Diary

4.30 ディノさんの謎
忍ミュ8弾再演が始まったら、6/27が小笠原さんの200回公演!
もしかしたら6/25かもしんないけど、おそらく6/27が。
ということは、もし8弾も8弾再演も関わっているならスタッフのディノさんも200回のはず。
ところでこのディノさん、DVDの特典映像なんかを見てるとときどき映っている。
背が高く、めちゃくちゃ恰幅のいい白人男性だ。
パンフのスタッフ名を見る限り演出部にガーボル・アンドラーシュさんという名前があるのでそのひとと思われるが、どうしたら『ディノ』という呼び名になるのかさっぱりである。
しかもこの人は4弾からではなく4弾再演から登場する。
小笠原さんがセーフティでなくキャストとして登場するのが4弾からで、ならばディノさんも4弾から関わっているはずなのに。
もしかしたら個人名ではなく所属会社名でまとめらて記載されてるからわかんないだけなのかもしれない。
その辺の詳細をもっと色々知りたいなー!
4.29 その後のホームズ
イアン・マッケランが93歳のホームズを演じる『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』を観た。
1947年と回想のなかの1910年代を行ったり来たりする映画で、60代と90代のホームズの違いが見事だった。
特に老いて衰えてゆくことに怯え、抗おうとしながらも呑まれゆく静かな恐怖が誰にでも起こる事象なだけに身につまされるようで。
おかげでかなり暗い話なんだけど、かけがえのない宝物を見つける過程が丁寧に描かれてるので納得もいくし希望もあり、何気にちゃんとミステリーもしてた。

とんでも日本描写はご愛嬌なのでスルーするとして、最大の突っ込みどころは山椒を探しに何で日本に行ったのか、そんで広島で入手するのかわけわからんところだろう。
山椒は朝鮮半島にもあるし、日本であれば東西南北わりとどこでも分布してる。
しかも葉を煎じたものが謎のトロトロペースト状態になっていて、それを紅茶に入れて飲むのは無理がありすぎやしないか!?
薬としての扱いなんだろうけど、スープにして飲んだほうがまだ美味しかったんじゃなかろーか。
だが何せ相手は英国なので、紅茶のほうがマシなのかもしれぬな、うん。
そんなわけで突っ込みどころ満載だったけど面白い映画だった。
4.28 偉大なる芸術の守護者
かねがね噂は聞いていたシアターサンモールに昨日初めて行ったわけだが、とってもいい劇場だった。
広いし席も悪くなく、段差も大きくてトイレの個室数も多い。
サイトが旧式のHTML仕様だったから古い感じをイメージしてたけど、ぜんぜんそんなことなかった。
実はシアターモリエールとどっちがどっちかいつもわかんなくなってたのだけど、これでもう間違えないぞ!

ところでこのシアターサンモールは、マンションのある建物の地下にある。
たまにある造りだけど、何が驚いたって帰りがけに見た建物に『第7サンモール』とあったこと。
つまり近辺に複数の建物を所有しているひとなり会社なりがあり、そこが運営しているものらしい。
これはあれだ、芸術の守り手たらんと志す裕福なかたがなるパトロン的なあれだ!
劇場運営なんて難しいだろうに、他に不動産業を運営することでそれを可能にしているのだな。
そういうかたがいてくれるおかげで失われずに済んだものがきっとたくさんあるんだろう。
ありがたやありがたや……!!
4.27 薄桜鬼SSL 〜sweet school life〜 THE STAGE ROUTE 斎藤一
菅野さんが脚本・演出の舞台、薄桜鬼SSLを観てきた。
場所はかねてより名前だけは知っていたシアターサンモール。
薄桜鬼は概要しか知らないけど、せっかく近場で菅野さんの舞台が上演されているのならと行ってみたら、初心者にも優しい舞台で楽しかった!

