58 :名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 10:24:17 ID:NzDd5DGs
ループな話題だが、劇中から10年以上経ってレヴィたん今何歳なんだか
このスレ的には肝っ玉母ちゃんになってるといい
一匹産んで以降ホルモンバランス絶好調で犬猫みたいにポコポコガキを産み落としまくってると尚良い
むしろ、「お前は俺の子供を産む機械」的遠回しなSMプレイだと(略)



60 :名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 21:46:01 ID:R3N9u+lW
>>58
「ロック〜」
「「「「パパ〜」」」」
「「「「「ゴハンまだー?」」」」」
「ロック〜」
「「「「パパ〜」」」」
「「「「ピザ食べたーい」」」」


62 :名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 12:05:18 ID:LGbYQ0+4
「ちょっと、殺さないでくれよ」
「「三回も出来ない甲斐性無しは要らないって」」
寝椅子の上でそっぽむく母に代わり、意味もわからず言葉を伝える姉弟
『見事に両親ソックリ』とよく言われている
性別以外は……
とにかく父は、自分によく似た姉を捕まえ伝言する
「キャアッ」
真っ赤になった娘が、トコトコと母に駆け寄り嬉しげに、ちょっと恥ずかしがりながら、父の言葉を告げる
ガバッ
「テメエ!ガキになんてこと……」
自分のことを棚にあげ、真っ赤になって跳ね起きる母親
チュ〜〜〜
突如、塞がれる口
母親似の息子を抱き上げ、キスさせる父
父親の策略に荷担した息子は、がむしゃらに母の口を吸う
「……ンッ、コラ、わかった
わかったから」
息子を受け取り、胸に抱える
いとおしげに頭を撫でる母親に、夫は近づき耳許で囁く







「早くつくろうな」



幸せは増え続けた


66 :名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 12:38:22 ID:3+A2AILC
ロック「ただいまー」
娘、息子「パパおかえりなさーい!」
レヴィ「おう」
ロック「いい子にしてたか?」チュッ
息子「うん、今日も幼稚園でいっぱい遊んだよ!」
レヴィ「またやんちゃしてバラライカさんとこの双子泣かしやがったんだよコイツは!」ペチッ
息子「いたっ!だってヘンゼルくんが…っ」
ロック「まあまあ、たかがかわいい子供の喧嘩だ、いいじゃないか。」
レヴィ「ったく…お前はいつもガキに甘ぇんだよ。
…まあ大したことなかったんだけどよ」
娘「それよりパパ、明日はお休みだから、
今夜は一晩中一緒にゲームする約束よね!」
レヴィ「…!」ぴくっ
息子「あーっ、僕もやるぅー!」ロック「ああ、そうだったな。
だけどその前にご飯とお風呂だぞ!」
娘、息子「はあーい!!」
娘「わたしパパとお風呂入るーっ」
息子「あーっ、お姉ちゃんずるい!!!
僕がパパと入るんだよ!!」
ロック「こらこら、喧嘩するなよ。三人一緒に入ればいいだろ」
息子「はあーい」
ロック「…じゃあリビングまで競争だー!!!」
娘、息子「きゃーっ!!!」
だだだだだだーっ

レヴィ(…今日は久々にゆっくりヤろうと思ってたのに…
あンの糞ガキども!!!!)


ロック「レヴィ、ご飯食べないのー?」
レヴィ「っるっせーな、今から食うよ!!!!」


この後意味もわからず八つ当たりされるロックと子供たちなのでした、ちゃんちゃん

68 :名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 15:19:49 ID:UHVD86hk
レヴィ、子供ができたら、自分の子供時代のような辛い思いはさすまいと
必死に頑張るかもしれん。
ロックも大家族なのに親兄弟との関係が希薄っぽいから、(ロックの思い込みかもしれないが)
子供の事は気にしそう。
子供に着せる服の趣味で喧嘩しそうだけど。
ロ・レ「こっちの服がいい!」
子「…自分で選ぶ。」

