だって久しぶりだったんだもん

陸に上がるのだって何ヶ月ぶりかの事だっていうのに
宿に泊まるのだって、個室を与えられるのだって

なのにナンでコイツは……






衝動






我等がGM号は久しぶりの島、ココ夏島の「セーラム島」へとやってきていた。

そしてナミの大奮発かそれとも気紛れか、宿に泊まる事になっていて。
疲れていたのと、久しぶりの陸地にクルー達は思い思いの夜を満喫する為にとっとと食事をとって、部屋へと入っていた。

ナミは早々にルフィの部屋へと消えていて。
サンジ君は夜の町へとナンパしに。
ウソップとチョッパーはバーでホラ話をしていて。
ロビン姉さんは夜の闇へと紛れて行った。

そしてアタシ、は今ゾロの部屋へと忍んで来ている。





なのに………





何でコイツはこんなにも爆睡してるワケ?





確かにさっき迄、酒場で大酒呑んでたわよ。
確かに久しぶりのベッドでしょうよ。

何時もは固い甲板や、船尾で寝ているからベッドの感触を満喫したいのは良く分かるわよ?




でもさ〜……




恋人……と迄は行かないにしろ、アタシはいったいどうしたらイイんでしょうか?




そりゃあ、何度かゾロと寝た事はあるわよ?

狭い船の中、年頃の女と男が一つの船で寝起きしてるんだもん。
そんな事だってあるでしょうよ。

その事がナミにバレてからと云うもの、ゾロとくっつけたがっているのか何度もそう云う雰囲気にさせられて。

ま、その度にヤっちゃってたアタシ達も悪いとは思うんだけどさ〜……。




でも、この状況をアタシにどうしろと?




部屋はアタシとゾロで取ってあるらしく、他に部屋は無いし。

寝るにはまだ早い時間。
遊びに行くにしても何か気が乗らないし……

なぁんか、悔しいよね〜。

ヒトがアンタの事を気にして出て行けないってのに、コイツはグウスカ寝やがって……。





アタシはゾロの寝ているベッドへと歩き、その淵に腰掛けた。

珍しく今日はあのウルサイ鼾をかいておらず。
じぃっ、とゾロの寝顔を眺めてみた。




顔は……結構イイのよねぇ………

鼻は高いし、目は切れ長だし。
パーツ全体が整っていて、誰が見てもイイ男だと思う。

綺麗に筋肉が付いた身体。
太い腕にゴツゴツした指先。

この腕に抱き締められると信じられない位に安心できて。
その指先はイヤになる位にアタシを熱くして。

薄い唇は息すらも奪う位のスッゴイ、キスをくれて……




アタシはゾロの唇にそっと指を這わした。

ふに、と云う柔らかい感触がする。
それを楽しみながらつつっ、と指を滑らせて。




そんな事をしていたら、不意にゾロが欲しくなった。

女にだって性欲位あるんだよ?
得に生理前とか生理の後とかに……




記憶に残るゾロの口付けを思い出し、アタシはゆっくりとゾロに顔を近づけて舌を出して真一文字に閉じられた唇をペロリと舐め上げた。

そして顔を離し、ゾロの様子を見てみるが、一向に起きる気配は無くて。




むぅ〜……




「……普通、お姫様は王子様のキスで起きるもんでしょうが…」




イヤイヤ、それはキスじゃ無いんじゃないって突っ込みは禁止よ?

