DISCLAIMER// The characters and situations of the television program "The X-Files" are the creations and property of Chris Carter, Fox Broadcasting, and Ten-Thirteen Productions. Also the movie "Mission:Impossible" starring Tom Cruise does not belong to me, either. No copyright infringement is intended. ------------------------------------------------------------------------------------------ −前書き− 約一年前、怖いもの知らずなAmandaが世に放った迷作(^^;)「スパイ大作戦Ficシリーズ」である 『It's My Order』および『The Real Conqueror』の続編です。XFキャラ達が「壊れて」います。 そして、かなりお下品かも....そんな「ぶっ壊れな彼ら」に嫌悪感をお持ちの方は、お読みに ならない事をお勧めいたします。 また、これは筆者の個人的な想像の産物である事をおことわりしますと同時に、お読み下さる皆様 には、上記の設定に対しての寛大なご理解をお願い申し上げます。 ------------------------------------------------------------------------------------------ 〜 映画「M:I-2」公開記念 and「スパイ大作戦Fic」誕生一周年記念 〜 Title: みっしょん・いんぽっしぶる? (1/2) Category: Comedy Spoiler: None Inspiring: Mission:Impossible (Starring Tom Cruise) Date: 07/24/00 By Amanda ------------------------------------------------------------------------------------------ 管理職というのは、なぜこんなにもストレスがたまるのだろう? なぜだ? ふん、そんなもの、考える前から答えは決まっている 「単なる管理職」なら、ここまで強いストレスは感じないはずだ そう ヤツらのせいだ そうに決まっている 上層部にとって私は、薄汚れた政府の陰謀とやらの「小間使い」的身分 部下からはいいように利用されて、まるで「下剋上」の状態 まったく、私の存在意義なんてあったもんじゃない 7年もよく持ったもんだ、なあトト やはり こんな時は、やはり「アレ」に限るってもんだな いっそのこと、今回は全員まとめて面倒を見てやろうじゃないか ------------------------------------------------------------------------------------------ 「おはようございます、副長官がお二人をお待ちですわ」 「やあ、おはようキム」 「おはようキム。こんなに朝早くから、何の用なのかしら?」 「さあ、私には....副長官、モルダー捜査官とスカリー捜査官がお越しになりました」 デスクの上に設置されたインターコムのボタンを押しながら、キムは二人の捜査官の到着を上司に 告げた。「通してくれ」という、中年男性の割には涼し気な声がスピーカーから聞こえてくると、 彼女は二人に「どうぞ中へ」と目で合図をした。 「失礼します」 幾分か神妙な顔つきで部屋に入ってきたモルダーとスカリーを、スキナーはいつもと変わらない、 無表情な顔で迎え入れた。 「Sir,私達に何か?」 「まあ二人とも、かけたまえ」 デスクの上に置かれた様々な書類と格闘していた彼は、二人の顔から再び書類へと視線を移した。 先ほど作り上げた報告書の最後のページにサインをし終えると、右手に握っていた万年筆をデスク に置き、報告書のファイルを閉じた。 「Sir? 何か事件なのか?」 