SSLって何ぞや?
……と思っていたら、sweet school lifeとわかって納得のこと。
もともと薄桜鬼は幕末が時代設定の乙女ゲーで、前にあらすじを読んだときに想像してたのと全然違ってかなりヘビーな内容にびっくりした記憶がある。
割と殺伐としてる本編に対し、このSSLはいわば公式現代パロディ、略して現パロで、王道正統派の乙女ゲーだ。
数々のイケメンが出てきて、主人公である千鶴に恋する物語……らしい。

内容は千鶴が薄桜学園に入学するところからバレンタインに斉藤一に告白するまでの物語。
主要キャラたちが手記を読み上げる手法で時間軸や関係性を説明してくれる場面転換があり、時期が変わったことなどがとてもわかりやすくなっていた。
千鶴の双子の兄らしい南雲が何故か学年が一つ上っぽいのが不思議だったが、生まれた日時によるものか何かで、きっと原作通りなんだろう。

ストーリーは単純明快で、初めのほうはキャラ説明に終始しているため斉藤の影が薄いのが気になったが、誰もがきっちりキャラ立ちしてるので見誤るようなことはない。
千鶴ちゃんは可愛いし、千景がとにかく面白くてクスッと笑ってしまう場面も多かった。
終業式の場面では客席にパイプ椅子を5個ほど並べ、客席全体を在校生徒たちに見立てた演出がとても面白かった。
その場面では舞台上はまさに体育館の檀上であり、役者さんが客席に向かって話しかけることになる。
ほんとに薄桜学園の生徒になったような感覚で、やや後方の席だったとこともあり壇上の土方役のジェームズくんと目線が同じになるのが面白かった。

