本作品の著作権は全てCC、1013、FOXに続します。 この小説は私の片寄った趣味により書かれたものなので、気を悪くさせたら申し訳ありません。 ======================================          『 adoration − 憧憬 − 』(前)                            from 涼夜 遠く離れた場所から見つめていても、決してその手で触れてはいけない物。 ただ一つしか存在しない、その魂を持った相手。 それはきっと、砂漠の中から一つの砂金を見つける可能性でしか出会えない。 でも出会ってしまった。 その可能性を、引き当ててしまった・・・・。 何も求めない。ただ、側にいて欲しいだけ・・・。 それはエゴだろうか? でも、自分には・・・傷つける事しか、出来ない。 今も、そしてこれからも。 分かっていたはず、自分では彼女を幸せに出来ない事。 そしてどこかで諦めていた、幸せにする事を・・・。 いつからか・・・望みは願いに変わって行った。 いつか幸せにしたいのではなく、いつか・・・幸せになって欲しいと・・・。 離したくはない。それだけは言い切れる。 でも、どこからから愛情なのか・・・それが分らない。 子供のような独占欲と、包み込むような愛情が心を締め付ける。 彼女は真っ直ぐだ。 ・・・・どんな時も・・・。 気付かなければ良かったのだろうか?そうすれば何も変わらなかっただろうか? いつまでも・・・出会った頃のままで? いや、そうではない。 そう思うには時間がたち過ぎた。 彼女を責める事は出来ない。それは自分の中にも確かに存在している想いなのだから・・・。 君は心の中で僕を責めているだろう。 僕が出した答えを。 それでも君は口には出さない。悔しい気持ちもいいようの無い寂しさも。 変わりにその美しいグリーンの瞳で問いかける。 ただ一言・・・"なぜ?"と・・・。 だけど、僕に何が出来る? 出世も経歴も捨ててくれた君に・・・・・。 「モルダー?」 不意に背後から声をかけられて、彼は振り向いた。 「やぁ・・・・」 彼は自分の目の前で腕を組んであきれ顔の女性に軽く微笑んだ。 「人の事を呼び出しておいて、居眠り?」 「考え事と言ってくれよ、トレイシー。座ったら?」 「もちろんよ」 そう言うと、トレイシーと呼ばれた金髪の女性は乱暴にコートを脱いでモルダーの隣に座った。 「それで?私を呼び出した訳は??」 「えらく不機嫌だね」 「今、何時だと思ってるのよ?」 彼女は自分の腕時計をモルダーに見えるように向けると、針を指差した。 トレイシーの無言の睨みを受けながらも、モルダーは苦笑する。 時計の針は丁度、深夜の1時を差していたのだ。 彼女が怒るのも無理はない。 「ごめん、でもどうしても君と飲みたかったんだ」 そう言って力無く微笑むモルダーにトレイシーは軽くため息をついて見せたが、やがて表情を和らげて微笑んだ。 「そういう時は、もっと早く連絡して」 「了解」 「あなたに学習能力がある事を期待してるわ。確か前に呼び出された時は深夜の3時だったわね」 意味ありげな視線を向けられて、モルダーは手早く降参した。 「今日は全部おごるし、家まで送って行くよ」 「そう?ありがとう!!」 彼女はしてやったりと微笑むと、バーテンダーに注文をし始めた。 「レオは?大丈夫かい??」 「ええ、別に平気よ」 「理解があるんだね」 「・・・そういうわけじゃないんだけど・・・」 トレイシーは口ごもりながも、デートの途中で抜けて来たとは言えないと思った。 「ケンカ?」 「そうじゃないわ・・・ただ、あなたの方がつき合いが少し長いからこっちを優先したの」 「トレイシー・・・・」 「何?迷惑だった?」 モルダーは彼女の顔を覗き込むように見つめると、にっこりと微笑んだ。 