同名の人気ライトノベルのアニメ化作品。
とある高校、友達を作るために結成した部活『隣人部』の活動を描いた作品です。
主人公である見た目がヤンキー風であることから友達がいない好青年・小鷹と、個性的な女性部員とのちょっと残念な青春ラブコメ。
原作のライトノベルのほかにも、コミック版、アンソロジーコミックなど幅広いメディア展開がされている人気作品です。
本作品に収録されているのは、テレビアニメ第一期シリーズ全12話の続きの内容として製作されたOVA作品。
第13話とはなっていますが、テレビ版では放送されていない内容になっています。
内容としては、テレビの続きではあるものの、1話完結の短編作品です。
基本設定さえ知っていれば、テレビアニメを見ていなくても問題なく理解できる内容です。
逆に、まったくの知識なしでは
この作品の一部に、丸呑みではありませんが、星奈が腰から下を飲み込まれる描写があります。
登場する丸呑みモンスターは、下半身に巨大な口を持つ4~5mサイズの人型モンスター。
詳しくは後述しますが、リレー小説作中の悪漢の比ゆ描写として描かれたモンスターです。
そのため、人語による会話も可能。
モンスターに下半身を丸呑みにされるのは、2人のヒロインのうちの1人、柏崎星奈。
容姿端麗、成績優秀、お金持ちと一見すると完璧な美少女ですが、友達は少ない金髪の少女。
実はギャルゲー・エロゲー好きという変わった趣味を持っています。
リレー小説作中では、水着のような露出度の高い衣装を身に着けています。
物語は、部室に隣人部メンバーが集まっているところから始まります。
部室に集まってはいるものの、ゲームや読書などみんなバラバラに過ごしている状況をみかねた小鷹。
みんなでできることをしようという小鷹の一言から、隣人部のメンバーでリレー小説を書くことに。
トップバッターとなったのは、小鷹の後輩である一年生の幸村。
小鷹を真の男として尊敬する幸村は、武士・小鷹を主人公とした時代劇風の作品を書き始めます。
そして、二番手はメインヒロインである毒舌少女の夜空。
もう一人のヒロインである星奈と犬猿の仲である夜空は、街に出た小鷹が悪漢達にレイプされている星奈に出くわす、という内容の話を書き始めます。
それを見た星奈は、
「アホかー!なぜ私が街でレイプされてんのよ!」
と猛抗議します。
しかし、夜空は抗議を意に介さず、星奈が悪漢達に罵倒されながら
「この哀れなメス豚をお助けください」
と、小鷹に惨めに助けを求めるシーンを加筆。
挙句の果てには
「オレは幼女にしか興味がないから」
と、小鷹は星奈を見捨てて立ち去っていく、と締めくくります。
ここで三番手の主人公であり部員の中では常識人の小鷹にバトンタッチ。
小鷹は、星奈を見捨てた振りをして油断させた隙を突いて悪漢達を成敗し、星奈を助け出すという内容に軌道修正します。
本アニメは18禁作品ではないため、上記のレイプシーンをそのまま描くわけにもいきません。
そのため、巨大な口を持つモンスターが、星奈の腰から下を咥え込んでしゃぶり、さらに巨大な舌で舐めまわすといった描写に置き換えられています。
丸呑み(半呑み)関連シーンは、細かく分けると以下の7シーン。
星奈が悲鳴を上げながらうつぶせ状態で下半身を咥え込まれ、唾液まみれになっているシーンの後方からの描写
上記シーンのすぐあと、「誰か助けてー!」と叫ぶ星奈の正面からの描写
モンスターに下半身を咥え込まれたまま巨大な舌で舐めまわされ、小鷹に惨めに助けを求めるシーンの横からの描写
モンスターの口奥から唾液まみれの長い舌が伸びてきて、星奈の首に巻きつくシーン
上記シーンの少し遠めからの描写
長い舌を首に巻きつけられた星奈が必死に助けを求めるシーンの星奈顔アップ
上記シーンのすぐあと、小鷹が星奈を残して立ち去るシーンの正面遠めからの描写
シーンは短いながらもよくできた良作。
美少女アニメに相当するため、キャラクターも非常に可愛らしく描かれています。
さらに、該当シーンはいわゆるサービスシーンであるため、動きも細かく描かれています。
残念なところは、やはり半呑みで終わってしまうところ。
そのため、体内描写が好きな人には物足りないでしょう。
丸呑みされるまでのシーン、ヒロインのピンチ描写が好きな人には問題なくオススメできる良作でしょう。
DVD版、Blu-ray版では収録内容に違いはありません。
手持ちの再生機器と相談し、どちらでも好きな方を選んで問題ないでしょう。
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