ぼくは夏休みを利用して、従姉妹の家に遊びに来ていた。
愛菜ちゃん、悠さん、香織さんの三人姉妹の家。
だいぶ前に両親を亡くし、姉妹だけで両親の残してくれた雀荘を経営しているという。
まるでペンションのような「マージャンハウス」という小洒落た雀荘。
その美しい三姉妹のめあてでやってくる客も大勢いるようで、雀荘は結構繁盛しているようだった。
僕がその雀荘の入り口を開けると、真夏に吹くさわやかな風のような声が聞こえた。
「いらっしゃいませーっ!!」
「あ...お兄ちゃん!」
僕の姿を見て、すぐさま駆けよってくる、三女の愛菜ちゃん。
「よく来たな...修!」
相変わらず男勝りの次女の悠さん。
「いらっしゃい修くん...ゆっくりしてってね」
長女で、母親代わりの香織さん。
夏休みの間だけとはいえ、こんな美人の姉妹とひとつ屋根の下で暮らせるということに、僕はドキドキしていた。
. . . . .
その日の夜。
廊下でバスタオルを持った香織さんにすれ違った。
香織さんはそのまま、浴室に入っていく。
僕は、いけないことと思いつつも、脱衣所の扉をこっそりと開ける。
擦りガラスごしに、鼻歌を唄いながらシャワーを浴びる香織さんの姿があった。
擦りガラスごしとはいえ、まるで無防備な香織さんの裸体。
擦りガラスごしにもわかる、豊満な乳房。そしてキュッとひきしまった腰。
そして肉感のあるむっちりとしたお尻。
僕は思わず、ズボンの上から大きくなったものを、もぞもぞとさわり始めた。
ふと下を見ると、脱衣カゴに香織さんの下着が脱ぎすててあった。
僕はこっそりと下着に手を延ばす。
まだ暖かい、香織さんのブラ。
豊満な乳房であることを容易に予測できるカップの大きさ。
僕は香織さんの乳房が触れていたであろうパットの内側にほおずりをする。
可愛らしくも、布の少ないイヤらしいショーツ。
僕は我慢できなくなり、もうすっかり大きくなったものを取りだし、そのショーツでペニスをくるんだ。
ショーツの温かみを、ペニスで感じながら、僕はそのまましごきはじめた。
夢中になるあまり、後ろに人が立っているのも忘れて。
「こいつ...何やってんだ!!」
僕はその一言に、心臓が口から飛び出さんばかりにびっくりする。
振り向くと、凄い形相をした悠さんが立っていた。
僕は何発か殴られながら、あっさりと悠さんに取り押さえられた。
僕は、居間のソファに両手両足を縛りつけられていた。なぜか、口にはガムテープも貼られている。
「もーっ、お兄ちゃんってサイテー」
愛菜ちゃんが軽蔑のまなざしを向ける。
「香織姉のフロ覗くなんてふてえ野郎だな」
「んんっ!」
悠さんに蹴られ、くぐもった悲鳴をあげる。
「あらあら...男の人を足蹴にしちゃだめよ悠ちゃん」
香織さんがお風呂から出てきた。その姿に、僕はどきりとなった。
バスタオル一枚を巻いただけの姿。短いバスタオルから覗く、きれいな脚。
薄いバスタオルごしにある、豊かな乳房。この薄い布の下にあるものを想像し、僕は興奮した。
鼻の下を伸ばす僕を見て、悠さんは指さしながら言った。
「だってコイツ、香織姉を覗きながら下着つかってセンズリこいてたんだぜ」
その一言に、僕は真っ赤になった。
「まあ...」
少し驚いた様子の香織さん。
「ねーねー、せんずりってなあに?」
とんでもない質問をする愛菜ちゃん。
無邪気な愛菜ちゃんの問いを受け、香織さんは何かを思いついた様子で、僕に近づいてきた。
前かがみになり、僕のズボンに手をかける香織さん。
バスタオルの間から見える胸の谷間。
しかし、喜ぶ僕を尻目に香織さんはズボンをトランクスごとずり下ろした。
「んんーっ!?」
いきなりの出来事にパニックになる僕。
僕のペニスが、美人三姉妹の視線に晒されている。両手で被い隠そうにも、僕の両手はソファに縛りつけられており、ままならない。
この時ばかりは、そっぽを向いていた悠さんも、ちらりとこちらを見る。
「なんでぇコイツ、包茎でやんの!」
僕のペニスを見てけらけらと笑う悠さんに、僕は恥ずかしくて真っ赤になってしまった。
「わーっ、男の人のおちんちんってこんな風になってるんだぁ」
