Diary

5.31 拾う神あり
アニエクイベント行けることになったぞーい!
珍しく抽選に外れてしょんぼりしてたら、お譲りしてくださる女神さまが現れた!!
嬉しいよ〜。
もしもアニエク3期があるなら、発表はSQ発売前で早バレも警戒せずに済む8月27日のイベントはうってつけだろうと思ってたからよけいに。
そして譲ってくださるかたもだけど、抽選に外れてしょんもりしてたことを覚えていてくださったかたがいることが何より嬉しい。
優しさに生かされている。
ううう、まっことありがとうございました〜!
5.30 目隠しの官能
五感の一つを奪われると他の感覚が鋭敏になるという。
何それエロい、と思った燐は目隠しプレイを所望し、しかもこれでずーっと黙ってたら誰に触られてんのかわかんなくてさらにエロくない? とか思ったりしそう。
ところが雪男の反応は平素と変わらず、不思議に思って問いかけてみたら、
「いや、だってずっと足に尻尾巻き付いてたし」
と言われて己の詰めの甘さにのたうち回る燐が見たい。
5.29 アラフォーになったら蕎麦を打ち始める予定の男
燐は将来祓魔師になったら世界中でこき使われ……もとい、飛び回ってそう。
そんで行く先々で珍しいスパイスとかバターとかチーズとか買って帰って、キッチンを充実させそう。
ゆえに荷物には必ずタッパーが入ってて、現地で落ち合った同僚に「何これ?」って訊かれてそう。
さらに現地で仲良くなったひとから秘伝のレシピを教わって、お宝メモが山になる。
ハードな仕事だから帰国時にはボロボロになってることも多いけど、帰宅したら今回の旅で教わった美味しいレシピを作ってやろうと思いながら、口元に嬉しそうな微笑を浮かべて帰路に着けばいいと思うよ。
5.28 バブルスライムのようなもの
本日は瀕死につき、半液体レベルのへばり具合。
あるいはゾンビ。
早く人間になりたい……。
5.27 幻想奇譚白蛇伝
菅野さん脚本・演出の白蛇伝観て来たー!
中国の有名な伝説の物語で、東映だか東宝だか忘れたけど、戦後ちょっとくらいに日本でもアニメ映画化されたことだけは知ってる作品。
忍ミュで留三郎だった秋沢くんや、伊作だった反橋くんが出ているうえに、雪鬼だった横井さんも出てるとかこりゃ観に行かなきゃなのである。
何しろ横井さんといえば中国武術の世界チャンピオンでもあるし、出演する俳優陣の豪華な面々からもアクションが凄いことがひしひし伝わってくるレベルだしね!
とゆーわけで初の紀伊国屋サザンシアターは非常に綺麗で見やすい劇場でした。
今回の公演では1〜2列目がなく、その分舞台が前にせり出してある方式。
かなりの人数がアクションで立ち回るため、奥行きを確保したようだ。
主演の白蛇役の山下聖菜さんは若干18歳ながらも堂々としたもので、アクションも出来てむっちゃ格好良かった!
ちょっとジャンプの主人公のような情熱と真っ直ぐさを併せ持った可愛い子ちゃんで、しかし何しろ強いので白蛇の白娘に恋される許仙のほうがむしろヒロインっぽい。
そして白娘が好きな妖の少青がボケと突っ込みを兼ねた狂言回しで、全体的にはコミカルなシーンが多いもののその分シリアスが引き立ってて面白かった。

マチソワ観劇したところ、マチネでは劇場の空間の広さと間の長さがやや合っておらず、冗長な感じがしたものの、ソワレではそういったこともなくスピーディーに感じたので単にコンディションの問題だったのかもしれない。
法海の持つ釈迦如来の力を秘めた鉢が妖を封じる度に『吸引力の変わらないただ一つのお鉢』という謎のキャッチフレーズが脳内を駆け巡って笑いそうになってしまったのは内緒である。
この鉢を向けられると妖は過去の幸せな体験や、親しい人の優しい呼びかけを見聞きするのだが、あの鉢の向こう側の世界には釈迦如来の慈悲があふれているから悪いところではないんだよ、ということなんじゃないかと思う。
が、一番初めに幸せな記憶を垣間見る天狼のシーンで法海は鉢を向けていないので、法力を発動すると漏れなく見聞きするのかもしれない。
そこがよくわからなかったのでとりあえずアンケートに書いておいたのだけど、変更とかあったのか気になるところ。

冒頭で妖は人間を喰らうという食物連鎖のヒエラルキーの上位にある的な説明があるのだけど、物語が進むにつれて必ずしも妖のほうが人間より強いわけではなく、ラストにはむしろ人間のほうに問題があることがわかるようになっている。
一方通行ではない理不尽さによって理解し合えなくなってしまっていると明かされる、いわゆる逆転の構図はとても好きなのでよけいに面白かった。
鉢を向けられると弟の声が聞こえる斑はきっと双子に違いないと思っていたら、どうやら弟の声も斑役の鷲尾くんがアテレコしていたらしいので正解のようだ。
が、何せ斑はムカデの妖なので、虫に双子とかあるのかっつーか、むしろ百子くらいいそうな感じでもあるのがイイネ!

