同人サークルまるのまれの丸呑み同人誌。
本作品は、11人の作家による合同誌となっております。
2015年夏に開催されたコミックマーケット88にて販売された作品です。
内容は、タイトルの通り丸呑み・捕食限定の合同誌。
出血を伴うようなリョナ描写はありませんが、被食者が男性である作品を含むため、苦手な方は注意してください。
表紙のみカラーで本編はすべて白黒。
あとがきなどを除いた本編は全69ページ。
収録作品の概要は以下の通り。
CRAWLING SOUND ON CELLING ざわ 4ページ
ざわ氏のオリジナルキャラクター・アヴィ少尉がモンスター娘に丸呑みにされる物語。
ナメクジのモンスター娘はアヴィの上に伸し掛かり、
「いきなりで悪いけれど貴女、私に食べられてくれないかしら?」
と迫ります。
抵抗するアヴィですが、痺れ毒を受けて身動きが封じられてしまいます。
抵抗がやんだことを確認したモンスター娘は、下腹部の捕食口でアヴィの頭を咥え込むと、
「うふ…ふふふ……いいわぁ……いいわよ…あなたとってもおいしい…」
と興奮気味につぶやきながら徐々に呑み込んでいきます。
ぴくぴくと動くアヴィの脚をすべて口内に収め、可愛らしくげっぷをするところで物語は終了します。
(題名なし) 白蛇 10ページ
海の巨大モンスター娘、大蛸娘リーヴァと海竜娘アレシーフェの物語。
二人のモンスター娘は腹を満たすため海賊船を襲い、海賊(男)たちを次々と丸呑みに。
最後に、デザートとして海賊たちが捕えていた女性をも丸呑みにしてしまいます。
(題名なし) 冬野みかん 4ページ
被食者が女性の丸呑みシーンはなし。
朝目覚めたら小人サイズになってしまった青年ヒロの物語。
ヒロの彼女あかりは、ヒロを胸に挟み指でつついて遊んでいますが、ふとした拍子にヒロが落下しパンツの中へ。
ヒロは状況が分からないままあかりの女性器に進入してしまいます。
あかりは未知の快楽に打ち震え絶頂。
ヒロは救出されるが、あかりはヒロにまた女性器に入ってほしいと恥ずかしそうに告げるところで終了します。
(題名なし) イスタッシュ 6ページ
被食者が女性の丸呑みシーンはなし。
異星人の女性と、人間の少年との愛の行く末を描いた物語。
少年は学校の先生であった異星人の女性に告白して恋人同士に。
楽しい時間も束の間、先生は母星に帰ることに。
先生と別れたくない少年は、先生の女性器から体内に進入。
全身が呑み込まれ、先生のお腹が大きく膨らんでいるところで物語は終了します。
山神様! シズル 4ページ
被食者が女性の丸呑みシーンはなし。
山神に生贄として捧げられた少年が捕食される物語。
少年は巨大なモンスター娘である山神の尻尾にある捕食口に捕らわれ、上半身を咥え込まれ、そのまま丸呑みにされてしまいます。
さらに、山神は尻尾を自らの女性器に押し当てると、口移しの要領で呑み込んだ少年を女性器内に取り込んでいくところで物語は終了します。
(題名なし) 6ページ
被食者が女性の丸呑みシーンはなし。
海の中を舞台にした、優男風のマイマイ男と甘えん坊のクリオネ少女の物語。
大好きなマイマイ男を発見し、背後からぎゅっと抱きつくクリオネ少女。
「今日は何して遊ぶんだい?」
と優しく声をかけるマイマイ男に対して、クリオネ少女は、
「今日はマイマイのお兄さんを食べにきたんだよ」
と告げ、その頭を咥え込みます。
自分よりも大きな身体のマイマイ男をそのお腹に収め、
「クリオネは一生に一度愛する人を食べるんだよ」
とつぶやきながらうっとりとしてお腹を撫でまわしているところで物語は終了します。
(題名なし) よいくま 4ページ
巨人の女性、大巫女様と村医者の少女の物語。
歯痛の治療を嫌がる大巫女の治療に来た村医者の少女。
しぶしぶと口を開けた大巫女の口内に入り、歯の検査をする村医者の少女ですが、足を滑らせて大巫女の喉の奥へと落下してしまいます。
胃袋内に閉じ込められた村医者は、ぐにゅぐにゅと動く肉壁に全身を揉みくちゃにされ全身消化液まみれに。
慌てた大巫女は自らの拳を喉へと突っ込み、激しく嘔吐して医者の少女を吐き出すところで物語は終了します。
(題名なし) タク 8ページ
魔物退治をする女性の敗北を描いた物語。
催眠効果のあるガスを嗅がされ、気絶してしまう女性。
目を覚ました時には、ハエトリグサ娘の捕食口の中。
ハエトリグサ娘は、自分たちアルラウネ族の住処に立ち入るとは無謀であると説教をしながら、口内で女性を揉みくちゃにしていきます。
