丸呑み関係のCG等を多く手がけるゼムリカ氏のサークル、ゼムリボンからの成人向け丸呑み合同誌です。
2017年9月に開催されたりょなけっと8にて販売された作品。
内容は、11人の同人作家による丸呑み短編漫画、およびイラストの詰め合わせ。
販売されたイベントの関係上、一部に激しい出血描写などがあるため、苦手な方は注意してください。
ちなみに、Iskembe(イシュケンベ)はトルコ語で腹、胃の意味。
また、動物の胃袋、臓物を使ったスープ料理の名前でもあります。
表紙のみカラーの本編白黒。
漫画が8作品、イラストが3作品収録されております。
2人の赤ずきん AwA
童話の赤ずきんをモチーフにした物語。
出血描写はないものの、赤ずきんが骨を折られるリョナシーンがあります。
物語は、赤ずきんの少女が病気のおばあさんのお見舞いに行くところから。
童話と同様、おばあさんに化けた狼娘に、
「どうしておばあさんのおくちは大きいの?」
と質問し、狼娘は、
「お前を食べる為だよ」
と、大口を開けて赤ずきんに迫ります。
狼娘は赤ずきんを食べようとしますが、狼娘の口のサイズには赤ずきんは大きすぎて食べることができず。
そこで、狼娘は赤ずきんを抱き寄せると、手足の骨を折り、その場に正座させるような体勢に折りたたんでしまいます。
そして、再び大口を開けると、正座したまま動けない赤ずきんの頭からぱっくりと咥え込み、そのままずるずると丸呑みに。
その後、狼娘が赤ずきんに化けて猟師のおじさんと暮らす、というところで物語は終了します。
骨を折るシーンはあるものの、出血などの描写はなく、見た目も赤ずきんが正座させられているだけ、といった描写なので、リョナ描写が苦手な方でも受け入れやすいかと思われます。
丸呑みにされた後の体内シーンはありません。
まるかじりモンスター 池下真上
森に棲むまるかじりモンスターと呼ばれる魔物に、女勇者たちが丸呑みにされているイラストが1枚。
モンスターの紹介文があるのみで、特に物語はありません。
(名称なし) くらら
少女がラミアに丸呑みにされるシーンのイラストが1枚。
よくあるラミア下腹部の捕食口から、ではなく上半身の人間部分の口からの丸呑みです。
少女の身体が溶かされているシーンがありますが、出血描写はありません。
(名称なし) 二等辺
マッドサイエンティスト女博士とその助手たちが少女をさらい、小人化薬の実験台にするという物語。
軽度の出血描写と、骨が折られるリョナシーンがあります。
物語は、少女がマッドサイエンティストたちに捕まるところから。
妙にハイテンションな女博士たちに囲まれ、拉致された少女は自分の状況がわからず困惑。
そして、妙なテンションのまま女博士に小人化薬を飲まされてしまいます。
薬の効果で手のひらサイズになった少女。
「お人形さんみたーい」
と、小さくなった少女の可愛さを愛でながら、実験の成功を喜ぶ女博士たち。
ですが、小人化した後のことは考えておらず、どうしようかと相談を始めます。
そこで助手の一人、光が小人化した少女を食べてみたいと言い出します。
女博士たちはやんわりと止めようとしますが、光はお構いなしに、少女の下半身を咥え込みます。
小人化した少女は泣き叫びますが、首から下を咥え込まれた状態で身体を噛まれ吐血。
そして丸呑みにされ、食道内で肉壁に締め付けられ骨を折られながら胃袋へと運ばれていきます。
小人化された少女が胃袋で消化されていく、というところで物語は終了します。
小人化した少女が噛まれる、食道の蠕動により骨が折られるシーンがありますが、出血描写は口から血を吐く程度。
リョナ耐性がなくてもなんとかなるレベルかと思われます。
慈界誘引体 みしま
とある森の調査に来た女隊員がワームに襲われるという物語。
丸呑みにされた後に胃袋内で消化されていくややグロテスクな描写があります。
物語は、女隊員が「オバケが出る」と通報があった森の調査に赴くところから。
通報があったから仕方なく来たがオバケなんていないだろう、と無警戒のまま森を行く女隊員。
すると、背後の地面が割れ、巨大なワームのモンスターが現れます。
警戒していなかった女隊員は不意打ちを受け、地面に叩きつけられてしまいます。
そして、ダメージで身動きが取れない女隊員はワームの触手に捕まれ、頭殻じゅるじゅると丸呑みにされてしまいます。
ワームの胃袋の中、胃液の催眠効果によるものなのか、女隊員は妙に安らいだ気持ちになり、
「ずっとここに身を委ねていたい」
と思うように。
女隊員は胃袋内で身動きもできないまま、徐々に消化されていきます。
その後、女隊員を消化したワームの姿が女隊員そっくりに変化し、そのまま森を歩いていく、というところで物語は終了します。
