第15話
『忠臣グラディウス』





諸将、今年もあとわずかだな。
しかし、拙者の心は今非常に辛いのだ。

それは前回の話にさかのぼる。




我が主君董卓が結婚を機にすっかり骨抜きになってしまわれた。
あの戦場を駆け巡っていた頃の我が君ではなくなったのか?


拙者は董卓派占領下の賢者都市「ジュノー」に駐屯させられていた。
我が君は相変わらずアルベルタで酒と愛妻に溺れておる。
大志はどうなったのだ・・。拙者はジュノー内部で悩んでいた。

















隊長派に寝返るか・・?だが、それは不忠をも連れて行くことになる。
しかし、今の我が君についていっても、未来はない・・。拙者はどうすれば・・。



そこで拙者は外に出てNPC達
に董卓派の意見を聞くことにし
た。











[教えて!ばk・・いや、忠臣アサシンさん!]
NPCとは?
PC(プレイヤー)ではないストーリーでのキャラクター。

つまり、コンピューターで中の人がいないキャラクターではあるが、シナリオ上ではしっかりと命
を持っており、プレイヤー達の手助けなどを行ってくれるのだ。






董卓派の評判は?

〜闇蜘蛛編〜



董卓派唯一のハンター闇蜘蛛。彼の評判はいかに・・?














(´‐`;)

・・・岩より堅い頭角・・?

















↓これか!
                









董卓派の評判は?

〜ベイオネット編〜


董卓派きっての支援役、ベイオネットの評判は?











(´‐`)!












?!



?!




(´‐`;)










人民の評判も良くはない・・。これは董卓派の最期を意味するのか・・?














「・・・・・・・」













拙者は・・・一体どうすればいいのだ・・。






バリバリバリバリッ















董卓「一体、なんなんだ?!」

???「ふふふ、迷っておるな」
蛇皇「な、何奴?!」
???「我々は主君について、そして散っていた忠臣と呼ばれる者達の幻想の姿・・」
???「お主は主君について悩んでおったな」
蛇皇「おぉっ・・・ま、まさしくその通りなのです。我が主君董卓が昔とすっかり変わってしまったのです。昔は奸雄と言われながらも、部下に対しては誠実な人物でした。しかし、近頃の主君は・・・」
???「ふっふっふ。貴殿はたしかに立派な忠臣ではあるが、ひとつだけ忘れているな。重要な事を・・」
???「それは『信義』だ。『忠義』と『信義』、これを守り通す事が真の忠臣と言えよう、すなわち、主君を信じる心である」
蛇皇「信じる心。・・・それがしはそれを忘れておったか・・。そうだ、主君を信じる事を忘れては臣として失格だ。あ、ありがとうございまする。おかげで犬畜生の道を歩まなくてすみもうした。せめてお名前を・・」
???「名乗るほどの名前ではないが、礼儀として名乗っておこう。それがしの名前は『赤騎士』
???「同じく『青騎士』・・・よいか、主君を信じ、そして助けるのだぞ・・・・」
蛇皇「赤騎士、青騎士と言えば・・輸送部隊の前ギルド「移動要塞RP」の伝説の騎士!!・・・そのお二方だったとは・・」



まさかあの2人の幽霊に会えるとは・・。
我が君、それがしは一生ついてゆきますぞ・・・!





・・・ん?




























預言者よ、今の拙者に何を言
っても答えは1つよ。



















こうして蛇皇は董卓派の重鎮として進んでいく事になったという・・。




[編集後記]




今回はたまたまTVで忠臣蔵をやっていたので、忠義をテーマにしてみましたが、結構強引な流
れでしたねw すいません。
年末年始忙しくてあまり良いSSがないなぁw
またたまったら話を作りますね。では、よいお年を!



ちなみに作中で出てきた「赤騎士」「青騎士」とは、
実際に移動要塞RPギルドに実在した騎士さん達です。
いつも2人組で狩りをしておりました。





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