無題

美樹「香サン、最近ミックも冴羽アパートに越してきて一緒に
   シティハンターの仕事してるって本当?
   貴方達、上手くやってるの?」

香 「それが上手くいってるの。吃驚するほど。
   二人とも何かを賭けて、依頼金を競いあってるから。
   先週、ミックの収入は7桁で、撩の方は今週8桁だったのよ。
   嘘みたいだけど、二人とも熱心に仕事してるみたい。」

美樹「そうなの…余程、大事なモノ賭けてるのね・・・・・。
   でも、収入増えたわりには、香サン、痩せたみたい。
   仕事し過ぎで睡眠不足?」

香 「その反対。寝過ぎだわ。
   毎晩7時には寝て、翌朝7時まで眼も覚めずに深く寝てるのに、
   身体は重いし、筋肉痛で節々が痛いの。
   嫌だなぁ。年齢のせいかしら。」

美樹「・・・・・
   えっと、それは、多分・・・・・。

   あ、もしよかったら、これ、試しに使ってみて。
   パワーUPすると思うわ。」

香 「ありがとう。でも、これ、何かしら?」

美樹「ファルコン愛用品なの。冴羽さんとミックには絶対秘密にしてね。」

  (ファルコンが南米からこっそり取寄せてる秘蔵の
   『マカ』だけど、香サンの健康には変えられないわね)


* * *


冴羽アパート食卓

香「なんだかよくわかんないけど 美樹さんのくれたものだし大丈夫よね」

撩「おまえ何のんでんだよ?」

香「ああちょっとね」

ミック「Doin' Kaori? ....I guess this is it?...Oh! you wanted to have me,too. C'mon!」(外国人の脈略のない納得)

撩「You dope.Give it up. I never lose a game, so she is my one.You gotta just lookin' wistfully.」

ミック「ほ〜 それ香の前で日本語で言ったら考えてやるよ」

撩「うぐ…どっちにしろ今回もお前の負けなんだよ!とっととかずえ君のところへ帰れ!」

香「ちょっと?何話してんのよ?!」

ミック「それはね〜撩はカオリのことが...」

撩「わぁぁぁぁーーーーーーーーやめろ!!な、なんでもない アハハ」


* * *


香 「二人とも楽しそうだね。私だけ、蚊帳の外って感じ」

ミック(いや、思いきり、中心にいるんだが。。。)
  「カオリ、ディナー作ったから機嫌直して食べて」

香 「わぁ、ありがとう。。。レバニラ炒めと鰻…(うわ、くどそう)
   ごめんなさい。とっても美味しいんだけど、食欲なくって。
   何か変。身体が熱くって、燃え盛ってるの。
   身体の中でマグマが吹出してる。どうしよう。。。」

遼 「おい、ミック、お前、アレ、入れすぎたんじゃ。
   致死量越えたらどうすんだよ(怒)。」


香 (洋服脱ぎながら)
  「二人ともまとめて面倒見るわ、かかってらっしゃい!」

ミック・遼「・・・・・・・・・・・・・・・」

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