「Thank you」 「普通の人は誤るわよ」 トレイシーはモルダーの反応に呆れながらも、素直なその返答に微笑んだ。 自分が恋人より友人を優先して来たのが本当に嬉しいのだろう。 モルダーの表情はさっき声をかけた時よりも柔らかい物になっている。 でも彼女はそうするだけの訳があった。 彼が自分を呼び出す時は、大抵落ち込んでいる時なのだ。 そして彼が落ち込む原因はこの世に二つしかない「仕事」か「相棒」 「大丈夫?」 「・・・・大丈夫だよ」 力無く微笑むモルダーを見て、トレイシーは今回は「相棒」の方だと長年のつき合いで分かった。 二人が出会ったのは今から5年前。 彼女はFBIの経理で働いていて、モルダーの存在は局でも有名な人物だったので知っていた。 そんな二人が実際に顔を合わせたのは、ちょうど5年前の今ぐらい、酔っぱらいに絡まれたトレイシーを助けたのが彼だった。 彼女がお礼を言う前にモルダーはさっさとその場立ち去り、次ぎの日二人は経理で再会した。 あの時は・・・と、お礼を言ようとした彼女より先にあやまったのはモルダーの方だった。 仕事でイライラしていたけど、話しも聞かずあんな所に1人の残してしまってすまないと。 そんな彼の態度に好意印象を受けたトレイシーは、その後すぐにモルダーと意気投合した。 その後彼女はモルダーに好意以上の気持ちをよせたが、すぐに諦めた。 トレイシーは彼のヘイゼルの瞳に写っているのが自分ではない分かったからだ。 それからは二人は、今日のように時々飲みに行くようになった。 トレイシーが誘う時は恋人と別れた時か、新しい相手が出来た時。 モルダーが自分を誘う時は、仕事かその仕事の相棒とうまく行って無い時。 モルダーは何も言わないが、トレイシーは気付いていた。 その時だけは、彼のポーカー・フェイスが崩れ、素のままのだと言う事に。 でも、今日は一段と暗い。 「・・・・スカリー捜査官と何かあったの?」 「えっ?」 「顔に書いてあるわよ」 「・・・・・」 その名前を出した瞬間のモルダーの表情に、彼女は心の中で軽くため息をついた。 本人は気付いていないんだろうか? 感情を滅多に表に出さない彼の表情を、一瞬で変えてしまえる"存在"。 きっと自分が彼の恋人だったなら、二人は一週間も持たないだろう。 それほどに彼の心は別にある。 トレイシーはスカリーの顔を知っていたが、まともに話した事は無かった。 ただ一度、モルダーとオフィスの前で談笑していた時にあいさつしたぐらいだ。 金褐色の赤毛で小柄な女性。 年を感じさせないその雰囲気は知的さを漂わせ、彼女の姿は同性から見ても美しかった。 あの時は気付かなかったが、それ以来彼女は経理に来るたびに必ず自分の方を見ている。今もだ。 同性として、彼女が自分に向ける視線の意味にトレイシーが気付いたのはそれから暫く後の事だった。 ある日、局の噂はともかく実際二人は仕事のパートナー以上の関係ではないと、笑いながらモルダーが話した日に トレイシーは気付いた。なぜ、彼女が自分を見つめるのか、あんな風に・・・。 それを知った時、いごごちの悪さとなぜか罪悪感を感じたのを今でも覚えている。 でも、同時にトレイシーには分かった。 彼女がそれを隠している事、知られたく無いと思っている事を。 だからモルダーには何も言わなかった。変わりにこの男のあまりの鈍さを呪い彼女を気の毒に思った物だった。 あれからもう5年。 トレイシーが、彼の想いを知ったのは最近だ。 そして気付いた。彼も、彼女と同じ想いをもうずっと前から抱えていたのだという事を。 それでも彼も彼女と同じ、その気持ちを隠し押し殺そうとしてる。まるで存在する事すら許さないように・・・。 それは端から見て、その気持ちを知ってしまっていたトイレシーにとってはただ痛いだけだった。 でも何も言う事は出来ない。 