D3 PUBLISHERの人気アクションゲームシリーズのプレイステーション4版。
内容は、セクシーな衣装に身を包んだ女性たちが、刀やチェーンソーでモンスターを倒すという、B級アクション映画を意識したもの。
元々はプレイステーション2時代に、低価格作品としてリリースされていたシリーズでしたが、xbox360/プレイステーション3以降に発売されたものは品質が向上しフルプライス化されており、本作もフルプライス作品となっております。
システムとしては、強い主人公が大量のザコキャラを倒していく、という爽快感重視のいわゆる無双系アクション。
タイミングよく攻撃ボタンを押していくことで強力な攻撃が出せる、というシステムが特徴です。
ボスを倒すときには、QTEつきの殺陣が始まり、派手なアクションでボスをぶった斬ります。
CERO:Zとなっており18歳以上のみ対象作品となっておりますが、セクシー表現ではなくバイオレンス表現に関する規制という意味合いだと思われます。
一応、ストーリーは前作からの続きとなっていますが、元々ストーリーがあってないような作品なので、本作からでも問題なくプレイできます。
過去作から変更点としては、操作キャラの増加、攻撃パターンの増加、仲間との同時攻撃の実装などが大きな部分。
特に、ゲームハードの進化により、グラフィックが綺麗になり、敵キャラの表示数なども増加しております。
売りの一つであるセクシー表現ですが、本作から追加された変身後の姿が、露出度は高いものの奇抜すぎてある意味ギャグとも感じられるコスチュームになっており、そこは好みが分かれるかと思われます。
丸呑み、というか体内侵入のシーンがあるのは、チャプター6ボスのヘカトンケイル。
過去作にも登場した巨大な人型のモンスターです。
過去作と違い、ボスを倒すと上半身、下半身に分断されますが、それぞれが別個体となって戦闘継続。
この上半身を倒すときの殺陣にて、操作キャラがヘカトンケイルを斬りつけ、パートナーがヘカトンケイルの口内へと飛び込み、腹の中から3回斬りつけて両断して撃破する、という流れになります。
殺陣発動時のキャラによって、口内に飛び込むパートナーキャラが変化します。
殺陣のQTEに失敗すると、殺陣の最初からやり直しとなるだけなので、腹の中から斬りつけるところで3回目に失敗するようにすれば何度でも見ることが可能です。
ゲームハードの進化により、過去シリーズからいろいろパワーアップしている作品です。
ですが、過去作からの使い回しの敵、マップなどが多く、シリーズ経験者には物足りない部分も。
逆に、シリーズ未経験者ならば、無双系アクションとしてしっかり楽しめる内容だと言えます。
ちなみに、トロフィー難度は低めなので、トロフィー収集家にもオススメできるか。
丸呑みシーンとしては、敵を撃破するための口内侵入という特殊なもの。
体内シーンもなく、あっさりめの表現なので、丸呑みだけを目的とするには物足りないか。
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