とても綺麗だったんだ






以前、一度だけ目にしたソレは

とてもとても綺麗で綺麗で

視界が全て真っ白になるような
全てのモノを白く包み込んでくれるかのような






こんなくすんで汚くなった
歪んで醜くなってしまったアタシでも






ソレはきっと優しく覆って隠してくれるから………


















White Snow

















冬島が近い所為か。
GM号が進むに連れてドンドンと冷えてくる今日この頃。

そんな中、クルーの一員であるは一人。
雪も降ろうかと云う外、それも深夜に船の手摺りで黒い空を眺めていた。






吐かれる吐息も全て白く。
肌に感じる外の空気は刺すような痛みを持っていて。
呼吸をする度に肺が痛くなる程のソレ。

先程上がった風呂上りの身体は瞬く間に体温を奪われていき。
女性特有の冷え性の為に殊更ゆっくりと浸かってきたソレはまったくと云って良い程意味を失っていて。






ポカポカしていた身体が寒さで温度を奪われても。
冷え始めて、手先の感覚が危うくなっていっても。
末端から冷たさが、身体の芯まで冷やしていこうが構わずに。

はただ空を見続けて。






その姿は、愛しい恋人を待つかのように思える程で。

寒さに肩を竦めている様も。
両手で自分を抱き締めている様も。
彼女の背中からは待ち焦がれている、と云った風な思いが感じ取れる一因となっていて。


















待ち焦がれる。
確かに彼女は待っていた。

だがそれはヒトではなかったのだけれど……


















「……?」



















そこへ偶然通りかかったゾロがに気付き、声を掛けた。
ソレに彼女はゆっくりと振り返って。






「……なぁに?ゾロ」






少々、震える声で返事をした。

その震えに気付かぬ程、ゾロも抜けていなかったのか。
足早に彼女の傍へと歩いて行って。






「テメエは何やってんだよ!」

「……何って…、別にナンでもイイでしょ?」

「よかねぇよ!風邪でもひいたらどうすんだ!」






簡単に云う事をきかないのは何時もの事だから、と。
無理矢理にでも船内へ入れさせようとしたゾロだったが。

掴んだ彼女の手の冷たさにとても驚いて。






「ばっ……テメエは何時間この寒ぃ外に居やがったんだ!!」






怒鳴るゾロにはチラリと視線を向けただけで。






「五月蠅いわね。怒鳴らなくても聞こえるわよ」






想像通り、彼女は相手にもせず。

口で勝てないのは分かっていたから。
ゾロは強行手段に出て。






口を噤み、の手を強く握って引き摺るようにして船内へと入る。

その間、から文句が出なかったワケではないが。
ひたすらに歩き続け、一向に聞く耳持たない、といった風のゾロに諦めたのか。

自分達の為に作り変えられた倉庫へと無言で引き摺られて行き。







乱暴に開けられる部屋の扉。

サンジが見たら速攻で口と足が飛んできそうな扱いで。
の身体をベッドへと放り投げ。
またもや凄い音を立てて扉は閉められた。

















「………ナニ考えてやがんだ…」


















地を這うような低い声は。
彼が本気で怒っている事を示していて。

それに対しては。
乱暴に放り投げられた事に対する文句も云わずに、身体を起こして。






合わさらない視線。

交わされない会話。

返事の無い空間に。






先に業を煮やしたのはやっぱりゾロで。
一つ、隠さない溜息を付いて。






「お前がナニをしたいかなんて分かんねえけどな、あんまり心配かけんじゃねえよ」






諦めの入った語調で。
遠まわしに自分の身体を大事にしろ、と。
無意識に込められた言葉の裏の意味。

その意味合いに気付いたは彼の方を向いて。