ラストで許仙が参拝している王琳の墓の下にはきっと遺体や遺骨はないんだろうなーとか、法海に鉢を向けられた白娘はどんな記憶や声を見聞きしたんだろうなーとか、観終ったあとに色々思うところがあった。
わりかし最近のはやりはとにかく何でも客に説明してしまい、また客も説明されない部分を自分なりの物語を紡いで埋めることを厭うきらいがあるので、こういった余白と余韻を楽しめる作品はとても嬉しい。
観終ったあとに元の作品はどういうもんなんだろうかと、調べたくなる作品だった。
5.26 永遠の敵としての父性
少年ジャンプの永遠のテーマのなかにエディプスコンプレックスがあると思う。
正確には少年における最初の敵としての父性だ。
青エクも変則ながらこのテーマがあると思っていた。
本来ならその父の座には獅郎がいるはずなのだが、魔神が獅郎を殺すことでその座を奪ってしまった。
しかし入れ替わり劇を目の当たりにしていない雪男はそれを実感しておらず、空座になったと思い込んでいる父の座を占めようとしている。
一方で燐は父の座を魔神が奪ったことを知っているので、魔神を倒して偉大なる養父の影をそこに据えたい。
そうして認識に齟齬が生じた結果が奥村兄弟のすれ違いの根源だ、と。

ところがこれ、もしかしたら違うのかも。
雪男の目の問題で青い炎が使えることまで発覚した今となっては、獅郎の言った『雪男は炎を継がなかった』という言葉は真実ではなくなってしまった。
とすると獅郎を信じ切っており、雪男とは別方向に獅郎の言葉に縛られている燐にとってはアイデンティティが崩壊しかねない事態だ。
ある意味絶対神である獅郎の虚像が崩れ去ったとき、それを乗り越えることで成立する父殺しが青エクにはあるのかもしれない。
5.25 ジャパンの朝餉
冷え性改善にお粥がいいらしい、との情報を耳にした調査員は真相を確かめるべくアマゾンへ飛んだ。
という定型句はともかく、要は朝食は胃腸を温めるものを食べたほうがいいらしい。
ついでにむくみだの何だのの症状からも冷え性どうにかしろということなのはわかっていたので、ここ数日朝ご飯にお粥を食べている。
前にネットで見かけたスープジャーで作るお粥が楽ちんで、なかなかいい感じ。
これが本当に簡単で、夜寝る前にスープジャーに生米を入れて、ちょっと洗って熱湯を注ぎ、朝まで放置するだけ。
詳しくは検索して確かめてもらうとして、それで朝から本格的なお粥が食べられるとか感動的過ぎやしないか。
ぶっちゃけ人生のうちで料理ほど嫌いなものがないわしでも苦にならない。
しかもお粥は水で膨れる分満腹感がすごいし、消化にも良くて確かに胃腸に負担がかかってない感じがする。
消化が良過ぎてすぐお腹が空いちゃわないか懸念してたけど、これが意外とそうでもない。
しかも玉子スープの素などを入れればいくらでも味を変えられるらしい。
これなら長く続けられそう。
夏のあいだに体質改善を目指ーす!!
5.24 夏への扉
夏コミ当落メール設定完了。
よって、今日より夏の始まりとします!
でも梅雨が来るとまた寒くなるんだよねー。
こたつはまだまだ手放せないねー。
5.23 いわゆる一つの余計なお世話
MSNのメールを使用しているが、ここのところ仕様変更が激しくどんどん使い勝手が悪くなっている。
前は受信トレイがページ単位になっていたが、今は一覧表示なので過去のメールを探すのに非常に手間取る。
過去のメールを探すのにスクロールバーをちょっと動かしたら遙か昔まで移動しちゃうし、ウィンドウを小さく開いて使おうとすると謎の余白で見える範囲が非常に小さくなる。
今日はついに着信メールの優先度を勝手に決めてくれるようになった。
なるほど、これが改悪というやつか。
使い勝手の向上を目指していたはずが、ユーザーのニーズとズレていってしまうとこうなるのだな。
忖度の問題の一種と思うと面白いな〜。
5.22 舞台あるある
忍ミュの稽古が開始された本日。
忍ミュのチケットの束を眺めて、まだ発券してないチケットがあることに気付いた。
どーりで東京公演の枚数が少ないわけだ!
席番がわかってると発券を忘れる舞台あるある。
5.21 富樫の世迷言
昨日の舞台『男水!』が面白かったから、録画していたドラマ版を見返したい。
スパコミの戦利品で読み終えてないのもあるし、ついに配信された『この世界の片隅に』も観たい。
圧倒的に時間が足らーん!
テクマクマヤコンテクマクマヤコン、一日が48時間になーれ☆
5.20 舞台「男水!」
漫画をドラマ化、からの舞台化という2.5次元の新機軸になりえるかもしんない舞台『男水!』を観てきた。
三人いる主役のうち松田凌くんがクロードでとてもよかったのと、青エクの雪男が最高の解釈一致だった宮崎秋人くんであるのと、それ以上に原作の出版元である白泉社の現社長がマシリトこと鳥嶋和彦さんだからという特殊極まる事情で観たかった舞台である。
この特殊事情、説明すると長いのだけど、まずマシリトは黄金期のジャンプ読者にとっては伝説の人物である。
てっきり集英社の社長になるものとばかり思っていたら、まさかの系列会社白泉社の社長になったのが2015年の冬のこと。
そのとき『2年以内に何らかの結果を出す』と言っていて、ちょうど今年がその年に当たる。
んで、このマシリトが二度目にジャンプの編集長だったころに、テニミュの企画が持ち上がったのではないかと考えられる。
テニミュが初上演されたのは2003年の4月で、マシリトが二度目の編集長を辞したのは2001年6月である。
こうして見ると関係なさそうだが、企画の立案から初演当日までは2年ほどを要するだろうことから、GOサインを出したのはマシリトなのではないかと思ったのだ。
ちなみに『男水!』も企画から舞台まで約2年弱かかっているらしいので、やはりマシリトが関わっている可能性が高い。
これが『何らかの結果』の一つであるのなら、そりゃこの目で確かめてみないとね☆