ほんの一瞬、部下達に視線を向けると、スキナーは座っていた椅子をクルリと後ろに向け、二人に 背を向けるように席を立った。窓から下を見下ろすと、ペンシルバニア通りを行き交う人間や車が まるでミニチュアのように小さく見える。 いつもと変わらない朝だな そんな事を考えながら、彼は両腕を胸の前で組んだ。いつもとは明らかに様子が違う彼を目の当たり にしたモルダーとスカリーは、わずかに視線を横に向けて、チラリと互いの顔を見合った。 「あの....副長官?」「モルダー捜査官、スカリー捜査官」 スカリーとスキナーのセリフが同時にぶつかり合い、再び沈黙が訪れた。 「....すみません Sir,続けて下さい」 モルダーとスカリーは、揃ってスキナーの顔に目を向け、次に発せられるであろう上司の言葉を待った。 ....改まって「続けて下さい」と言われてもな いっその事、このミーティングはなかった事にしようか。そんな考えが頭をかすめた時、スキナー の脳裏に「XF課の監視役」として経験した出来事が、『スキナーの軌跡』などという、まるで シケたワイドショー番組の「時間つぶしネタ」のようなタイトルと共にぐるぐると回り始めた。 私の人生に贈ってやれる言葉と言えば.... 『四面楚歌』 『阿鼻叫喚』 『泣きっ面に蜂』 『踏んだり蹴ったり』 おそらくは、誰もが同情をしたくなるような言い回しのオンパレードである。 「....私は疲れた」 「は?」 上司の口からボソリと漏れた意外な言葉に、二人は目をパチクリさせた。 「副長官....今、『あいむ・たいやーど』....と、おっしゃいましたか?」 「そうだ」 「Sir,突然どうしたっていうんだ?」 「おまえ達、考えた事はないのか? なぜ自分がこんな所にいるんだろうか、なぜ自分はこの世に 生を授かったのだろうか、と」 「う....ん....まあ確かに、考えた事がないと言えば嘘になる」 「スカリー、君はどうかな?」 「え、ええ。たまにそんな事もありますね」 「そこでだ」 スキナーは腕を組んだまま振り向き、二人の捜査官と向き合った。 「私が現在考案中の、あるプロジェクトに参画してもらいたい」 「プロジェクト、ですか?」 「そうだ。いやなに、そんなに堅苦しいものではない。むしろ君達二人にも楽しんでもらえると思う」 「楽しむだと?」 「特にモルダー、お前には気に入ってもらえると思うがな」 スキナーが言ったその言葉に、モルダーは一抹の不安を覚えた。 まさか....またやるのか? 今度はスカリーまで巻き込んで?? 「どうだ? やってみる気はないか?」 「構いませんけど、そのプロジェクトとSirの疲労にはどういう関係が?」 モルダーは驚いて、隣に座っている相棒に目をやった。 「ち、ちょっと待てよスカリー!! 引き受けるって言うのか!?」 「構わないじゃない、今は急ぎの仕事があるわけでもないんだし」 「そうは言っても....」 「たまには楽しい仕事もいいと思わない、モルダー?」 「う....まあ....そうだけど....」 何の疑いもなくモルダーに向けられる彼女の素直な瞳が、余計にモルダーを困惑させた。以前、 スキナーに散々弄ばれた経験のあるモルダーには、やはり承諾する勇気がない。一体次は何を やらされるのかと思うと、胃がムカムカしてきた。 「モルダー、君はどうするんだ? スカリーはこう言っているが」 クソ、スキナーめ.... 「....わかりました。スカリーがそう言うなら」 忌々しそうな表情で、モルダーは渋々OKを出した。 「よし、それでは近いうちに追って連絡する。詳しい事はその時に。二人とも下がってよろしい」 ------------------------------------------------------------------------------------------ 「ねえモルダー、スキナーから何か連絡あった?」 「知らないよ」 「追って連絡するって言ってたけど、それにしては遅すぎないかしら?」 スキナーから何の連絡もないまま、一週間が過ぎていた。 スカリーは、もしやスキナーがプロジェクトの事を忘れているのではないかと不安になっていた。 普段の彼の仕事ぶりから考えて、ここまで話をうやむやにし続けるというのは滅多にない話だ。 「そんなに心配しなくても大丈夫だって」 「今日中に何も言ってこなかったら、私、彼にプロジェクトの事を聞いてくるわ」 何事にも飽くまで真剣に取り組むスカリーを見ると、モルダーの心中はいささか複雑だった。 