「……これでも大事にしたいからあんな事してたのよ…」






そう返して。

しかしこんな駆け引きが。
当然ゾロに通じるワケが無くて。






「…ワケ分かんねぇ……」






眉間の皺は三割り増しになって。

誰が見ても不機嫌です、と云っているようなその表情に。
は一つ、苦笑いを洩らすと。






「………雪、……雪が降らないかなって…」






ゾロから視線を外し。
僅かに外が伺える小さな円形の窓を見て。


















その姿が。
愛しい者の迎えを待っているかのようで。

淋しそうな彼女が。
まるで何処かへ行きたいと願っているかのように見えて。


















ゆっくりとベッドから立ち上がり。
ノロノロとした動作で窓へ近寄り。
冷たい硝子に手を当てて。






先程云った雪を待つが。

自分のモノである彼女が。
この関係を他のクルーにも認められた彼女が。

















自分を置いていってしまうかのような。

何処か、手の届かない処へいきたがっているかのように思えて。


















反射的に動いたゾロの身体。

本能と呼んでも差し支えの無いソレに促される儘に。
ゾロはの身体を背後から抱き締めて。






何処にも行かせない、とばかりに。
キツク、キツク抱き締めて。






どの位、あの場で雪を待っていたかは分からないが。
酷く彼女の身体は冷え切っていて。

その身体がどうにも嫌で。

ゾロは自分の温もりを分け与えるように抱擁を続ける。






気の利いた暖房器具がこの船に有る筈が無くて。

寒さを凌ぐ為には人肌が一番だと。
頭の片隅がその事実を訴えて。






冷たい窓に当てられた儘の彼女の手を取り。
自分の手で包み込むようにすれば。

氷のように冷たくなった指先に気付き。

もう片方の手も掴んで、彼女の胸の前で。
自分の両手で包み込んでやるようにしてやる。






じんわりと伝わっていく体温に。

強張っていたの身体から徐々に力が抜けていき。
彼女は溜息のような息を吐いた。






「……ゾロは温かいね…」






どんな意味でその言葉を云っているのかは。
男であるゾロには分からなかったが。

それでも温かいと感じてくれている事に満足感を覚えて。
未だ温まりきらない彼女の頬に自分の頬を寄せた。






猫がマーキングするかのようなその行為に。
は温もりを求めるように擦り寄り返して。

包まれた手をゾロの指と絡まり合わせる。






頬を摺り寄せると云う行為で。
彼女の意識が自分へと向いた事を。

内心で喜んで。

絡まり合った指をその儘に。
ゾロは接触している頬をずらし。

彼女の耳元へと唇を寄せた。






自分の唇が触れた彼女の耳が。
矢張りと云うか、当然と云うか。

やっぱり冷え切っていて。

何処もかしこも冷たくなったの身体を。
ソコを手始めに温める為に。

ゾロは口を開けて耳朶を含んだ。






最初はただ口内に含んで。
次に歯を立て。
舌で輪郭をナゾルようにして。

ねっとりと舌を絡めて、耳穴にソレを差し込んで。






その行為に抱いた身体が腕の中で身動ぎするように動いて。

感じる事が嫌だったのか、感じて動いたのかは判断しきれない程の僅かなソレだったが。
ゾロは逃げられないように、逃さないように回した腕を。
絡まる手をキツクして。

更に舌先でソコを嬲れば。







「……っはぁ…」







溜息のような色を帯びた吐息が彼女から発せられ。

身体中が熱くなるのを感じた。



















こんなにも愛おしいのに。
こんなにも大切だと思えるのに。

何を犠牲にしてもこの女だけは自分の元に居させたいと願って止まないのに。




















なのにお前は違うのか?




















