SYOKUのアダルトゲーム「XX of the Dead」のアニメ化作品。
突如として人間に寄生する触手モンスターが出現した世界で、生き残った者たちのサバイバルを描いたストーリー。
触手責め描写を多分に含むため、苦手な方は注意してください。
上巻は触手モンスターに襲われた学園を舞台としたパニックホラーといった内容でしたが、下巻では危機的状況に陥った人々の恋愛模様の絡まる愛憎劇といった内容になっております。
Hシーンは、モンスターとヒロインの絡みの他、男性に無理やり襲われるもの、主人公とヒロインが結ばれ愛の営み、といった風に上巻よりパターンが豊富に。
物語は、上巻の続きから。
上巻で触手モンスターの犠牲になった者たちは、触手モンスターに寄生・洗脳された状態で登場。
触手モンスターに寄生された主人公の悪友・大助は、欲望のままに夏海をその毒牙にかけてしまいます。
主人公・奉一の妹であり、上巻で触手モンスターに丸呑みにされてしまった董華も、寄生された状態で登場。
普段は抑えていた兄への愛情が暴走し、兄に近寄る他の女性を排除するため、つつじ先輩の前へと現れます。
董華はつつじ先輩に触手モンスターをけしかけますが、そこに奉一が駆け付けたことで、董華は攻撃を中断し、去っていきます。
とりあえず危機を回避した奉一とつつじ先輩は、仲間たちの元へと戻ろうとしますが、その途中で触手モンスターに寄生された大助が夏海を襲っている場面に遭遇。
夏海は、自身が想いを寄せる奉一に、あられもない姿を見られてしまい涙。
大助は奉一を挑発するようなセリフを吐きながら、窓から飛び降り去っていきます。
奉一とつつじは仲間たちが待つ教室に帰還。
そこで今までの出来事からすでに校舎は安全ではないと説明。
話し合いの結果、次の避難先が見つかるまで、交代で見張りを立ててやり過ごすことに。
場面は代わり、別の教室。
寄生された大助に連れ去られた夏海は、大助に襲われたことにより寄生され、背中から触手を生やした異形の姿に。
大助は下衆びた笑みを浮かべながら、
「夏海がこんなことになったのは奉一が夏海を一人にしたからだ」
「全部奉一が悪いから、俺と仲良くしよう」
と、夏海を追いこんでいきます。
逆上した夏海に反応した触手は、大助の頭部を貫き殺害。
人を殺してしまったことに戦慄する夏海の前に、寄生され理性の無いゾンビのようになった人たちを引き連れた董華が現れます。
董華は自分の特殊能力で寄生された者たちを操れると説明。
夏海は董華に操られてしまいます。
場面は代わり、教室の前で見張りをする奉一とつつじ先輩。
二人は危機的状況下に置かれたことで結ばれ、身体を重ねていきます。
一方、早く学園から脱出するべき、と主張していた教師の大津は、一人で脱出することを決意。
しかし、脱出の途中で董華に襲われ、寄生者たちの仲間に。
その後、奉一と仲間たちは脱出のための車のキーを手に入れるため、職員室へ。
キーを探す最中、物音を聞いた新人教師・千明。
千明は、そこで寄生されゾンビのようになった教師・大津が他の女性を襲っている場面を目撃します。
寄生された大津に見つかった千明は、触手に捕えられ、寄生体の大きな口の中へと丸呑みに。
触手モンスターの体内で千明は触手責めにされていきます。
千明の声が聞こえないことを不審に思った教師仲間・稲城は、大津に寄生している触手モンスターの口元から、千明の髪の毛だけがはみ出している場面を目撃。
とっさに身を隠し、武器になりそうな物を探し始めます。
場面は代わり、奉一とつつじ先輩。
二人の前に、ゾンビのようになった寄生者を引き連れた董華と夏海が現れます。
董華たちが寄生・洗脳されている事実を知らない奉一は、二人に近寄ろうとしますが、そこにモップの柄で寄生された大津の口を貫きながら稲城が登場。
大津に寄生していた触手モンスターは、口内の咀嚼が緩み、千明の片脚をずるりと口元からはみ出させます。
稲城はぐったりとしたゾンビ化大津から車のキーを抜き取ると走り出し、奉一たちに逃げるように指示。
董華は敬愛する兄以外はどうでもいい、と処分しようとします。
そのとき、正気を取り戻した夏海が董華を取り押さえ、奉一に逃げるように指示。
奉一は夏海たちを残していけないと躊躇しますが、夏海の説得により、董華、夏海、呑まれた千明を置いてその場を走り去る、というところで本編は終了します。
なお、スタッフロール後にて、学園の地下の部屋一面に広がった触手モンスターと、モンスターに取り込まれ触手責めを受ける女性たちの姿が映し出されます。
触手責めを受けた女性たちはモンスターの子を出産。
夏海も触手モンスターの上に寝かされ、そのままずぶずぶと沈み込むように全身を呑み込まれてしまいます。
触手モンスターは取り込んだ女性から生命力を吸収し、その力を集めて人間の少女そっくりな生命体が誕生する、という続編を匂わせるところで物語は終了します。
丸呑みシーンとしては、丸呑みにされるまで、丸呑み後の体内描写の両方の要素あり。
千明のシーンは、舌が絡みついた後、モンスターの口からの視点となり、舌に絡めとられた千明にカメラがズーム、その次の場面ではすでに体内に。
体内のシーンは、上巻の董華のシーンのような肉壁責めに近いものではなく、残念ながら少し広めの空間での触手責めとなっております。
一方、スタッフロール後の夏海のシーンでは、ずぶずぶと肉塊に沈み込んでいくだけの描写で、体内描写もなし。
千明のシーンは、体内の肉壁の描写がしっかり描かれていたり、稲城が千明を呑み込んだモンスターを発見するシーンで、咀嚼している口元から髪の毛だけがはみ出している、片脚だけがはみ出しているシーンがあったりと、丸呑み目的としても見るべき部分もあります。
DMMでは、サンプル画像として千明が丸呑みにされた後の体内シーンの一部が公開されております。
興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
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