暁なつめ氏の同名ライトノベルのアニメ化作品。
剣と魔法の異世界を舞台にした、冴えない駆け出し冒険者カズマと残念な性格の女神アクアの冒険を描いたコメディ。
第2話「この中二病に爆焔を!」は、カズマとアクアが巨大カエルのジャイアント・トード討伐クエストを受けるところから始まります。
ジャイアント・トードから必死に逃げまわるカズマと、その姿を見て大笑いするアクア。
アクアは、助けて欲しかったら自分を様付けで呼ぶこと、などと好き勝手な要求をカズマにつきつけます。
カズマはなりふり構わずアクアに助けを求めますが、アクアは調子に乗り次々と要求を重ねていきます。
そして、ジャイアント・トードがいつの間にか自分に迫っていることに気付かず、アクアは上半身をぱっくりと咥え込まれてしまいます。
アクアを咥えたまま真上に持ち上げ、徐々に呑み込んでいくジャイアント・トード。
カズマはアクアを助けるため、アクアを呑み込むことに夢中で無防備になったジャイアント・トードを慌てて攻撃します。
次の場面、荒い息を吐くカズマの足元には、討伐されたジャイアント・トードと、唾液まみれになったアクアの姿が。
アクアは泣きながらカズマに礼を言います。
カズマは自分たちの手に負える相手ではないからと引き返すことを提案しますが、カエルごときにやられたのでは女神のプライドが許さない、とアクアはあくまでも戦う姿勢を崩さず。
2匹目のジャイアント・トードを発見したアクアは、先ほどのリベンジとばかりに突進。
魔力を込めた渾身のパンチを叩き込みますが、ジャイアント・トードには全く効かず。
またしても上半身をぱっくりと咥え込まれ、呑み込まれかけ、カズマに救出されます。
結果的に2体のジャイアント・トードを倒したカズマたちですが、旗色が悪いと判断し、街へ戻り一緒に戦ってくれる仲間を探すことに。
街で魔法使いのめぐみんを仲間にしたカズマたちは、再びジャイアント・トードのいる平原へ挑みます。
めぐみんの魔法詠唱の間、2体のジャイアント・トードのうち1体を引き付けることになったカズマとアクア。
前回のリベンジに燃えるアクアは例によって突進。
そして、前回同様頭からぱっくりと咥え込まれ、呑まれていきます。
アクアが呑まれている間、めぐみんは魔法詠唱を完了。
アクアを呑み込んでいる方ではないもう1体のジャイアント・トードに強力な爆炎魔法をお見舞いします。
地面にクレーターができるほどの強力な魔法を受け、ジャイアント・トードは討伐されますが、めぐみんも魔力を使い果たしその場に倒れてしまいます。
そこに、地面から新たなジャイアント・トードが出現。
動けないめぐみんはカズマに助けを求めますが、アクア同様ぱっくりと咥え込まれ、呑まれていきます。
カズマが剣を構え、呆れながらアクア、めぐみんを呑み込んでいるジャイアント・トードに向かっていくところでこのシーンは終了。
街へ戻ったカズマが唾液まみれになっためぐみんを背負い、その後ろを同じく唾液まみれになったアクアがとぼとぼと歩いているシーンに。
めぐみんは、
「カエルの中って、臭いけどいい感じにぬくいんですね。」
などと妙にずれた感想をもらします。
その後も粘液まみれのまま、3人の会話のやり取りは続き、めぐみんが強引にカズマたちのパーティーに加わる、といったところで丸呑み関連シーンは終了します。
1話の中に丸呑みシーンが複数あり、尺も長いという丸呑みファンにはうれしいエピソード。
呑まれるのがメインヒロインである、救出された後のヒロインが唾液まみれになっているシーンがあるなど、ツボをついたつくりになっております。
完全に呑まれる直前でシーンが替わり、次のシーンでは救出後になっているため、体内シーンがないのが非常に惜しいところ。
また、基本的にコメディ色の強いアニメのため、ピンチ的要素も抑え目。
細かい部分がいろいろと惜しいですが、丸呑みファンには幅広くオススメできる良作と言えるでしょう。
なお、原作小説
には挿絵1枚、漫画版では2頁のアクア丸呑みシーンあり。
余談ですが、丸呑み的には当たり作品だったため、Pixiv、ニコニコ静画等では様々な方からこのシーンをモチーフとした二次創作の丸呑み系イラストが発表されております。
以下、掲示板より抜粋(一部追記)
"角川スニーカー文庫30周年感謝祭"でこのすばの1/1ジャイアントトード(口元からアクアの両脚がはみ出している)のバルーンオブジェが展示されていたようです。
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