……という気の狂ったような事情もあって観てきた舞台『男水!』はむちゃくちゃ面白かった!
てっきりドラマの続きをやるのかと思ったら、初めて観るお客さん用なのか初めからドラマ版の少しあとまでという内容。
よく評判を聞いていた吉谷さんの脚本・演出ということで楽しみでもあったけど、想像以上に面白かった!!
薄い内幕にプロジェクションマッピングを投影して水の表現をしているだけでなく、あくまで中心は役者の肉体表現によるもの。
可動式の舞台装置は飛び込み台でありプールサイドであり部室であり川べりであり、セットの影にマットを敷いてほんとに飛び込むシーンまであった。
身体の前面から着地するだけでも充分恐いだろうに、深い飛び込みを表現するためか前のめりに飛び込んでそのまま前転し、背中からマットに着地しているらしい部分もあった。
まさか水泳の舞台で背落ちを観ることになるなんて、お釈迦様でも思うまい!!

他にもアンサンブルたちが役者をリフトし、役者はそのまま背後に倒れて受け止められたり、積み上げた訓練と信頼がないとできないだろう部分が色々あった。
舞台上でどうやって水を表現するのかと思ったら、確かにそこには水があった。
背景の激高したときの吹き出しみたいなスクリーンに人影を投影して水辺を表現するのもよかったし、スピード感あふれる競泳シーンにも確かに水の存在を感じた。
テニスと言い自転車といい、そこにないものを表現する演劇ロジックってすごい!
ぶっちゃけ、プロジェクションマッピングはなくてもよかった気がするくらい。