喉まで出掛かったその言葉だが。

ギリギリの理性がその言葉を口にしてはイケナイと警告していて。

















それでも一旦開きかけた唇は。
貪欲な迄に答えを求めていて。

己の心を誤魔化すかのようにして、彼女の首筋に当てた。



















身体から始まったこの関係が。
彼女の中でどういう風に処理されているかは当然、本人しか分からない事で。

それを知りたいと願うのなら彼女に聞くしかないのだけれど。
それでも最初から彼女の返事は決まっていて。






だってこの関係を始めた時にとっくに答えは言い渡されているのだから……


















『船の上なんだから仕方無いでしょう?お互い相手に困ってるんだもんね』

『あぁ、そうだな』

『だからこの関係は船の上だけにしようね。下りたらお互い一切の詮索は無し。OK?』

『願ったりかなったりだな』


















その時の俺は。
まさかこの女に惚れてしまうとは思ってもみなくて。

だからこそ、その関係にも返って都合がイイ位にしか思えなくて。






実際、女なんて至極、理解し辛くて。

何を考えたらあんな答えを出してくるのか理解出来ないような答えばかりを吐き出す生き物で。

第一、駆け引きなんて最も苦手な部類だ。
そんなのはあのクソコックのお得意分野で、俺の領域じゃねえ。






最初の頃こそ、この関係に満足していて。






誘った時に、それなりの経験を積んでいた事は分かっていたけれど。

それでも実際にこの女を抱くと。
頭の中が溶けちまうような快感を得られて。

船を下りてからも港の女になんて目もくれられない程にソッチの方面は充実していた。

だって船に帰れば街にウロツク女よりもイイ女がタダでヤれるんだ。
しかも後腐れも面倒臭い甘い言葉もご機嫌伺いも無いと来た。

誰が考えてもソッチの方がイイに決まってる。






加えて、あの柔らかい身体を蹂躙する時の高揚した征服感。
アノ時にしか出さない甘えたような嬌声を耳元で聞ける優越感。

縋るように回される腕が、求められる腕があんなにも気持ちがイイものだったなんて。

無条件に受け入れられる事が。
無条件に求められる事が。

言葉にならない位の快感を呼んでくれて。






そんな事、今までのセックスで感じた事が無くて。






終わった後ですらマトモに抱く行為をしなかった俺に。

初めて身体を交わした時からのクセで。
キスを求められて。

ソレが終われば、アイツも興味を失ったかのように俺から身体を離していって。
それ迄はそんなサバサバした行動ですら気に入っていたのだが。






行為が終わった後のキスに込められた意味に。
ヤってる最中は自分を見ていない事に。

今更ながらに気付いた俺は。






如何し様も無い程の衝撃と、嫉妬感に駆られて。

事実、そんな感情を抱く自分に酷く狼狽たえて。







だって身体だけの関係の筈なのに。
お互い、了解している関係なのに。

何時の間にこんな感情を抱いてしまったのか。







何時の頃からか。
ナニが切欠だったかは覚えていないけれど。

それでも気付いてしまったその事実に。







酷く胸がムカついた。


































コイツが求めてんのは、…俺じゃねえ……
































お前は俺に抱かれながら誰の事を思ってんだ?




















ただの代用品なのか?




















俺はお前にそのクセを付けたヤローの代わりなのか…?




















お前は何時かソイツの所へ帰るのか?






























男の嫉妬ほど醜いモンはねぇな、と自覚するも。

それでもこの女だけは手に入れたいと心底願ったんだ。






なのに何でお前は俺を求めない。






こんなに何度も身体を繋げ合っているのに。






愛しい男に身を摺り寄せるかのようにして甘えてくるのは俺なのに。






傍に居て抱き締めてやっているのは俺なのに。






なのに、そんなにもそのヤローがイイのか?






お前の傍に居る俺よりも、姿も見えないそのヤローの方がイイってのか?






……俺じゃ、ダメなのか?




