71 :名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 07:13:14 ID:mZfTAV7y
>>68みたいなのもいいな。
レヴィたんはガサツながら子煩悩の愛情深い親になるようん。
ロックや仲間を大切にしてるし自分と似た境遇のファビを気にかけてやったりしてるし。

下手したら闇の世界とは全く縁のない、普通の幸せな日常生活を送らせてやる為にダッチの遠い知人とかに紹介してもらって良い家庭に手放したりしそう。
でも時々仲間の目を盗んで一人でこっそり子供の顔を見に行って複雑な気持ちになる。
そんな夜はロックが激しく慰める。


354 :名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 16:56:35 ID:oNIjQa1B
船から船へ軽々と飛び移ったりするところもな。

関係ないけど昨日から地元で祭りやってるんだが、レヴィたん金魚すくいで熱くなりそうだとオモタ。

355 :名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 18:01:18 ID:1UoFdDMS
金魚にげてー

356 :名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 18:21:18 ID:v4C08rzb
てんめーこのクソ出目金!
オラッ!さっさと捕まれってんだ!
ヘイ!ロック!オマエも早く手伝えよッ!!
ジルバだ、踊るぜッ!


金魚「ギブだってマジ ギブギブ!」

364 :名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 22:02:40 ID:/mMvQHA0
>>356


ロ「レヴィ、金魚が怖がって逃げてるよ・・・」

レ「うるっせぇな・・・こいつらたかが魚の癖して・・・オリャッ・・・糞っ!また破れやがった・・・!おいオヤジ!!これわざと薄くしてんじゃねぇのか?」


ロ「全く、力任せにやったって駄目だよ・・・こうやってポイを斜めに入れて・・・と・・・ほら取れた!!」

レ「・・・チッ!!」

ロ「はい、欲しがってた出目金」


レ「いらねぇよそんなモン」


ロ「金魚は海水じゃ死んじゃうからね」


レ「分かってるよ・・・」




後日





レ「出目吉〜最近ロックの野郎が構ってくれなくてよ〜聞いてんのかよ〜?出目吉〜」








こうっすか?

366 :名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 00:58:03 ID:u+nRMNpf
レヴィ「もう一回!もう一回だッ!(´;ω;`) 」

オヤジ「もうポイねーよネエチャン。金魚ならやるからもう勘弁してくれよ」

ロック「−y(´ー`)。oO○」


369 :名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 14:58:45 ID:/quV6cEq
出目金レヴィたんにほのぼのしながら大尉と軍曹。
8巻の大兄と大尉の撃ち合いの前、ドレスを選びながらとでも思ってくれ。

〜93年の同志軍曹〜

「同志軍曹、これはどうだ、似合うか」
「はい、とても」
「……女性にはもっと気の利いたことを言うものだ」
「……申し訳ありません」
(大尉…!)(大尉…!!)(軍曹のアホ…!)(軍曹のニブチン…!!)
「同志軍曹、これではどうだ、似合うか」
「はい、とても」
「…………(やはり軍曹に期待するのは無理があるのだろうか)そうか」
「ソーフィヤ」
「!」
「とても、お似合いです」
「…………そうか、ならばこれに決めるとしよう」
(大尉!)(大尉がデレた!)(軍曹のバカ!!)

おそまつ。


386 :名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 00:03:12 ID:faZEbtba
レヴィとファビオラはなんだかんだで仲がいい気がする

388 :名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 07:41:22 ID:AK0vZBuE
>>386 
双子編の時「ガキじゃねえんだから一人で行け」みたいなこと言ってたけど、相手が本当に子供だったら送ってってあげたのかなーなんて思った。
特にファビオラにはやたらと構いたがるしw

