Silent Desireシリーズの外伝的作品。
前作同様、女剣士アーシャの冒険を描いた物語です。
ストーリーは本作だけで独立しているので、前作をプレイしていなくても問題なく楽しめる内容になっています。
リョナ描写はノーマルとハードの二種類を選べる仕様になっているため、ハードなリョナシーンが苦手な方でも安心してプレイできます。
このシリーズは作品ごとにゲームジャンルががらっと変わりますが、本作はアドベンチャー。
テキストを読みながら要所で選択肢を選ぶというオーソドックスなものですが、ストーリーよりも戦闘シーンがメイン。
モンスターとの戦闘ではコマンド選択式RPGのようなシステム。
モンスターに敗北することで敗北イベントが発生する、というリョナゲーによくある仕様になっています。
敗北イベントは全16シーン+αで、それぞれ別の方がCGを担当しています。
ヒロインのアーシャと一部のモンスター(モンスター娘)は声優による声の演技があり。
敗北イベント時以外にも、戦闘中のセリフにもしっかりと声の演技がついています。
登場する丸呑みモンスターはワーム、ラバーマウス、ローパー、タルタロスの4体。
ワーム(正式名称不明)
木の上に生息するモンスターで、木の上で待ち伏せをしています。
アーシャが木の実を発見するシーンの選択肢で、3回木の実を取ると頭上からワームが出現。
油断していたアーシャは頭から丸呑みにされてしまいます。
ワームの口内で、アーシャは脱出するために魔力を集中。
しかし、ワームの体液による麻酔効果でアーシャの意識は乱されしまいます。
ワームの胃袋の中でアーシャは正常な思考を奪われ、
「だめ・・だよ・・こんな・・とこで寝たら・・・・・・風邪をひいちゃうってば・・・」
と、場違いなほど安らかな気分のまま意識を失うところでこのシーンは終了します。
ワームのシーンの丸呑みCGは以下の6枚。(基本3枚+差分3枚)
ワームがアーシャの頭を咥え込んでいるシーン
ワームがアーシャの上半身すべてを咥え込んでいるシーン
ワームがアーシャの全身を丸呑みし、お腹を大きく膨らませているシーン
上記3シーンの差分として、口内のアーシャが透過して描写されているシーン
ラバーマウス
前作に登場した同名丸呑みモンスターと同様。
Blank Bloodシリーズで有名な丸呑みモンスターλのSilent Desire版。
終盤、城の地下でどの通路を進むかの選択する場面があります。
[左:湿っている方]を選択することでラバーマウスと遭遇し、そのまま戦闘になります。
戦闘中、接近時の選択肢でうまく距離を離せないと、アーシャは筒状の巨大な口で丸呑みにされてします。
丸呑みにされると、アーシャが肉壁に圧迫されているCGが表示。
ラバーマウスを倒すまでは脱出できず、アーシャは胃袋の中で毎ターンダメージを受けます。
ラバーマウスの胃袋の中では、アーシャは残りの体力によって
「吐き出せっ!このっ!」
「まずいよぉ…このままじゃぁ…」
「食べられちゃうなんて…いやだってば…」
といったセリフをつぶやきます。
丸呑みにされたまま体力が尽きると敗北イベントが発生。
アーシャが目を覚ますと、そこはラバーマウスの巣。
アーシャは、先ほど自分を丸呑みにしたラバーマウスが、仲間のために衣服を溶かした食べやすいエサとして連れ込んだのだ、と理解します。
裸のまま、胸を子供のラバーマウスに吸われて悶えるアーシャ。
大人のラバーマウスは巨大な口を開くと、ぐったりとしたアーシャの上半身を飲み込み始めます。
さらに、別のラバーマウスがアーシャを下半身から丸呑みにし始め、アーシャの全身は2匹のラバーマウスの口内に飲み込まれてしまいます。
ラバーマウスたちは、子供に餌の捕食方法を教えるため、口内のアーシャをしゃぶり尽くしてから吐き出し、さらに飲み込み、といったことを繰り返します。
やがて、アーシャが完全に抵抗力を失うと、一匹のラバーマウスがアーシャを上半身から丸呑みに。
アーシャはラバーマウスの肉壁に包まれ、ぐにゅぐにゅと圧迫されながら消化されていくところで敗北イベントは終了します。
ラバーマウスのシーンの丸呑みCGは以下の5枚。(基本3枚+差分2枚)
戦闘中にアーシャが丸呑みにされ、肉壁に包まれながらも剣を握り抵抗しているシーン
