###########################################################################  DISCLAIMER// The characters and situations of the television program  "The X-Files" are the creations and property of Chris Carter,  Fox Broadcasting, and Ten-Thirteen Productions.  No copyright infringement is intended.  この作品は、リクエストFic「Christmas」を題材にしております。  題名からは想像できないものかも知れません。  それでも許せる方は是非ご賞味ください。  で、更に許せる方はもう1つの作品もご賞味頂ければと思います。 ########################################################################### 『Jack in the box』(Spoiler:Emily)  by うっしーズ3号 --------------------------------------------------------------------------- Washington D.C. X-FILES Office FBI Headquaters 12/23 7:03 pm 「Mulder!?」 Scullyは、扉を一気に押し開け、呼び慣れた名を叫んでみる。 しかし、この部屋に響くのは自分の声。 寒々しいその空気の流れは、数時間前に"失踪"してしまったパートナーが、まだここ に戻っていないことを明らかにしていた。  <毎度の事とは言え一体何を考えているのやら------> Skinnerとの長い長いミーティングを終えたScullyは、小さく溜息をつきながら少し 苛立たしげに書類をデスクに投げ出す。 すると、黄色の厚紙に挟まれたそれは、彼女の意に反してファイルを抜けだし床へと 散乱した。 「Shit!」 行き場の無い怒りに声を挙げると、彼女の後ろで低い声が響いた。 「書類は大切に扱ってくれ!」 「!?」 瞬間、彼女は身体をピクリと硬直させて振り返る。 そこに立つのはミーティングをエスケープしたパートナー。 Scullyは、一瞥を投げつけて意地悪に囁いた。 「あら?Mulder捜査官。早退されたのかと思っていましたわ?」 「---終わったの?Scully。」 彼はコートを脱ぎながら、口の端を愛想笑いよろしく上げて見せる。 「ええ、いつも通りお小言を頂きましたが、"無事に"終わりましたわ。  ですので、わたくしはそろそろ休暇に入らせて頂きたいのですが?」 Scullyも彼の表情を準えるように、口の端をグッと持ち上げて切り返した。 するとMulderは、少し横柄な態度で返事をする。 「うん、ご苦労だったな。Scully捜査官。」 「---------Mulder?」 短い沈黙のあと、眉がピクリと上がって冷たく囁いた。 「悪い、悪かったよScully。どうしても行かなきゃならない所が---」 「もう、何故あなたってそうなの?ミーティングや書類作成---報告するって機能が  著しく欠乏しているわね。一度その頭蓋骨の中を見せて欲しいわよ。全く!」 「ん?今日のは、SkinnerへのChristmasプレゼント!」 「なに?」 「君との貴重な時間を二人っきりで"過ごさせて"挙げたんだよ!」 悪びれずにしれっと言ってのける彼を、Scullyは呆れて眺めていた。 「------」 「冗談だよ。」 少年のようにニッと微笑んで見せるパートナーに、彼女は溜息のあと尋ねた。 「ところでMulder?今年の休暇はどう過ごすの?」 「どうって---君は、お兄さんのところ?」 「ええ、そうだけど。もし良ければ------」 「何?僕は誘われてるの?嬉しいね、Scully捜査官。  でも、遠慮しておくよ。君のお兄さん"にも"楽しく過ごして欲しいしさ。」 「にも?