キルタイムコミュニケーションから発売されたアダルトアンソロジーコミック。
ヒロインのピンチ、敗北、凌辱をテーマにした作品集ヒロインピンチシリーズのリニューアル版第1号。
出血を伴うようなハードなリョナ描写はありません。
内容は表紙のみカラーで本編はすべてモノクロ。
6人の作家による作品が1本ずつ収録されております。
本項で紹介するのは、丸呑み系作品を数多く手掛けるしーあーる氏による「神ヲ蝕ムモノ 第3話」です。
第3話とあるとおり、続き物ですので、第3話単体では全体のストーリーがややわかりにくい部分もあり。
ですが、話の区切り的には第3話からでも楽しめるようにはなっております。
第1話はヒロインピンチVol.14に、第2話はヒロインピンチVol.16に収録されております。
神ヲ蝕ムモノは、男性は死に、女性はふたなり化して理性を失ってしまうという謎の寄生体と戦う女性神官戦士アージュたちの戦いを描いた作品です。
第2話のラストで、アージュの仲間であり掛け替えのない存在であった少女シャギィの裏切りにより、神官戦士隊は壊滅。
理由を問うアージュに、シャギィはすべての真相を明かすと告げ、ついてくるように促すところから始まります。
案内された先には、教会に祀られていた神に酷似した異形の怪物が。
神と呼ばれたそれは、かつて自分を捨てた夫神への復讐のため、男性を滅ぼし女性だけの世界をつくるため寄生体を作ったと説明を始めます。
そして、仕上げとしてアージュの身体を取り込み、同化することで計画は完遂すると告げます。
神は巨大な男性器のような真の姿を現すと、触手でアージュの身体を拘束。
そして、アージュを逆さづりにすると、その下で大きな口を開けて丸呑みにしようとします。
その姿を見たシャギィは、アージュと永遠に一緒になるため自分も呑み込むように要求しますが、神はシャギィの役目は終わり用済みだと拒否。
神はシャギィを始末するために触手を刺し向けながら、逆さづりにしていたアージュを頭から徐々に呑み込んでいきます。
神の体内、アージュは全身を肉壁にみっちりと締め付けられながらも力を集中して攻撃をしますが、神には通用せず。
神は体内のアージュを我が物とするため、アージュに媚薬効果の体液を呑ませながら触手責めにしていきます。
さらに、神の力により、ふたなり化してしまったアージュの男性器を触手責めに。
アージュが諦めかけたその時、自分を産んだ神よりも愛するアージュを選んだシャギィが神の身体を両断。
アージュは救出され、新しい世界で二人で暮らしていく、というところで物語は終了します。
丸呑み関連シーンは以下の17ページ。
逆さづりにされたアージュの下で神が大口を開くシーン
アージュが頭を咥え込まれる、神の口から両脚だけ、足先だけはみ出しているシーン
アージュが神の体内で全身を肉壁にみっちりと包み込まれる、体内から力で攻撃、口を触手で塞がれるシーン
肉壁にサンドイッチされながら媚薬効果の体液を飲まされるシーンが2ページ
アージュが秘所への触手責めを受けるシーンが6ページ
ふたなり化したアージュが男性器への触手責めを受けるシーンなどが6ページ
シャギィにより神が切り裂かれ、肉壁に埋まっているアージュと対面するシーン
商用誌ということで、絵レベルは高め。
低めの価格設定の割に、収録作品6本となかなかのボリューム感があります。
丸呑みシーンとしては、丸呑みにされるまで、丸呑み後の体内のシーンと両方の描写がありますが、どちらかというと体内描写がメイン。
丸呑みシーンの体内描写は、序盤は肉壁責めで途中から触手責めに。
丸呑み関連の同人誌を複数手掛ける作者の作品だけあり、丸呑み描写はしっかりと描かれております。
ふたなり描写がメインの作品であり、好みが分かれると思われます。
同氏の作品でいうと、箝口令8やゆっきー発情期などが近いでしょうか。
ふたなり描写が受け入れられるのならば、丸呑みだけを目的としても十分に楽しめる作品と言えるでしょう。
DLsiteでは、サンプル画像2にて丸呑みシーンのものが公開されております。
興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
本項で紹介した「神ヲ蝕ムモノ 第3話」のみの単品販売版もあり。
詳細は神ヲ蝕ムモノ 第3話を参照。
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