一匹のラバーマウスが裸になったアーシャの腰から上すべてを咥え込んでいるシーン
上記シーンの差分として、別のラバーマウスがアーシャの腰から下すべてを咥え込んでいるシーン
上記シーンの差分として、ラバーマウスの口内透過して肉壁に圧迫されているアーシャが描かれているシーンが2枚
完全に抵抗力を失ったアーシャが、全身をラバーマウスに丸呑みにされ虚ろな表情を浮かべているシーン
また、戦闘中丸呑みにされるときに、ダメージポーズ状態でラバーマウスに上半身を咥え込まれている立ち絵差分が1枚あります。
ローパー
等身大のイソギンチャクのようなモンスター。
触手でアーシャを引き寄せて、丸呑みにします。
終盤、上記ラバーマウス戦後に戦うことになります。
この戦闘に敗北することで丸呑みイベントが発生します。
敗北しぐったりとしたアーシャをローパーは触手で拘束し、その巨大な口へ引っ張り込もうとします。
アーシャは力を振り絞って抵抗しますが、ローパーが突然引っ張る力を緩めたことでバランスを崩し、そのまま頭を強く打ち気絶。
ローパーは気絶したアーシャを脚から徐々に丸呑みにしていくところで敗北イベントは終了します。
ローパーのシーンの丸呑みCGは以下の3枚。
アーシャがローパーに触手で引っ張られているシーン
バランスを崩したアーシャが地面に頭を打ち付けるシーン
ローパーが、気絶したアーシャの下半身を丸呑みにしているシーン
タルタロス
禍々しい姿に無数の触手を持った巨大モンスターです。
アーシャを体内に取り込み、そのまま融合・吸収してしまいます。
タルタロスは本作品のラスボスとして登場。
この戦闘にて敗北することで丸呑みイベントが発生します。
タルタロスに敗北したアーシャは、周囲がぶよぶよの肉壁に囲まれた空間で目を覚まします。
両手両足が肉壁に埋まった状態で、状況を把握しようと考えるアーシャ。
そして、自分を取り込んでいる周囲の肉壁からタルタロスと同じ魔力を感じ、ここがタルタロスの体内だと理解します。
アーシャは慌てて周囲の肉壁から手足を引き抜こうとしますが、ふと自分の手足の感覚がないことに気がつきます。
アーシャが困惑していると、周囲の肉壁が鳴動し、さらにアーシャの全身を取り込むように迫ってきます。
さらに肉壁に取り込まれた部分から感覚が抜け、アーシャは自分がタルタロスに吸収されているのだと理解します。
絶望の中、アーシャは悲鳴を上げながらも全身を肉壁に吸収されてしまうところで敗北イベントは終了します。
タルタロスのシーンの丸呑みCGは以下の3枚。(基本1枚+差分2枚)
アーシャが肉壁に囲まれた窮屈な空間に取り込まれているシーン
上記シーンの差分として、アーシャに肉壁が迫り両手両足が完全に埋まっているシーン
上記シーンの差分として、アーシャの服が半溶けになっているシーン(※回想モードのみのおまけCG)
全体的に丁寧に作られた良作。
クリアまでは1~2時間と短めで、戦闘の難易度もさほど高くないため、さくさく進めます。
ヒロインが声優演技つきのため、敗北シーンのクオリティは高め。
CG絵師はシーンごとに別の方が担当しているため、個人の好みの違いはあるものの、全体的に絵柄は安定しています。
また、モンスター娘なども数人登場するため、そういった要素が好きな方にもオススメ。
丸呑みシーンは、全4シーンと多く、飲み込まれるまでのシーン、体内のシーンと両方の要素を網羅。
ただし、ラバーマウスのシーン以外は短めであり、特にローパーのシーンはこれから丸呑み、というところで終わってしまうのが残念なところ。
それでも、声つきでシーン数豊富であり、丸呑み好きな方ならば問題なく楽しめる内容になっています。
ヒロインのピンチとしての丸呑みシーンが好きな方には特にオススメ。
DLsiteでは、サンプル画像2にて木の上に潜むワームの丸呑みシーンCGが、サンプル画像3にてローパーの丸呑みシーンCGを閲覧することができます。
さらに、リンク用サムネイル(当ページ左上)としてタルタロスの丸呑みシーンCGの一部が使用されています。
興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
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