にもね------まさか、また---」 「ははは、今年は"幽霊屋敷"には行かないよ。」 Mulderは少しだけ声を立てて笑い、意味ありげな表情を浮かべて視線を泳がせた。 「僕にだって一緒に過ごす人くらい居るし、それに---」 「一緒に過ごす人?」 そう囁いたScullyの頭の中には一人の女性が浮かんでいた。 自分自身が、段々嫌な空気に包まれていくのが分かる。 そんな、一瞬動きを止めたScullyに気がついているのかいないのか、帰り支度を 済ませた彼女の肩に手を置いてMulderは囁いた。 「心配するな、Scully。君はゆっくり楽しんでおいで。」 「心・配?------ああ、電話はしないでね、Mulder。」 意地悪く瞳を輝かせた彼女に、彼は両手を上げて降参のポーズをしてみせる。 そのポーズにScullyも首を傾けた姿勢でふっと微笑んだ。 「じゃあ、良い休暇を---」 「ああ、君も。」 Scullyが扉をあとにした事を確認すると、暫くジッと考え込んでから彼もコート を着込んだ。 そして、ポケットの中を探り、そこから何やら取りだすと一言呟いた。 「さて、行くか---」 彼は、地下の扉を後ろ手に閉めるとスッと歩き出した。 --------------------------------------------------------------------------- CALIFORNIA San Diego Bill Scully's Home 12/23 7:13 pm ブザーが鳴って、Taraが扉を開いた。 「Hi!Dana。みんな待っていたのよ。お疲れさま。」 小気味良く響くTaraの声に、Scullyは僅かに微笑んで中に入る。 リビングに居たBill Scullyも彼女を出迎える為、玄関先に近づきScullyの手から 大きな荷物を受け取った。そして、言葉を選びながら彼女に声を掛ける。 「久しぶりだな、Dana。今年はゆっくり過ごせそうか?」 「ええ---」 Scullyはそう言いながら、罰が悪そうに視線を泳がせた。見上げた階段の踊り場に 2歳を迎えた甥を抱きしめる母の姿をとらえ、一瞬、苦い想いに息を呑む。 しかし、それを母に気付かせないよう何とか冷静に声を掛けた。 「Hi、Mom---ごめんなさい。今年は迎えに行けなくて---」 「いいのよ。それより仕事は無事片付いたの?」 「ええ、無事にね。Hi、Matthew---」 近づいていた母親の腕の中にいる甥の頬にそっと口付け、優しく微笑んで見せた。 そんな二人の様子にBillは笑いながら口を挟んだ。 「今はChristmasだぞ。仕事の話はやめないか?」 「皆さん?Danaが来てくれて嬉しいのは分かりますけど座って話しません事?」 Taraは楽しそうにはにかんでそう言うと、Mrs.Scullyが応えた。 「そうね!」 4人はリビングへと足を進め、Billは荷物を持って階段を昇っていく。 ソファーには一人の男性が座っていた。 「Charley!!!」 Scullyはあまりの嬉しさに声をあげて叫んだ。 そこにいたのは、Scullyの弟Charles。 彼女にとって彼は、兄弟の中でも特別な存在と言って過言ではない。 彼の存在は、兄姉に囲まれて育った彼女に初めて人を"慈しむ"と言う事を教えた。 大きくなると今度は、彼がScullyを励まし支えてくれる存在になった。 そんな弟ともここ最近はすれ違いを繰り返している。 お互い独立しそれぞれの仕事を持った現在、海に出ている彼とFBI AgentのScully とではなかなか会う時間も持てない。 父の葬儀や、彼女が入院をしていた時でさえ、彼と会うことは出来なかった。 それだけに、ここでこうして会えたことが彼女を少しだけ懐かしく幸福な気分に してくれていた。 「おいおい、Dana。いつまでも子供みたいな呼び方しないでくれよ---」 少し不服そうにそう呟く彼は、彼女を優しく抱きしめ頬に口付けた。 「驚いたわ!よく休暇がとれたわねぇ?」 「よく言うよ。去年来なかったのは何処の誰?」 「去年は------。」 Scullyが言い渋るのを見かねてTaraが言った。 「まあ、いいでしょ。座って。」 「ところで、Foxはどうしたの?