同人サークルりんご同盟の成人向け同人誌。
お菓子のおまけシールなどで展開されている神羅万象シリーズの二次創作作品です。
2013年4月に開催されたCOMIC1☆7にて販売され、その後ダウンロード版が発売されました。
内容は、水魔獣アグレアと水嶺剣シズクとの戦い、そして敗北を描いた物語。
タイトルにリョナとありますが、激しい出血などのハードなリョナ描写はありません。
表紙、本編ともにすべてモノクロ。
表紙、あとがきなどを除いた本編は17ページで、収録されているエピソードは1つです。
一応原作モノ作品ですが、原作が原作だけに、原作のことを知らなくても問題なく楽しめる内容になっています。
シズクを丸呑みにするのは水魔獣アグレア。
巨大なチョウチンアンコウのような姿をしたモンスターです。
見た目は完全にモンスターですが、人語を喋ることができる知性を備えています。
物語は、水魔獣アグレアと水嶺剣シズクとの水中戦のシーンから始まります。
アグレアはその巨大な口でシズクに噛み付きますが、聖獣の力に護られたシズクの鎧はその牙を通さず、逆にアグレアの牙がボロボロに折れてしまいます。
勝利を確信したシズクですが、隠れていたアグレアの仲間の電撃を受けて形勢逆転。
さらに、アグレアの必殺技を受け、シズクは戦闘不能に。
アグレアは、水中に沈んでいくシズクの上半身をその大口で捕らえ、
「確かに俺の牙じゃ噛み砕くのは無理だ。ならば」
「踊り食いにした後、ゆっくりと消化してやるよ」
と宣言します。
上半身をくわえ込まれたまま、両手で口をこじ開けようとするシズク。
しかし、アグレアは口内のシズクを味見とばかりに嘗め回していきます。
そして、シズクはそのまま丸呑みにされてしまいます。
アグレアの胃袋の中で目を覚ましたシズクは、肉壁に包まれた空間で、
「ウ・・・ウソ、このままじゃ、ホントにこいつに消化されちゃう」
と焦り始めます。
そんな中、胃袋の活動が活性化して、大量の消化液が分泌。
シズクは、鎧を溶かされ肌に消化液を浴び、苦痛の叫びを上げながら気を失いフェードアウト。
しばらく後、アグレアは聖獣の力に護られ消化しきれなかったシズクを排泄。
アグレアはそんなシズクを再度丸呑みにしようとするところで物語は終了します。
丸呑み関連シーンは以下の11ページ。
水中に沈んでいくシズクに大口を開けたアグレアが迫るシーンが1ページ
上半身を咥え込まれたシズクが脚をじたばたさせて抵抗しているシーンが1ページ(2コマ)
シズクが両手で口をこじ開けようとするシーンの口内描写、アグレアが口内でシズクを嘗め回すシーンが1ページ
口内でシズクのお尻が嘗め回される口内描写シーン、口元からはみ出したシズクの半身が腰から下、膝上、爪先と徐々に飲み込まれていくシーンが1ページ(5コマ)
胃袋内でシズクが目を覚ますシーンが1ページ(3コマ)
肉壁に包まれた狭い空間でシズクがなんとか手足を動かすシーンが1ページ(2コマ)
シズクに大量の消化液が降り注ぐシーンが1ページ(5コマ)
肌に消化液を浴び、悲鳴をあげるシーンが1ページ(3コマ)
肉壁に埋もれたシズクが虚ろな表情で助けを求めるシーンが1ページ
服が半溶け状態のシズクが排泄されるシーンが1ページ(2コマ)
アグレアが再度シズクを飲み込もうと大口を開けて迫るシーンが1ページ
低価格な100円作品でありながら、よくできた良作。
キャラクター絵柄も可愛らしく、万人に受け入れやすい印象です。
ただし、女性の裸など、いわゆる通常のH要素はほとんどありません。
また、同サークル過去作品よりもリョナ度が低いため、そういった点を期待している方は物足りないかもしれません。
丸呑みシーンとしては、飲み込まれるまでと体内描写の両方の要素を網羅。
丸呑みシーン自体も触手責めや快楽堕ちといった余計な付加要素の無い純粋な丸呑みとして描かれています。
消化液を浴びるシーンもありますが、悲鳴を上げるだけで出血などの描写はなし。
さらに、排泄されるシーンもありますが、服が半溶け状態のシズクがうずくまっているのみで、汚い描写はないので、苦手な方でも安心して楽しめる内容になっています。
丸呑み特化作品であり、価格も非常に低いため、丸呑み要素が好きならば万人にオススメできる良作でしょう。
DLsiteでは、サンプル画像3にて丸呑み後の胃袋内のシーンが公開されています。
また、タイトル画像右下にシズクが上半身を咥え込まれているシーンの一部が使用されています。
興味があるならばチェックしてみるとよいでしょう。
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