レ「ヘイ、ジャリ。まだこの辺の道わかんねぇんだろ?送ってってやるよ」

ファ「馬鹿にしないで下さい!迷子になるような年ではありません」

レ「まぁそう言うなよ。ガキの癖に素直じゃねえなあ」

ファ「(カチン)結構です!余計なお世話です!」

レ「この辺りお前の嫌いな臭ぇおっさん共がうようよしてるぜ?関わり合いたくねえんだろ?」

ファ「・・・ま、まぁ何かあったら若様にご迷惑をかけてしまいますし・・・仕方ありませんね」

レ「さっさと行くぞチビ(ポンポン)」

ファ「子供扱いしないでくださいまし!」


396 :名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 22:14:08 ID:az5m4UuV
「そんなに恋しいならニホンへ帰っちまえ」
「言うなよ。ミソとショーユは日本人の心だ!魂だ!」
「…アホか」
「迷惑かけてないだろ」
「あ?バンコク来るたびにバカ高ぇ上にクソ重いモン買い込みやがって」
「それだけの価値があるんだ。米〜、味噌〜、醤油…めんつゆ、素麺…梅干…かつおぶし。あとは焼きのり…佃煮でもいいけど…レーヴィー」
「荷物増えたって持たねぇかんな」
「違うよ。のり、焼いたのと煮たの、どっちがいい?」
「ノリ…?あの黒いのか?……あー……………………チキンと巻いて揚げたのはうまかったな。ビールにあう」
「じゃあ焼きのりにしよう…ていうか両方買ったっていいか…って、見て!!大根だよ!!牛蒡もある!!長芋も!」
「…………………………。」
「ああぁぁぁああ…塩鮭だぁ……何でもある…伊勢丹より安い…!レヴィ!!明日の朝メシ楽しみにしろよ?」
「ぁあ??何だって???さっさと―――」
「白いメシ、焼きのり、みそ汁、焼き魚…卵焼き、納豆も買おう!」
「……あああああうぜぇ………………って、…ナットー……?」
「どうした?」
「ナットーは……駄目だ……絶対!!」
「嫌いなら無理して食わなくたっていいよ。」
「そうじゃなくて何つーかよ…と…とにかく駄目だ!食ったら殺すからな!」
「…え…俺も????…どうしてだよ」
「どうしてもだよ!」
「わかるかよ、ちゃんと言わないとレヴィのメシに毎回納豆入れるぜ。納豆ピザ、納豆オムレツ、納豆ヌードル…」
「はっ…お前んち行かなきゃいいだけだろ」
「なら俺もレヴィの部屋には行かない」
「…………はぁ?別に来てくれなんて頼んでねぇよ」
「えぇえ?流しにカビはやしたり虫が湧く度に手伝えって言ってくるのはどこの誰だ?この間なんてゴミの中を裸足で歩いて足切ってたよな」
「……………………ちっ」
「あとはテレビが映らなくなったとか、シャワーから水しか出ないとか……甘えたいときなんかだと――」
「あーうるせぇうるせぇ!………だぁかぁらぁ……とにかくやなんだって!」
「だから何が?お前が食わなきゃいいだけだろ!」
「……だから…………く……食った後キスされんのがイヤなんだ!」
「…え…あ……ぷっ…く…ははハ…はははは…はははハははっ!」
「…死ぬか?」
「はは……ごめ…はは…あー………オーライ!ならちゃんと歯を磨いてマウスウォッシュする」
「………そんなんじゃやだ」
「どうしても?」
「ああ。どうしたって我慢ならねぇ」
「なら仕方ない、やめよう。キスしたいし」
「ふん」
「あ!なー!!」
「あ?」
「あれ見てー、あれー」
「……どこだよ」
「ほら、あそこ、あの棚の二段目」
「………あ?」
「…チュ」
「あqwせdrftgyふじこlp;」
「ごちそうさま」


415 :名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 10:05:11 ID:5NLWFm1R
レ「ダッチ!大変だダッチ!ロックの奴、腐った豆食ってたぞ!!
あんなもんストリートチルドレンでも食わねえぜ?!凶悪な臭いを放って大量に糸ひいててよ、それはそれはひでえ有様だったぜ…
別に良いモン食わせてやれとまでは言わねえけどよ、せめてマトモな人間の食いもん食わせてやれよ……そんなにアイツにシケた給料しかやってなかったのか?
ベニー、悪いが胃薬買ってきてやってくんねえか?漢方胃腸薬なんかだと助かるんだが。いや飲み過ぎじゃねぇ、食中りだ」