観劇の前にちょこっと感想を検索したところ、SSLのいいところは本編では生死を賭ける殺伐とした人生を送っている推しキャラたちが普通の生活をして恋に浮かれたりイベント事を楽しんだりしてくれているのが嬉しい、というのがあった。
ましてや歴史上の人物をモチーフにしてるだけに彼らがすでに死んでいるということも併せて考えると公式現パロはとても救いがあるのかもしれない。
乙女ゲーのことはよくわからないけど、コミカルで殺陣もダンスもあり、初心者でも気軽に楽しめる舞台だった。
4.26 自動回転の罠
スマホのカメラがわけわかんないことになっている。
正確にはカメラじゃなくて保存した画像が。
フォルダ内ではちゃんと縦なのに、SNSに投稿したりPCに送ったりすると横向きになってしまう。
そこまではもう長いことそうなのでまぁ、いい。
これまでは回転の加工して保存すればそれでよかった。
ところがいつの間にか回転の加工から保存ができなくなった。
保存による新規作成がなくなったというべきか。
しゃーないからトリミングして保存に切り替えたけど、わけのわからん更新はほんと困るわー。
今度何かいいカメラアプリ探さねばだわ。
スマホはわしの新たなるライバル!
4.25 貴族探偵
結局第1話が見られなかった貴族探偵の2話を見た。
コミカルでスピーディーでくだらなくって面白かった〜!
あの井川遥さんが演じてる師匠というひとは実在してるのかな??
と言うよりまだ生きてるのかな。
他者と接触がないので実存が気になる。
一年前の事件とやらで死んだか、脳死とかになってるんじゃないかな〜と。
麻耶雄嵩なだけに何もかも疑ってかからねば!
4.24 浅き夢の淵から
1年ぶりくらいにアイマスク+耳栓装備で寝たらめっちゃぐっすり。
気分的なものかもしれないが、集中して寝られてる感じ。
アイマスク自体はずっとしてたんだけど、やっぱ耳栓あるといいな〜。
問題はまだジャストサイズの耳栓を見つけられておらず、続けると耳が痛くなること。
自覚としてはかゆい程度なんだけど、若干肌が負ける感じ。
これでもSサイズなんだけどなー。
子供用あるいはSSサイズがあるならそっちのがいいんだろうか。
要検証!
4.23 僕だけがいない街
アニメ僕だけがいない街見終ったー!
なるほどああいう終わりにしたんだね。
悟が目覚めてからの尺が原作から考えると足りなすぎてどうまとめるのかな〜と思ってたら、割りとアッサリ片付いた。
OPの『RE:RE』の挿入の仕方はアニメならではだったし、小学生時へのリバイバルが2回あったことも示唆してるんだろう。
正直ちょっとアッサリしすぎてるけど、当時はまだ連載中だもんね。
むしろあれだけ原作のエッセンスを怒涛のごとく詰め込んでよく12話でちゃんと終わらせたよね。
あー、面白かった!
4.22 エイトパックは旧人類
裸祭りを見る限り、燐も雪男も腹筋が割れてる。
燐は半ヤンキーみたいなもんだったからともかく、幼少期は病弱だった雪男は身体鍛えるの大変だったろう。
って言うか、いつの時点で腹筋割れたんだろう。
そしてそんな弟の肉体変化に燐は気付いていたんだろうか。
ある朝着替えてたら弟の腹筋が割れてることに気付いて「……負けねぇ!」とか対抗心燃やして筋トレ増やす中学生燐とか見てみたいし、そんな兄の焦りを感じ取ってちょっと優越感な雪男も見てみたい。
所詮は中学生な感じで。
4.21 彼だけがいない街
アニメ『僕だけがいない街』面白いよー!
放映当時は主人公の声が声優さんじゃないので見てなかったんだけど、原作が面白かったので見始めたら止まらない。
アニメは12話だから原作とは終わりかたが違うのかな??
現在9話まで見終ったところ。
あと3話楽しみだー!!
4.20 絶望の未来
生まれて初めて限度額までカード使ったよ!
印刷費とか半年分の定期代とか重なったせいもあるけど主にチケット代のせいだよ!!
塵も積もればクリティカルヒットだYO〜☆
4.19 当落悲喜こもごも
忍ミュチケット次々確保!
狙ってる公演日はあと一つになり、まだ抽選中のプレイガイドが2つ。
一般販売もまだ残ってるし、ほぼ安泰でよかった〜!
今回も地方公演あるし、夏が楽しみだ。
問題はカードの引き落としが恐ろしいってこと。
ふははは、さよならボーナス!!
4.18 丁寧でない暮らしBL
雪男はマグカップにティーバッグ入れて紅茶を飲み、そのままお湯を足し続けて色が出なくなるまで飲み続けそう。
取り換えるのがめんどいから。
一方燐は適正な使い方をしそうだが、そもそも自分のためだけに茶を淹れたりはしなさそう。
勿体ないから。
中庸を取っててちょうどいい兄弟だな、あの二人。
4.17 DE☆SU☆YO☆NE
ここのところ目に見えて肌荒れしてるので原因を検索してみたところ、軒並み『寝不足』という回答が。
うん、知ってた!
平日より休日のほうがよっぽど寝てないのはオタクの常だから、これはもう世界が週休4日制になったほうが早いんじゃない!?
いや、いっそ10億円当たればいいと思う。
むろん非課税で。
4.16 敗北宣言
アメ横にJUNNKOさんのお誕生日プレゼントを買いに行ってZANNPAI☆な日曜日!
欲しい商品が軒並み売り切れとかそんなまさか(汗)!?
えええ〜っ、これが爆買いの余波ってやつ?
足が痛くなるまで探し回って結局細々とした別の買い物でバッグが一杯になっただけという。
かくなるうえは通販だ!!
4.15 オタクは未来に生きている
スパコミペーパーできました。
まだ印刷はしてないけど、シュラさんと燐の話になりました。
SQ5月号のネタバレを含みます。
誰でも読めるように全年齢でCPなしの小噺です。
シュラさんをちゃんと書いたのって初めてじゃないか??
そんなペーパーはもちろん無配ですので、スパコミにご参加の際はもらってやってください☆
4.14 いつかの未来へ
ここ最近『猫吸い』というものを知った。
飼い猫を可愛さの余り吸ってしまうことらしい。
わかる。
猫は飼ったことないけどポメはよく吸ってたから。
シャンプーしてドライヤーかけてフワフワのほわんほわんになったポメ吸うのは至福だよ??
シャンプーのめっちゃいいにおいするし、毛は柔らかくってたまらんのです。
だから猫を吸うのもよくわかる。
もしもスモールライトがあったなら、猫団子になってるにゃんこのあいだに潜り込んで、猫毛とあのむちもちボディに挟まれながら思う存分猫吸いするんだ。
そんで猫アレルギーで呼吸困難起こすんだ。
それが死因になっても一片の悔いなし!
まぁ、スモールライトが開発されるような科学力なら猫アレルギーもきっと治せるに違いないね。
それまで死ぬわけにはいかぬ。
来たれ未来!!
4.13 スパコミInfo
『イベントで隣が来ない病』に罹患しているオレ様です、ぽんにちは!
この不治の病の恐ろしいところは、隣が来ないどころか隣が無いという事態も含むという点で、スパコミでも見事に猛威をふるってくれました。

