この作品は作者の妄想によって書かれており、X-FILEの著作権はFOX、10 13に帰属します。 title:劇薬 Written by:響子 この作品は実際に映像化して想像すると非常に恐ろしいので危険です。心臓の 弱いかたはとりあえず、近くに急心をおいておくことをおすすめします。 とくにスキナー副長官が恐ろしいです。想像するのはほんっとにやめましょう。 「なぁスカリー、この瓶にはいったやつ、なんだろう?」ここはFBIの地下倉 庫。 スキナーに頼まれてここにある資料の整理をしていたところだった。 「そんなのいいから、早く片付けちゃいましょう!!」 「なんかラベルが読めないんだ。漢字でかいてあって。日本語かな?それとも中 国語??」 その古い瓶の中には少しの液体が入っており、瓶のラベルにはたしかに漢字で「 劇薬」とかかれていた。 が、しかし。モルダーは漢字が読めなかった。 「なぁ、スカリー。あけても大丈夫かなぁ。」 「やめなさいよ、危険なものかもしれないじゃない!!」 そんなスカリーの忠告も聞かずモルダーは瓶の蓋を・・。 ああー!それは劇薬ともしらず・・。 「うわ、くっさーーーー!!」 「なに、この臭い!!」 瓶の蓋をあけるとものすごい悪臭がたちのぼる。 「スカリー、窓あけろ!!」 「ばかぁ!!ここは地下なのよ。窓なんてあるわけないじゃない!!」 「じゃぁ、ド・・・ドアをあけるんだ!!」 スカリーはよろよろと倉庫のドアをあけた。 悪臭はFBIの局中にひろがっていく。 が・・・あまりの臭さに二人は気絶してしまった。 30分後・・・気絶していたモルダーが目をあけた。 「な・・・なんだこりゃぁぁあぁ!!」 その声に隣で気絶していたスカリーも目を覚ます。 「モル・・・は・・ぎゃはっははははは!!!!」 スカリーはモルダーの格好に大笑いした。 「な・・・なにその格好!!!あはっはは・そ・・その歳でが・・ガクラン?? あはあはあは!!」 目の前で腹を抱えて大笑いしているスカリーにモルダーもいいかえした。 「君だていい歳してセーラー服なんかきてるじゃないか!それだっておかしいぞ !!」 「え??あっ!!いつのまに!!!」 二人が視線を落としたそこに例の劇薬の瓶が・・・。 「まさか・・こいつのせい?」 「・・・モルダー。そんなことは・・。」 と、スカリーがはっとしたようになにかを思い出した。 「モルダー・・今ごろ思い出したんだけど・・・怒らないで聞いてくれる?」 「この瓶の中身についてしってるの?」 「そう。たったいまおもいだしたわ・・・。この漢字。日本で開発された劇薬・ ・。この薬はね・・・この臭いをかぐとね・・なんと、その名のとうり、学園ド ラマを演じたくなってしまうというなんとも恐ろしい薬なのよー!!」 「ええ〜〜〜〜!!!なんだそのバカげた薬は!!!」 「・・ちょとまって、モルダー。私もう一つおもいだしたことがあるのよ・・・ 。」 スカリーが青ざめた顔をしていった。 「何?」 「ここの倉庫のドア・・私たち・・くさい〜〜〜とかいってあけたわよね・・・ ということは・・。」 「ということは・・・。」 二人は顔を見合わせて同時にいった。 「局中にこの劇薬がーーーー!!!」 二人はおそるおそる倉庫をでた。 「でもモルダー。わたしたちはとりあえず意識は大丈夫みたいね。」 「そのようだ。」 モルダーはスカリーのいうことを上の空でこんなことを考えていた。 (スカリーのセーラー服だぞ?こーゆーことがなかったら一生みれるもんじゃな い。・・・イメクラじゃあるまいに・・。スカートだって短いし・・ルーズソッ クスときてる。日本の女子高生に感謝感謝だな。まぁ・・ちょっとフケた女子高 生だけど) いっぽうスカリーはというと、モルダーが自分に向けている視線にずっとドキド キしっぱなしである。 (そんなに太腿ばっかりじろじろみないでよぉ〜!!はずかし〜な〜・・日本の 女子高生ってこんなかっこしてるの?信じられない!!) 倉庫からでて階段をのぼっていった先はモルダーとスカリーには地獄の一丁目に みえた。 捜査官達みんながガクラン、セーラー服のオンパレード。 「モルダー・・私・・・クラクラしてきた・・。」 「と・・・とりあえず・・スキナーを探しにいこう。こうなった理由を伝えに・ ・・。」 「どうせ洗脳されてるわ・・。」 「で・・でも一応さぁ、な?スカリー。」 副長官室の前には秘書のキンバリーがやはりセーラー服でたっていた。 