ロ「あれベニー、買い物行くのかい?だったらついでに鰹節と八丁味噌ときゅうりの糠漬け買ってきてくんないかな」

ダ&ベ「…………」


481 :名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 13:29:14 ID:GMIu4JI3
「レヴィ、昼メシ何食いたい?」
「……そーだな……マック!」
「…ぇ?」
「マック入ろうぜ。ダブルマック食いたい。コークとポテトはスーパーサイズだ」
「……………半年ぶりにバンコクまで来たんだからさ、もっといいもん食わないか?」
「うるせぇ。ガキの頃はダブルマックなんてモン食えなかったんだよ。スーパーサイズなんて夢のまた夢だ」
「ていうかバーガーもポテトもいつも食ってるだろ?」
「けどロアナプラにマックはねぇ。あたしはマックが食いたいんだ」
「…………わかったよ……………あーあ、せっかくリサーチしたのに…」
「何か言ったかぁ?」
「いや、別に」
「ふーん(ニコニコ)」
* * * * * *
「アメリカのスーパーサイズと違う。………もっとこう、デカかったように思うんだ」
「これでも十分だと思うけど…それにアレだよ、子供視点だからデカく見えたとか、そういうのかもよ」
「まぁなぁ…けど、そういうんじゃねぇんだよ、何つーかさ…思ってたのと違うっつーか…夢敗れたっつーかさ…」
「言いたいことは解るよ。俺も子供の頃、ファミリーサイズのアイスを全部食ってみたかった。ほら、ナゲット食うか?」
「食う」
「ケチャップ?マスタード?」
「?……あー…ケチャップ…」
「オーライ。ほら、あーんして…」
「は!?………じ、自分で食う!」
「照れなくてもいいよ。」
「照れてねぇ。呆れてるだけだ」
「そう」
「ああ(パクッ)」
「うまい?」
「…ん?普通。にしても、ジャパニーズと白人ばっかだな」
「まぁ、夏休みだからね」
「ふーん」
「それより、ポテトくれよ」
「いいぜ、食いなよ」
「そうじゃなくて。あーん…」
「…………馬っ鹿じゃねぇの?」
「ケチャップつけてな」
「…………………………………………………………………ちっ………ほらよ」
「……うん、うまい。なんかいいね、こういうの」
「そうかい」
「ああ。ロアナプラじゃできないだろ?」
「当たり前だっての」
「せっかくだし今から服買って、夜はウマいもの食ってウマい酒飲もうよ?」
「誘うからにゃ、お前持ちか?」
「……あー、まー…そうだね」
「窮屈なのは着ないよ」
「わかった。……楽しみだな」
「ふん」
* * * * * *
「……結局どこで飲んでも同じなんだ…いいムードの店でしっとり飲んでそのまましっぽりといきたかったのに…そのためにわざわざ10000バーツも出してコーディネートしたのに…そりゃ可愛いけどさ…(ブツブツ)」
「あー?なんらってー?」
「何でもないよ。おい、ちゃんと真っ直ぐ歩けよなー」
「ぅりゅへー!」
「レーヴィ!!!宿はソコを右だ!」
「わーってんだょ!ぶわぁぁか!…ぁぁぁああああああっ!ミろよ、犬が小便してやがる!きゃははははははははっ」
「………あーはいはい……………………はぁ…………(俺、この後勃つ自信無い…………)」
「はははははは………よぉロック!」
「何?」
「たのしかったな!(ニカっ)」
「…………そうだな…(俺、まだイケる…)」


518 :名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 16:54:43 ID:iuIpG+Bz
「なあロック…。」