ハエトリグサ娘は、触手で両手を縛り上げた状態で女性を吐き出しますが、結局女性を呑み込むことを決意。
「あなたを養分として、私の体内にご招待いたしますわ。」
と、優雅に言い放つと、女性の両脚を捕食口で咥え込み、ずるずると呑み込んでいきます。
女性は完全に呑み込まれ、ハエトリグサ娘に吸収されてしまいますが、昔のアクションゲームのように残機数が減る表示が出た後、何事もなかったかのように女性は復活。
頭がたんこぶだらけになったハエトリグサ娘が倒れているところで物語は終了します。
(題名なし) kaname 4ページ
獣耳少女とその主人であるモンスター娘との愛ある丸呑みの物語。
大好きな主人アドリエンヌに丸呑みにされるのが好きな獣耳の少女は、
「さあっ!!召し上がって、アドリエンヌ様♪」
と嬉々とした表情で食卓に上がります。
アドリエンヌは巨大な舌を獣耳の少女に巻き付けると、腰から下をぱっくりと咥え込みます。
獣耳の少女は呑まれながら、
「ご主人様っ!!私、おいしいかなっ?ちゃんと味わってる!?」
と興奮気味に尋ねます。
アドリエンヌは獣耳の少女を丸呑みにすると、大きくなったお腹をぎゅっと締め付け、体内の獣耳の少女を刺激していきます。
獣耳の少女は肉壁に揉みくちゃにされながらさらに激しく興奮し、アドリエンヌのお腹の中で悶えていきます。
三日後、獣耳の少女は完全に吸収され、アドリエンヌが、
「また卵に還るまでゆっくりなさい」
とつぶやくところで物語は終了します。
(題名なし) Q12 8ページ
酔っ払いの姉とその妹の物語。
泥酔状態で帰宅してきた魔女の姉に文句を言う妹。
しかし、姉は聞く耳持たず、魔法で妹を小さくすると、指でつまみ上げて口の中へと放り込みます。
食道内に両手をつき落ちないように抵抗する妹ですが、姉は喉をごくりと動かし妹を丸呑みに。
姉は妹を呑み込んだことも忘れ、横になり寝てしまいます。
一方、胃袋内の妹は姉のあきれた行為に文句を言いながら、消化される前に脱出しようと、食道を這って戻っていきます。
妹が喉の近くまで来たところで、姉の唾を呑み込む動作に巻き込まれ、肉壁で揉みくちゃにされますが、なんとか踏みとどまり無事に口まで到着します。
妹が口から脱出したところで姉が喉の違和感から目を覚まし、嘔吐するところで物語は終了します。
被食勇者 the next Generation ばんこく堂 10ページ
被食者が女性の丸呑みシーンはなし。
ばんこく堂氏の被食勇者シリーズの作品。
勇者の青年が様々なモンスター娘たちに丸呑みされていくという物語です。
タイトルの通り、完全に丸呑みメインの作品。
ですが、女性『が』丸呑みにされるのではなく、女性『に』丸呑みにされる、という作品集となっております。
そういった性質上、捕食者の女性が巨大である作品が多く、胎内回帰といった特殊な内容や、サイズフェチ的な要素も含みます。
丸呑みシーンとしては、丸呑みにされるまで、丸呑み後の体内シーンの両方の要素あり。
前述の通り、女性『に』丸呑みにされる作品が主であり、女性『が』丸呑みにされるシーンをメインとした作品は6/11作品と約半分。
そのうち一つは男性、女性両方の丸呑みシーンを含むため、実質5.5作品といったところでしょうか。
合同誌ということで、モンスターに襲われ丸呑み、愛情表現としての丸呑みなど、作品の内容はバリエーションに富んでおります。
反面、1人あたりのページ数は少なめであるため、ストーリー要素は薄くなっております。
それでも、丸呑みシーン数は非常に豊富なので、丸呑みファンに幅広くオススメできる良作と言えるでしょう。
また、同じくコミックマーケット88にて販売された魔窟亭の丸呑み合同誌と比較すると、以下のようになっております。
魔窟亭合同誌の方が収録作品数が多く、その分価格も高め
体内触手責めを多く含む魔窟亭合同誌と比べ、まるのまれ合同誌の方がより純粋な丸呑み展開
まるのまれ合同誌は男性の丸呑みシーンを含むため、女性の丸呑みシーン数は劣る
まるのまれ合同誌は女性『に』丸呑みにされる作品が主であり、捕食者がモンスター娘率が高め
魔窟亭合同誌は商用誌で活躍している作者を含むため、絵レベルが高め
まるのまれ合同誌は魔窟亭合同誌と違いダウンロード販売をしていない
2015年8月現在、ダウンロード版の販売はありません。
一部の同人誌通販サイトなどで取り扱っております。
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