コンコン。
いつもの様に2回、軽くドアをノックする

「…あれ?」

普段ならすぐ迎えてくれる彼女の声がない…
留守…ではない様で、中にどうぶつが居る気配はする

ドアノブに手をかけるとあっさり回り、僕は首を傾げながら家の中に入った

「リー? いないの…?」

部屋の中は薄暗く、僕は手探りで進んでいく
進む内に段々と目が慣れてきた
どうやら僕を待っている間に寝てしまったらしく、彼女は愛用のラブリーベッドで静やかな寝息を立てていた

「もう、リーったら寝ちゃう…な……んて」

起こそうと彼女にかけた僕の声は、はながらの服がはだけた合間から見える肌に意識を取られて尻すぼみになっていった
気が付くと息を殺していた
頭ではいけないとわかってる…だけど、寝返りを打つたびに揺れる豊かな胸から僕は目を離せなかった

「リー…ごめん」

小さく呟くと、そっと手を胸に這わせる
いつも盗み見ていた重量感のある胸は、想像よりもずっと柔らかかった
僕ははながらの服をたくしあげ、すでに硬くなりはじめている乳首にむしゃぶりついた
舌で舐め、転がし、吸い立てると寝息に甘やかな喘ぎが混じる
僕は夢中になって、勃起した乳首を口に含みながら、彼女の下半身に手を這わせようとした…瞬間

さん…」

彼女の声に落し穴に落ちた時より以上の衝撃を受けて、体が硬直した

「あ…ごめ、ごめんなさい…」

後悔と自己嫌悪に目の前が真っ暗になる
僕は体を離そうとして…彼女の手に引き止められた
「いいんです…わたし…ずっと気付いてましたから…きゃ」
「え、気付いてたって…いつから…」
「胸…触られた時からです…わたし、さんなら…平気です…きゃ」

ふと気付くと、僕を引き止めた彼女の手は…震えていた
なんだかさっきまでの自分が無性に恥ずかしくて、彼女が愛しくて…
僕はそっとキスをして、抱き締めて言った

「好きだよ、リー」
さん…わたしも、好き!大好き!…ん、あ…あむ…んッ」

止まらなかった
ただ彼女が愛しくて、多分彼女も同じ気持ちで…
互いに貪る様にキスをして、体をまさぐっていく
半分以上はだけていた服を、優しく脱がしてあげる

「…綺麗だ」
「そんな…恥ずかしいです…きゃ」

彼女に覆い被さり、キスの雨を降らせながらあそこをまさぐると
そこはもうぬるぬると愛液で溢れていた

「すごいね…もうこんなに…入れて…いい?」
「はい。わたし…さんになら…大丈夫です、きゃ」

彼女の返事を待って、僕はゆっくりと腰を沈めて…一つになった

「やっ…!んんッ、きゃ!痛…」
「ごめ…ん、ゆっくりしたいんだけ…どっ、気持ちよすぎで…」
「大丈夫です、さんの好きに動いてください…きゃ」

彼女の膣内はぐにぐにと蠢いて僕のモノを締め付けてきた
その初めての気持ち良さに僕は、狂った様に腰を振り彼女の体を貪った

「リー、気持ちいい…あっ、もう…出ちゃう。」

射精の予兆に膣から引き抜こうとした僕の腰に、彼女の足が絡み付いた

「は、離して…じゃなきゃ出ちゃ…あっ、駄目だ!出る!あぁぁぁぁぁ!!」
「熱い…さんの…嬉しいです、きゃ」

ぐったりして息を整えている僕の頭をゆっくりと彼女が撫でてくれる
身を起こしてもう一度キスしようとした時―――

ガチャッ、バタン

「おはようー!タコリーナちゃん!遊びにきた…わ…ょ」



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