イベント名:スパコミ
参加日:5/3(水) 1日目
配置:東3ホール メ-28a
サークル名:世界一のオレ様

何と『メ-28b』のSPはありません!
隣が空SPとか久しぶり(爆笑)!!
どうやらうちが青エクサークルの端のようです。
なるほど、だから隣が空SPなのね〜。
今まで隣が欠席なうえにもう片隣りは柱、とかいうこと山ほどあったからこれしきの事態は大したことではありませぬ。
ちなみに新刊はなく、上手くいったらペーパーでもこさえていこうかなといった塩梅です。
配置公開の時点ですでに面白いとか、今年のスパコミもアツいぜ!!
4.12 続・虚無界門
虚無界門が開くと何が問題なのかわからないと先日の日記で書いた。
そこで改めて10巻を読みなおしてみたら、虚無界門が開くと悪魔の活動が活発になると言うか、総数が増えてるっぽい感じだった。
しかし19巻で判明した事実によれば悪魔は概念として人間と同じ世界に存在しているので、何で増えるのかわからない。
概念が存在していたところで受肉するか同等の性質の憑依体がなければ物質界に影響はない。
うーん、担当さん変更における方向転換があだになって問題点がわかんなくなってきたぞ。
もしかしたら上級悪魔はそう簡単に憑依体を見つけられないけど、魍魎とかの下級悪魔は割と簡単に憑依体を見つけられるから雑菌が増えたりGが大繁殖しちゃったりするのかな。
地味だけどゆゆしき事態じゃないか!
うむ、これにて一件落着☆
……それにしても、イルミナは何で虚無界門開こうとしたんだろうね??
4.11 むろん『パンダフル』の略ではない
PDFって凄いね!
今は描画ソフトがなくてもそのまま書きこんだりできるんだね。
専用のソフトもあるけど、いつものアドビ様の仕様で変更が可能になったとかありがたやありがたや……!
4.10 ジェネレーションギャップ
先日の感謝祭で衝撃的なことがあった。
隣の席のお嬢さん方が早乙女じょうじくんを『早乙女おじさん』と呼んでおった。
……ということを翌日のマチソワのあいだにお茶したときに話したら、瞬時に全員が崩れ落ちたのめっちゃ面白かった。
よかった、わかってもらえて(号泣)!
4.9 君に捧げる歌
忍ミュ学園祭のDVDを観て、改めて号泣したり笑ったりする日曜日。
不肖オレ様、これまでずっと『君に捧げる歌』の歌詞を勘違いしていたことに気付きました!
正確には『忍術学園学園祭テーマソング 君に捧げる歌』である。
6弾から忍ミュの演出を担当している菅野さんが学園祭用に書き下ろした歌で、作曲はYOSHIZUMIさんだ。
忍ミュにおける『忍者はガッツ!』的なテーマソングであるらしく、学園祭ではハイタッチもある曲だ。

んでこの曲、実はずっとキャスト同士の関係性を歌ったものだと思っていた。
それがDVDの歌詞字幕を見ていたら1番の歌詞に『君とここでこうして 出会える時のこと』とあった。
未来形ということはまだ出会っていないということになり、ならばキャスト同士ではないことになる。
2番では『君とここでこうして 出会えた時のこと』となってり、ずっと1番も同じ歌詞だと思っていたのでキャスト同士のことを歌っているのだと考えていた。
それにしては落ち込んでいたときに何も言わずに微笑んでくれたというのが不思議で、キャスト同士であるなら声を掛けたりするだろうにと引っかかってもいた。
ところが1番が未来形とわかったことでタイトルの『君』がファンであることがよーやくわかった!
腑に落ちた!!
落ち込んでいたときに何も言わず微笑んでくれたのは、言葉を掛けられる距離にいなかったからだ。
手を差し伸べてくれたというのは物理的な意味じゃなくて、精神的なことだったんだ。
手紙やメールなんかで応援していることを伝えてくれて、励ましてもらったのか。
だからまだ出会っておらず、『君とここでこうして 出会える時のこと』を思い描いてたのか。
まだ見ぬ顔も知らないファンへの感謝を込めて、歌い捧げていたんだね。