どうせまたくだらない「スパイごっこ」なのだろうと確信していた彼は、スカリーを気の毒に 思う反面、彼女が事の次第を知ってどう反応するのか、ちょっぴり楽しみでもあったのだ。 「すみません、機関内便です」 開け放していたドアに目をやると、送達係が、少しばかり大きめの黄色い封筒を持って立っていた。 比較的規模の大きな企業ともなると、様々な内容の手紙や書類を担当部署別に振り分けてくれる スタッフを配置する事があるが、それに関してはFBIも例外ではない。 「....どうもありがとう」 「よろしく」 彼はスカリーに封筒を渡すと、たくさんの書類や封筒が入れられたショッピングカートのようなかご を押しながら、すぐにオフィスを後にした。 彼女は、手に持った封筒に目を移した。発信元は本人の直筆で「ウォルター・スキナー」と記されて いる。 「スキナーからだわ」 その名前を聞いてモルダーは体を強張らせたが、封筒の事で頭が一杯のスカリーには、彼のそんな微妙 な変化に気づく余裕さえなかった。 「きっとプロジェクト関係の書類ね。随分かさばってるけど、一体何が入ってるのかしら?」 「開けてみれば?」 もしかしたら「くだらない」と怒り出すかもしれないぞ 封を切って封筒の中に手を入れるスカリーを眺めながら、モルダーは、もうすぐ見られるであろう 彼女のリアクションを静かに待った。 封筒から出てきたのは、モルダーにとっては懐かしさ百倍、お馴染みの「黒い箱」だった。 「....モルダー....これ、何だと思う?」 「さあ、何だろうな」 ああスカリー.... とうとう君もスキナーの手に落ちてしまった.... 後は僕達二人の無事を祈るしかない、アーメン 「ねえモルダー、これってもしかして....」 そう言うが早いか、スカリーは「黒い箱」の端についている白い部分に親指を乗せた。赤外線がそれ に反応して「ビーッ」と音を立て、彼女の指紋を読み取ると「黒い箱」の蓋が開いた。 「.......ス、スカリー?」 それは超小型のDVDプレイヤーだった。タッチパネル上の「Push」と記されたボタンを押すと、 スライド式の蓋が開き、直径10cm程のDVDが姿を現す。スカリーは、そのキラキラと虹色に 反射する円盤を指でそっと持ち上げ、再生用のトレイに移し替えた。再生の準備を終えた ディスクがプレイヤーの中で回転を早め、小さなスクリーンに映像を映し出すと同時に、 スキナーの声が聞こえてきた。 おはようモルダー君、スカリー君 君達は長い間、政府の陰謀を暴くべく、様々な困難と戦ってきた。正直なところ、連邦 職員というのは、役職が上がるにつれ、いろいろな方面からの圧力を受けるようになる。 つまり、活動に対しての制限が生じるというわけだ。 当然、圧力を受けた上司に管理されている者達にも何らかの圧力、及び制限が課せられる 事になる。私もその昔は、特別捜査官として国に仕えていた身であり、君達の歯がゆさや 憤りは、それなりに理解しているつもりだ。私はそれを何らかの形で昇華させてやりたい と思っている。 そこで今回の君達の使命だが、君達にとって「目の上のタンコブ」であるCSMに いたずらを仕掛ける事にある。死に至らしめるようなものでなければ手段は問わないが、 奇抜な方法であれば、なお好ましい。彼の居所は、以前モルダー捜査官に伝えてある。 (注:「昇天Part3」参照) なお、今回は補助要員を君達の元へ送り込む事になっている。 任務は本日より5日以内に遂行するように。 例によって君達もしくは君達のメンバーが捕らえられ、あるいは殺されても、当局は一切 関知しないからそのつもりで。なおこのディスクは手動的に消滅する。 成功を祈る。 ブシューッ 異様な音を立てて、DVDディスクが入っていた場所から、液体の入った小瓶と一緒に一枚のメモ が出てきた。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★    硫酸在中  かけると消えます  混ぜるな危険 食べたら死ぬで By Skinner ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ な、なんなんだ? なんなんだ、スキナー!? モルダーは、一年前の「スパイ大作戦の悪夢」を思い出し、そして、あまりの馬鹿らしさに首を垂れた。 