PS2で発売された和風伝奇ものの恋愛アドベンチャーゲーム。
男子剣道部主将を務める高校生の主人公司が、謎の少女美流(みる)との出会いをきっかけに、妖(あやかし)との戦いに巻き込まれていくという物語。
2011年にPSP版が発売されましたが、変更点は画面サイズを16:9に変更できるようになった程度。
移植に当たっての追加シナリオや追加CGはありません。
システムはオーソドックスなテキストを読みながら選択肢を選び、後半は各ヒロインのルートに、というタイプ。
基本システムには定評のあるキッドのゲームなので、ストレス無くゲームを進められるようになっています。
全ヒロインのうち、メインヒロインの美流編のストーリーにて、丸呑みシーンがあります。
美流編のストーリー終盤に、美流が敵に捕まってしまうシーンがあります。
主人公の司は美流の救出に向かい、敵の黒幕の人物と対峙します。
しかし、黒幕の人物は人間から異形の姿に変身し、美流をアメーバ状の触手で捕らえて吸収してしまいます。
吸収した美流の力で異形の龍のような巨大な妖の姿になった黒幕の人物だが、死闘の末に司は龍の背中を刀で切り開きます。
体内の美流を助けるために、切り開いた部分から自らも体内に潜り込み、そこで全身が肉壁に埋もれた美流を発見して救出します。
美流を失った龍のような巨大な妖は、力を失いつつもなおも襲い掛かりますが、力を解放した司に両断されて消滅します。
丸呑みシーンのCGは以下の3枚。
美流の顔のアップに触手が絡みついているシーン
妖の体内で美流の顔以外が肉壁に埋もれ気を失っているシーン
救出後、美流が体液まみれになりぐったりと横たわっているシーン
CG3枚とも表情違いなどの差分はありません。
注意点として、メインヒロインである美流のルートに入るためには、事前にアイナ編、ともか編の2つでグッドエンディングを見ておく必要があります。
そのため、目的のシーンを見るためにはやや時間がかかります。
CGは、絵柄にクセがなく万人受けしやすい雰囲気。
丸呑みシーンは、丸呑みされるまでの描写はあっさりとしていますが、妖の体内の肉壁の圧迫感や質感などがよく、短いシーンながらクオリティは高め。
体内肉壁責めが好きな人にはオススメ。
PS2版のアルバムモードではCGを拡大表示をすることができるだけでなくプリント機能もあります。
USB接続のできるプリンターを接続すればイベントCGを印刷することもできます。
情報提供:すももEX様
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