東京行きの寝台特急です。夜行列車の急行能登との最大の違いはベッドで眠れる事。
乗車券、特急券に加え寝台券までが必要なため、料金は飛行機並です。全席指定で自由席はありません。
ただし首都圏往復フリーきっぷが使える(B寝台のみ)ため、学割よりもそちらを買う方がはるかにお得です(首都圏往復〜に学割は使用不可)。
座席では眠れない、疲れが残る、けど余計なホテル代は出したくないと言う人向けの交通手段です。
ちなみにB寝台には個室と二段ベッドの2種類があります(料金は同じ)。
コミケに行く大荷物のことを考えるなら、二段ベッドより個室を予約した方がいいでしょう。
お世辞にも広いとは言えない個室ですが、中でカタログチェックをしたり作業をしたり、
他の乗客の目を気にしなくていいのはコミケ参加者にとってはかなり大きなメリットのはず。
各ベッドには枕、毛布、シーツ、そしてJR柄の浴衣が用意されています。個室利用の際には車掌さんから専用カードキーをもらえます。
シャワールームを使うときは車掌さんからシャワーチケット(\320)を買い、2号車にあるシャワールームへ向かいます。
シャンプー、石けん等も、車掌さんが販売しています。
帰り(上野−金沢)はPM11:03発。急行能登同様11時頃まで遊べる…と考えそうなものですが、
そんな時間まで開いているお店は上野界隈にはそうありません(ゲームセンターと一部飲食店ぐらい、コンビニは上野駅周辺にはありません)。
1時間ぐらい暇つぶしをできるものを用意していきましょう。
だからといって駅構内で買った同人誌を読むのはヤメテクレ、ですが。
全席指定なので取りたい場合は早めに生協やみどりの窓口へ。