一方、スカリーは石のように体を固まらせ、ピクリとも動かずにいた。ただ唇だけがわずかに震えて いる。モルダーはそんな彼女の様子を見て、心の底からスキナーの身の行く末を案じた。 ああ、なんて事をしてしまったんだ、スキナーの奴 こんな最低なジョークが、スカリーに通じるとでも思っているのか? 平手打ち一発で済めばありがたいと思えよ 「モルダー」 上ずった声でスカリーに名を呼ばれ、彼は驚いて飛び上がった。 「ス....スカリー...怒るなよ。後でスキナーにちゃんと言っておくから、落ち着くんだ」 「これが落ち着いてなんていられるもんですか!!」 ついにスカリーは勢いよく立ち上がり、天を仰いだ。 「これまでで最高のジョークじゃない!!」 「....え?」 「私、『スパイ大作戦』の大ファンだったのよ!! ウォルター・スキナー、彼は最高のボスだわ!!」 スカリーは興奮気味にモルダーの両肩をつかみ、何回もがしがしと揺すり続けた。 うぁ、スカリー.... あの....い....痛いんだけど....肩が.... ------------------------------------------------------------------------------------------ 「CSMの居所は、君がアブダクトされた時にスキナーから聞き出したんだ」 「そうだったの、じゃあ居所はもうつかめているのね」 スカリーが『スパイ大作戦』のファンだったのが災い、いや、幸いして、スキナーが二人に 課した「司令」は、めでたく実行に移される運びと相成った。二人はチャイニーズフードを テイクアウトし、モルダーのアパートで『CSMイタズラ大作戦』を成功に導くための作戦 会議を開いていた。 「庭一面に爆竹でもばらまいてやるか」 「それって近所迷惑じゃないかしら」 「あのさスカリー、イタズラなんだから、人の迷惑なんて考えるなよ」 「だって....」 「玄関のドアを壊しておくとか」 「キッチンにある塩と砂糖を擦り代えておくとか」 「家中にホースで水をまいて水浸し」 「オーブンの中にトイレのスリッパを入れておく」 「便器にネズミを放り込んでおく」 「家具と床を、強力接着剤でひっつける」 「バスタブをぶっ壊す」 「部屋中を、エイリアンの顔型風船でいっぱいにする」 「......」 「......」 「......ねぇ、モルダー」 「......何だい?」 「私達って....想像力が貧困なのかしら?」 「....かもな」 いくら考えてもシケたイタズラしか思いつかない彼らは、あまりの情けなさにため息をついた。 「でもさ、スカリー....」 「でも、何?」 「いくら居所がわかっていても、彼の生活パターンが読めない事には、完璧なイタズラなんて できっこないんだよな」 「そうね....」 何と言っても、裏で巧みに糸を引き、欲しい物は力ずくでも手に入れるような極悪人である。 一昔前の言葉を借りれば「カゲ番」と言ったところか。 ....ちょっとイメージとは違うが とにかく彼らは、公私共に謎の多い人物に対して、どのように作戦を練ればいいのかという 大きな壁にぶつかっていた。 「どうしたらわかるんだ? ヤツの行動パターンは....」 「だいたい彼のプロフィール自体に謎が多すぎるのよ。ただわかってるのは、バカみたいにタバコ を吸いまくるって事だけ」 「5日以内にやらないといけないんだぞ、どうするスカリー?」 そのまま二人はしばらく黙りこくってしまったが、スカリーが、ふとある事を思い出した。 「モルダー、そう言えば『司令』は、補助要員を送り込むって言ってたわ」 「そうだ、忘れてたよ。でも一体誰を?」 ♪キンキンキンチョーリキッドハ、アブラトチャウチャウカブラトチャウチャウ....♪ モルダーの携帯電話から、不意に妙なデジタル音が流れ始めた。 「....何、その変な着信音は?」 「自作だよ....はいモルダー」 「バイヤースだ」 「珍しいな、君が電話をかけてくるなんて。どうしたんだ?」 「スキナーから連絡を受けたんだ。