彼は自分の前で彼女の名を出されるのをあまり喜んではいなかった。 状況を聞いてもはぐらかす、様子を聞いても冷たく答える。 彼女の名前を3度目にだした時、いい加減トレイシーも理解した。モルダーが聞かれたがっていない事を。 そこまで思い出した時、トレイシーは小さく苦笑した。 「・・・・今日が初めてね、彼女の名前で素直に反応したのって」 「・・・トレイシー・・・・」 「いいわよ、話したくないなら別に。今日は飲みたいんでしょ?」 「・・・・ああ・・」 「じゃ、思いっきり飲みましょ。今日はとことんつき合うわよ!あなたの奢りだし」 「君はあいかわず、現金だな」 モルダーが嬉しそうに笑ったのを見て、トレイシーも微笑んだ。 一瞬でも彼を笑わす事が出来る。現実から目をそらさせる事が。 だから彼はこんな時に私を呼ぶのだろう。 彼の・・・少ない"休息"として。彼が私に求める物がそれなら、1人の友人として"休息"を与えたい。 トレイシーはなぜモルダーが想いを口にしないのか分らなかったが、でも、そんな想いもあるのだと理解した。 モルダーの瞳にはいつも、優しい愛情以外に言葉に出来ないほど苦しみを感じる。 だから彼は言葉にしないのだろう。それが最後の歯止めとなってさせないのだ。 そこにはいつも・・・彼の果てしない悲しみを痛いくらいに感じる。 そこまで考えてトレイシーは思考を中断させた。 モルダーは自分の苦しみも仕事の愚痴も、相棒に対する想いも決して口にしない。 彼が望んでいるのは話しを聞いてもらう事ではなく、ただ一緒に下らない話しをしながら楽しい時間を過ごす事なのだ。 そしてその相手に、自分が選ばれた。 なら彼の友人として役目を立派に果たそうとトレイシーは考え直し、時計が深夜を回っても目の前の相手と話し続けた。 翌日、朝方家に送ってもらったトレイシーは、コーヒーを飲んで帰ったモルダーの忘れ物を届けるために 地下のオフィスの扉を叩く所だった。 その手が止まったのは、中から聞こえた一言だった。 「セイクによろしく」 「ええ」 つい数時間前まで聞いていたモルダーの声に、小さく同意するスカリーの声。 トレイシーは扉が開く事が分かったが、動けずにドアを開けたスカリーと見つめて合ってしまった。 「トレイシー!」 モルダーが驚いたように椅子から立ち上がったのを見て、スカリーは「じゃ・・・」軽く頭を下げてオフィスを出て行った。 すれ違い様に見つめられたトレイシーは、自分のタイミングの悪さを呪いながらも、追いかけて彼女に事情を説明したかった。 「どうしたんだ?」 固まったように動かない彼女の顔を、モルダーが覗き込んだ。 「えっ?ああっ・・・」 トレイシーはポケットをまさぐってモルダーの忘れ物の携帯を取り出すと、彼の前に差し出した。 「あれ?なんで君の家に??」 「今朝コーヒーを飲んだ時にコートから落ちたみたい。忘れたわよ」 「気付かなかったよ、ありがとう」 モルダーが笑顔で受け取るのを見てトレイシーはスカリーが出て行った扉を見つめた。 「いいの?」 「えっ?」 「スカリー捜査官よ、何か話してたんじゃないの?私、邪魔したんじゃ・・・」 「ああ、ランチに行ったんだよ」 「1人で?」 「いや・・・・誘われたみたいだよ」 「・・・・誰に?」 トレイシーは無意識の内にその言葉を口にしていた。 彼女はモルダーとスカリーが一緒にランチをとっている事は知っていた。 だから不思議だったのだ。いくら昼休みでも勤務中に変わりはない。 スカリーの性格からして、仕事中に友人や家族と外で会うことは彼女には考えれなかった。 そして扉を開ける前にモルダーが言った「セイク」と言う名。 トレイシーはモルダーを見つめたが、彼が目をそらした事で考えたくない一点に答えを置いた。 「・・・・・恋人?」 「違うよ」 モルダーが微笑んだので、彼女の肩の力は一瞬抜けた。 