だってそんな清い仲じゃないんだから。




「ね〜、ゾロってば起きなさいよ〜」




揺すっても叩いても、彼は全然起きる気配は無くて。




「幾ら酒呑んで寝たっつったからって、何時もそんな位呑んでんじゃん」




ぶぅ〜、と膨れっ面をしてゾロの頬を突付いてみる。

モチロン一度寝てしまった彼がそんな位で起きる筈がなく。

暫くゾロの寝顔を眺めていただったが、ナニかを思いついたのか、ニヤリと嫌な笑いを浮かべた。




「へへへ〜♪そうだよね、別に起きてなくたってイイのよね。下だけ起きてくれれば」




トンでもない事を口にしながらはゾロの寝ているベッドへと上がって行った……














着ていた前開きのキャミソールのボタンを全部外して、下着を脱いで。
寝ているゾロの腹巻きに手を突っ込んだ。

彼のズボンのボタンを外して、ジッパーを器用な手付きで下げていって。

そして下着の中に手を潜り込ませて、ゾロのソレに指を絡ませた。

何度か見た事のある時のとは違って、まったくの無反応のソレはの指にされるが儘だ。





柔らかいソレに笑みを禁じえない

それは、信じられない位に固くなって大きくなる事を知っていたからで。




今迄シテきた男達の中でトップを誇るソレ。




ヤろうと言われて、別にイイよと答えた。
しかし、イザ始めると普段のコイツからは想像できない位に優しく扱われて。

何度も何度もイかされて。

やっと入れる段階になって、見てしまったゾロのソレは入らないんじゃないの!?と思わせる大きさで。

ソレを嫌がるアタシに無理矢理突っ込んだんだ。




……それからなのよねぇ…

だってあんなに感じちゃったのって初めてだったから〜。
ゾロが動く度に信じられない位の快感、感じちゃってサ。

ハッキリ言っちゃえばクセになったって事。




手に感じるソレの感触にやんわりと力を込めて揉み始める。

そうっと、そうっと、爪を引っ掛けないように。
快感を引き摺り出せるように。




暫くソレを繰り返せば、手の中の感触は大分大きなモノへと変わって。

それでもまだ硬度が足んないな〜、なんて一人思ってゾロのお腹の辺まで自分の身体を下げた。

半立ちのソレを下着の中から引き摺り出して、顔を寄せて直接舌を絡めてみた。
そしたら直ぐにソレは反応を返してきてくれて。

何度か口内へと導くと見た事のあるソレへと変化を遂げた。




アタシはソレを満足そうに眺めてからそうっ、と手を離して。

再びゾロの顔を見に行けば、コイツはまだ寝ていて。





………狸寝入り……?

…本当は起きてんじゃないの?
だってこんな事されてもまだ起きないなんて信じらんない……




……まぁ、イイ

それよりもムカツクからキスマーク、つけちゃお〜っと♪





ちゅぅぅっ




服を着ても絶対に隠れない処へとクッキリと紅い跡を付けて、は満足そうに笑う。

これでサンジ君との喧嘩は決定だね〜♪
へへへ〜、ざま〜みろっ!!

アタシを放っといた罰だ〜!!!





ナンて事をやってはいるが、寝ている彼はまだ起きなくて。





いい加減、起きて欲しいんだけどなぁ……

あ、そうだ☆




は開いている自分の胸元を見るとニンマリと笑った。





横たわるゾロの身体をそうっ、とまたいで。

今度は起こさないように気を付けて。





むぎゅっ





自慢の胸をゾロの顔に押し付けた。

ソコソコの大きさのあるその胸に、ゾロの鼻と口は見事に塞がれて。





………んぐ……





……むぐぐっ……





「…ぶはっ!!」





ピクリ、とゾロの腕が動いたかと思うと、顔に押し付けている胸をワシっ、と掴んで引き離した。





「きゃあっ……んっ」




掴んだ処が悪かったのか、アタシの口からは色っぽい声なんかが漏れてしまって。





「はあっ…!!?……何だぁ!!!?」




ゾロはアタシの胸を掴んだまんま、叫んで固まっている。

「ぷっ……」

その顔が鳩が豆鉄砲を食らったと云うコトワザに余りにもハマっていて。





「あははははっ!! ゾロってばナンて顔してんのよ!!」

「なっ……てめえ!! お前こそヒトの上で何してやがんだ!!」

「きゃはははは!! あははははは!!」

「オイ!! 笑ってんじゃねえよ!!」

「だっ……て、ぷっ……にゃははははは!! あの顔っ……あ、あはははは!!」

どうにも笑いの止まらないアタシに、ソッコーで切れたゾロが掴んでいた胸の突起を摘まみあげた。





「ひゃあっ…、ってナニすんのよ!!」

「そりゃこっちのセリフだ!! ヒトが折角気持ちよく寝てんのに何してやがんだ!!」

「何よ!! ゾロこそヒトがかまって欲しいのにグウスカ寝ちゃってて、ナンなのよ!!」

「ああ!? 眠ぃもんはしょうがないだろ!!」

「しょうがなくない!! 眠くたってさっさと起きなさいっての!!」

「……あん?…ちょっと待て、かまって欲しかっただと?」

しまった!! と思ったのも束の間で。

ゾロは目の前にあったアタシの胸の突起を当然のように口に含んだ。




「あっ…やぁっ…ん、……反則っ…だってば!!」

「ああ?……何が反則だってんだよ、こうされたかったんだろ?」




ゾロは乳首を噛みながら背中へと手を伸ばした。
その手は下から上へとスルスルっ、と動いていき。

「やっ…やだ、もうイイってばっ…」

その感覚にビクッ、と身体が反応してしまって。

「ヨクねえよ、大体なんつー格好してんだよ」

「ほっとけっつーの!! 第一見慣れてんでしょ!?」

「見慣れる程拝んでねえよ」





腰に手を回されて引き寄せられて。

舌先で突起を舐られて、空いてるもう一つの手で突起を摘ままれて。

「はあっ…ん……あんっ……」




…ああ……

どうしよう

気持ちよくなってきちゃったよ


こんな筈じゃなかったんだけどなぁ……




腰にあったゾロの手が、さも当然と云うように下肢へと伸びていく。

中心部分に触れた指先に濡れた感触を感じたのだろう。

ゾロがニヤリと笑った。





「ナンだよ、文句言ってるわりにはシッカリ感じてんじゃねえか」





意地悪く笑ったゾロにアタシの頭の何かがプツリと切れる。





「悪かったわねぇ…」





蜜を湛えたソコに侵入させようとしていたゾロの手を乱暴に払って。

出してあったゾロのソレを自分のソコへと導いて。





腰を下ろした。





「ふあっ…ああっ!!」

「…っく……」





まさかイキナリ入れるとは思っていなかったのだろう。

突然襲った快感にゾロは低い声を漏らした。





ああ……

ダメ…、その声


感じちゃう…!!