情けない言葉ばかりが。
聞きたくても聞けない類の言葉ばかりが脳内に浮かんでは消えて。

例えようも無い程の胸の痛みを感じ。

思い切るように彼女の手を掴んだ手を離して。
冬物のパジャマのボタンを外し。

首の後を引っ張って、邪魔な布を退かして項を無理に出すと。






噛み付くように、ソコへと唇を寄せた。






何度も身体を重ねたお陰で、の弱い処を殆どを把握する事が出来ていて。

彼女の項から付け根に向かって唇をずらして。
最も弱いであろう肩の辺りに歯を立てた。






「…んっ……」






反応する身体と漏れた声。
抵抗をしないのを了解と受け取って、ゾロの行為は更に大胆になっていく。

ボタンの外された服の合わせ目から手を滑り込ませ。
下着を押し退けて、胸の膨らみを確認するかのように一旦鷲掴みにして。

掴んだ指の合間から存在を主張するように固くなっていた突起が顔を覗かせれば。
ソレを軽く擦り合わせるようにしてやる。

途端、の身体が強張って微かに震え。
嫌がるように顔を背かれた。






それでも決定的な言葉をその口から聞いた訳でもないので。
ゾロは執拗に首筋と胸の突起を攻めて。

冷えた身体に火を灯すように。
彼女の意識を自分へと向けてもらえるように。






冷えた部屋の空気を上げていった。


















壁際で、掴んでいた手を自分に巻かせて。
パジャマの下へと手を伸ばし。
下着の中へと手を突っ込んで。

熱を放ち始めたソコへと指を這わし。
息遣いの荒くなり始めたをもっと高みへと導いてやりたくて。

もっともっと自分を感じて欲しくて。

荒くなっていく手付きに伴い、上がる声が増えていって。
添えられた手が耐えかねるように俺の腕に爪を立てて。

指先に触れる柔らかい突起を摘み上げるようにしてやれば。

背中を撓らせながら。
自分の顔の直ぐ傍で。
高い喘ぎ声を短く上げて。

彼女はイった。







そして上気させた頬で。
荒い呼吸の儘で。

彼女はコチラを向いて。


















「……ど…した?……ゾロ…」





















そんな言葉を吐いて。

だって自分が突っ込みもせずに彼女をイかせたのは初めての時以来で。

自分の快楽を追わずに彼女をイかせる事等皆無だった自分の行為に。
今更ながらに苦笑いが浮かんでくるが。







それでも彼女が自分の名を呼んだ事に。
その事に気付いた彼女が愛しくて。



















「……もうイイだろ?…外、眺めんのは…」




















早く身体を繋げたい、と。
遠まわしに求めれば。

上気した儘の頬で。
淫を含んだ表情で。

手を伸ばしてきて、頬を撫でられて。


















「…そんな気ィ、……使うヤツだったっけ?」



















相変わらずの憎まれ口を叩いて。






改めて考えれば。
確かに確認を取るような言葉を吐いた事など無くて。
殆どが突然押し倒していたようなモノばかりだったから。

らしくないと自分でも思いながら、苦笑いを浮かべて。
彼女の身体を抱き上げた。






そして柔らかいベッドの上へと。
今度は優しく横たえて。

その上へと自分も圧し掛かって行って。
手早く纏わり付くような状態の服を剥ぎ取るようにして脱がして。

露わになっていく白い肌へ、押さえきれない欲情を感じて。
性急な程に乱暴に己の服を脱ぎ。

自分へと向けられた艶のある濡れた目に。
キスを送る事で塞ごうと誤魔化して。






今、その目で見詰められるのは辛いモノがあったから。






だってその目が求めているのは。
その目が見詰めているのは自分では無いから。

自分を通り越して、違う男を見ている彼女の目に。
どうしても見ていて欲しくなかったから。






自分の目には彼女の事しか映っていないのに。






この後の快楽を想像しているのか。
それとも彼女の身体に自分のセックスの手順が。
自分が引き出してやる快感が染み付いたのか。

うっとりとした目で見詰めるクセに。






なのにコイツは俺を見てねぇ……


















どうにもソレが悔しくて。
どうにもソレが許したくなくて。

どうしてもソレを認めたくなくて。






乱暴とも云えるやり方で自分の高ぶったモノを引き出して。