次ぎの言葉を聞くまでは。 「その内、恋人になる予定の人だよ」 「!!!」 それでもモルダーは微笑んでいる。 「なる予定って・・・!!モルダー、あなたそれでいいの!?」 「どうして?」 「どうしてって・・・あなたねぇ・・・!!」 「いい奴だよ」 「えっ・・・?」 「僕が紹介したんだ」 「・・・!!」 トレイシーは言葉も無く、驚いた顔でモルダーを見つめた。 それでもモルダーの表情は変わらない。 「・・・・あなたが?」 確かめるように聞いて来た彼女に、モルダーは深く頷いた。 「そう、僕が紹介した」 「・・・・・・どうして?」 傷付いたような彼女の目にモルダーは一瞬、答えられなかった。 その瞳が、あの時セイクを紹介した時のスカリーの瞳と似てると感じからだ。 それでもモルダーは軽く微笑んだ。 「友達に友達を紹介する事なんてよくある事だろ?君にも紹介した事があったじゃないか」 「モルダー、私が聞きたいのはそんな事じゃないわ。分かってるでしょう?」 「分らない」 「モルダー!!」 トレイシーが苛ついた声を上げても、モルダーは表情一つ変えなかった。 「あなた、何考えてるのよ?」 「彼女の、友人の幸せだよ」 「だったら、夕べのあなたは何??あんなに後悔した顔で飲んでたのは誰よ!」 「・・・・・」 「この事を後悔して飲んでたんじゃないの?」 「トレイシー・・・・」 「モルダー・・・少なくても私は分かってるつもりよ、あなたの気持ちも彼女の気持ちも・・・!」 「やめてくれ!!それ以上言うな・・・・」 初めて顔色を変えた彼を見て、トレイシーは信じられない気持ちで一杯だった。 目の前のこの男は知っていたのだ。彼女の、相棒の気持ちを。 それでも知らない振りをしていたのだ。あまつ、彼女に友人をいつか恋人としてまで紹介した。 「あなた最低よ、モルダー・・・・」 「これが一番いいんだよ、トレイシー」 「何が?理解出来ないわ」 「君は何も知らないからだ」 「そうね、でも私が言ってるのはあなたの考え方よ。それが理解できないと言ってるのよ」 「トレイシー頼むから・・・・」 「友人だから言うのよ。後悔する分かっている選択をあなたが選ぼうとするから・・・・」 「・・・・・」 「それでも後悔しないと言うなら、もうあなたが分らないわ、モルダー」 視線を下に向け何も言わないモルダーにトレイシーは「暫く電話をしないで」と言い残すとオフィスを出て言った。 彼女が去ったドアを見つめながら、モルダーの胸にはトレイシーが部屋を出る前に言った一言が胸に突き刺さっていた。 "あなたが分らないわ、モルダー" それはあの日スカリーにも言われた言葉だった。 2週間前、サマンサの事件が辛い結果を向えた物の解決した彼は、スカリーにお礼だと言って食事に誘った。 初めて正装に近い服装で彼女とした食事はすばらしく、その時はお互い仕事の事を忘れて楽しい時間を過ごした。 でもモルダーにとっては、それが彼女と過ごす最後の幸せな時間だと決意していた。 そして翌日、スカリーにセイクを紹介したのだ。 スカリーは何も言わずその場の雰囲気を壊す事なく、心の中にあるであろう怒りさえも一切表には出さなかった。 それでも食事中・・・自分を見つめるスカリーのグリーンの瞳が"なぜ"と問いかけているのが分かった。 目を合わす事が出来なかった。 そして彼女が言った去りぎわの言葉。 「時々・・・あなたについて行けなくなるんじゃないかと思うわ、モルダー・・・置いていかれるんじゃないかと・・・」 停車した車の中で、彼女は続けた。 「けど、いつもあなたを信じ続けてこれた。それはきっとこれからも変わらないでしょうね・・・・でも・・・・」 消え入りそうな声で短く囁いた一言。 「今はあなたが分らないわ、モルダー・・・」 その言葉がモルダーの胸に突き刺さった。 