「どした、レヴ…。」

俺の声を遮る銃声。
腹に感じる、熱さと鈍痛。
俺はその場に崩れ落ちる。

「ロックが悪いんだぜ?
 …正常位はでえっきれえだ、って言ったろ?」

「…もしかして、今日は女の子の日かなんかか?」

俺は、痛さをこらえて必死に声を絞り出す。
腹の熱い箇所に当てた手が、ヌルヌルする。
心臓の鼓動に合わせて、傷口から血が吹き出しているのがわかる。

「糞みてえなジョークは、まだ言えるんだな。
 生理なんてもう3ヶ月も来てねえよ…どこかの王子様のおかげでな。」

「…!」

「あたしにゃ、お前と楽しい家庭を築くなんてこと、できそうにねえ。
 守るべきものなんか、あたしたちにはあっちゃいけねえんだ。
 あたしたちは歩く死人なんだからよ…人並みの幸せなんか夢みちゃいけねえ。
 そんなことを一瞬でもあたしに考えさせるお前が、ロック、あたしにゃ怖いんだよ。」

「っく…そうか…俺の子か…。」
「じゃあなロック。
 もうすぐ後を追うてめえのガキと、せいぜい天国で親バカやってくれ。」

もう二発、部屋に響く銃声。
それ以来、俺の意識はぷつりと消えた。
後には、なにも残らなかった。

519 :名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 12:15:59 ID:ykvxmEZy
チクショウ
GJと言わざるをえん
ハードな悲しい展開も、あの世界の魅力だからな












でも、嫌なんで勝手に蛇足
当然>>518さんとは何の関係もないです

520 ::2009/08/22(土) 12:18:10 ID:ykvxmEZy
ドン、ドン!!


「グエッ!?」
腹部への鈍い衝撃で目をさました
「「パパ〜〜〜!!
起きて〜〜〜♪」」
ベッドに飛び込んできた子供たち
幼子特有の甲高い声が、寝惚けた耳に突き刺さる
「コラッ!」
まだ寝床に未練のある俺は、揺さぶる娘と息子をヒッ捕まえ、布団に引きずり込んだ
「「キャ〜〜〜〜♪」」
最初は暴れたが、懐に捕まえてると、娘は直ぐに寝息をたて始めた
同じく隣では、妻の胸の中で息子が捕まっている
「もう少し眠れる?」
「そうだな
この子たちも甘えに来てるんだし」
胸の中にうずまる息子の頭を、愛しげに撫でる彼女
本当に宝物かのように、子供たちを見つめている
スッ……
手を伸ばし、彼女の目尻を拭う
濡れた指を舌で舐めとった
彼女も手を伸ばしてくる
パジャマの下、俺の腹に残る弾痕
いつも彼女はそこを撫でた
自らの罪を確認するかのように……
「……なあ」
「大丈夫」
俺の答は同じ
「幸せのおツリみたいなもんだ」
「ウン……」
返事はするが、青ざめた顔色は変わらない
小刻みに震えながら、俺の傷をいつまでも撫で回している
ギュッ
俺はその手を掴まえた
昔はガチガチに硬かった掌が、今ではすっかり柔らかくなっている
不安気な瞳で見つめる彼女
「レヴィ」
子供達ごと彼女を抱き寄せ、首を伸ばして唇を奪う
「幸せか?」
「……」
「俺は幸せだよ」
「……」
返事は返ってこない
レヴィは嗚咽を殺すので精一杯だったから

柔らかい朝日に包まれた寝床の中
『こいつらが今起きたら大変だな……』
幸せに満ちた涙を流し続けるレヴィの髪を撫でながら、俺はぼんやりと考えていた……






525 :無題:2009/08/23(日) 01:48:46 ID:Mt89b12/
今まで何度、レヴィと身体を重ねただろう。
何度、締まった筋肉を薄く脂肪がコートした、野生動物のようなこの身体を味わっただろう。
何度レヴィの、オンナとしてのこんな声を聞いただろう。

俺が腰を突き上げる度に、レヴィはスピッツが鳴くような声を立てる。
対面座位の姿勢で、俺はレヴィの背中を抱きながら、互いのタバコ臭い唾液を混ぜ合わせながら、貪るようにキスを交わす。
ほとばしる汗が、シーツに染みをつくる。
レヴィの髪がバサバサ揺れ、汗だくの背中に張り付く。

