週刊少年サンデー連載の藤木俊氏の少年漫画。
高校生コーヘイの元にぐうたら女神アマテラスが降臨するところから始まるコメディ作品。
第1話は高校生コーヘイがラブレターと思わしき手紙を受け取るところから始まります。
手紙に指定された場所へ行くと、そこにはカップ麺を食べている謎の少女が。
少女は自分を最高神アマテラスだと名乗り、コーヘイを神としてスカウトしに来た、ついでにカップ麺の空容器をゴミ箱に捨てて来い、と語り始めます。
最初は疑っていたコーヘイですが、アマテラスの神の力を目にし、嫌が応にも信じることに。
そこに、アマテラスの付き人であり、美人のヤタさんが登場し、三人は食堂で改めて自己紹介から始めることに。
アマテラスはスナック菓子をつまみながら、と相変わらずだらしない態度のまま語り始めます。
アマテラスの話によると、日本には八百万の神がいるが、近年そのほとんどが真面目に仕事をしていないため、新たに人間から神をスカウトをすることになった、とのこと。
神になればモテモテになれると考えたコーヘイは二つ返事で了承。
そのとき、突然先ほどのカップ麺の空容器が突然動きだしアマテラスとコーヘイを殴打。
そして、カップ麺は、
「勝手に神を増やすだと?しかも人間ごときから!?そんな無法はゆるさねえ!」
と怒りの声を上げ、国津神・カップ麺尊がその正体を現します。
国津神たちが仕事をしないことが原因である、という事実を棚に上げ、怒りに震えるカップ麺尊は、力を解放して巨大なワームのような姿に。
それをみたアマテラスは携帯ゲームをしながらそそくさと逃げようとしますが、コーヘイはそれを阻止。
二人はいがみ合いを始めます。
そうこうしているうちに、巨大化したワームは校舎を破壊。
がれきの下から這い出してくるコーヘイとヤタさんは、ワームに頭からずっぽりと咥え込まれているアマテラスを発見します。
アマテラスは両脚をじたばたとさせて抵抗。
丸呑みにされるぎりぎりのところで、なんとか自力で脱出します。
消化液まみれになり、服が溶かされ半裸になったアマテラスに、ヤタさんは慌てて駆け寄り肌を隠します。
その後、なし崩し的に神と契約したコーヘイの力によりカップ麺尊は討伐されるところで第1話は終了します。
|