そうわかったら納得すると同時にめっちゃ感動して号泣せずにおれないわー!
顔はわからないけどきっと会場に足を運んでくれているファンに、同じ景色を見てるはずと信じて、舞台上と客席の垣根を越えて手を繋いで一緒にどこまでもと言ってくれるなんてファン冥利に尽きるじゃないか(号泣 ※二度目)!!
舞台上から観る景色と客席から観る景色は確実に違うけれど、双方が揃って初めて見られる夢を見ているんだね。
その一方で、キャスト同士の関係性にも当てはまる言葉でもあり、とどのつまり『君に捧げる歌』がますます好きになるしかないじゃないのよコンチキショウ☆
4.8 Ye-夜-
『Being at home with Claude〜クロードと一緒に〜』を上演してたZuの新作公演『Ye-夜-』を観た。
矛盾がてんこ盛りながらそれを吹き飛ばすくらいクロードが面白かったので楽しみにしてたのに、うっかり取る日を間違って慌てて交換探したりとのっけから波乱含みながらいざ観劇!
場所は池袋にある東京芸術劇場のシアターウエストで、初めての劇場。
芸術劇場はプレイハウスで観たことがあるくらいで、シアターウエストが地下にあるのも初めて知った。
綺麗な施設でトイレも多いけど、段差が小さくてミニマム族には鬼門であることが判明した。
幸い一番後ろの席だったので好きなだけ前のめりになれたから何とか観られたけど、他の席だったら前のひとでほとんど何も見えないところだった。
しかもフラットゾーンはさらに段差が少なかったらしくて、できれば避けて通りたい劇場かもしれない。

肝心の舞台はというと、主演は青エクで燐役だった北村くんで、相手役はやはり青エクで金造役だった秋元龍之介くん。
脚本・演出はほさかようさんで、クロードと同じくR15の舞台。
2014年公開の中国の映画が原作で、初日には映画の脚本・監督・主演を務めた周豪監督が来日してトークショーもしたらしく、日程さえ会えばぜひ参加したかった〜!
内容は中国のとある地方都市を舞台とした男娼の物語。
主要登場人物は4人で、他にも客や男娼、娼婦が出てくるが、あくまでモブという立ち位置。
開幕するとすぐに北村くん演じる水仙と、のすけくん演じる夜来香のラブシーンが展開されるという衝撃のオープニング。
小説で言うところの『最初の20ページ以内に死体を一つ出す』といった掴みであるが、残念ながらラブシーンに説得力を感じられなかった。
熱演してはいるけれど、セックスという行為のワンシーンを切り取ったと言うよりも、セックスに見える場面を作ってみた感じで、連続性を感じられないのと演者が今現在しているその行動がどうしてそうしたのか、そのあとどうしたいのか認識していないように見えてしまった。
靴を脱がずにズボンを脱ぐという斬新な脱衣に笑いそうになってしまったり、シーンの流れにぎこちなさと無理を感じてしまった。

他にも気になる点はあり、ラストに谷口さん演じる刺にボコボコに殴られた水仙が平時とまったく変わらない声調や発音で喋るのも違和感だった。
殴られることを覚悟していて受けたのでダメージはやや少ないだろうが、それでも口のなかは切れているだろうし顔は腫れて蹴られた腹部も痛むはずだ。
それなのに平時とまったく変わらない話しかたをするのは不自然である。
刺の殴りかたも微妙で、わざわざ水仙の首にベルトをかけて逃げられないようにしながら殴りつけているのに、何故かマウントポジションを取らない。
胸に圧し掛かり肺を圧迫して呼吸を制限し、そのうえで殴るべきだろうに、何故か水仙の身体の脇に両膝を着いて殴り掛かっていた。
推しはかるにマウントを取ると水仙の次の行動を阻害してしまうため演出上不可であったのと、刺は抑圧からの逃げ道として暴力を振るってしまっているだけで本当はそんなことをしたいわけじゃないから、無意識に逃げ道を用意していたのかもしれない。
水仙の話しかたが変わらなかったのは、虚勢を張っていたのかもしれない。
超好意的にそう解釈もできるが、演出上の事情が透けて見えるのはやや興醒めだ。

一番問題だったのはラストの無言のシーンで、あまり引き込まれなかった。
最後の最後の重要な部分であるのに、水仙の行動や様子に目を惹きつけられはしなかった。
言葉を用いずに訴えるものがあまり感じられず、予定通りの演技をしているだけに感じられてしまった。
正直に言って、北村くんにほさかさんの舞台の主演は早かったんじゃないかと思う。
華もあるし見せかたも知っているが、可もなく不可もないという印象は変わらなかった。
それがとても残念だ。