この舞台の面白いところはドラマより各キャラの背景が浮き彫りにされていることで、龍峰の監督までもがより掘り下げられている。
ドラマがあくまで主役三人の物語だったのに対し、舞台は東ヶ丘と龍峰の全員がクローズアップされていた。
舞台装置の移動中も物語の進行が止まることがなく、場合によっては二つの場面が同時に描かれたりもする。
登場人物が多いので初見のひとはキャラクター名を全員覚えることは難しかったかもしれないが、キャラクターの記号がはっきりとしているので見誤ることは少なかっただろう。
あれだけの内容を2時間で収めきるとか吉谷さんすげぇ。
できることなら吉谷さんの脚本・演出で再演か続編を上演して欲しい。
そしたら目一杯通うんだ!!
5.19 それぞれのパンツ
燐はトランクス派らしい。
雪男はボクサーパンツ派らしい。
何かの事情で雪男がトランクスを穿かねばならなくなったとしたら、その風通しの良さから爽やかさに感動することだろう。
だけどチンポジが定まらなくて落ち着かないに違いない。
そして何かの事情で燐がボクサーパンツを穿かねばならなくなったとしたら、そのフィット感から動きやすさに感動することだろう。
しかし何となく蒸れるような気がして落ち着かないに違いない。
そんでお互いに無言で労をねぎらい合ってくれたりしたら面白いんだけど。
5.18 無駄なあがきと男の矜持
燐は岩盤のような胸筋をしていると思う。
雪男は厚みがあって弾力のある胸筋をしていると思う。
奥村兄弟はお互いにライバルだから、相手の胸板を見ても対抗意識を燃やすばかりで褒めたりはしないだろう。
でもギュッと抱きしめられたとき、雪男はその硬さにクラッとくるだろうし、燐は厚さにムラッとしてるだろう。
なのに決して口に出したりはしないところが所詮は双子の似たもの兄弟。
5.17 予定調和
覚悟はしてたけどグロッキー!
ちょっと睡眠不足になるとメロメロになるのは老体と寒暖差のせいか。
季節の変わり目に弱いのは昔からだからしゃーないとして、体力はつけねばならぬ。
何故なら間もなく忍ミュが始まるから。
定時ダッシュで劇場に駆けつけられる身体を作らねばならぬ。
が、その前に健康診断DA☆
5.16 緊縛男子:リアル
CafeBarKirinにて開催されるkirinさん生誕祭にて、念願の男子緊縛を生で観てきた!
眼鏡緊縛男子『F』が発行されて以来、いつかはと夢見てたから感無量!!
むろん縛られるモデルはフミさんで、緊縛師は芙羽さんである。
四つの四角に区切られた吊り床の上で行われる約15分間のショーで、だけど時間の流れがわからなくなるほど濃厚で精緻な瞬間の連続だった。
芙羽さんは緊縛業界でもかなり縛るのが早いらしい。
以前にお話を伺ったとき、緊縛は身体に負担がかかるのでなるべく素早く縛り、吊り、そして解放しなければならないと仰っていたので、そのポリシーからかもしれない。
淀みなく縄をかけ、しかしその縄が重なったり捻じれたりすることのないよう細心の注意を払って直してゆく指先の美しいこと。
そして見る見る表情の抜け落ちるフミさんが最高オブ最高すぎて瞬きとかしてる場合じゃない!
息を呑むほどの速さで床と平行に吊り上げられたフミさんに、ひょいっと飛び乗って回転する芙羽さんは女王の品格と威厳があって惚れ惚れしてしまった。
しかもこのとき実はフミさんには一切体重をかけておらず、吊り縄を掴んだ手で全体重を支えていたのだとか。
スーツのリーマンとその同僚というコンセプトで黒いスーツを身に纏った姿も格好良く、ショーのあいだは肘や腕の動きや表情までもすべてコントロールしているというお話で、これが感動せずにおれようか!!
フミさんがCafeBarKirinを卒業されるとあってか、kirinさんのお誕生日に男子緊縛ショーを催してくれてほんっとよかった。
眼鏡緊縛男子、マジ最高!!!
5.15 ゲシュタルト崩壊
故あって『おしゃれな服装とは……』という状態に陥っている。
自分なりの、という枕詞があるのでカジュアルでいいんだとは思うけど、おしゃれとは。
いっそのこと仮装とかにしてくれればどうとでもできるのに。
ええっと、マジでどうすれば……(汗)??
5.14 YOIワンダーランド
やおいワンダーランドではなくユーリ打ち合わせ会のことである。
定期的に開催される灰色さんとのガチンコトークバトルでもある。
とゆーわけで昼から晩まで新宿でくっちゃべってきたよ!
前に打ち合わせた勇ヴィク本『魔女 上巻』がむちゃくちゃ面白かった。
今回はその下巻の打ち合わせで、プロットや資料を前にあーだこーだするのである。
YOIもスケートも素人だけど、だからこそ色々話してもらえるのが楽しい。
映画も決まったし、魅力的な書き手さんがわんさかいる群雄割拠ジャンルなのでその賑わいにちょこっとでも加担できて嬉しいわ。
何せまだ発行は先なので詳細は省くけど、下巻もむちゃくちゃ面白くなりそうだからマジで楽しみだ!
だから夏コミで灰色さんがSPもらえますよーに(祈願)!!
5.13 髑髏城の七人−season花−
劇団☆新感線の名作『髑髏城の七人』を、噂の客席が360度回転するという劇場IHI STAGE AROUND TOKYOにて観劇してきたどー☆
髑髏城と言えば新感線の代表作の一つでもあり、超人気作ですでに何度も上演されてきた名作中の名作。
前にWOWOWでチラッと見たことあるけど、わずか5分くらいしか見てないのにすでにめちゃくちゃ面白そうでずーっと気になってた!
しかもこの公演は花鳥風月になぞらえ、シーズンごとに演じる俳優が変わるという方式。
もちろん何度でも観たくなるという自信があっての上演で、さすが新感線と言わざるを得ない。

今回のシーズン花は小栗旬が主演の捨之助役で、無界屋蘭兵衛は山本耕史が演じる。
贋鉄斎が古田新太で、脇を固める俳優陣もそりゃあもう豪華!
座席は18列と舞台に近くはないが遠すぎもせず、センターに近かったので初めて観るには打ってつけ。
さすがに表情までは見えないものの、はたして役者の技量なのか古田新太の一挙手一投足から表情が見えるようだった。
千両役者ってああいうことか……!!

