ヒロインのリョナ作品を多く手掛ける、同人サークルりんご同盟の成人向け同人誌。
2018年夏に開催されたコミックマーケット94にて販売された作品です。
同人サークルめかぶ亭の作品に登場するキャラクター、魔法少女ショコラの二次創作となっております。
内容は、ショコラが敵に敗北し、いいようにされてしまうというもの。
激しい出血を伴うようなリョナ描写はありませんが、モンスターに卵を産み付けられる、敵に扇動された市民たちに襲われるなどハードなシーンが多いため、苦手な方は注意してください。
表紙のみカラーで本編は白黒。
表紙や前書き、あとがきを除いた本編は33ページです。
戦闘、そして敗北を描いただけのストーリーなので、原作知識がなくても楽しめるようになっております。
なお、同人サークルめかぶ亭の魔法少女シリーズの作品、Magical Girl Bad End C90でも魔法少女ショコラの丸呑みシーンが描かれております。
物語は、魔法少女ショコラが植物風の丸呑みモンスターと戦っているところから。
ショコラは速さで翻弄しながら強力な一撃を叩き込み、崩れ落ちるモンスター。
勝利を確信したショコラは周りの市民たちに笑顔でVサインの決めポーズ。
そんなショコラに、少年が駆け寄りサインをねだります。
照れながらも子供の相手をするショコラですが、実はその少年こそがモンスターを操っていた黒幕。
不意を突かれたショコラは、媚薬効果のガスを浴びせられてしまいます。
ガスの効果でふらふらになったショコラは、突如現れた2匹目の丸呑みモンスターに頭を咥え込まれ、更なる媚薬効果ガスを浴びせられることに。
さらに、頭を咥え込まれたまま、周囲の市民たちの前で触手責めにされていきます。
触手責めにされ続けながらも機会を伺い続けていたショコラは、油断した少年の隙をついて反撃。
完全に決まったと思われたが、そこに少年の仲間が現れ、攻撃は不発に終わります。
反撃の力を失い、さらに仲間の魔法少女たちも敗北したと知らされ、心が折れるショコラ。
ショコラは、丸呑みモンスターに卵を産み付けられてしまいます。
産み付けられた卵によりお腹を大きく膨らませたショコラ。
そして、ぐったりしたショコラに対し、少年は市民たちを扇動。
ショコラは守るはずだった市民たちに逆に襲われてしまう、という理不尽な責めを受けてしまいます。
ボロボロにされたショコラを前に、少年はショコラを連れ帰るようモンスターに合図を出します。
合図を受けたモンスターは、ショコラの頭を咥え込むと、そのまま徐々に丸呑みに。
そして、少年とモンスターはその場を去っていきます。
その後、敵のアジトである肉壁空間で、ショコラと仲間の魔法少女たちが拘束されたまま、モンスターの子を産んでしまう、というところで物語は終了します。
丸呑み関連シーンは以下の2ページ。
ぐったりと倒れたショコラに丸呑みモンスターが迫る、頭が咥え込まれるシーン
首から上が、頭から腰まで咥え込まれる、口元から片脚が、足先がはみ出しているシーン
これらとは別に、頭が咥え込まれているシーンが5ページあり。
リョナ、特に腹パンチ描写の作品を多く手掛けるサークルの作品ですが、本作は腹パンチなどはなく触手責めなどが中心。
過去作品と比較すると直接的なH描写もあるものの、作品の肝はリョナ描写です。
ヒロインの敗北作品を多く手掛けるサークルであり、ヒロインの勝利、そして油断からのピンチ、逆転の一手を封じられ絶望の中で敗北、とピンチ描写もしっかり描かれているのが特徴的です。
丸呑みシーンとしては、丸呑みにされる過程のみで体内描写はなし。
良質な丸呑み作品を何作か手掛けているサークルの作品なので、呑まれる過程はある程度細かく描かれております。
しかし、作品の肝はあくまでもヒロインのピンチ、リョナシーン。
丸呑みだけを目的とするとやや物足りないか。
DLsiteで公開されているサンプル画像には、残念ながら丸呑みシーンのものは含まれておりません。
作品の雰囲気は掴めるので、興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
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