もちろん良かった部分もたくさんある。
平田裕香さん演じる薔薇が何気ない会話のなかでどうやら父親に性的虐待を受けていたらしいことを零すシーンで、それと気付いて動揺する水仙はとてもよかった。
負けん気が強くて魅力的な薔薇が、そうあろうとして作り上げた明るさの向こうにあるものを悟って態度を軟化させ、友人となるシーンが微笑ましい。
キスシーンは客の一人である鈴木ハルニさんとのが一番エロく、後ろめたいのかおどおどとした客が水仙のキスを受けて驚愕から欲情へと一瞬にして雰囲気を塗り替え、『男』になるのがとにかくエロかった。
小道具の赤いネクタイの使いかたも良くて、一般的に『社会への恭順』を示すらしいネクタイを客に差し出すことで自己の所有権、あるいは支配権を与えてしまったことを意味しているように思う。
さらにラストで刺がベルトで首を拘束することにもつながり、水仙が自己の不確かさから他者に支配されることで自己の存在を確認していたことがわかるようになる。
その水仙の危うさが魅力でもあり、悲しい部分でもある。
ちょっと期待しすぎてしまった部分があるが、不可がないというのは本来とても凄いことだ。
どうやらこの舞台は非常に好評であったらしく、当日券も売り切れていたようだ。
そうなると再演の可能性もあるわけで、今回の問題点を踏まえたうえでの再演があるならぜひ観てみたい。
4.7 「忍ミュ」春のファン感謝祭〜素顔の五年生全員集合!の段〜:2、3回目
優雅に有休とって忍ミュファン感謝祭最終日参加だぜー!
本日は朝からカラ館のデュアルモニタールームで学園祭のDVDを見て、移動開始したら山手線が若干遅延して胆が冷えたりしたけど、感謝祭が楽しすぎて何もかもが無問題☆
昼公演は六いが、夜公演では六年生全員がゲストというゴージャスっぷり。
六いは伊作役の反橋宗一郎くんが相変わらずの面白さで、マジで呼吸困難起こすところだった。
特に五年生ソングの『やれること やってみるよ♪』の歌詞のところを『ヤンバルクイナ 南国の鳥♪』とまるで違う歌詞で歌うもんだからもう記憶がすべてヤンバルクイナに染められてしまった。
よもや忍ミュのイベントでヤンバルクイナの絶滅の危機について真剣に考えさせられるとはお釈迦様でも思うまい。

相も変わらず『吉本ってすげぇ…』と感嘆させられずにおれない反くんの面白さは言うまでもなく、食満役の秋沢健太朗くんの宇宙人的面白さももちろん健在。
蜂屋三郎役の久下くんの上着も毎回サイケデリックでかなりうるさい絵面ながら、この日の秋沢くんの真っ赤に白の細かいドットのお洋服はまさに毒キノコ。
ウォーリーを探せとか色々言われてたけど、さすがい組と言わざるを得ない。
しかも夜公演で五年生は全員衣装替えしたけれど、い組はそのままだったもんだからベニテングダケの存在感たるやランドマークの如し!
他の六年生が全員黒を基準とした服装だったのに、一人だけ真っ赤とかさすが秋沢ワールド。
たまんねぇな(抱腹絶倒)!

夜公演も構成は他と同じながら、六年生を交えてのゲームが激アツだった。
これまではくじで引いた水軍・五年・六年の武器を扱ってみたり、客席から借り物してコーちゃんをコーディネイトしてみたりと毎回面白かったけれど、ゲスト数が多いだけに時間内に終わらせられるゲームって何だろうと思っていたらまさかのだるまさんがころんだ!
舞台上の豊さんめがけて五年・六年が迫り、動いてしまった人は舞台上で転ぶ役になるというゲーム。
これがまたエキサイティングにも程があり、一番初めに豊さんにタッチした人にはご褒美があるという方式ながら、本気なのは五年生と秋沢くんと鐘ヶ江くんのみ。
他の六年生は笑いを取る方向でのんびりめの参戦で、真っ先にアウトになってしまった仙蔵役の鐘ヶ江くんが舞台上から「やる気出せ、海老澤ぁっ!」と叫んだりするレベル(注:鐘ヶ江くんは海老ちゃんが好き過ぎるほど大好きです)。
文次郎役の海老ちゃんにくっつくように真顔で興じる反くんはSP呼ばわりされ、雷蔵役の吉田翔吾くんとほぼ同時に舞台に到達した秋沢くんは天然を炸裂させ、そのとき転ぶ役だった寿大くんにタッチして超ドヤ顔を決めるが、タッチすべきは豊さんだったのであえなくアウト。
結局タッチは翔吾くんが決め、ご褒美の『自分の得意武器でドクタケパネルを撃破権』を獲得のこと。
何だその権利と言いたくて仕方ないご褒美は、発泡スチロールのパネルに八方斎を始めとしたドクタケメンバーが印刷されており、それを粉砕するという意味不明なもの。
しかもこのパネルは2種類あり、結局じょーじくんも得意の二丁苦無で撃破……と思わせておいて飛び蹴りで粉砕とか惚れてまうやろがーっ!
ほんとに楽しかった。
もう何もかもが楽しかった。
しかしある意味本番はそのあとだった。

