キルタイムコミュニケーションから発売されたアダルトアンソロジーコミック。
戦うヒロインのピンチ、敗北、凌辱をテーマにした作品集の第3弾。
出血を伴うようなハードなリョナ描写はありません。
内容は表紙のみカラーで本編はすべてモノクロ。
6人の作家による作品が1本ずつ収録されております。
本項で紹介するのは、その中の一つ、chaccu氏の「淫妖蟲 蝕 ~凌辱島退魔録~孕ミ堕チル少女達 第二話」です。
第二話とあるとおり、この作品は続き物ですが、あらすじやキャラ説明があるため、第二話から読んでも問題なく楽しめる内容になっております。
ワーム型妖魔に丸呑みにされるのは、主人公の妖怪退治屋3人組の一人、武(たける)。
男性のような名前ですが、れっきとした女性。
眼鏡をかけた大人っぽい雰囲気の女性です。
過去に妖魔に凌辱を受けたことにより『蟲憑』と呼ばれる症状になり、稀に発情状態になってしまう発作を持ちます。
「淫妖蟲 蝕 ~凌辱島退魔録~孕ミ堕チル少女達」の物語は、主人公である妖怪退治屋のヒロインたちがとある島を訪れるところから始まります。
神隠し事件を解決してほしいという依頼を受けた武(たける)、深琴(みこと)、水依(すい)の3人。
島の調査に出発する前に宿で一晩を明かすことに。
宿では武の発情発作が発生するものの、武は身体を沈めます。
翌日、島に到着した3人はそこで妖魔の集団と遭遇するも難なくこれを撃退。
しかし、老人に化けた妖魔に気付かず、武、水依の2人は連れ去られてしまいます。
捕らわれた2人は別々の場所で、壁から生えた触手に拘束されています。
水依は老人たちに胸に薬品を塗り込まれ、ムカデのような虫に胸を責められてしまいます。
一方、拘束された武の前には、妖気をまとった謎の少年が現れます。
武の『蟲憑』を治すかわりに自分たちの仲間になるように交換条件を持ちかけます。
仲間のためにその条件を一蹴する武ですが、少年は
「その仲間想いのかっこよさに免じて」
と蟲憑を治すと宣言。
武は巨大なワームに頭からぱっくりと咥え込まれ、丸呑みにされてしまいます。
ワームの体内触手責めにされる武。
その後、無事に武は吐き出されますが、粘液まみれの自分の姿が子供に戻っていることに気付き驚くところで第2話は終了します。
丸呑み関連シーンは以下の7ページ。
武の頭上でワームが大口を開けているシーン、
ワームの口から武の両脚がはみ出しているシーン、口内で武が困惑しているシーン
体内触手責めシーンが3ページ
身体が子供に戻った武が脚からゆっくり吐き出されるシーン
粘液まみれの自分の身体をみて驚くシーン
商用誌ということで、絵柄のレベルは高め。
低めの価格設定の割に、収録作品6本となかなかのボリューム感があります。
丸呑みシーンとしては、丸呑みにされるまで、丸呑み後の体内のシーンと両方の描写があります。
しかし、丸呑みシーン自体より丸呑み後の触手責めがメイン。
頭からぱっくり咥え込まれ口元から脚だけがはみ出す、粘液まみれで吐き出される、などのシーンはあるものの、純粋に丸呑みシーンだけを目的とした場合は物足りないかと思われます。
DLsiteで公開されているサンプル画像には、残念ながら丸呑み関連のものは含まれておりません。
体験版として立ち読み版が用意されており、物語の一部を試し読みすることができます。
丸呑み関連のものはありませんが、作者の画風や作品の雰囲気などは確認できるので、興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
本項で紹介した「淫妖蟲 蝕」のみの単品販売もあります。
詳細は淫妖蟲 蝕(単話)を参照。
あちらの項にはサンプル画像として丸呑みシーンのものが閲覧可能となっております。
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