「せん、せ…どうした の?」



冷や汗タラーっと流しながら、壁と俺との間に挟まれてるは俺の手と顔を交互に見ながらそう聞いてきた。 またいつもの悪ふざけだと思ってんのかもしれねェけど、今日の俺は一味違ェよ?・・なんて。 もう限界なんだ、何もかも。お前が他の奴と笑ってんの見んのも、いい先生演じんのも。 そろそろいいんじゃね?この関係壊すのも。やべェ、お前に触れてみてーだとか汚してーとか思うんですけど。







「なー、今日多串くんと何話してたの?」

「・・・なんでそんなこと先生に言わなきゃいけないの?」

「いいから答えろよ」


いつものやる気のねー目じゃなくてちょっと鋭い視線を送ったら
ビクッなんて肩をちょっと飛びあがらせて驚く
んな反応されっと余計苛めたくなんだけど。


「委員会のことだよ・・・」

「本当にそんだけ?」

「それだけだって。ていうか先生に関係ないじゃん」

「関係なくねェよ」

「なんで」

「だってそりゃーオメーのことが好きだからに決ってんだろ」

「・・・またまたー」

「いやいやマジだからコレ」

「・・・」





怪しむように俺を覗き込むその瞳には、他の誰でもなく俺だけが映ってて。 勿論俺の瞳に映んのも、お前だけで。何かよくね?こういうの。 壁に突いた左手をそのままに空いてる方の右手で柔らかそうなの頬を包む。 やべェ、想像以上に柔らけーわコレとか思ったら今度は紅く色付くその小さい唇に触れたいと欲は増す一方で。 んな俺に「せんせ?」なんて上目遣いで覗き込んでくるお前は確信犯ですかコノヤロー。 あーまじ喰べちゃいたいんですけど。汚しちゃいたいんですけど。







「なー、先生とで秘密の関係になっちゃおっか」

「いや、意味わかんないから」

「またまたー」

「いや本当。っていうかあたしの真似しないでよ、先生」

「つうかさ、その先生ってのやめね?アレ、ちゃんの可愛いお口から銀八って呼ぶの聞きてェなー」

「馬鹿じゃないの!」

「まー俺はバカかもな」

「からかわないでよ」

「いや、本気も本気。ちょー本気だから」



「だから考えてみてよ」なんて付け足して。 そんな俺にはと言えば動揺してるのかちょっと目が揺れてる。 (やべェ、そんなもかわいい。もう今すぐ喰べちゃいたい。ていうかもう喰っていいですかねコレ)







気付いたらの唇に噛み付いてた。触れるだけの優しい口付けなんかじゃ物足りないから。 今までどれだけ我慢してたと思ってんの?「やっ・・・」なんて口では言ってるだって 本当は期待してんだろ?だってその証拠に瞳が濡れてる。んなお前を見ながら舌を絡めとって 夢にまで見たの唇を堪能する。やっぱり甘ェ・・・。





何度も角度を変えながらの唇を貪って、最後にちゅっとリップ音を立てながら名残惜しいけど離れる。 頬を染めながら虚ろな目で俺を見るに、おっあともう一押しか?なんて思ってみたり。







逃がすものか

 (貪欲な俺はお前の心も身体も今すぐ欲しい)

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