更にゾロが欲しくなって、根元まで一気に咥え込んだ。




「ああっ……ぅ…」

「はっ……」




眉間に皺を寄せた感じてるゾロの顔。

何時も何時も余裕たっぷりで、アタシだけ乱れさせるゾロのこんな顔を見れるだなんて。




「……おまっ…え、なあ…」

「はあっ…あ……、最…高Vvv」




さっきのゾロみたいに口の端を上げて笑ってみせる。

してやったりのアタシの顔にゾロは益々機嫌を悪くして。

身体を反転させようと手を伸ばされたの気が付いて。

アタシは咄嗟に腰を引いた。




「んあっ…あっ…」

「…っ……」




擦れた内壁が快感を呼んで。
それはゾロにも云える事で。

アタシはコレだ!! と思って、ゾロの胸板に手を置いて腰を動かし始めた。

そしたら当然アタシにも快感は訪れるワケで。

アラレモナイ声を出しながらも何度もゾロを出し入れさせた。




何時の間にやら部屋の中には二人の荒い息遣いと、アタシの嬌声。
そして接合部分から漏れる水音だけが響いていた。




無理矢理だったけれども、やっぱりゾロも健康な十代の男なワケで。
感じる快感に流されたのか、アタシの腰を掴んで揺さぶり始めた。

その頃のアタシは、出し入れされる度に接合部分の直ぐ近くにある小さな突起を擦られて。

いっぱい・いっぱいになっていた。




「ああっ、あっ…ゾロォ……」

「……何だ」




身体中、汗に塗れて、髪を振り乱して。




「アタシっ……も、…ダメっ……」

「何だよ、もうギブアップか?」

「だっ…て!! あうっ…ああっ」

「っ…は、お前から仕掛けたんだろ?」

「あんっ、あっ…ダメっ、イッちゃ……」




自分でもゾロを締め付けているのがイヤになる位に分かって。

その途端に身体が浮く感じがして上下、逆になると足を大きく開かされて、肩に担がれて。




奥の奥まで突き込まれた。

それを何度か繰り返されると……




「いやあっ!! ああっあっ、あ――――――っ!!!」




頭の中が真っ白になる位に感じて、………イッてしまった…。




ソレにつられたのか、ゾロもアタシの中で低い声を漏らして、弾けた。











覆い被さってくるゾロの身体の重みがどうにも愛しいような感じがして。

荒い息の儘、彼の背中に両手を回した。




アタシの好きな厚い筋肉の感触が気持ちイイ……




そんな事を考えてると、鋭い視線に囚われて。

力が入らないのをイイ事にゾロは有無を言わさずキスをしてきた。

でもアタシはそのキスに応えるように背中に置いた手を首に回して。




セックスの後の、イッた後のキスってどうしてこんなに気持ちイイのかなぁ……




長い長い口付けを交わして、やっと離せば。

苦笑いしているゾロの顔と出くわして。

「……ったく…、てめえには敵わなねえよ」

「……ん…、ゾロ……」




幸せそうな顔をしてるのが自分でも分かってしまう。




ナンだカンだと云っても、やっぱゾロって優しいんだよなぁ……




……って、はい?

ナンでアナタは服を脱ぎ始めてんですかっ!!?




「……ゾ…、ゾロ…?」

「あ?」

「あの……ナンで脱ぐの?寝るんじゃないの?」

「ああ、眠気は吹っ飛んだ。責任は取ってもらうからな」




前言撤回だっ!!!




「責任って、ゾロだってイッたじゃん!! もうイイでしょう?」

「はあ?イッたっつったって一回しかしてねえだろ?」

「……イヤ、そりゃそうだけど…」

「それにお前ばっかに動いてもらってたから俺、全然疲れてねえし」

「そういう問題かいっ!!」




続ける突っ込みもまるで効いてないのか、ゾロは未だ力の入らないアタシの身体に手を這わし始める。




「わっ…ちょっ……待ってって!」

「うるせえなぁ、ちょっと黙ってろ」




文句を言うアタシの口をゾロはキスで塞いで、好き勝手に撫で回す。





頭のドコかで第二ラウンドの鐘の音が響いた気がした………















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