同人サークル燈風屋の丸呑み同人誌。
2019年夏に開催されたコミックマーケット96にて販売された作品です。
内容は、丸呑み関連のショートストーリーの3作品詰め合わせ。
出血を伴うようなリョナ描写はありません。
表紙のみカラーで本編はすべて白黒。
表紙やあとがき、設定資料を除いた本編は全29ページ。
タイトルに4とありますが、1〜3作目とは全く関連性はありません。
小話1 親友の腹の中で
少女カナメと親友のヴァネッサによる百合的な丸呑みを描いた作品。
ミッションにより海底ダンジョンを訪れていたカナメとヴァネッサ。
途中、カナメはタコのような姿のモンスター娘に変えられてしまうハプニングがあったものの、なんとかミッションを完了。
しかし、転送装置が破壊されており、海底ダンジョンに取り残されてしまいます。
そこで、モンスター娘となったカナメは、脱出のための手段を提案します。
それは、カナメがヴァネッサを丸呑みにして、お腹の中にいれたまま泳いで地上へ戻るというもの。
他に方法がないことから、しぶしぶ了承するヴァネッサ。
カナメは腹部の捕食口を大きく開くと、ヴァネッサの頭を咥え込み、
「いいねヴァネッサ!柔らかくて美味しいよっ」
と、ノリノリでヴァネッサを丸呑みにしていいます。
お腹を大きく膨らませたカナメは、脱出のため海の中へ。
カナメの胃袋の中、親友のお腹の中にいるという状況と、全身を揉みほぐしていく肉壁の感触により昂っていくヴァネッサ。
しばらくして地上へと着いたカナメですが、胃袋の中のヴァネッサは安心感からぐっすりと眠っています。
「着いたなら出して?」
というヴァネッサに対して、自分は長い距離を泳いできたのに、と拗ねてしまったカナメは、
「だ〜めっ!!まだ出してあげないっ!!」
「私が満足したら出してあげるよ!!」
と、にやにやとしながらお腹を触手で抱きかかえるようにして、体内のヴァネッサを締め付けていきます。
その後、満足したカナメが粘液まみれのヴァネッサを吐きだすところで物語は終了します。
小話2 狩りの時間
獣人の少女の敗北からの捕食というリョナ的な作品。
背後から自分を見つめる気配に警戒しながら、森を行く獣人の少女。
突然、背後から現れるトカゲのモンスター娘ですが、警戒していた獣人の少女は、腕を噛まれたものの致命傷を避けることには成功します。
トカゲのモンスター娘と対峙する獣人の少女ですが、噛まれた腕から毒が回り始めており、尻尾攻撃に直撃。
トカゲのモンスター娘に掴みあげられた獣人の少女は、服を破り捨てられ、頭をぎりぎりと握りしめられ、完全に抵抗力を奪われてしまいます。
獲物が弱ったことを確認したトカゲのモンスター娘は、口を大きく開くと、命乞いをする獣人の少女を頭から咥え込むと、持ち上げるようにして丸呑みに。
大きく膨らませたトカゲのモンスター娘は、時折胃袋内で暴れる獣人の少女の抵抗の様子を満足そうに眺めながら、横になって昼寝を始めます。
数時間後、獣人の少女の抵抗が収まり動かなくなったお腹を見ながら、寝床に帰っていくというところで物語は終了します。
小話3 王女の選択
魔王ラミスボアに呑まれたエルフの王女アスティリアへの快楽責め的な作品。
エルフの国侵略の報告に耳を傾けている魔王ラミスボア。
すべてのエルフの処刑が完了した、と聞いたラミスボアは、「最後の生き残り」の処遇をどうするのか部下に尋ねられます。
「最後の生き残り」とは、エルフの国の王女だったアスティリア。
魔王ラミスボアは反抗的な態度だったアスティリアを気に入り、現在は、丸呑みにして体内に閉じ込めている状態になっています。
ラミスボアは大きく膨らんだ蛇体部分を撫でると、ある目的のためにアスティリアを吐き出すことに。
一か月ぶりに吐き出されたアスティリアですが、その気勢は衰えておらず、体液まみれの状態でラミスボアを睨み付けます。
ラミスボアはアスティリアに自分の責めに耐えられるかどうか、というゲームを持ちかけます。
気丈に振る舞っていたアスティリアですが、目の前に開いたラミスボアの捕食口を見るや否や、体内の感触による快楽を思い出し身震い。
実は、ラミスボアは体内の獲物を消化しながらも快楽効果のある治癒魔法で再生させ、対象の身体を作り変えるという能力を持っており、アスティリアは強気に振る舞っているものの、その心は快楽に染まりかけています。
ラミスボアはアスティリアに対し、
「我に勝てば其方はエルフ王女として我の血肉になるが…」
「負けて其方が堕ちた時は我の子になってもらうぞ♪」
と、先ほどのゲームの条件を告げながら、その両脚を咥え込み徐々に丸呑みに。
さらに、丸呑みにする直前、すでにエルフの国の民たちは全員処刑しており抵抗を続けていても助けは来ない、という事実をつきつけます。
全身を丸呑みにされ、さらに自分は一人になってしまったという絶望感に苛まれるアスティリア。
そんなアスティリアにも容赦なく、ラミスボアは消化を開始。
アスティリアは消化の痛みに悶え、さらにその後に行われる再生の快楽により更に悶えながら、肉壁により揉みくちゃにされていきます。
アスティリアは心を強く持って耐えながらも、すでに助けは来ないし仲間たちはいなくなったという状況に、耐える意味があるのか、と葛藤。
数週間後、ラミスボアは、快楽に耐えきりエルフの王女としての誇りを守ったまま消化されたアスティリアの遺品を吐き出す、というところで物語は終了します。
タイトル通り、完全に丸呑みメインの作品です。
前作までとは異なり、一部に女性の裸などの一般向けなH要素も足されてはいますが、あくまでもおまけ程度のものです。
タイトルにもあるとおり、モンスター娘による丸呑み、という特殊なテーマなので、そこは人を選ぶところか。
丸呑みシーンとしては、丸呑みにされる過程、丸呑み後の体内描写の両方の要素あり。
丸呑み作品を多く手掛けるサークルなだけあり、丸呑みに特化した内容です。
メインテーマは丸呑みではあるものの、作品ごとに、
小話1 百合的な丸呑み
小話2 リョナ的な敗北からの捕食
小話3 丸呑みからの快楽責め
と、内容をがらっと変えてきているのが特徴的です。
丸呑みだけを目的としても十分に楽しめ、丸呑みファンに幅広くオススメできる良作です。
DLsiteでは、サンプル画像3,5,6にて丸呑み関連シーンのものが公開されております。
興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
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