さてこの劇場、何せ客席が回るので上演中にトイレなどで席を立った場合、席に戻るときは必ず係員の指示に従うようにという注釈がある。
上演中は非常灯も消灯されるので係員に案内してもらうのは当たり前のことなのに、わざわざ注釈するなんて何でかな〜と思ってたら客席が回転するから戻ったときに同じ通路に出るかわからないからというまさかの事情!
うわああっ、そりゃ注釈するしかあんめーよ(汗)!?
しかもこの回転、意外と頻繁に行われる。
舞台が客席を円状に囲うように設置されており、幕は上でなく横に開く方式。
円形の舞台はいくつかに区切られてセットが用意されており、場面ごとに移動していく方式。
回転はとてもスムーズで、幕はスクリーンとなっており、閉じているあいだもプロジェクションマッピングで背景が映し出されるので違和感はない。
ただし回転の速度とマッピングの映像の動きが必ずしも一致しないため、乗り物酔いキング的にはちょっと気持ち悪くなりかけた。
が、何せめちゃくちゃ面白いので酔いも即座に吹っ飛ぶ仕様である。

劇場についてもうちょっと記しておくと、ホワイエもロビーも狭くトイレは最大手中の最大手である。
あいにくの雨だったので差していた傘を劇場入り口で畳むのに場所がなさすぎて手間取ったのが困った。
ロビーには傘立てもあるが絶対的に数が足らず、ロッカーもあるにはあるがこれまた少ない。
一応ロッカーは小銭が戻る方式だったっぽいが、今回は使用しなかった。
そんでトイレは激烈混み合うが、めちゃくちゃ個室数が多いのであまりのスムーズさに感動した!
昨今流行のプレハブ系の劇場なだけに心配していたものの、トイレの水圧も高くとても綺麗で使い勝手がよかった。
荷物を掛けるフックが高すぎて苦戦したくらいしか問題がないとか女子的に最高じゃないか??
あとは客席が狭く、もうちょっと傾斜があってくれるとよかった。
毎度思うんだけど、映画館にできることがどうして舞台劇場だとできなくなっちゃうんだろうね……(遠い目)。

肝心の内容はめちゃくちゃ面白かったー!
中島かずきらしい小気味いい台詞の応酬で、馬鹿馬鹿しさとシリアスが絶妙に配合されており、何より驚きのハッピーエンド!!
歴史を扱う舞台は悲劇が多いし、これまで観た新感線の舞台が二つともバッドエンドではないが主人公が死んだりそれを示唆したものだったからビックリだ。
蘭兵衛が死ぬのは仕方のないことで、天魔王も死なねばならぬ。
でも影武者がどうのという話が出たときに、てっきり生き残った誰かが後の天海僧正になるのかと思ってたら違った。
蘭兵衛と捨之助と天魔王のシルエットがそっくりなのでそう思ったのだけど、それは3人が三つ巴であったからだっただけのようだ。
もちろん天魔王は初登場時から鉄扇を持っていたりと、捨之助を身代わりに立てるべく意図的に似せていたのだろうけど。

それにしてもまさか七人のなかに兵庫の兄ちゃんが入ってるとは思わなかった。
考えてみると兵庫が強いのだから実の兄も強い可能性は非常に高いわけだ。
最初気になったのは蘭兵衛の台詞がやけに抑揚がなく、だけど山本耕史ほどの役者がその程度のことができないわけがないのでわざとなんだろう。
後半には低血圧が吹っ飛んだテンションになるので、それとの差異を重視した結果だったのかもしれない。
いやー、面白かった。
それなりに多くの人死にが出て悲しい場面も多いけれど、それでも最後はスカッと心洗われるハッピーエンドだった。
なるほど大人気作なわけだ。
もし機会があればまたいつか観てみたいな〜!
5.12 毎回恒例突然の進撃語り
ある日突然書きなぐる進撃語りのお時間DEATH☆
本誌の展開が4年後の時間軸だと判明し、視点が壁の外に移った。
壁のなかは謎に包まれた状態で、これまでとある意味逆の状態になっている。
そして壁のなかには4つの巨人があり、外には5つの巨人がいる。
最後の巨人が何かはまだ謎だけど、それはとりあえず置いておく。
前々からリヴァイとヒストリアのあいだに子供を設けて、その子が始祖の巨人の力を継げばいいじゃないかと思っていた。
アッカーマン家は始祖の王の思想に支配されない一族で、ヒストリアは始祖の巨人の力をすべて使える王家の一族だから。
二人のあいだに出来た子供は始祖の巨人の力をフルに使えるうえに、思想に支配もされない。

