同人サークル黒輪舞曲のアダルトノベル作品。
内容は、バグと呼ばれるモンスターと戦う変身ヒロイン・エンジェリックナースアイの活躍、そして敗北を描いたもの。
2012年冬に開催されたコミックマーケット83にて販売されたものです。
表裏の表紙のみカラーで、本編はすべてモノクロ。
ノベル作品であるため、文章が中心であり、イラストは表紙、裏表紙を入れて全9枚。
収録されているエピソードは、以下の5本。
プロローグ
アイが街でモンスターに襲われている少女を助けるシーン。
モンスターの少女への陵辱が中心で、挿絵はなし。
1章
アイがクラスメイトであり悪の変身ヒロインであるレナに敗北するシーン。
レナがアイの身体を触ってもてあそぶシーンが中心で、挿絵は1枚。
2章
レナに捕らわれ、研究施設に拘束されたアイが様々な実験を受けるシーン。
機器による責めや、媚薬効果により快楽堕ちしそうになるアイへの言葉責めなどが中心で、挿絵は1枚。
3章
捕らわれたアイの心が折れ、快楽に流されてしまうシーン。
ふたなり化したレナによる陵辱が中心で、挿絵は1枚。
外伝
アイとローパーバグとの戦闘、そして敗北シーン。
ローパーバグによる触手責め、そして敗北し丸呑み後は肉壁責めが中心で、挿絵は2枚。
外伝は、アイが海辺でイソギンチャクのモンスターであるローパーバグと戦っているところから始まります。
敵の数の多さ、足場の悪さから、徐々に押されはじめるアイ。
ついには、ローパーバグに捕まり触手責めを受けてしまいます。
媚薬効果のある毒を注入され、アイは快感に翻弄されながら体力を奪いつくされ、抵抗もできないままローパーバグに丸呑みに。
ローパーバグの体内、蠢く肉壁に全身を揉みしだかれるアイ。
事前に媚薬効果の毒を受けていたアイには、肉壁による責めは激しすぎ、延々と悶え続けるところで物語は終了します。
ノベル作品としてはまずまずのボリューム。
挿絵、表紙の絵柄はクセが少なく、受け入れやすい反面、あくまでも文章がメインであるため、特徴が薄い。
文章表現のみでも、戦うヒロインの敗北による屈辱感といったものがうまく伝わってきます。
触手責めや異種姦を連想させる表紙とは異なり、百合描写、ヒロインのピンチといった要素がメインのため好みが分かれると思われます。
丸呑みシーンは外伝のみで、文章描写は体内シーンが中心。
挿絵は体内肉壁責めシーンのものだけであり、呑まれるまでのシーンには挿絵がありません。
しかし、体内シーンは触手などの要素がなく、肉壁責めメインなところは好印象。
当たり前ですが、ノベルというジャンルのためCGを重視する方には物足りないと思われます。
体内肉壁責め、戦うヒロインのピンチ、といったものが好きな方にはオススメ。
DLsiteでは、サンプル画像3にてアイが丸呑みにされ、肉壁責めを受けているシーンの挿絵が公開されています。
興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
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