「あー、モルダーにスカリー、いいよねーあんたらいつもらぶX2でさ、あたし なんかぁ〜最近ぜんぜん・・」 「あー、キムそれはあとからきくよ。それよりスキナーは?」 「え〜?なかにいるでしょ?かってにはいればぁ〜?」 キムの最後の言葉を聞かずモルダーとスカリーは副長官のドアをいきおいよく開 けた。 「スキナー!!!」 「あら?いないわね・モルダー・・て・・きゃぁ〜〜!」 「ん?どうしたスカリー??」 次の瞬間、モルダーとスカリーは同時に悲鳴をあげた。 「う・・うわぁぁああああああああ!!」 「うっきゃぁぁあああああああああ!!」 「なんだね騒々しい。」 奥の部屋からスキナーがでてきた。格好はいたって普通だった。ただ・・・ただ ちがったのは・・ 「Sir・・・そのギターとかつらは一体???」 おそるおそるモルダー質問する。その長髪かつらは一体? 「なにをいてるんだい?私はむかしからこうだたじゃないか?タモツ・・ユキノ ・・僕は心からきみらの幸せをねがってるよ・・そうだ、君達の幸せのために一 曲歌わせてくれ。」 「タモツ?ユキノ?なんですか、それ?」 「だめだスカリー、スキナーはすっかり役にはまっているよ・・。」 「へ?どーゆーこと??」 「まぁ、みてろよ。sir.名前なんでしたっけ?」 「おい、タモツ、担任の名前わすれちまったのか?しょうがねーなー。私の名前 はいうぞー。坂本金八だぁ!!」 「もるだ〜私やっぱりわけが・・・」 「スカリーしらないのか?坂本金八といえば日本の学園ドラマのひとつ、3年B 組金八先生じゃないかぁ!」 「そ・・そんなのしらないわよぉ!!」 「僕はしてるよ。全シリーズちゃーんとビデオを字幕でみたもん。しってるかい ?第一シリーズと第四シリーズのあいだに15年もあるんだよ。すごく感動する よ・・あれこそ理想の教師なんだろうなぁ・・。」 「そんな説明いいわよ〜!!!」 とかたわらで坂本金八をなのるスキナーが日本語でなにやら歌いはじめた。 「くれ〜なず〜む〜街の〜ひか〜りと〜・・」 「もうどうにかしてぇ〜〜!!」 スカリーはもうなきだしそうだ。 「あ、そうださっきスキナーが僕達をタモツ、ユキノてよんでただろ?」 「ええ、そうね?」 「いいわすれてたけど・・君は僕の子供を妊娠する役なんだよ。だ・か・ら・・ ・。」 にやにやモルダー。 「それでね、15年後の第四シリーズで二人の子供のアユミがでてくるんだ・・ 。」 「え??なにするつもり???」 「だ・か・ら・君はいまから僕のもの!!」 ガバッツ!!!!!! 「きゃぁーーー!!!!モルダーこんなとこで?だれかがみてるぅ〜・・てそう じゃない!!いやぁ〜!!」 「スカリー、愛してる〜〜〜〜!!」 と・・・隣で壁を壊す音がする。 ドガガガガ・・ガッシャ〜〜ン!!! 「く・・・クライチェック?」 ブルドーザーにのって登場したのはクライチェックだった。 「おい!!いいとこなのにじゃますんなよ!クライチェック!!」 モルダーが本気でクライチェックに怒鳴った。 「・・・モルダー、様子がへんよ?」 「・・・・・クライチェック??」 クライチェックがブルドーザーからさっそうと飛び降りるとモルダーに指をさし てこういいはなった。 「だれがクライチェクだって?俺はなぁ、鬼塚栄吉・・・GTO・・・グレート ・ティーチャー鬼塚だ!! おぼえておけ!!ははっははははは!!」 「GTO・・・」 さっそうと名前だけつげて壊れた副長官室をでていくクライチェクを二人はポカ ーンとした顔でその後ろ姿を見送っていた。 となりではまだスキナーが贈る言葉を涙まじりに熱唱している。 「これからどうなるの・・。」 「どうなるんだろ・・・。」 to be contenued・・・ 後書き こ・・・こんなのが続いていいわけがない!! なんつー駄作!!!あはははは(死) とりあえず、一種のギャグだとおもって目をつむってください。 それからちなみにいうと、このficのなかに金八先生についてモルダーがかたっ たりしてますが、私本人はタモツやユキノのでていた第一シリーズはもちろんみ たことはありません。(まだ生まれてなかったからね。) この15年後に第四シリーズとして放送されたのを丁度私はみていたのでそれを もとにかきました。(当時中学2年生でした。) あの・・・これめちゃ駄作なんですてていただいてもいいです。あぁ・・わたし てば・・だめじゃん!!