話は逸れるが、エレンは進撃の巨人と始祖の巨人の二つの巨人を有している。
これはつまり複数の巨人を同時に維持できるということだ。
ならばすべての巨人を一人に集めたらどうなるんだろうか?
そうしたらすべての情報・記憶・力が一人に集まることになる。
むろんそれはリヴァイとヒストリアの子供が望ましい。
そして進撃のラストはおそらく『2000年後の君へ』につながっており、歴代の巨人を継いだ人々の『彼らの記憶』が関係している。
その記憶を一つに集める必要があるんじゃないかと思う。
そういえばヒストリアという名前も意味深だ。
しかしヒストリアに始祖の巨人を渡しては、始祖の王の思想に支配されてしまうので、やはりアッカーマン家とのあいだの子供が望ましいだろう。
そういう展開になるんじゃないかとぼんやり思っている。

ところで、巨人の力を継ぐと14年で死ぬらしいけど、進撃の巨人の次に始祖の巨人を有したエレンの寿命はどうなるんだろうね?
二つの巨人を引き継いだのが同じ日だから14年としても、今後別の巨人をさらに引き継いだら、そこから14年になったりしないのかね??
ってか、ヒストリアの母親がアッカーマン家の血族である可能性もなくはないのか。
うーん、気になる!
5.11 ズビズビゲホゲホ
ここのところクシャミと鼻水が大炸裂。
寒暖差のせいなのか、黄砂のせいなのか。
季節の変わり目に弱いので寒暖差の可能性が高い。
それにしてもクシャミのし過ぎで咽喉が痛くなるってあるんだね。
鼻かみ過ぎるより咽喉のが問題だね。
龍角散のど飴買わねば。
そして髑髏城までに治すのであーる!
5.10 モフモフもふもふ
とらりんさんも舌をしまい忘れたりするんだろうか。
猫がよく忘れるように。
ししろーさんも同じなんだろうか。
そんな二人をゆきおとこさんは指摘してあげるんだろうか。
こうして考えると動物デフォルメの奥村兄弟と獅郎はモフモフ家族だな。
可愛い!
5.9 鳴り響く音楽
朝起きてからずっとハイステのメインテーマが脳内で鳴り響いている。
うーん、やっぱハイステ展行くか。
いまいち何を目的とした展示なのかわかんなくてチケット取ってなかったけど、今回の『勝者と敗者』関連の展示も追加されるなら色々見たい。
キュレーションもちゃんとしてるらしいし、製作者の意図がわかるのって面白いよね。
平日の夜にでも滑り込みたいけど、問題は全部見るのにどのくらいかかるかだ。
平日だと1時間ちょっとしか見られないから、やっぱ休日を狙うべきか。
悩ましい……。
5.8 これも一種の季節病
毎年恒例『去年のこの時期何着てたっけ』病を発症中。
そして合併症の『あの服どこにしまったっけ』病も患っている。
何もかも思い出せない……??
5.7 ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」”勝者と敗者”
ハイステ大千秋楽お疲れ様でした!
大地さん役の秋沢くんがどうも左の肩か首に怪我をしてるらしく、しかも思ってた以上に重いらしいと知って、ハラハラドキドキの大千秋楽でした。
生まれて初めて定点観測するくらいには心配だったけど、無事に幕が下りて親戚のおばちゃん状態でホッとした&感動の3時間だった!

いやもうほんと心配せずにはおれない状態だったんだってば!!
5/5に観たときにフォーメーションにやや乱れがあったり、原作にはないのに何故か縁下がメンバーに加わってたり、不思議に思ってた部分が実は秋沢くんの怪我による変更とわかって納得しつつも仰天せずにおれようか。
そして怪我を知りながら観てみたら、随所でさりげなくアイシングしてるし、リフトや舞台を滑るシーンが大地さんはほとんどなくなっていた。
左腕を肩より高く上げることも少なく、たまにハイタッチのときに両手を上げるくらい。
しかもハイタッチの衝撃さえも辛いのか、一瞬顔が苦痛に歪んでいた。
それでもほんとに一瞬のことで、すぐに大地さんらしい笑顔に戻るんだからプロってすごい。
秋沢くんが抜けた穴を埋めるために運動量の増えた旭さん役の富森ジャスティンくんもキツそうで、ラスト間際には二人とも顔を上げていることさえできなくなっていた。
そんな二人の背中に手を添えて、さりげなく励ます日向は後輩としてはやや不自然ながら、その一瞬だけ垣間見えた『座長の須賀くん』の姿があまりに格好よくて、まさにジャンプの主人公だった。
須賀くんほどの役者となれば公演中の板のうえで役の連続性を切るなんてありえないだろうに、あの瞬間はあえて座長であることを選んだのだろう。
それでもハイキューを観に来ているお客さんのためにあくまで日向として演じながら、二人を励ます姿が本当に頼もしかった。
役者の矜持を目の当たりにしたようだった。

