髪の毛切ったよ。(一馬Ver.)










ピーンポーン ピーンポーン ピピピピーンポーン ピーンポンピンポーン


だぁ!うるせぇー!

誰か出ろよっ・・・って、今日俺しかいねぇーじゃん。


ピンポーン ピーンポン ピンピピンポーン


あ゛ー、だから出るっつーの!

まったく誰だよ?!

こんなことするのは、結人かあとは・・・

なんて考えながら下に降りてドアを開ける。


ガチャリ

「一馬ヤッホー★」

バタン

やっぱり・・・。はぁ。


「って、ちょっと一馬開けなさいよ!」

はぁ、しょーがねぇ・・・。


ガチャッ

「何だよ(呆)」

「もう!それが彼女に言う言葉?!」

「人が折角寝てたのに、ピンポンピンポンうるせぇんだよ!」

「折角の日曜なのに、寝てる一馬が悪いんでしょ?!」

「分かったから、中は入れよ。近所迷惑だろ。」


やっぱり犯人(大袈裟)は、もうひとりの そう、俺の幼馴染兼彼女のだった。

はぁ・・・。


「とりあえず俺の部屋行っとけよ。」

「んー わかった★」






そーいえば、何かあいついつもと違くねぇ?

・・・何だろう?

あっ、りんごジュースこぼれたし!




















ガチャッ

「って何やってんだよ!///」


パ・パンツ見えてる///(ピンクのチェック…///)

ってか、四つん這いになって何やってんだ?!


「ん?ベッドの下にエロ本とかナイのかなぁー?と思って(笑)」

「んなもんねぇーよっ///」

「えーまじで?かじゅまってやっぱ純情?(笑)」

「なんだよ純情って!」

「だってさー、この前結人んち行ったら普通に本棚にエロ本入れてあってびっくりしたもん!」

「お前、何で結人んちなんか行ってんだよ。」

「んー?マンガ借りに行っただけだよ。あっ、もしかして嫉妬?(笑)かじゅまかわいいーvv」

「ち・違げぇーよ!ってか、かわいいとか言うな!あとかじゅまも!」

「いいじゃん★かじゅまってかわいくない?響きがさー。」

「かわいくねぇーよ!」

「むー!か わ い い の !」


お前のが可愛いっつーの!///(言えないけど)




















「そーいえばさー、髪切ったの★どう?」


そーだ!髪短くなってたんだ!


「・・・ま・まぁ、いいんじゃねぇーの?」

「何それー!ひどっ!ってか、実は気づいてなかったっしょ?」

「き・気づいてたよ!」

「うーわ、まじ気づいてなかったんだ?」

「・・・ごめん。」

「かなり傷ついたんだけどー!」

「だからごめんって!」

「誠意が足りーん!」















「まぁ、いいけどさ。」

「本当、ごめん。」

「だからもういいって!」

「・・・ごめんな?気づかなくて…。」

「キス」

「は?」

「キスしてくれたら許す!」

「な・なんでだよ?!///」

「あぁー、ちゃんの心はすっごい傷ついたんだけどなぁー!」

「あーもう分かったよ!キスすればいいんだろ?!(ヤケ)」

「そうそう★」






何て言いながらが目をつぶった。

や・やばい。。。まじ可愛い…。
























ちゅっ






「はぁ?!こんなけ?」

「・・・う・うるせぇよ!キスしただろっ!///」

「そーだけどさー、何か物足りないっつーか。ねぇ?」

「ねぇ?じゃねぇーよ!」

「むー!キスって言うのはねぇこーいうものなんですよ!」




お・おい、ちょっと!///

が近づいてきたと思ったら、唇が重なって・・・。

な・なんか入ってきた///

の舌が俺の舌を絡めとって・・・。

何度も何度も角度を変えて繰り返される。




唇が離れたと思ったら、俺の唇から零れた唾液まで舐めとられて・・・///


「もう!いつもちゃんが教えてあげてるのに全然覚えてないの?!」

「で・出来るか!あんなキスなんて///」

「なんでよぉー!まっ、かわいいからいいけどさ★」

「だからかわいいって言うな!」











髪切ったことに気づかなかった代償は大きいみたいだ。

まっ、別にいやじゃないけど///











**あとがき**

一馬Ver.です。
ヘ・ヘタレだぁー!
一馬の場合は、攻めヒロインもアリみたいな?(笑)









up:2003.04.06

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