丸呑み後のシーンに2コマほど足が溶かされ皮膚がただれているシーン、脚の一部が溶け骨が見えているシーンがあります。
山ガールの密かな愉しみ みやうち
山の散策が趣味の少女、繭の趣味を描いた物語。
丸呑みにされた妖精が噛みつぶされ、内臓がはみ出すというグロテスクな描写があります。
物語は、山ガールの繭が虫取り網を片手に森の中をいくところから。
お目当ての場所についた繭は、虫取り網を一閃。
すると、そこには三匹の妖精の姿が。
実は繭の趣味は、妖精を捕まえて食べること。
手始めに蝶のような羽を持つ鱗翅タイプの妖精を掴みあげ、その羽をむしり取ると口の中へ。
鱗翅タイプの妖精は口の中で噛みつぶされ、お腹から内臓がはみ出し絶命。
そしてそのまま丸呑みにされてしまいます。
次に手に取ったのは蜉蝣(かげろう)タイプの妖精。
先ほどのように羽をむしり取り、指で摘み上げ口の中へ。
今度は先ほどのように噛みつぶしたりせず、舌の上で暴れる妖精の様子を楽しんだ後に丸呑みに。
妖精は肉壁に包まれながら食道を運ばれ、胃袋の中へ。
最後に残された甲虫のような甲冑タイプの妖精は、生食はできないからとそのまま持ち帰り帰宅。
そして、自室で育てている食虫植物の餌として差し出します。
食虫植物は大蛇のような口で妖精の頭を咥え込むと、そのまま徐々に丸呑みに。
その様子を見ながら繭は別の妖精を手に取ると、また羽をむしり食べていく、というところで物語は終了します。
噛みつぶされるシーンがあるのは、最初の一匹目の妖精のみで、他の捕食シーンはすべて丸呑みとなっております。
2匹目の妖精が呑まれた後の胃袋内のシーンにて、噛みつぶされた妖精が胃袋内で無残な姿となり消化されている描写があります。
八尺様と俺 ばんこく堂
モンスター娘が少年を丸呑みにするというもの。
被食者が男性のため説明は割愛。
唄声 ゆきすけ
ラミアが大きくなったお腹を抱えながら、その場に座り込んでいるイラストが2枚。
差分イラストは、大きくなったお腹を透過して、体内で少女がもがいているシーン。
大きくなっているのは、ラミアの蛇体部分ではなく、人間部分のお腹の方です。
まとめていただきます 雪瀬みこの
巨大なモンスター娘が、獣耳の少女たちを次々に丸呑みにしていくという物語。
女性器から、お尻からの丸呑みという特殊な描写を含みます。
物語は、巨大なモンスター娘が、獣耳の少女の一人を口、女性器、お尻から丸呑みにするところから。
その様子を間近で見せつけられ、さらにお腹を押し付けられた別の獣耳の少女は、お腹越しに仲間たちがもがいている様子を感じ取ります。
そして、その獣耳の少女も、モンスター娘に摘み上げられ、口の中へ。
モンスター娘のお腹が大きく膨れ、その胃袋の中に6人もの獣耳の少女たちが押し込められている、というところで物語は終了します。
RY&GU
からくり人形が少女を丸呑みにし、その少女の姿に成り替わるという物語。
捕食者がからくり人形であり、体内に呑まれた少女はからくり機構に押しつぶされる、という丸呑みとはちょっと外れた展開のため、説明は割愛します。
ゼムリカ
蜘蛛のモンスター娘に捕らわれた小さな妖精の物語。
出血などを含むハードなリョナ描写はありません。
物語は、小さな妖精が蜘蛛の巣に捕らわれてしまうところから。
妖精が巣から逃れようともがいていると、
「獲物がー♪かかったよー♪」
とご機嫌な様子で蜘蛛のモンスター娘が登場。
妖精は摘み上げられると、蜘蛛のモンスター娘の口の中へぱくりと咥え込まれてしまいます。
口の中で舐めまわされ、咀嚼され、唾液まみれにされ、
「食べないでぇえ!なんでもするからぁあ!」
「みんなぁッ!たすけてぇ!」
と泣き叫ぶ妖精。
蜘蛛のモンスター娘は、口の中から妖精を摘み出すと、食べないでやる代わりに、妖精の仲間がいるところへ案内するように取引を持ちかけます。
しばらく後、妖精の仲間の元へとたどり着いた蜘蛛のモンスター娘。
仲間たちが次々と呑み込まれていく様子を見せつけられ、妖精は罪悪感から涙を流します。
ある妖精の仲間は羽をちぎられ丸呑みに。
次の妖精の仲間は、仲間を売った妖精への罵倒の言葉を吐きながら呑まれ、喉で肉壁にぐにゅぐにゅと締め付けられ丸呑みに。
次の妖精の仲間は、仲間を売った妖精へ「たすけて」と手を伸ばしながらも丸呑みに。
蜘蛛のモンスター娘の胃袋の中では、先ほどの3匹の妖精の仲間たちが押し込められています。
その後、お腹を大きく膨らませた蜘蛛のモンスター娘は、仲間を売った妖精を連れて去っていくというところで物語は終了します。
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