足を大きく開かせて。

の内へと捻じ込んだ。

















「……―――っ!!…っぁあ!……」

















無理矢理と云ってイイ程の乱暴な挿入に。
彼女はキツク眉を寄せ。
固く目を瞑って。

仰け反った喉の白さを見せ付けるようにして。
堪えきれないような。
感極まったかのような、搾り出した声を上げた。






白いシーツに散った黒髪が波をうって。

急激に襲ってきた快感をどうにかやり過ごそうとして。
キツク、キツク握り締めたシーツが。

繋がった部分から感じる彼女の締め付けが、温かさが。

現実に感じているのは。
現実に感じさせているのは自分なのに。

彼女が乱れれば、乱れる程。
感じさせれば、感じさせる程。

自分を見失っていくような錯覚を覚えて。






我武者羅に、無茶苦茶に彼女を突き上げた。






「やっ…え、何ィ!?……ちょっ…ゾロ!」

「うるせぇっ…黙ってろ!」






自分の感情を叩き付けるかのように。
彼女の身体を気遣う余裕すら失った自分は。

ただ只管に彼女を求め続けて。






嫉妬に怒り狂った男のように彼女を責め続け。
早急に全てを運んで。

嫌がるをモノともせずに。
身体のクセを知っている自分は簡単に彼女を絶頂に導いてやり。
己もその締め付けに果てて。






お互いに荒い呼吸を繰り返しながら。
グッタリとした彼女の上に覆い被さるようにして。

熱を取り戻した彼女の身体を抱き締めて。
冷たくなっていた身体を温められた事実と身体的満足感に多少、気を抜いたその時。






繋がった儘だった部分から。
彼女の身体に僅かに力が入ったのを感じて。

不信に思って、視線を顔に向ければ。


















組み敷いた彼女は。
一緒に頂を迎えた彼女は。

窓へと視線を釘付けにされて。
ソレに目を奪われて。

自分の存在なんて、何処かへと消え去ったかのように。




















まだ繋がったままなのに。

















彼女の意識は自分を置いて、外の景色に全て奪われいて。




















助けを求めるかのように伸ばされた手が。



















手が、自分を否定しているような。

逃れたがっているかのように見えて。





















少しだけ満足していた。
微妙に落ち着きかけていた心が、一気にざわめいて。

激しい嫉妬心が心を染め上げていくのをリアルに感じながら。







自分へと求められないその手を攫うかのように引っ掴んで。

驚くの顔が。
非難を込めたような表情をした彼女が。

言葉を発するよりも早く。

恒例になったキスをして。







でもそれは。

何時もの情事の後のやんわりとしたモノでは無くて。
行為の真っ只中にするような、酷く乱暴なモノで。

未だ彼女の内に残った儘の自身に。
再び、欲が溜まり始めて。

求める儘に。
気持ちの流れる儘に、再びを突き上げ始める。







重ねた唇の隙間から。
苦しそうな嬌声を上げて。

本気で逃れたいような仕草を見せるが。
そんな事が受け入れられる筈が無くて。







何度も何度も彼女を求め続けて。
何度も何度もお互いに果てても。

飽きる事を忘れたかのように。
只、只管に彼女を求め続けて。







その狂気にも似た宴は、彼女が意識を手放すまで続けられて。

やっと外へと、雪へと意識を向けなくなった彼女の身体を。
情事の疲れで、色を残す彼女の身体を。

それはそれは大事そうに抱えて。







初めて女を抱き締めた儘、自分も求められる睡眠欲に身を任せた。



















雪が降る度に。

彼女は助けを求めるのだろう。

自分を置いて行こうとするのだろう。






視界の端にすら映らない存在に成り果てても。

それでも俺はそんなお前を求め続けるのだろう。






何時か、自分へと目を、意識を向ける事を願い続けながら。

自分へと好意を向けさせる為に。

俺はずっとの身体を抱き続けるのだろう。

















丸い窓の外に、白い白い雪が。

はらはらとはらはらと、舞い降り続けていた……












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