君達を助けてやってくれって」 ------------------------------------------------------------------------------------------ 「結果から言って、彼の書斎に侵入するのは難しいな」 「スカリーも僕も、ある程度覚悟はしている。詳細を教えてくれないか」 次の日、モルダーとスカリーは、ローンガンメンの元を訪れた。「補助要員」としてスキナーに 抜擢されたTLG達は、わずか一日でCSMの住居に関する情報をかき集めたのだ。 「彼の部屋には、あらゆる方向にレーザー光線が張り巡らされている」 「相当警戒しているようだな。奴が不在の間、部屋の温度は22℃で一定している。0.6℃以上の 誤差が出た瞬間に警報装置が作動する仕組みだ」 「それに、床には『重量感知装置』を導入している」 「それってもしかして、床にわずかな重量が加わるだけで警報が鳴るってシステム?」 「そう、汗一滴でもね」 「知らないヤツが一歩でも足を踏み入れたら『ビーッ!!』だ」 「スカリー、どうして重量感知装置の事を知ってるんだ?」 「あらやだ、あなた達、トム・クルーズの『ミッション・インポッシブル』見た事ないの?」 「ない」 「俺も」 誰もが首を横に振った。 「ヤツの映画は『ダイ・ハード』しか知らない」 「........」 「........」 「ラングレー....それはブルース・ウィリスよ」 二人を見間違うなんて、彼の眼鏡はきっと度数があっていないに違いない、と、スカリーは密かに 心の中で嘆いた。 部屋中に張られたレーザー光線、完璧なまでの温度管理、重量感知装置 やはり一筋縄ではいかないみたいだな.... 「床も踏めないし、それどころか下手に動いて室温を変える事だってできない」 「ドアからまともには入れないしな」 「窓は防弾ガラスだし....」 「仮に割れても、破片を内側には落とせないぜ」 「どうするよ?」 大の男が4人揃って考え込んでいたその時。 「だからね」 スカリーが事もなげに口を開いた。 「いいアイデアでも?」 「どうせスキナーも『スパイ大作戦』指向なんだから、それを見習わなくっちゃ」 彼女はニヤリと笑った。 ....to be continued −後書き− なんでこんなFicなのに2部立てなの!? ダメだ、最近、一発でおさまらなくなってきてるわ....(汗) 特筆すべき事項 〜Fic中に出てきたモルダーの着信音について〜 ♪キンキンキンチョーリキッドは 油とちゃうちゃう かぶらとちゃうちゃう コブラとちゃうちゃう モグラとちゃうちゃう♪ ご存知の方も多いかと思いますが、某女性タレントがピンクのかっぱの着ぐるみを身につけ、 川辺で楽しそうに戯れる(!?)「キンチョーリキッド」のCMです。 当初、この部分には、関西では誰もが知っていると言っても決して過言ではないと思われる 「サカイ引っ越しセンター」のCMソングを使う予定でした。 ♪サカイー 安いー 仕事きっちり サカイー 安いー 仕事きっちり♪ んもー、アケミちゃん!! もっと「仕事」強調してやってぇなー、な? ほな行くえ。 いや〜ぁぁぁっ(←掛け声) ♪サカイー 安いー 仕事きっちり サカイー 安いー 仕事きっちり♪ アケミちゃんともう一人の女性が、ちょっと女っぽい話し方をするヘンな(笑)男の人に日本舞踊を 習っている、という設定のCMなんです。 しかし....「このベタなCMは果たして全国ネットなのか?」という疑問が頭をよぎり、入力する 指がハタと止まりました。 そこで、「モツベキモノハネットトモダチ!!」という訳で、北は北海道から南は鹿児島まで、 4名の方にメールを送り、「Do you know "サカイ引っ越しセンター??"」と突撃インタビューを 実施しました。 その結果、「サカイ引っ越しセンター」のCM放映範囲は、以下の地域と思われます。 (『思われます』って、レポートかい・笑) 北日本:本州まで。北海道では放映されていないそうです。 南日本:鹿児島では放映されていないようなのですが、福岡で「サカイ」のトラックを見た事がある というコメントをいただきました。どうやら福岡までは進出しているようです。 同社のCMは、開始当時からかなり奇抜なアイデアで私達のハートを掴んで放さず(!?)、現在も次々と 新しいバージョンを生み出しています。 この大阪発祥のベタなCMパワーは、どうやらとどまるところを知らないようです。 後半へ続く.... Amanda