まさに総力戦で満身創痍なまま全力で演じきった大千秋楽は、完成度で言えばもちろん高いとは言えない。
千秋楽らしいお遊びもあったし、多くの演者がやや過剰なほど感情が昂っていた。
それでも負けたらそこでおしまいというスポーツの臨場感とシンクロしていて、他の公演にはない面白さがあった。
ハイステの千秋楽を生で観るのは初めてのことで、第二主人公である影山役の木村くんがおそらく卒業であろうこともわかっていたし、もしかしたら今後は大幅にキャストが変わるかもしれないだけに、特別な大千秋楽を生で観られてよかった。
ライビュや配信、円盤もいいけど、舞台は生き物と言うだけあって生が最高だ。
とか言いつつ、今回の“勝者と敗者”はBD買う気満々だけどね!
5.6 生産者の顔が見えるパンケーキ
Cafe Bar kirinのパンケーキがなくなるかもしれない。
そんな噂を聞きつけて、もちっ・カリッ・ふわっなkirinのパンケーキファンとしては居ても立ってもいられず、さっそく駆けつけてまいりました。
しかもパンケーキのお兄さんことフミさんが今月でご卒業されるらしく、そりゃあ行かねばなるまいて。
Cafe Bar kirinのパンケーキは昨今のふわとろパンケーキの対極にあり、もち米も入っているとかで食べごたえのあるもっちりパンケーキである。
表面はカリッと焼けていてナイフを入れるとクッキーめいたサクサク感があり、中身は弾力があっておやつと言うよりお食事的なボリュームだ。
そのパンケーキに生クリームやフルーツをトッピングして、紅茶とともに召し上がれ☆
これがほんとーに好みで、美味しくて大好きだからなくなってしまうのが残念だ〜。
でもカフェタイムの特に平日は客入りも少ないだろうし、そのなかで常時仕込みを維持していくのはかなりコストがかかるだろう。
せめて休日のカフェタイムだけは残してくれないかな〜と思いつつも、距離的に足しげく通うことも難しいので仕方ない。
これが最後と思いつつ、しっかり味わってまいりました。
もっちもちのパンケーキにご興味がおありのかたがいらっしゃいましたら、西荻窪のCafe Bar kirinへどうぞ。
今月いっぱいですのでお早めに☆
5.5 ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」”勝者と敗者”
東京凱旋公演面白かったー!
噂には聞いてたけど影山の『及川さんが恐い』的な台詞がなくなっていて、さらにどの日のことかわかりにくかった『その日の夜』が『あの日の夜』に変更になっていた。
及川さんへの感情は独自解釈以前にハイステ第一弾の影山との矛盾を生みかねないからしゃーないね。
個人的にはそんな人間らしい影山がいかにしてボイコット事件に至るのか中屋敷さんの舞台ハイキューを観てみたくあるけど。
そして『その日の夜』は影山視点と岩泉視点で日にちが違ってしまい、『どの日だよ!?』と突っ込まざるを得なかったから仕方のない爆笑案件。

そして一番の変わり処と言えば大地さん界隈。
もともとハイステは、初演では試合のシーンなんかはごちゃごちゃしておりわかりにくいのが地方公演を経てブラッシュアップされるのが常で、今回もどうなっているか楽しみだった。
そしたら案の定スピード感増し増しで、前回感じた冗長さが完全に消え去っていた。
プロジェクションマッピングの使い方も盛り込み過ぎから脱却し、情報量の引き算がされていて見やすくなっていた。
この進化と深化があるからハイステは何度でも観たくなるしどんどん面白くなるからたまらん。

