インレ製作ののノベルゲーム。
プレイステーションVita版は全年齢向け、PC、スマートフォン版は成人向けとなっております。
内容は、江戸時代にタイムスリップした青年・直刃の視点から、後に赤穂事件(忠臣蔵)と呼ばれる1年9ヶ月を描いたもの。
主要人物は全員女性化されており、ヒロインたちとの恋愛要素も多分にあり。
内容は、完全に一本道のノベルゲームとなっており、選択肢はなくテキストを読み進めていくだけのもの。
キャラクターはフルボイスとなっております。
ストーリーは全5章仕立てとなっており、各章ごとに違ったヒロインに焦点が当てられております。
第1章は基本的に原作・忠臣蔵の内容に沿ったものになっており、原作知識がなくても問題なく楽しめるよう配慮されております。
第2章以降は忠臣蔵の歴史を変えようとしたり、敵勢力の内情をメインとしていたり、と変化球的な内容。
キャラクター女性化作品ということで、浮ついた内容かと思いきや、しっかり原作・忠臣蔵の内容を掘り下げており、なかなか深みのあるストーリーとなっております。
白蛇に丸呑みにされるのは、第1章のヒロインである大石内蔵助(おおいしくらのすけ)。
普段はデフォルメ状態で描かれていることが多い子供のような女の子。
ですが、要所でリアル頭身となり、普段の様子からは考えられないシリアスな姿で描かれます。
高い剣の腕、仲間をまとめるカリスマ性を備えております。
(以下、全年齢版のみ確認)
大石内蔵助が丸呑みにされるのは、第1章の終盤。
忠臣蔵のクライマックスである討ち入りのシーンにて。
大石内蔵助ら赤穂浪士たちの前に現れたのは、白蛇の物の怪に取りつかれ邪悪な姿となった宿敵・吉良。
直刃は吉良に、大石内蔵助は吉良に憑りついた白蛇に挑みかかるも、相手の力は強く二人は徐々に押されていきます。
何度も白蛇に斬りかかる大石内蔵助ですが、その鱗は固く、ついに刀を折られ、その身体に巻き付かれてしまいます。
白蛇は巻き付いた大石内蔵助に顔を近づけると、その口を大きく開き、頭から丸呑みに。
白蛇の胃袋にて意識を取り戻す大石内蔵助ですが、すでに抵抗する力はなくあきらめ気味。
そこに死んだはずの主の霊が現れ、主の力を受けた脇差を使って体内から白蛇を切り裂き無事脱出します。
丸呑み関連CGは以下の3枚。(基本1枚+差分2枚)
大石内蔵助が白蛇にぐるぐる巻きにされ締め付けられているシーン
上記シーンの差分として、白蛇が口を開き大石内蔵助が頭から咥え込まれる寸前、完全に呑み込まれ腹部が大きくなっているシーン
ゲームとしてはサウンドノベルという形式のため、選択肢なしでただ文章を読むだけなので誰でも楽しめる内容となっております。
丸呑みシーンとしては、丸呑みにされるまで、丸呑み後の体内シーンの両方の要素を一応網羅しています。
しかし、丸呑みメインの作品ではないため、呑まれるまでの過程はCG3枚あるものの、テキストはほんの数行で非常にあっさりとしたものに。
また、体内シーンも大石内蔵助の主観視点で描かれているため、体内っぽい背景画像が描かれているのみ。
呑まれるまでの過程のピンチ描写や、体内CG等があればよかったのですが、丸呑み目的として楽しむには味気ないと思われます。
ヒロインたちはみな可愛い、触手責め等のない純粋な丸呑みシーンである等、基本部分はよくできているため、非常に惜しい作品です。
(成人向け版に関しては未確認ですが、当該シーンはいわゆるHシーンに含まれていないため、同様の内容だと考えております)
ここで紹介した第1章は、体験版で丸々プレイ可能になっているため、興味があればチェックしてみるとよいでしょう。
以下、掲示板より抜粋
パソコンゲーム
「ChuShinGura 46+1」に丸呑み発見しました。
(「ChuShinGura 46+1 武士の鼓動」ではなく、その前の作品)
一番最初のストーリーで捕食シーンあり。イラストは差分で3枚分です。
内蔵助(女性の武士)が巨大な白蛇に巻き付かれるシーン、白蛇が大きく口を開けているシーン、完全に呑み込まれてしまった後のシーン。
テキストの説明は食われて餌になるというやり取りだけでややあっさりしてます。その後は、内蔵助が脇差で蛇を内側からズタズタにして脱出します。
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