Pray Game

同人サークルU-ROOMの成人向けロールプレイングゲーム。
内容は、事件に巻き込まれ見知らぬ島で目を覚ました少女アルシーが、島の住人と協力し、自分の身に起きたことを調査するというもの。
出血を伴うような痛々しい描写は、マップ上での2Dキャラが流血、死亡する軽微なものがあります。

2022年1月に、追加シナリオ、追加Hシーンを収録した大型アップデート版が発売されました。
Pray Game ～Append + Last story～

システムとしては、コマンド選択式戦闘のオーソドックスなRPG。
行動力というパラメータがあり、これにより1日に行動できる回数が決められているのが特徴。
日数経過によりストーリーイベントが発生していく、という時間制限を取り入れたシステムになっております。
ただし、ゆっくりプレイしていても時間は相当余裕があり、さらに設定により時間制限をオフにすることも可能なので、特に急いでプレイしなくて問題ありません。

難易度に関してはノーマルではやや難しいが、イージーにすればさくさく進めるレベル。
拘束攻撃にだけ気をつけておけば、オート戦闘でも問題なし。

主人公ヒロインのアルシーは、箱入りで育てられたため、いい意味でも悪い意味でも純粋。
Hシーンは、その純粋さに付け込まれ、悪い男たちに騙されてあれこれされる、というものが多め。
清い身体のままゲームクリアを迎えることもできますが、経験を重ねていき、自ら男を誘ったり、街中で裸になったりと淫乱なプレイも可能。
戦闘中は拘束攻撃を受けると、ゴブリンたちにいいようにされたり、触手責めにされたり、といった行為を受けてしまい、それぞれに立ち絵変化あり。
また、CGつきの敗北イベントも用意されております。

丸呑みシーンがあるのは、ストーリー終盤である80日目以降に出現するダンジョン、巨大人魔：M級リグルの体内にて。
(※人魔＝作中のモンスターの総称)
ここで敗北してしまうと、アルシーは狭い肉壁空間で両手両足が肉壁に埋もれるようにして捕らわれてしまいます。
触手責めを受け抵抗しようとするも、空間内に満ちる瘴気により冷静な思考ができなくなり、アルシーは心地よさからそのまま肉壁に身をゆだねてしまいます。
一通りの行為が終わったことにより肉壁の拘束がゆるみ、アルシーも徐々に冷静さを取り戻して脱出します。

なお、アルシーのHパラメータの高低によってイベント内容は若干変化します。
ちなみに、巨大人魔：M級リグル体内への侵入シーンは、海の中へ飛び込むと体内ダンジョン、という流れであり、丸呑みにされる様子は描かれておりません。

丸呑み関連CGは以下。(基本1＋差分)

人気サークルの作品なだけあり、全体的にハイレベルに仕上がっている良作です。
ストーリー、戦闘システムともに良く練られており、Hシーンを度外視したとしてもしっかり楽しめる内容になっております。
主人公ヒロインのアルシーは純粋でとても良い娘なので、好感を持ちやすく、万人受けしやすい印象。
また、男女ともにサブキャラも非常に魅力的に描かれており、それぞれが抱える過去の傷やしがらみが、アルシーとの出会いを通して解消されていく、という様子が丁寧に描かれております。
Hシーンもかなりの数が用意されており、絵が綺麗なこともあり、見ごたえのあるものになっております。
ただし、難点として、大作ゲームなだけにゲームクリアまで6～10時間程度かかることと、2020年11月現在、ギャラリーモード解放にはゲームクリアが必要なことから、手っ取り早くHシーンだけ見たい、という目的には向かないか。
H要素を抜きにしてもゲーム自体は幅広くオススメできる良作ですので、興味を持ったらプレイしてみるとよいかと。

丸呑みシーンとしては、体内描写のみで呑まれる過程はなし。
内容としては触手責めですが、触手責め前の肉壁空間に捕らわれている様子は丸呑み的にも見どころのあるCGとなっております。
丸呑みだけを目的とするには時間がかかるのが難点ですが、絵が綺麗なこと、ゲーム、ストーリーが面白いことから、長めのプレイ時間も苦にはならないかと。
作品の出来が非常にいいだけに、もう1シーンくらい丸呑みシーンがあれば、と思わせる惜しい作品です。

DLsiteでは、サンプル画像3にてM級リグル体内ダンジョンのマップ画面が公開されております。
興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。