そしてスカリーはそれだけを言うと車から降りてアパートに走って行った。 彼女の頬が、ほんの少しだけ濡れていたのを今も覚えている。 彼女が続けたい言葉は分かっていた。 「これがあなたの出した結論なのか」 そう言いたかったのだろう。 きっとあれが最後のチャンスだった。 二人の間の、目に見えない確かな壁を崩す。 スカリーは普段、仕事以外で感情を表に出す事は滅多にない。 理性と冷静さの中に隠された彼女の気持ち。それはいつも完璧な防御を張り、一寸の隙さえ許さない。 だけど、時々・・・彼女の瞳の奥の感情を痛いくらいに感じる時がある。 隠しれ切れないその感情。女性としての部分。 最初は分らなかった。でも、ある日気付いてしまった。 その瞳の中にあるのが、仕事以外の物だと言うことに・・・。 彼女が自分に対して持っている気持ちに気付かない振りをするのは簡単だった。 見つめられれば目をそらし、微笑まれれば顔を背けば良かったのだから。 それは何度彼女を傷つけただろう。でも、受け入れる事は出来ない。 そう、自分はスカリーに何一つしてやれない。 奪う事しか・・・。 だからセイクを紹介した。 セイクは学歴も家柄も性格も何も問題ない。 人を思う優しさも、人から思われる信頼も兼ね備えてる。 自分とは180°違う人種。 彼といて、幸せになれない女性はいないだろう。 実際、スカリーは明るくなった。 彼女のそんな姿を目の当たりにするのは正直辛かったが、それでも嬉しかった。 いつかは覚悟していた事だ。そして分かっていたことだった。 いつか彼女が幸せになる日が来れば、その時彼女の隣にいるのは自分ではないと・・・。 スカリーを想ってる、そして誰よりも信頼している。 きっとこの気持ちは永遠に変わらない。 そして彼女ほどの女性には二度と出会えないだろう。 だから、この腕から解放するのだ。 誰よりも幸せになって欲しいから・・・。 側にいても、僕らは傷つけ合う事しか出来ない。 どんなに愛していてもどれだけ求めあっていても、心は永遠にすれ違い続ける。 僕が君に与えられるのは今もこれからも苦痛だけ。 抱き締めるたびに傷つけて、触れあうたびに壊していく。 そんな日々をこれからも続けて行くのか? この先もずっと? いや・・・そんな事は出来ない。 きっと僕は、心の中で永遠に君に憧れ続けて行く。 手の届かない、触れる事すらできない存在として・・・。 これからもこの先も、ずっと・・・・。                     to be continued・・・。 ====================================== ども、涼夜です(^^) ・・・ってかスカちゃんの出番が・・・(汗)でも一応『fou you』の続きです(滝汗) でも、次ぎはスカちゃんから始まります。そしてロクも出すつもりですがな。 実は最近、40度をこえる高熱が出て、死にそうでした。 2日間、うなされ続けた(笑)もう完全復活です。 皆さん、風邪には気おつけて下さいね。 さてさて今回のタイトル『憧憬』は『あこがれ』って意味です。 モルとスカちゃんはお互いに尊敬し尊重しあっているけど、私から見たら お互い憧れあっているんじゃないかなっとも思います。 まぁ、そこには男と女ってのもあると思うんですけど、でも スカちゃんはモルに、そしてモルはスカちゃんに。 自分には無いものがあるから、お互いに惹かれあうのでは?と言うのが私の意見です。 でもね〜自分とは180度違う人を好きになるのはかなりの勇気が必要です。 まず一緒にいて嫌になるだろうし・・・(笑) だからかなりの愛情の深さがようされます。 さすがモル&スカ!!(だから二人はあれ以上進展しないのか??) よければ感想を→ rilyouya.ouri@k6.dion.ne.jp