シチュエーション・スリラー系映画のようなVR専用ゲーム。
内容は、目覚めたら見知らぬ場所に拘束されていた主人公が、そこで出会った少女カティアと共に殺人罠の満ちた館を脱出するというもの。
ギロチンで首を切られたり、つり天井で圧殺されたりと、ゲームオーバーシーンはかなりハードな内容。
ですが、直接的な傷口、出血の描写はないためグロテスク度は抑えられております。
本作はVR専用であり、テレビモニターなどではプレイすることはできません。
ゲーム本体はダウンロード専用となっております。
おどろおどろしい雰囲気の作品ですが、ホラー的な要素はない様子。
主人公(プレイヤー)は車いすに手足を拘束されている、という設定であり、できることはレーザーポイントで、一緒に行動する少女カティアに指示を出すだけ。
また、カティアとは言葉が通じないため、うなずく、首を振る、という動作で意思表示をすることになります。
一部屋ごとに謎解きが用意されており、失敗すると部屋ごとに用意された専用ゲームオーバーシーンへ。
天秤の部屋にて問題を間違うと、天井から大蛇が出現しカティアを頭から咥え込んでしまいます。
カティアは両足をじたばたとさせて抵抗しますが、そのまま徐々に丸呑みに。
その後、天井裏に消えた大蛇が再び現れ、主人公に向かって大口を開き、大蛇の口がアップになったところでゲームオーバーとなります。
ゲームとしては新しさを感じさせる内容ですが、VR機器専用のためプレイのハードルが高め。
また、その残酷表現からも好みが分かれる内容と言えるでしょう。
主人公は車いすに拘束されているという設定のため、あまり激しい動作はなく、VR酔いはしにくい印象。
パズルゲームとしてはなかなか手ごたえのあるものとなっており、後半に進むにつれて徐々に難しくなっていきます。
VRゲームという性質上、常にディスプレイをかぶっているため、手元のメモで計算して謎解きを攻略する、というようなことがやりにくくなっているのが難点か。
丸呑みシーンとしては、体内シーンはないものの、頭から咥え込まれ悲鳴を上げながら徐々に呑まれていく様子はなかなか見ごたえがあります。
短めのシーンではありますが、VRゲームということで、臨場感が高いため、VRゲームをプレイできる環境にあるならば手に取ってみるのもありかと。
以下、掲示板より抜粋
自分は車椅子に拘束されて動けない状態で女の子にレーザーポインタと頷きで指示を出すゲームです
部屋毎に謎解きがあり、間違えると割とエグい死に方をします
ゲーム開始1時間半くらいの天秤に同じ重さの重りを乗せるパズル部屋で解答を間違えると天井から大蛇が出てきて女の子を頭から丸呑みします
飲み込まれるまでで尺も短いですが、VRだと大きさが際立って中々の臨場感です
その後主人公の前に出てきて口を開けるところで終わりますが、こちらも大きさを感じられて良い感じです
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