興味深げに、僕のペニスに顔を近づける愛菜ちゃん。
「よく見ててごらんなさい、愛菜ちゃん」
香織さんは脱がしたズボンとトランクスをきちんとたたんで床に置くと、
再び前かがみになり、豊かな胸の谷間を僕に見せつけた。
「あっ...あ...」
僕は言葉にならないうめき声をあげ、意識しないのにペニスがどんどん大きくなるのを感じた。
「うわあ...すごい...どんどん大きくなってるよ...お兄ちゃんのおちんちん...」
愛菜ちゃんは珍しいものを見るかのように、かわいい顔を近づけてまじまじと僕のペニスを見つめている。
「起きあがってるみたいに大きくなってる...すごい...」
限界まで大きくなった僕のペニスは、ビクンビクンと上下に脈動する。
「まるで別の生き物みたい...」
愛菜ちゃんは顔を赤くし、ため息をつくように僕のペニスに対する感想を言う。
「先っちょからなんか顔をのぞかせてるよ...?」
僕のペニスは最大まで勃起すると、皮が少しめくれて中の亀頭が顔を出すのだ。
香織さんは僕の隣に座り、ぼくのペニスに手をかけた。
やわらくて、あたたかい香織さんのしなやかな指に触られるだけで、ぼくは「ううっ」と声をあげた。
「これだけじゃないわ...ここを...こうすると...」
そう言うと、香織さんは僕のペニスの皮をつかんで、剥きはじめる。
「あうっ...ああっ」
僕の背筋はゾクゾクとなる。
僕の包皮は、ミリミリと音をたてて、少しずつその内側にある亀頭を晒けだしていった。
香織さんに剥かれ、すっかり露になった僕の亀頭は、周りのひんやりとした空気を受け、びくびく震える。
「ピンク色でかわいいけど...なんか回りに白いのがついてるよ?」
愛菜ちゃんはすっかり皮の剥かれた無防備な亀頭を見ながら言った。
「あーあ、汚ったねぇなあ、ちゃんと風呂で洗えよ修」
悠さんは恥垢のこびりついた僕の亀頭を見て、あーあといった感じで言いました。
「うふふ...これはね、チンカスっていうのよ」
「ちんかす...?」
とんでもない台詞を愛菜ちゃんはオウムがえしする。
「修くん、ちゃんとお掃除しないとダメよ...」
香織さんはそう言うと、指先で僕の亀頭をピンと弾いた。
「あうっ!」
たまらず僕は声をあげてしまう。
「悠ちゃん、ウエットティッシュ取って頂戴」
「はいよ」
悠さんから投げられたウエットティッシュの箱を受け取ると、香織さんは一枚取りだし、
「ちょっとしみるかもしれないけど...我慢してね」
香織さんは僕にそう微笑みかけると、ウエットティッシュを僕の亀頭にあてがった。
「う...」
ウエットティッシュの薬液の冷たさに、思わず声を上げてしまう。
香織さんはやさしい手つきて僕の恥垢を拭きとってくれた。先端から、カリの陰まで。
ウエットティッシュにすっぽりと包まれる僕の亀頭。そのウエットティッシュ越しに僕の亀頭をつまむ香織さんのしなやかな指。
香織さんの指が動くたびに、たまらずため息のようなうめき声をもらしてしまう。
「なんかお兄ちゃん...とっても気持ちよさそー」
羨ましそうに愛菜ちゃんが僕の顔を見上げる。
美人姉妹に囲まれ、もっとも恥ずかしい場所を掃除される感覚は、まるで夢のようだった。
「はい、おしまい」
夢のような時間は、あっという間に過ぎていった。
香織さんは僕のペニスからウエットティッシュを取ると、中をちらりと見たあとくしゃくしゃに丸めてごみ箱に入れる。
ウエットティッシュが取り除かれると、そこには恥垢のすっかり取れた、ピンク色の亀頭が震えていた。
「ね、お姉様、これからどうするの?」
「見てなさい...」
香織さんはそう言うと、今度は直に僕の亀頭をつまんだ。
「くうっ...」
亀頭ごしに感じる、香織さんのやわらかな指先。
香織さんはそのまま、僕の包皮をつかんで、しごき上げるように戻しはじめる。
そしてすっかり僕の包皮が元通りになると、今度はまた途中まで剥きはじめ、
亀頭が半分くらいまで見えると、また包皮に隠れるように戻す。
「くっ...ううっ...あっ」
