U/4/7Mu0
- 「ロットン、ズルいね!
人に解させておいて、自分だけ」
シェンホアが怒ってる
ダめ
喧嘩いヤ
「大声を出すな
ソーヤーが哀しむ」
「誰のせい……
ヒヤッ!?」
私は、シェンホアのモノを掴む
腕のマヒは、既に解けていた
そのまま、シェンホアがほぐしてくれた、アナルに導く
「ハウッ」
シェンホアが淫声をあげた
なんだか、嬉しい
痛みを伴わないと、不安になるけど……
「ほおら、ロットン
ソーヤーは私入れてくれたね」
シェンホアも嬉しそう
「先に受け入れてくれたのは俺だ」
まだ張り合ってる
二人とも、何だか可愛い
- 353 :一緒:2007/09/08(土) 22:03:34 ID:U/4/7Mu0
- そんなこと考えてたら……ヅン
いきなり、突き上げられた
前から、後ろから
「そんなに可愛い顔、しないように」
「まったくね
そんな喜ばれると、張りきってしまうよ」
急に二人とも、息を合わせてきた
ずルい
私のヴァギナはとめどなく蜜を垂れ流し、アナルは底知れずシェンホアを飲み込む
攻めは、激しくなっていくが、もう物になる気は失せていた
一緒にナりたイ
後でドンなに辛クても、今二人を感じタい
首を捩曲げるようにして、シェンホアに唇を求める
後ろを向き、熱い口づけをかわす首筋に、ロットンが舌を這わした
- 354 :一緒:2007/09/08(土) 22:06:02 ID:U/4/7Mu0
- 私の片腕は、ロットンの背中にしがみつく
「ヒャウッ」
もう一方の腕は、後ろに伸ばして、シェンホアのヴァギナに沈み込ませた
シェンホア、感ジてル
しどしどに濡れ、熱くほてった秘腔を指で掻き回す
ロットンもシェンホアごと、私を抱きしめた
片手を背に、片手をお尻に廻している
「ヒッ!
ダ、駄目ね
ロットン、そこは……」
シェンホアの喘ぎ声が高まった
私の指が、きつく絞められる
シェンホアも、お尻デ感じてルンだ
嬉しくなり、攻める指を増やした
「!?」
「調子のるないよ」
シェンホアの指が、私のクリトリスを摘んだ
- 355 :一緒:2007/09/08(土) 22:08:07 ID:U/4/7Mu0
- 「〜〜〜!」
強烈な快感
どうやってるのか分からないが、微妙な振動がきている
「ウオッ」
ロットンも、攻撃を受けてるようだ
互いの攻めぎ合いは、結局自分に戻って来る
快楽は、二人のペニスを増大させ、結果、私を攻め苛む
皆、一緒に収束に向かう
互いに、強く抱き寄せ合った
逞しいロットンの胸と、柔らかいシェンホアの胸
絡み合う舌と手と性器
暖かな二人に包まれ、熱い二人を飲み込み、共に溶け交じり合う感触を楽しんだ
「「「〜〜〜!」」」
二つの鼓動が入り交じるなか、同時に絶頂を迎えた
自分の鼓動をも感じながら……
- 356 :一緒:2007/09/08(土) 22:10:55 ID:U/4/7Mu0
- 寝起きの軽い酩酊感
暖かさに包まれてる
左右から抱きついたままの、ロットンとシェンホア
「嫌だったか?」
フルフル
失うのが恐かっただけ
「もう嫌?」
フルフル
戻ることなんて出来ない
「俺は守る
愛する者は必ず」
ロットンらしい……
「触れないも無くすも同じよ
あるうちは楽しむね」
シェンホアは現実的
「だから……」
シェンホアが私の手をとった
「もうこんな傷、つけるない」
手首に列ぶ傷痕
新しいのも幾つか
これは私の幸せの証
嬉しい、楽しい
その代償を印さないと不安になる
でモ……
許してくれそうにない
- 357 :一緒:2007/09/08(土) 22:13:17 ID:U/4/7Mu0
- 怒った目で見つめる二人
「女の子が、そんな事をしてはいけない」
デも……
「私達、信じられないか?」
デもでモ……
「「分かった」」
えッ
「刻み付けてあげよう」
「許してやらないね」
「魂の奥まで……」
「身体経由で……」
キャ〜〜〜
…………
……
いつもの朝
ポカポカ
暖かい寝床
フワフワ
優しい柔らかさ
トクントクン
落ち着かせる鼓動
大好きな二人
END