感謝祭&お渡し会最高過ぎると思いながら会場を出てご飯を食べ、お店を変えてお茶でもしようとショッピングモールを歩いていると、前方から運営の偉いひとに案内されてやってきた五年生たちと反くんとまさかの遭遇。
本日の記憶が吹っ飛んで頭パーンする我々。
昨日ネックレスをぶっちぎっちゃっう不運に見舞われたときにきっと近々いいことあるなと思ったけど、フラグ回収が早すぎやしないかっ!?
プレゼントコーナーでは何も当らなかったけど、最後の最後に特大のサプライズが控えてたわ〜。
予想外の事態も含めて感謝祭ほんっとーに楽しかった。
次回もあるといいな!
4.6 「忍ミュ」春のファン感謝祭〜素顔の五年生全員集合!の段〜:1回目
初の忍ミュファン感謝祭行ってきたぜー!
いっつも800席レベルの会場で20回くらい公演してるうえに、8弾は立見席まで全公演完売したのにわずか300席程度しかない会場で4回しかやらないとか正気の沙汰とは思えないファン感謝祭めっちゃ楽しかった!!
しかも全部申し込んで全部当たるか全部落ちるかの2択とかどういう当選率なわけっ!!??
幸い全部当たったほうなのでよかったけど、あの当選率の偏りはマジ勘弁してほしいわ〜。

切実な願いはともかく、平日の公演だというのにもちろん完売&チケット入手困難なファン感謝祭は、初日の昼公演はさすがに参加できず同行のコウさんとやみぃさんに託し、夜公演からの参加。
会社でソワソワとツイッターのレポを読んでいたらまさかの忍者はガッツからのハイタッチ有りと知って仕事どころじゃなかった。
そうだよ、忍ミュと言えばハイタッチ。
会場キャパとかお渡し会のあれそれとか思うところは色々あれど、参加客を喜ばせることは忘れない運営だからハイタッチがないわけがなかったわー。
そんなわけで夜公演ではフラット席の最後列の席だったおかげで、五年生たち&豊さん+ゲストの六ろの全員とハイタッチできた!!
忍ミュがすでに五年生にバトンタッチされた今であるから六ろとハイタッチできたのがめちゃくちゃ嬉しいうえに、普段はドクタケが客席降りすることはないだけに豊さんとタッチできて嬉しすぎる!
良い席を譲ってくれたコウさんに感謝の五体投地である。