股と腰の筋肉をフルに使い、俺は機械のように動き続ける。
最初の、レヴィに快楽を与えるための動きから、いつしかそれは俺自身の快感のためのそれに変わり始めている。

背筋を流れる電流。
反り返ってしまう背中。
脈打つ、俺のそれ。
一滴残らず俺のそれから遺伝情報を絞り出そうと激しく収縮する、レヴィのそこ。
出てしまう声。
激しさのピークを迎え、そして段々落ち着いていく吐息。
扇風機に当てられ、冷えてくる汗。

二人のこんな日々はいつまで続くのだろう。
この危うい日常は、いつまで続くのだろう。

窓際のブーゲンビリアは、何も答えない。
花はただ、咲き誇っているだけだ。


533 :無題:2009/08/25(火) 00:36:58 ID:ZKP9wKeG
あの日、僕らは初めての口づけを交わした。

僕の前の君は、いつも礼儀正しくて、優しくて、そして強くて。
いつも僕のことを、そして今は亡き父のことを、第一に考えてくれて。
屋敷の皆を統率する凛々しい君の姿は、いつも輝いていて。

だけど時々眼鏡の奥で、猟犬のような、兵士のような、そんな目をして。
ときに過去に支配されてしまう、そんな君もいて。

君がいつしか薬に溺れていたことを、僕は知らなかった。
棄てたはずの過去の亡霊に、どこにいても付きまとわれていたことを、僕は知らなかった。
君がいつも追われていた幻覚の存在を、僕は知らなかった。

だけど、どんなになったって君は君なんだ。
父亡き今でも、たとえ他の使用人たちがみんな辞めていったとしても、君と愛犬さえいてくれれば、あそこにいてくれれば、僕はそれでいい。
ファビオラだって、あそこに一緒に戻ってくれる。
またみんなで仲良く暮らすことが、やっとまたできる。
僕には当主としての責任が重くのしかかるけれど、君がいれば何も怖くはない。

だから、いま帰ろう、僕たちの居場所へ。
懐かしい、我が家へ。
ベネズエラの、あの屋敷へ。


536 :名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 20:27:37 ID:IXEIo9ic
禿しく乗り遅れで恐縮だが、>>520と料理ネタで、可愛い我が子の為にキャラ弁作りに奮闘するレヴィたんを受信した。

でも子供が喜ぶキャラクターも弁当作りもさっぱりわからないもんで、ブギーマンのキャラ弁を作ってしまったという。

そして何故だか普通に男の子を兄ちゃん、女の子を妹だと思って読んでた。

539 :名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 21:25:50 ID:HNktAoJV
>>536

兄様「うわーん、怖いよー」
姉様「ママのバカー」

レヴィ「う、うるせえ糞餓鬼共!黙って喰わねえと脳天ぶち抜くぞ!!」
六「…(´・ω・`)」

まで妄想した

540 :名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 08:34:21 ID:s4XNPxnu
レヴィたんでもつくれそうなお弁当のおかず→スクランブルエッグ(ぐちゃぐちゃかき回すだけ)そぼろ(ぐちゃぐちゃかき回すだけ)、マッシュポテト(蒸かした芋潰すだけ)、ポテサラ(蒸かした芋と好きな野菜混ぜるだけ)


揚げ物は・・・台所の鉄火場か

541 :名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 10:45:15 ID:2vnnz7wG
>>540
もう少し進化させて炒り卵+そぼろ+茹でたインゲンorさやえんどう
で三色丼にしてあげてください。

「どうだロック、このベニショーガ入れれば四色になるんだぜ!
……ヘイ、どうしたんだよ? 目元なんか押さえやがって?
あー判った、旨過ぎたんだな! よォし明日も同じの作ってやっからな! 泣くんじゃねェよ!」

※香辛料の入れすぎなのかレヴィたんの心遣いが嬉しかったのかのご判断は
皆様にお任せいたします

544 :名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 19:23:01 ID:VabpD1MG
>>541