問題はキャストの故障で、忍ミュで食満留三郎だった大地さん役の秋沢くんが思ってた以上に大変なことになってたっぽい。
前日にこれまた忍ミュで中在家長次役だった寿大くんのツイッターの画像で、秋沢くんが肩にかなりのテーピングをしてたから何らかの怪我をしたらしいことは知っていた。
実際、上演中もジャンプが控えめだったり、冒頭のスターティングメンバー発表時の演出が変わっていたりした。
特にスターティングメンバーのときの岩泉と握手するはずの場面でさりげくスルーしたのち髪を掻き上げて決めポーズするのがめっちゃ格好よかったんだけど、それはあまりに『秋沢くん』的であって『大地さん』ではなかった。
ガラスの仮面がズレちゃってなかのひとが垣間見えることはよくあれど、あんな冒頭で秋沢くんがそんな演技を見せるのは不自然で、内心首を傾げていた。
そしたら思ってた以上に秋沢くんの状態は厳しかったらしく、怪我した当日は衣装を変えることすらできなかったらしい。
翌日も上演中にアイシングをしながら続けていたようで、誰かをリフトするシーンやスライディングするシーンは別のキャストに変更になったのだとか。
確かにテンポがズレる場面がちょこちょこあり、大千秋楽も近くて毎日2公演の疲れが出てるのかな〜と思ってたらそれどころじゃなかったよ(汗)!?
及川さん役の遊馬くんも右の太股にテーピングしてたし、皆ほんとに満身創痍なんだな。
どうかこれ以上怪我なく無事に大千秋楽を迎えられますように。
バレーと舞台の神様仏様ご先祖様何卒よろしくお願いいたしますーっ!!
5.4 SCC26 2day
スパコミ2日目は売り子参加じゃヒャッハー☆
昨日は東、今日は西での参加。
不肖オレ様、同人界に入って25年になりますが、トイレ列に並びながらシールを切ったのは初体験でございます。
シールラリーのシールが届いたのがギリギリすぎて、まさかの初体験で面白かった!
この歳になってもまだまだ新しい経験ができるから同人はやめらんねぇぜ☆

お手伝いしてたのは忍たまジャンルで、オンリーでもあるしレイヤーさん一杯で華やかで楽しかった!
しかもドクタケの本やグッズもあって、たまたま見つけたコウさんが買ってきてくれたから有り難い!!
ドクタケ壱〜Fさんこと壱百七まで揃った缶バッヂをいただいて、早速ポーチのストラップに付けてご機嫌で売り子してましたさ!!!
雪鬼やFさんのレイヤーさんもいらしたし、眼福でほんと楽しかった。
売り子してたら色んな方々にもお会いできたしね。
二日間ほんっとーに楽しかった。
ご一緒してくださったコウさん、やみぃさん、そしてバッカスさんありがとうございましたーっ☆
5.3 SCC26 1day
スパコミご参加の皆さまお疲れ様でした!
片方の隣がそもそも配置がないという久々のミラクルで、寒々かつ広々なサークル参加でございました。
思いがけず多くのかたにお話しさせていただけて楽しかった〜!
既刊のご感想を聞かせていただけたり、舞台や本誌のお話しができたりで幸せ!!
シャッターが近かったおかげで寒くて上着が脱げなかったけど、心はポカポカでございました。
足を運んでくださいました皆さま、まっことありがとうございました!

ところで今回はかなりジャンル配置が意味不明でしたね。
ジャンプ系が東西分断で、てっきりオンリー系が西配置なのかと思いきやそういうわけでもなく、SQ系は血界のオンリーがあるからまとめて東なのかと思ったらホールが違うし、大分わけわからん仕様。
お陰で友達の本命ジャンルのコナンが隣だったから有り難かったけど。
そのコナンジャンルが最近熱く、友人たちが バタバタとノックアウトされていっている。
さぞや魅力があるに違いないと思っていたものの、原作を最後に読んだのも10年くらい前だからよくわからないな〜……などと思っていた時代がわたしにもありました!
いや〜、あれはヤバいわ。
感染力高すぎる。
近くの配置で半日のあいだコス見たり友達の本読んだりしてたらすっかり洗脳されかかった。
町中で短い金髪のスレンダーなひと見かけると安室くんにしか思えないし、紺色のニット帽が赤井さんっぽく思えてくるし。
赤安の恐ろしさを思い知った一日だった。
楽しかったー!
5.2 いろいろ
SQ6月号に加藤先生の画集に色々発売だー!
大判のオールフルカラー画集をずっと切望してたから嬉しいね嬉しいね!!
ソフトカバーでさほど高くないのは、なるべく気軽に手に取ってもらえるようにという加藤先生の希望なんだとか。
人気投票のお礼(?)で送られたというお刺身持った雪男の肩にクロが乗ってるイラストは現物を見られなかったから特に嬉しい!
出版社の壁を越えてロボうさまで収録してくれてありがたや〜。
ラストの各イラストのコメントページが早くも背割れの気配なので、もう一冊買っておこうか。
うん、そうしよう!
5.1 スパコミInfo
ちょっと早いですけどスパコミのお知らせです。

参加日:5/3(水) 1日目
配置:東3ホール メ-28a
サークル名:世界一のオレ様

新刊はなく、シュラさんと燐の無配ペーパーを発行します。
SQ5月号のネタバレを含みますのでご注意ください。
さらに縞さんの柔まむ本と金青本をお預かりいたします。
詳しくは〔pixiv〕をご覧ください。
当日はきっとヒマでボーっとしてるので、かまってやっていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします〜!








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