一緒じゃないの?」 尋ねた母親を窘めるように、いつの間にかリビングに入っていたBillは低い声で 呟いた。 「Mom------あんな奴の事---」 「あら?いいじゃないのFoxは---」 Scullyは、兄と母のやり取りに苦笑いしながら静かに応える。 「Mom、彼にだって『X'masを一緒に過ごす人』くらい居るのよ。」 「まあ------でも---」 母は何かを察したらしく少しだけ口ごもった。 しかし、Charlesはその名前に興味を示す。 「Foxって?Danaの"例の"パートナー?」 「ええ。でも、とても素敵な人よ。  Billに聞いていたイメージとは、か・な・り!かけ離れていたわね。」 「へぇーそうなんだ。でも、なんだよ、じゃぁ---俺だけ?  その人を見たことないのわ---」 末っ子の特権なのだろうか?大人になっても拗ねた表情をあからさまに出来る弟を 見て、Scullyは一瞬『例のパートナー』のことを思い出していた。 今は、他の誰かと過ごしているかも知れない彼---。 幸福な気分に浸っていた自分自身が少しずつ不安定になるのを感じる。 パートナーのあの些細な一言を自分がどれだけ重要に感じていたか--- その事実に気付いて更に胸の奥が苦しくなった。 「そうねぇ---とても繊細で惹きつけられる男性よ---」 Mrs.ScullyがMatthewをあやしながら静かに言と、Billが無表情で応えた。 「何処が---」 「Bill------嫉妬?」 悪戯な笑顔で呟くTaraに、みんなは笑い声を挙げる。 しかし、そんな笑い声の中Scullyは---    <『惹きつけられる---』そうなのだろうか?   MamaはMulderをそんな風に感じていたのだろうか?私は---> 一人そんな事を考えていた。 --------------------------------------------------------------------------- Bedroom 12/24 2:24 am Scullyは目を開いて暗闇の先をジッと眺めていた。 寝返りを打っては目を閉じ、暫くしてまた暗闇を眺める---ここに来てからの2日間 同じ夜をこうして繰り返している。 久々に感じる懐かしい気持ちと近づくクリスマスに様々な想いが彼女を包み込んで、 特に今夜はなかなか眠りに就くことが出来ない。 何度も寝返りを繰り返す彼女に、隣のベッドで眠る母親は気遣うように声を掛けた。 「Dana?眠れないの?」 「うん?ごめんなさい。大丈夫よ---何だか興奮しているみたい---」 母の気遣いを感じてクリスマスを楽しんでいるかの様に嘯く娘。 二人の間に微妙な空気が流れる。 「そう---?今年は楽しく過ごせそう?」 「ええ。もちろんそのつもりで来たんですもの。」 娘の言葉に嘘を感じてMrs.Scullyは僅かに声を厳しくした。 「Dana---無理はしなくていいの---自分の母親に正直になれなくてどうするの?」 「---Mom?」 Scullyは意味の分からない振りをして、母の言葉を止めようとする。 しかし--- 「---Matthewは大きくなったでしょう?」 「ええ。ホントに子供の成長は早いわ---」 「そうね。それだけの時間が貴方にも過ぎたと言う事よ---」 母は諭すようにそう囁いた。 Scullyも彼女の心の中を理解したのか何も言えずに黙り込む。 「あの子を訪れてみてはどう?」 「Mom---」 「その為に今年はここに来たのでしょ?」 全てを理解したように囁く母に、もう嘘は吐けないと思った。 そして、Scullyは静かにゆっくりと語りだす。 「---実は---そうしようと思っていたの---でも---」 「でも?----Dana---」 母はベッドから抜け出すとシーツにくるまる娘に軽く手を添えた。 「私には貴方に起こった事を"全て"理解して上げる事は出来ない---  でも---"娘を亡くした母親の辛さ"は理解しているつもりよ---」 「Mom---」 Scullyは言葉を続ける代わりに母の手をそっと握った。 --------------------------------------------------------------------------- CALIFORNIA San Diego Public cemetery 12/25 5:25 pm Scullyは、手入れの行き届いた芝生の上をゆっくり歩いている。 夕刻を迎えた冷たい空気は彼女の白い頬を刺激し、頭の芯がスッと澄んで行く。 本来ならこんな時間にここを訪れる事は似つかわしくはない。 さっきすれ違った男もそう思ったのだろか、彼女を興味深げに眺めていた。 けれど、今日のScullyにとってそんな事はどうでも良かった。 ただ、漸く決心のついた自分自身をこうしてここに来させる事が重要だったのだ。 歩きながらふと感じた懐かしい重みに、自分の抱えた物を確かめるように視線を落 とす。その行動に驚いて見つめるそれは、紛れもない花束。 抱える小さな花の姿は、あの日の出来事を走馬燈の様に思い出させていく。 ジッと見つめたそれを、もう一度しっかりと抱え直して、またゆっくりと前へ歩き だした。 暫く歩いた彼女は僅かに驚いて立ち止まった。自分の目線の先にあるものは、 『見慣れた広い背中』 (何故---?)胸の中に溢れ出た驚きと疑問とそして---熱い想いに息が出来なくなる。 静かに流れる時間に立ちつくす彼女にその背中が囁いた。 「やあ、Scully。」 「------Mulder。」 「随分待ったよ---」 そう言って振り返った表情は切ないほど優しくて、彼女の心を締め付けていく。 「どうして---」 「ちょっと、"彼女"に用があってね。」 「------」 「時間があったから、ゆっくり話せた。」 「---あなたの言った『一緒に過ごす人』って------彼女の事?」 「そうだよ。誰だと思ったんだい?」 Mulderは何もかもを見透かしたように上目遣いで彼女を見て微笑むと、Scullyも僅 かに笑顔を見せた。 そして、気がついた様に、手にした花束に視線を落とすと彼の方へと歩みを進める。 彼もそれを邪魔をしないようにそっと左にずれてやった。 「ねえ、Mulder---」 「ん?」 「何を話していたの?」 「---教えない。」 「秘密?」 「そう。」 Scullyは目の前の"彼女"に花束を渡しながら呟いた。 「私には秘密なの?」 「---秘密だよな?」 「二人で意地悪するのね?」 「------Scully---これを---」 そう言って差し出したものは、地下室で彼が手にしていた物。 Scullyは少し驚いたように目を大きく見開き、彼の手の中の物を見つめていた。 「開けて。」 促されて、それを手に取ると慎重に包装紙を解いていく。 「Mulder?これ---」 「君のにそっくりだろ?結構、探すのに苦労したんだ。  僕はこういった物はよく分からなくてね。」 「------」 「最初は彼女に---って思ったけど。彼女は"君の"が欲しいそうだよ。」 「私の?」 「そう、君の思い出が沢山詰まった物が欲しいそうだ。」 「Mulder---」 「だから---君のを彼女に譲ってやってくれないか?  そして、君はこれからその新しい物と一緒に、新しい想い出を作って行く---  どうだい?」 「------」 「もちろん過去を封印する訳じゃない。分かるよね?」 「ええ。」 そう言って少しだけ目を伏せると、暫くジッと動かなかった。 Mulderも顎を上げた姿勢で前を見つめ、彼女の動きをそっと待つ。 二人の間に優しい沈黙が流れ、やがて、Scullyは首に掛かるクロスに手を掛けた。 「大切に---してね?」 囁きながら膝を折って彼女と対面すると、それをそっと首に掛けてやる。 立ち上がり、今度はMulderの手を取ると新しいクロスを彼の掌に落とした。 そして、向かい合っていたScullyは、ゆっくりと向きを変え呟いた。 「ねえ、つけてくれる?」 「---ああ、喜んで。」 「これも------新しい想い出ね---」 そう呟いて、静かに微笑んでいた。 「そうだわ、Mulder。これは彼女へよね?私には?」 Scullyの声が少しだけ明るく悪戯に響く。 「OH、Scully---忘れるところだった。」 後ろでMulderの声が心地よく響いた瞬間、彼女は彼のコートの中にスッポリと 包み込まれていた。 