事の発端は2ごうが俺の家に遊びに来たいと言ったこと。 前から2ごうが俺の事を好いているとおいう事は会話や手紙からわかっていた。 そして、2ごうは顔を真っ赤にさせどこか恥ずかしそうにもじもじとしている。 俺はいつも通り、素早く満面の笑顔をつくった。 「じゃあ、今夜の8時なんてどう?」 あと5分で8時だ。 5分という微妙な時間でぼうっと2ごうのことを考えてみる。 いつだろう、彼女が自分に好意を抱いていると確信した日は。 気付くと彼女は俺がデザインした服を着ていた。 俺の作った星座を褒めてくれた。素直にとても嬉しかった。 アイドルになるという夢があると語った時の眩しい笑顔はまるで子供のようにかわいかった。 2ごうと俺の感情には違いがあるとはいえ、互いに好意的なのは違いないのだ。 ふと、黒い感情が脳裏をよぎった。 家に遊びに来ている時点で期待はしているはず。 このまま襲ってしまえ。彼女もそれを望んでいるはずだ。 しかし、素直で純粋などうぶつを性欲のはけ口にするのは考え物だ。 実際に自分はどうぶつ達をそういう目で見たことはない。 それにどうぶつと人間、種族の壁は薄いようでとてつもなく大きい事を知っている。 でももし彼女が迫ってきたら? 「やっほー!遊びに来たよお!」 その声にはっとした。玄関には笑顔の2ごうが居る。 自分は何を考えていたのだ、こんなかわいい娘のようなどうぶつに。 「いらっしゃい。すごいね、時間ぴったりだ」 「えへへ!まあね!アタイ、今日だけは張り切っちゃった」 他愛ない話をしていると、不意に時間が気になった。 時計を見るともう9時近くだ。 「2ごう、もう9時だけど」 「えっ?もう?えーどうしよう!アタイこのまま泊まりたい!」 ドキッとした。また心に黒いものが湧いてきた。 明日起きれなくなるよ、と表面上では優しくする。 すると2ごうは「ヤダヤダ!アタイ今日はてこでも動かないからね!」 とベットに寝転んでしまった。子供のように、ごろごろと回っている。 「ちょっと2ごう。いい加減にしないと…」 「…・ダメ、なの?…」 「!」 彼女の匂わせた大人の色気。ゴーグルごしに見せた潤んだ瞳。 それに当てられたのだろうか、俺は気付くと2ごうに覆いかぶさるように抱きしめていた。 そしてくちびるに触れるだけのキスをする。 そのまま彼女のゴーグルをゆっくりはずす。 はじめて見た彼女の瞳は大きく見開かれていた。 大丈夫、と頭を撫でてやれば少しひきつり気味ながらも笑っている。 もう一度キスをしながらワンピースを一気に脱がせてやると そこに広がったのは控えめに主張している2つの突起と縦に流れた線。 突起に手を伸ばし弄ぶとあんと漏らした2ごう。 それに益々興奮し、片手で胸をいじりながら縦に走った筋へと片手を伸ばす。 するとそこはもう湿っていた。少し広げると2ごうの声が大きくなる。 「胸より、そこを…いじってぇっ!」 2ごうの声に大きく頷く。 クリトリスを小刻みにいじるとどっと溢れるそこ。 しばらくすると2ごうが足を大きく広げた。我慢出来なくなったのだろう。 素直にズボンのジッパーを下げ自分のものを取り出す。2ごうが息を呑むのが分かった。 先端ですこし擦った後に一気に貫く。高く大きく甘ったるい声が部屋に響く。 そして、違和感に気がついた。 「2ごう、処女じゃない…?」 その声にビクリと体を震わせた2ごう。沈黙が続く。 「前に…アランちゃんと付き合ってた時」 ぽつりと呟いた2ごうの言葉に急激にさめていく心。 しかしそれとは反対に体は2ごうを激しくせめる。 中に出した後、2ごうはとろけたような目で俺を見ていた。 その目に色々なものが重なる。 自分のものを2ごうから引き抜きティッシュで拭く。 2ごうの汗まみれの体も拭いてやると、はあと溜息をついて服を着始めた。 じっと眺めていると、2ごうはいつもの調子で明るく言った。 「じゃあね!今日はすっごく楽しかったよ!」 戻る |