昭和時代から続く有名な妖怪アニメの第4期シリーズ。
主人公の妖怪・鬼太郎たちが、妖怪の引き起こす事件を解決していくという物語です。
第4期シリーズは、平成になってから作られたシリーズです。
このため、キャラクターの声をあてている声優さんが初代から大きく変わっています。
長年DVD化されていなかった作品ですが、2007年に「ゲゲゲの鬼太郎90's」という名称で全話収録のDVD-BOXが発売。
その後、2009年にバラでDVD化がされました。
第84話「怪奇!人食い肖像画」では、ねこ娘が赤いスライム状の生物に取り込まれるシーンがあります。
ねこ娘はアニメシリーズによって容姿が異なりますが、絵柄のクセが強かった昭和期に作られた作品よりも、より人間の女の子に近い姿をしています。
中学生のような容姿の第5期シリーズと比べて、第4期シリーズではより子供っぽい姿で描かれています。
「怪奇!人食い肖像画」は、画家の怨念が込められた肖像画が事件を引き起こすという物語。
この肖像画に魅入られた青年が、鬼太郎をおびき寄せます。
そして、鬼太郎は肖像画から出てきたスライム状のものに取り込まれてしまいます。
なかなか帰らない鬼太郎を案じ、探しに出る猫娘たち。
そして、鬼太郎が肖像画と青年の元に向かったことを知ります。
青年に鬼太郎を問い詰めたところで、突然肖像画から赤いスライムが飛び出してきて、ねこ娘たちに迫ります。
突然のことにねこ娘はスライムに壁まで弾き飛ばされ、そのまま身体の半分を取り込まれてしまいます。
身動きの取れないねこ娘の身体を徐々に飲み込んでいく赤いスライム。
青年を必死に説得する目玉おやじ。
ねこ娘は顔半分まで取り込まれ、苦しそうにもがいています。
青年は、目玉おやじの説得により、自分が間違っていたと気がつきます。
そして、それに呼応するかのようにしおれていくスライム。
ねこ娘の身体を取り込んでいたスライムも徐々に小さくなっていきます。
最終的には鬼太郎は救出され、肖像画は撃退されます。
全体的に、どちらかというと丸呑みというより取り込みシーンとして描かれています。
スライムといっても半透明ではないため、取り込まれている中の様子を見ることはできません。
スライム状の触手を持った肉塊といった表現が正しいでしょうか。
ねこ娘が取り込まれるシーンの尺はやや長め。
しかし、完全に飲み込まれる直前で救出されてしまうのが残念なところです。
スライム吸収ものに興味があるならばチェックしてみるといいでしょう。
以下、掲示板より抜粋
ゲゲゲの鬼太郎第4期105話「迷宮・妖怪だるま王国」にも丸呑みシーンがあります。
丸呑みされるのは猫娘で、猫娘が妖怪だるまに飛びかかった際にだるまは猫娘の腕をつかみ、そのまま勢いに任せて口の中へ猫娘を放り込みそのままゴクリと呑み込まれてしまいます。
丸呑みされた猫娘はしばらくだるまのお尻(?)から猫をモチーフにしただるまとなって噴出されます。
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