同人サークルノンリニアの全年齢向けアクションRPG。
天井を閉ざされた世界で、獣耳少女クーニャたちが絵本の中に見た「そら」を探す冒険に出る物語です。
システムとしては探索型の要素を含む横スクロールアクションRPG。
キャラクターは4頭身程度のドットキャラクター。
ドット絵でのアニメーションはよく動き、ヒロインたちの動作も可愛らしく表現されております。
難易度としては一部を除き、難しすぎず簡単すぎずの程よい難易度。
特にレベル上げなどをせずとも、道中の敵を倒していくだけでサクサクレベルが上がります。
探索の難易度も高くはなく、道に迷って先に進めない、という事態にはならないでしょう。
登場する丸呑みモンスターは、食人植物のヌチョーン。
第4章の2番目に訪れるエリアに登場するザコモンスターです。
クーニャが接近すると大口を開けて突進してきます。
これに当たってしまうと下半身を咥え込まれてしまいます。
さらに、レバガチャで抜け出さないと徐々に呑み込まれていき丸呑みに。
体内で数回の追加ダメージを受けた後に吐き出されます。
なお、この攻撃の途中でクーニャが力尽きた場合、吐き出されるまで待ってからゲームオーバーとなります。
丸呑みシーンを観察する方法としては、F10キーでポーズがかかるため、これを利用するとよいでしょう。
また、通常は半呑みから丸呑みモーション中は継続ダメージを受けるため、ダメージの数値が邪魔をしてしまいますが、途中でクーニャの体力が尽きた場合は以降ダメージ数値は表示されないため、最初の咥え込みで体力がゼロになるように調節するとよいでしょう。
色違いの同種モンスターとしてペローン、ペロリーン、ゴクーンが存在しますが、これらは丸呑みまで派生せず下半身咥え込みのみ。
ペローンは体験版範囲でも登場します。
簡易攻略
コンボを主体とした戦闘システムのため、キーボード操作ではやや忙しい。
初期から使える4つの技の性能がいいため、これらを交互に繰り出す簡易コンボを主体とすればキーボード操作でも十分プレイ可能です。
レベルアップで習得する技の中では、攻撃範囲が広くヒット数の多いみじんぎり、単位時間当たりのダメージが高いアッパージャンプなどが便利。
店で装備を買えるシステムになっていますが、価格はやや高めに設定されております。
幸い、宝箱から入手できる装備の性能が高いため、無理にお金を溜めて装備を新調しなくても問題なく進めるレベル。
基本的に敵の攻撃力が高めに設定されているため、なるべく攻撃を受けないように進む必要あり。
特に、中盤以降はザコ敵の攻撃力がかなり高いため、気を抜くとあっさりゲームオーバーになります。
リーチの長めの武器を使用し、コンボを途切れさせないようにして反撃を受けないように倒していくのが基本となります。
キノコ、こうもり、剣を持ったメカなど、回復アイテムを落とす敵の種類は決まっているため、これらをしっかり倒していくと安全性が高まります。
レベルアップ時に体力が回復する仕様のため、倒しにくい敵以外は倒しながら進んでいくことを推奨します。
コンボ主体のゲームシステムの関係で、飛んでいる小型の敵とは相性がかなり悪いため、これらはスルー推奨。
ボス戦ではリーチよりも攻撃速度の速さを重視した武器の方が有利に戦えます。
コンボで完封することができないため、コンボをやめて逃げるタイミングが重要。
ラッシュやアッパージャンプなどの単位時間当たりの攻撃力が高い技で短めのコンボを狙い、いつでも回避に移れるように戦いましょう。
幸い、ボス戦ではコンティニューができるため、何度かやってパターンを掴めば問題なく突破できるでしょう。
ただし、ラスボス戦はかなりの難易度です。
全体的にゲームとしての完成度は高め。
小気味よくコンボが繋がり、技も豊富なため、純粋にアクションゲームとしても楽しめます。
キャラクターも可愛く、ころころと動くため、見ているだけで癒されます。
ストーリーも、徐々に真実が明らかになっていく展開で引き込まれます。
丸呑みシーンとしては、丸呑みにされるまでのシーンのみで、体内描写はありません。
また、全年齢向けゲームなので当然ですが、敗北イベントもなし。
丸呑みにされるまでは短いシーンながら、アニメーションは徐々に呑まれていく様子が細かく描かれており好印象。
ヌチョーンが登場するのはかなり後半である、という点のみが残念なところです。
ゲーム単体としても楽しめるため、ドットアニメーションが好きならば手に取ってみても損はないと思われます。
以下、掲示板より抜粋
ゆりかごのそらというゲームでヌチョーンというモンスターが丸呑みしてきます。
詳しく書くと口開けて襲ってくるので捕らえられたらレバガチャします。
レバガチャをしないと徐々に飲み込まれていきます。
以下、掲示板より抜粋
公式サイトおよびブログで配布されている修正パッチを当ててしまうと体力が0になってもダメージ表記が消えないようになってしまうため注意が必要です
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