国民的RPGである同名ゲームのアニメ化作品。
ドラゴンクエストの世界観を踏襲したオリジナルストーリーです。
放送当時はドラゴンクエスト3発売済み、ドラゴンクエスト4発売前という時期だったため、ドラゴンクエスト3の世界観に近い部分が多くなっています。
放送時のタイトルはドラゴンクエストという名前のみで、後に他の作品と区別するため、勇者アベル伝説という名称がつけられました。
また、劇中では「レベル○」と話数は表示されるがサブタイトルは表示されず、新聞のテレビ欄などでのみ表記、という他のアニメでいうとBLEACHなどと同じ方式になっています。
視聴率低迷から一度作品が打ち切りになり、その後しばらくしてから続編の第2期がスタートしたという経緯がありますが、ここで紹介するシーンがあるのは第1期シリーズのほうです。
過去にVHS化されていますが、内容はTV放送分の内容を編集して短くまとめたものになっており、このVHS作品にはこのシーンは収録されていません。
魔王バラモスの居城である移動要塞ガイムに捕らわれているティアラは、移動要塞ガイムが補給のために休眠状態になったのを見計らって部屋を脱出します。
生物の体内のような構造をしているガイム内部を進むティアラでしたが、外に出る方向がわからずに道に迷ってしまい、途方にくれながら壁にもたれかかります。
そこで突然にティアラが寄りかかった肉壁が沈み込み、あっという間にティアラの全身を取り込んでしまいます。
肉壁に完全に取り込まれたティアラは、泡のようなものに包まれ、ガイムの外に排出されて脱出します。
|