ジャンプNEXT Autumnに掲載された松本直也氏の読み切り作品。
魔界を舞台にした、幻の食材である「人間」をめぐって繰り広げられる物語です。
物語は、魔族の男クロと獣人のレオが釣りをしているところから始まります。
クロが竿を上げると、そこには人型の生物がかかっています。
調べてみると、それが幻の食材として伝えられる「人間」の女性であると判明。
クロとレオは気絶している女性を連れ帰ると、早速調理することに。
丸焼きにしようと提案したクロが、炎の魔法を放ちますが、女性は無傷。
魔法は魔族を相手に開発されたものなので人間には効かないとわかった二人は、今度は油で揚げて調理をすることにします。
女性を卵に浸し、パン粉をまぶしていると、女性が意識を取り戻します。
女性は何かを話し始めますが、魔族と人間とでは言葉が違うため、さっぱり理解できない二人。
そのうち、女性がキッチンへ向かうと冷蔵庫の食材を使って料理を作り始めます。
今まで魔界では食べたことのないような手の込んだ料理を食べ、感動するクロとレオ。
クロは女性にポチと名付けると、食材にすることはやめて、もてなすことにします。
その後、故郷に帰りたいという意思表示をするポチ。
クロは、外には人間を狙う魔族がたくさんいるので危険だから、と強引に制止します。
クロの態度に怒ったポチは、クロを殴ると一人で飛び出していってしまいます。
一人で飛び出したポチの前に、大蛇の魔物ミストナーガが現れます。
ミストナーガはポチを丸呑みにしようと尻尾を伸ばして拘束。
駆け付けたレオが巨木を投げつけミストナーガの口を塞ぎます。
ミストナーガは腹部にあるもう一つの捕食口を開くと、今度こそポチを丸呑みに。
そこに、先ほどのことを謝ろうと追ってきたクロが登場。
ポチがすでに丸呑みにされたことを聞くと、ミストナーガにすぐに吐き出すように忠告します
ミストナーガは忠告を聞かず、クロとの戦闘態勢に。
クロは強大な炎の魔法を放つと、一撃でミストナーガを爆散させます。
人間は魔法が効かないため、無傷のまま救出されるポチ。
すっかり情が移ったクロがポチの面倒を見ることを決めるところで物語は終了します。
雑誌掲載の読み切り作品でしたが、2014年11月現在では少年ジャンプ+(ネット版)にて閲覧可能になっております。
以下、掲示板より抜粋
ジャンプネクスト(最新号)の巻頭読み切り漫画の「ポチクロ」にヒロインの女子高生が巨大な蛇のモンスターに丸呑みされるシーンがあります。
以下、掲示板より抜粋
尻尾で女の子を捕えて、口で呑み込もうとするコマと、その口が塞がれたので、腹のもう一つの口を開いて、そこに女の子を放り込むコマ。
その口を閉じるコマがありますね。
胃袋の中のシーンは無いです。
その後、蛇は倒されるのですが、助けられた女の子は胃液?で濡れてます。
読み切りで単行本は出ないでしょうから、買っといてもいいですね。
以下、掲示板より抜粋
ジャンプNEXTのポチクロですが、
ジャンプ+(無料のネット漫画)版は丸呑みシーンが差し替えられていて、上の口から丸呑みします。2話に掲載されています。
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