レ「三色弁当?オーライ、三色にすりゃいいんだな?
任せな、目ん玉ひっくり返る絶品弁当にしてやる!」

〜翌日〜

ロ「・・・・・えーと・・・レヴィ、、」

レ「ん?どうした?
やー、BLTやバーガーやピザも三色だったからな、簡単だったぜ」

ロ「白いご飯が基本だとは言ったけど・・・どこの世界に白飯の上にケチャップと粒マスタードとソーセージ乗せる奴がいるんだよ!大体、盛り付けの段階で味の想像がつくだろ!!」

レ「・・・っ!なっ!う、うるせえ!あんたが彩り彩り言うからあたしは・・!ジャパニーズライスの味の想像なんてつくかボケ!!Shit!」

ロ「そもそも作ってる途中でおかしいと思わなかったのかよ!常識的に考えて!」

レ「ベントーの常識なんざ知るか!お前なんか鉛玉でも食ってろクソバカ!ばぁーか!!」

ロ「バカって言うな!!」

ダ「痴話喧嘩なら下宿かホテルのスイートでやってくれ、お二人さん」


574 :名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 13:31:56 ID:r1yDt7rj

「同志軍曹、これは何だ? 」
「ニホンのヘアクリップだそうです、大尉」
「……スティックなのにクリップか?」
「何でもある程度の髪の長さがあれば、これ一本で結い上げられるとのことであります」
「ほう。しかしこのような形状であれば、武器としても使えそうだな」
「ご明察です大尉。実際にそのように用いられたこともあるとか」
「ふむ。──同志軍曹」
「はっ」
「今日はことのほか暑いな」
「──は」
「髪を上げるには適した日和と思う」
「了解しました」
(大尉!)(大尉がノリツッコミを覚えた!)(そこじゃねェ!)

〜〜15分後〜〜

「髪が攣れてかなわん、解きたまえ軍曹」
「は」
「……どうした?」
「いえ。光栄であります、大尉」
「髪を結うことがか? それとも解くことがか?」
「両方であります」
「……──そうか」

夜会巻きのうなじはエロい。ただそれだけ。
髪を上げる・解くの意味は是非「筒井筒」でぐぐってくれ。


743 :名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 18:06:55 ID:i7eerUoF
「……」
「レヴィ、あのさ、キスする時は目を閉じてもらえないかな」
「……いちいち注文が多いんだよテメェは」
「だって髪の毛が目に入ったら痛いじゃないか」
「ったく……コレでいいのかよ」
「うん」
「……」
「………」
「………〜〜〜ッ…」
「れ、レヴィ、レヴィ?」
「──……ッぶはァッ!?」
「鼻で息していいんだよ!? 何でずっと止めてるんだよ!?」
「だったら最初ッからそう言えよこのクソッタレ!!
 大体テメェ、何秒間あたしの口を塞いでる気なんだよ!」
「何秒間とかって……キスってそういうものだろ!?」
「知らねぇよ!!(ボカッ)」
「あうっ」
「…………」
「(´・ω・`)ショボーン」
「……ヘイ、ロック」
「何だよレヴィ」
「(グイ)…………“鼻息が当たってくすぐったい”とか抜かしたら今度こそ、
 《コイツ》でテメェの尻をファックしてやるからな」
「言わないよ、そんなこと」

かわいいロクレヴィってこうですか!?わかりません!!


859 :名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 01:57:14 ID:3WZyA7kX
「なぁロック、日本語で『love』ってどう言うんだ?」

「ん?どうしたんだ急に。えーと・・・『だいしゅきぃ』、かな」

「へーなるほどなー、まぁ別に意味があって聞いたわけじゃねーけど。
んじゃあたしは帰る。ちゃんと帳簿終わらせろよ、ホワイトカラー」




レヴィ下宿

「ロック・・・だいしゅきぃ・・・//////

くはぁーーーッ!バカかあたしは・・・

・・・・・・/////あーーーーーー」

バン、バン、バン、バン、バン


「あっつ、またエアコン撃っちまったッ!クソッ!ファック!ロックのアホンダラッ!」





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