ふんわりと彼女を包み込む熱と香り。 言い表せない想いに少しだけ鼓動が早くなる。 それを隠すようにScullyは早口で呟いた。 「Mulder〜?これがプレゼント?私へじゃなくてあなたにじゃない?」 「馬鹿言うな。君が寒がるだろうと思ってこうして待ってたんだぞ。  遅いんだよ『僕の待ち人』は---」 「まさかずっと?---------ねえ?私をプロファイルしたの?」 「そう------でも、いつ来るかまではファイリング出来ずに、寒かった。」 「だったら---」 「うん、でも、天才プロファイラーの僕は、君が必ずここに来ると睨んだ!」 「それで?」 「ここで待つことにした---だって------こんな時に君を暖められるのは僕だけだろ?」 自信たっぷりに言う彼に一瞬甘い戸惑いを覚える。 「---そんな事誰が言ったの?」 「うん?彼女がね---ほら、聞こえない?」 Mulderは子供の声真似をしてみせた。 「『Mom、Mulderにお礼を言って』だって。」 Scullyはそんな彼に呆れつつも、少しだけホッとしている自分を感じる。  <こんな事、口が裂けても言えないけど---   ホントは---ここに来ることが怖かった。去年は怖くて---あなたと。   そして、今年もこうして過ごせる事に私はやっぱりホッとしている。   こんな寒空の中でも、あなたは私を暖めてくれる。   自分以外の誰かに大切にされる---それはこういう瞬間なのだろうか?>   「Mulder?それは幻聴よ。私が検査しましょうか?」 「違うよScully。これは、科学で説明出来ない事だ。」 「X-FILESだとでも?」 「そう、帰ったら事件の申請を---」 「じゃあ、やっぱり私があなたを解剖しなくちゃ---」 Mulderは楽しさと嬉しさの入り交じった声で笑っている。 その声に掻き消される様にScullyが呟いた。 「でも------ありがとう。」 小さく囁く声。しかし、それはMulderの耳には確実に届いていた。 彼は微笑んで更に続けた。 「『Mom、Mulderはいい人よ。その上Coolだわ---  だから彼が何をしても優しくしてあげてね---』」 馬鹿馬鹿しいと思いつつも頬を緩めるScullyだったが、厳しい声で言う。 「しつこいわよ!」 暫く黙った後、彼女は囁いた。 「Mulder---まるであなたってJack in the boxの様な人ね?」 「なに?それはつまり、君にとって僕は"ドキドキ"する男ってことかな?」 「ふっ、色んな意味でドキドキ"させられっぱなし"だわ---」 Scullyに切り返されたMulderは彼女を抱きしめたまま考え込んでいる。 「で、このJack in the boxは君にとって"必要なもの"それとも"不要なもの"?」 そう言って、覗き込んだMulderの瞳をScullyも見返す。 「そうね、それは---」 暮れていく夕闇の中、彼の暖かさに包まれながらそっと呟いた。 「Emilyと私の秘密よ。」 柔らかく微笑み合う二人の前には、首に掛かったクロスを夕日にキラキラと輝かせ、 少女が嬉しそうに微笑んでいた。 = FIN = --------------------------------------------------------------------------- [あとがき]  はじめまして、「うっしーズ3号」です。ふざけたHNですみません。  KISSも無いのにイチャつく二人で申し訳ありません。  もう少し、こちらの委員会の主旨に添えるようなものを書いて  みたかったのですが、やはりダメでした。  まず、お題を聞いて浮かんだのが「Emily」。  S6では何故か「お化け屋敷」に行っている二人だったので、  私はS5の雰囲気とあまりにも違って正直面食らいました(笑)  そこで思ったのが、ScullyはEmilyを訪れる事が怖かったのかな?  と言うこと。  「お化け屋敷」の後は書けないけど、そんなScullyなら書けるか  もと考えました。  よろしければ、ご意見等を掲示板の方へお願い致します。 [Favorite Christmas Song]  ワムの『LAST CHRISTMAS』です。