PCゲームブランド、ニトロプラスのキャラクターが登場する格闘ゲーム。
内容としては、作品の枠を超えたお祭り的オールスターゲーム。
PCゲーム原作のキャラクターが多数ですが、アニメ化されている作品もいくつかあるため、PCゲームをプレイしない人にも見知ったキャラクターもいるかと思います。
2015年冬にプレイステーション3、4に移植されました。
グラフィックは2Dで、4頭身程度にデフォルメされた可愛らしいキャラクターを操作して対戦。
メインとなる操作キャラの他に、援護攻撃を行うアシストキャラを選択して戦います。
PCゲームのキャラクターがメインという性質上、登場キャラクターのほぼすべてが女性キャラクターとなっております。
肉塊取り込み技を持つのは、アダルトゲーム「沙耶の唄」より参戦のヒロイン沙耶。
原作設定では、脳に障害を負ってしまい、すべてのものがグロテスクな異物に見えるようになってしまった主人公が、唯一人間の少女の姿で見える存在、という特殊なヒロイン。
脳に異常を持つ主人公視点では可愛らしい少女の姿をしていますが、一般人から見た容姿は・・・という訳ありキャラクター。
当ゲーム内では、基本的に原作での主人公視点である少女の姿で描かれております。
ただ、ダメージを受けた時や、一部の必殺技を使ったときなど、異形の姿に変化します。
性能としては長いリーチを駆使して近寄らせずに戦う遠距離タイプの癖のあるキャラクターです。
肉塊取り込み技は、沙耶のゲージ消費技「肉の宴」。
通常必殺技「爆発物を含む肉塊」の強化版で、沙耶が地面に手をつき相手の足元から肉塊を召喚し、相手を取り込むというガード不能技。
相手を取り込んだ後は、数回咀嚼するような動きの後、肉塊が破裂して吐き出されます。
ガード不能部分がかわされた場合、地面から生えた肉塊がその場で爆発(攻撃判定あり)、となります。
また、通常投げも相手を肉塊で包み込むという攻撃になっております。
自身を肉塊に変化させて取り込むというものですが、グラフィック的には「肉の宴」と同様。
取り込み技は2種類あり、片方はゲージ消費技ですが、演出はあっさり気味。
当然ですが体内シーンなどもありません。
女性キャラクターが多い作品なだけに、丸呑みとしては惜しいと感じられます。
ちなみに、原作ゲームはかなり古く、発売は2003年。
その後、ベスト版などが発売され、2014年にはスマートフォン(Android)版が発売されました。
アダルトゲームではありますが、前述した設定からもわかるとおりかなり特殊なゲーム。
アニメ魔法少女まどか☆マギカ等で有名な虚淵玄氏がシナリオを手掛けているということで一部で有名な作品です。
グロテスク描写が多いホラー作品のため、プレイする場合は注意。
(一応、グロテスクなシーンに補正をかけるフィルター機能もあるようです。)
以下、掲示板より抜粋
アーケードで稼働中のニトロプラスブラスターズにて沙耶というキャラに投げとゲージ技で相手を肉壁の球に包み込み、圧縮する丸呑み技がありました。
イメージとしては魔人ブゥの吸収の肉をグロテスクな見た目にした感じです。
対象キャラは全員ニトロプラスのゲームのヒロイン達なのでみんな美少女です。
家庭用の発売も決まっていたと思います。
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