構成は五年生の自己紹介や質問コーナーが20分、ゲスト登場とミニゲームに20分、そしてプレゼント抽選に20分で、最後は忍者はガッツでのハイタッチ。
ガッツのときすぐ傍に来た久々知役の山木くんが『目指せ一流 忍者はガッツ♪』のときすぐ隣の席の人に向かって歌ってて、歌のお兄さんみたいで惚れそうになった。
そして感謝祭のあとは忍術学園学園祭DVDのお渡し会で、舞台上で小平太役の早乙女じょうじくんと長次役の白柏寿大くんとハイタッチし、さらにDVDを渡してもらうというイベント。
参加者が多いので流れ作業ながらも、一人一人しっかり目を見てタッチしてくれるのでこれがまた嬉しい。
お渡し会の最中は学園祭のCDがBGMで流れてるのだけど、六ろソングである『ニンジャスピリッツ』がかかるとお渡し待ちの人々がサビ部分の振り付けを踊り出した。
何せお渡し会にいるのは六ろのファンばかりなわけで、むしろ踊らずにおれようか!
そしたらじょーじくんが次のサビの部分で「せーの!」とか合いの手を入れてくれて、まさにテンアゲのファンたち。
寿大くんは身体を揺らしてリズムを取ったり歌詞を口ずさんだりしてくれて、お渡しを見てるだけでめちゃくちゃ楽しかった!
半年ぶりくらいに六ろコンビを見られて、ハイタッチも出来て幸せ一杯!!
……とかってテンション上がりまくりながら会場を出て、トイレに立ち寄ったら鏡に映った自分の顔の頬に見事な虫刺されが出来ていた。
ハイタッチの順番待ちのあいだに鏡を見たときは何もなかったのに!
よりにもよって今かいっ!?
とかって笑いながらご飯を食べ、駅へ向かってたらお気に入りのネックレスをぶっちぎってしまった。
何なのこの不運!!??
つまり近々いいことがあるってことね、と思っていたオレ様は知らなかった。
それがまさにフラグだったことを……。
4.5 彼方と此方と彼岸と此岸
ここ最近の青エクは怒涛の展開で虚無界と物質界がどうも同一次元の同じ世界にあるっぽいことが判明した。
概念と物質に分かれるならそれはそれでいいんだけど、とすると虚無界門とは何ぞやという疑問が出てきてしまう。
これまで虚無界と物質界は並行世界で、その二つをつなげられるどこでもドアが虚無界門だと思ってた。
だから門が開いちゃうと悪魔が雪崩れ込んできて物質界が滅んじゃうから大変☆
……ということだと思ってたんだが、虚無界と物質界が同一次元の同じ世界にあるとなると話が大分変ってくる。
もともと悪魔が概念として同居してるなら門が開いても物質界に影響はない。
概念は概念でしかなく、受肉か憑依をしないと物質には影響しないから。
もしも門を通ると概念が受肉してしまうなら問題だが、それだとルッシーたちがボロボロになった受肉体を捨てて門を通ればNew受肉体を得られることになる。
そうであるならクローンとかまどろっこしい研究なんかしてないだろうから違うだろう。
だったら門が開くと何が問題なのかわからなくなってしまった。
虚無界門はそれを作るのに使う媒介の血の質や量によって能力が違うらしいので、仮に門を通ると受肉できるとしてもルッシーレベルを概念から受肉体にするには同レベルの力の持ち主の血がいるとか、何かハードルがあるのかも。
そこんところを早くと言うか、上手くこじつけた説明が来るといいな〜。
4.4 目指すは直径45p!
黒ステ当たったー!
よかったー、前回が激戦過ぎたみたいだから戦々恐々だったけど、少なくとも1回は観に行ける。
前回の黒ステは評判を聞いてDVDを見てみたらめっちゃ面白かったから、今度は生で観たかったんだ〜。
脚本・演出が中屋敷さんだし、むちゃくちゃ楽しみ。
7月は忍ミュからの黒ステ……かーらーの忍ミュで楽しみが一杯だぜイェアッ!!
4.3 未来日記
明日の4/4は萌ちんのお誕生日でヤン・ウェンリーのお誕生日で、ジャンプSQの発売日かつジャンプコミックスの発売日で、青エクの19巻も出るうえに黒子のバスケの舞台の当落発表日でってちょっと盛りだくさんすぎやしないか!?
それはそうと青エク新刊の帯はやっぱDVD同梱版にはついてないのかね?
応募したくば2冊買えってことかよよろこんでぇーっ☆
4.2 BOX in BOX覚書
先日初めて行ったシアターグリーンのBOX in BOXについて覚書。
まずエレベーターが妙にデカい。
謎の業務用サイズ。
そしてロビー兼廊下が狭く、物販とかの机が出てると距離が近いので展示パネル見てると落ち着かない。
トイレは下手側が女子トイレのため、上手の席だと上演後にトイレ行きたくても下手側席のひとたちが帰る波に呑まれて近付けず、非常にオロオロする。
トイレ出てからアンケート書いてると遅くなって関係者しかいない感じになってこれまたオロオロしてしまうため、上演後は人波が途切れるまで座席でアンケート書いて、それからトイレ行ってアンケート出して帰るほうがよさそう。
そしてうっかり遅くまでいると関係者が廊下でも立ち話を始め、エレベーターに近付けずオロオロする。
つまるところ全体的にオロオロ案件が山盛りなんで以後注意すべし!
押忍っ!!
4.1 2017年四月馬鹿
ハッピー☆エイプリルフール!
今年もやってまいりました、年度末だしHARUコミ後だしスパコミ締切もあるクソ忙しい時期に何やってんだと自分をゲラゲラ笑わずにおれない祭典が!!
と言いつつも今年は初心に帰って小規模にしてみました。
SNSも全勢のこの時代にサイトのindexから入らないとわかんない仕様というね!
今年もお付き合いくださいました皆さま、まっことありがとうございました☆








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