カプコンの同名格闘ゲームの4コマ漫画アンソロジー作品。
ヴァンパイアは多くの続編シリーズが発表されていますが、本作は3作目にあたるヴァンパイアセイヴァーが原作。
シリーズに登場するメインキャラはすべて出そろっております。
原作ゲームでは、ザベルというゾンビのキャラクターに、ヘルダンクという使い魔を呼び出して相手を丸呑みにした後にボール状にして吐き出し、バスケのダンクシュートを決める技があり、本作にはそれをネタにした4コマ作品が収録されております。
収録されている丸呑み作品は、以下のようなもの。
ザベルがヘルダンクを仕掛けるため使い魔ル・マルタを召喚。
赤ずきんの女狩人バレッタの足元からル・マルタが大口を開けて出現し、丸呑み。
普段ならボール状にして吐き出すはずですが、バレッタに惚れているル・マルタはいつまでたっても吐き出さず、お腹の中からバレッタのわめき声が聞こえる、というオチで終了します。
丸呑み関連シーンは以下の2コマ。
ル・マルタが大口を開けてバレッタの足元から飛び出し、バレッタが腰から下までが口の中へ呑まれそうになっているシーン
お腹を大きく膨らませたル・マルタの内部から、バレッタのわめき声が聞こえるシーン
近年では見なくなった、人気ゲーム原作の4コマアンソロジー作品の1つ。
4コマ作品ということで、1つ1つの作品はあっさりめ。
また、アンソロジー作品なので、絵のタッチなども作者ごとにまちまちです。
丸呑みシーンは1作品で、体内描写なし。
定番のサスカッチによる丸呑みネタは、サスカッチが初代から登場して使い古されてきたためか、本作はル・マルタの丸呑みシーン、というちょっと変わった内容に。
純粋な丸呑み表現ではあるものの、4コマ1作品のみであり、丸呑み目的としては物足りないかと。
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