スクウェアの人気アクションRPGシリーズ・聖剣伝説のプレイステーション版。
本作はストーリー的には過去作から繋がりはなく、自由度の高いストーリー進行が特徴です。
2021年にプレイステーション4、ニンテンドースイッチ向けにHDリマスター版が発売になりました。
こちらは、グラフィックが綺麗になっていたり、どこでもセーブできるようになっていたり、エンカウントOFF機能が追加されていたり、といった変更点はありますが、大筋は同じものです。
時期未定ですがアニメ化される、とアナウンスがありました。
グラフィックは伝統の2Dドット絵でキャラクターも二頭身。
仲間にできるキャラクターは人間系の他、獣人、亜人なども。
イベントによって仲間が固定されることが多いのが難点。
ぱっくんトカゲ
シリーズでおなじみの丸呑みトカゲモンスター。
アーティファクト「壊れた人形」で作成できるランド「ごみ山」にザコモンスターとして登場。
舌を伸ばして丸呑みにする攻撃をしてきます。
ただし、丸呑みモーションは過去作と比べあっさりめ。
ぱっくんトカゲが舌を伸ばし、対象キャラはダメージポーズのまま縮小しながら引き寄せられて消える。
消えた後、一秒ほどでダメージポーズで回転しながら吐き出されます。
ぱっくんトカゲのお腹が大きくなる、といった丸呑みアニメーションはなくなってしまいました。
本作には、モンスターをペットにして仲間として連れていけるシステムがあり、ぱっくんトカゲも仲間にすることが可能。
ただし、女性の敵キャラなどはいないようです。
ちなみに、モンスター図鑑のぱっくんトカゲの項目には、お腹が大きくなったぱっくんトカゲのグラフィックが掲載されていますが、実際の戦闘では使われない没モーションのようです。
キーマ
ストーリー終盤、イベント「震える砂」にて登場する巨大ワーム風の植物ボスモンスター。
「震える砂」は、「シュタインベルガー」クリア後、デュマ砂漠の木マナを3にして、ペットを連れないでデュマ砂漠に入ると発生。
発生条件が細かいため、普通にプレイしているとイベントを見逃してしまうことも多いかと。
丸呑みモーションは、鎌首をもたげた状態から口を開いて地上にいるキャラに一気に襲い掛かり、範囲内にいるキャラ全員を丸呑み。
キャラクターを頬張って大きくなった口をもぐもぐした後吐き出します。
吐き出されたキャラクターはダメージポーズで回転しながら地面に叩きつけられます。
ティアマット
ストーリー終盤、ラルク編のストーリー「真紅なる竜帝」にて登場する巨大なドラゴンのボスモンスター。
こちらも、意識してラルク編を進めるようにしていかないと、イベントを見逃してしまう可能性があります。
丸呑みモーションは、必殺技発動モーションのあと、口を開いて襲い掛かり、範囲内のキャラクターを一瞬で口の中へ。
その後、口の中でもぐもぐされ吐き出されます。
もぐもぐされているときは口から血が噴き出し、ダメージポーズで回転しながら吐き出されます。
ゲームとしては、いままでの割と王道的なアクションRPGから、フリーシナリオによるストーリーはあっさりめでやり込み重視のゲームバランスへと変更されました。
独特な世界観や美しいBGMなどは評価は高いものの、過去作とは異なるシステムから戸惑う声もあった作品です。
ですが、総じて見れば、よくできたアクションRPGだと言えます。
丸呑みシーンとしては、全体的にドットアニメーション演出があっさりめになっています。
特に、シリーズお馴染みのぱっくんトカゲのアニメーションが簡素化されてしまったのが残念なところ。
ですが、キーマ、ティアマットと別パターンの丸呑みも用意されているので、興味があれば手に取ってみるのもありか。
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