拘束、丸呑み関係の同人誌を数多く手がけるサークル、すもも堂の出版したコピー本同人誌。
2015年夏に開催されたコミックマーケット88にて販売された作品です。
近未来を舞台に、お金持ちのお嬢様が感覚をリンクする装置を使用した疑似丸呑み体験に夢中になる、という内容。
同サークルの別作品と同じく、全身拘束+丸呑みシーンがメインであり、かなりハードな内容なので、苦手な方は注意してください。
同人誌版はすもも堂サイトによる通信販売を行っています。
表紙、本編ともすべてモノクロ。
表紙やあとがきを除いた本編は全27ページ。
前作、牛肉少女と消えた女子大生と世界観を同じとする作品ですが、続き物ではないため本作品単体でも楽しめる内容となっております。
物語は、とあるお金持ちのお嬢様に遣える少女が、牛肉少女の専門店を訪れるところから始まります。
牛肉少女というのは、食用の牛肉を遺伝子操作により人間の少女そっくりの姿へと変化させたもの。
少女はお嬢様のペットの餌係であり、餌用にと2人の牛肉少女を買い、屋敷に戻ります。
餌係の少女が屋敷に戻ると、お嬢様はある準備に取り掛かります。
その準備というのは、ペットの大蛇セリーヌに丸呑みにされる疑似体験をすること。
牛肉少女に感覚をリンクさせる特殊な装置を取り付けると、自身も拘束具に似た感覚受信装置を身に着け、ベッドに横たわります。
丸呑みの準備として拘束プレイが済んだ後、いよいよ大蛇セリーヌの元に牛肉少女が差し出されます。
大蛇は牛肉少女に巻き付き締め上げぐったりとさせると、その両脚を咥え込み、徐々に丸呑みにしていきます。
一方、お嬢様は愛するペットに締め上げられ、丸呑みにされていく感覚に激しく興奮。
しかし、しばらくすると、牛肉少女が丸呑みにされて絶命したことにより、お嬢様への感覚リンクが途切れてしまいます。
数日後、すっかり回復したお嬢様は、もう一人の牛肉少女の準備を始めます。
お嬢様はまず牛肉少女に寄生生物を植え付け拘束。
しばらくして寄生生物が成長したところで、寄生生物を捕食する性質のある、もう一匹のペット、巨大な丸呑みモンスターのフランソワーのもとへと差し出します。
お嬢様は大蛇のときと同様、拘束具に似た感覚受信機を身に着けて待機。
丸呑みモンスターは牛肉少女を包み込むようにして捕食していきます。
お嬢様は大好きなペットに包み込まれ激しく興奮。
捕食行為の疑似体験が終わり、お嬢様がぐったりとしているところで物語は終了します。
同サークルの他作品同様、かなりハードな緊縛シーンを含むため、人を選ぶ作品になっております。
同サークル作品のファンならば問題なく楽しめる内容でしょう。
丸呑みシーンとしては、丸呑みにされるまで、丸呑み後の体内シーンの両方の要素あり。
どちらかというと、丸呑みにされるまでの描写に力を入れて作られている印象。
また、前作と比べると緊縛よりも丸呑みに比重を置いたつくりになっております。
絵柄や緊縛シーンに抵抗がなければ、丸呑みだけを目的としても十分に楽しめる内容でしょう。
DLsiteでは、サンプル画像1にて大蛇の丸呑みシーン直前のページが公開されております。
興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
|