包皮が亀頭を移動するたび、気持ちよさのあまり僕は情けない声を上げてしまっていた。
「うわあ...お兄ちゃんのおちんちんの頭、皮に包まれて出たり入ったりしてる...気持ちいい?」
愛菜ちゃんが羞恥心を煽るように僕の顔を覗きこんで言う。
「う...あ...ううっ」
僕は恥ずかしさと気持ち良さで、答えにならない声をあげる。
やがて僕のペニスは、ビクビクと痙攣しはじめた。
僕の縛られた両手に、ぐっと力が入る。
「うっ...ん、んふっ!」
そう言った瞬間、香織さんは僕のあそこから手を離した。
「あ...ううっ」
僕のペニスはビクンビクンと射精したそうに震える。それは僕も同様で、すがるような目つきで香織さんを見た。
香織さんは僕の目を見て、クスッと笑うとまた僕のペニスに手をかけ、同じようにしごきはじめた。
香織さんの手の中で、僕の包皮に包まれた亀頭は顔を出したり引っ込めたりを繰り返した。
そしてまたしばらくすると、射精感に襲われる。
「ううっ!」
僕のペニスがビクビクと震えはじめると、また香織さんは手を離した。
僕の体の中に残る、モヤモヤとした不満感。
「あ...うう...」
僕は情けない顔をして、香織さんを見る。
「愛菜ちゃん、やってみる?」
「うんっ!」
愛菜ちゃんは目をきらきらと輝かせて返事をする。
「ほら...ここをつまむように手を添えるの...そう」
香織さんは愛菜ちゃんの手を取り、僕のペニスに導いた。
香織さんとはまた違った、愛菜ちゃんのマシュマロのようなやわらかな手。
「これで、どうするの?」
愛菜ちゃんは興味津々。
「ちょっと力をこめて、皮を下の方にひっぱるの」
香織さんに言われて、愛菜ちゃんのペニスを持つ手に力が入る。
「いくよ...お兄ちゃん」
愛菜ちゃんはじらすように僕の顔を見つめる。
「えいっ」
小さなかけ声とともに、僕の包皮はミリミリと剥けはじめた。
「うわあ...すごい...」
愛菜ちゃんはまるで玩具でもいじるかのように、どんどんと僕の包皮を剥いていく。
「でね、ここで止めるの」
香織さんの一言で、愛菜ちゃんのペニスを持っている手がピタリと止まる。
「それで...また元に戻してあげるの」
「うん、いくよ...お兄ちゃん」
またしてもじらすように僕に確認をとると、愛菜ちゃんは僕の包皮を引っ張り、僕の亀頭を隠していった。
こんなかわいらしい少女にこんなことをされて、興奮しないわけがない。僕はすぐにでも射精したい気分になった。
包皮が完全に僕の亀頭を被いつくしたのを確認すると、
「そう...それを何度も繰り返すの」
香織さんはやさしく愛菜ちゃんに言った。
「うん!」
愛菜ちゃんは元気に返事をすると、さっそうと僕の包皮をいじりはじめた。
「出たり...入ったり...出たり...入ったり...」
愛菜ちゃんがいじる包皮で亀頭が出入りするたびに、それにあわせてうれしそうにその様を見て言った。
「出たり...入ったり...うふふ、おもしろーい」
まさに玩具を扱うような手つきで、愛菜ちゃんは僕の包皮を何度もめくったり、戻したりする。
愛菜ちゃんの行為に、僕はただただうめき声をあげる事しか出来なかった。
「あれ...お姉様、なんだかお兄ちゃんのおちんちんの口みたいなところから透明の液が出てきたよ?」
愛菜ちゃんは僕の鈴口から漏れる透明の液を見て、不思議そうに言う。
「それはおちんちんが気持ちいい時に出てくる液なの...だから、よい液なのよ」
「ふうん...お兄ちゃん、気持ちいいんだ?」
愛菜ちゃんは僕の顔を見上げてうれしそうに言った。
「うっ...くうっ!」
愛菜ちゃんの刺激に、僕はたまらず叫んだ。
「手を離して、愛菜ちゃん」
射精寸前だった僕の様子を見て、香織さんは言った。その声と共に愛菜ちゃんはパッと僕のペニスから手を離す。
「くうううっ...」
射精できず、思わず悔しそうな声を上げてしまう。
「ね、今みたいにおちんちんが少し硬くなって、びくびくってしたら、手を離して、少し休ませてあげるのよ」
射精したくてたまらず、ビクビクと震えるペニスをじっと見つめながら、愛菜ちゃんは返事をする。
「うん...わかった!」
愛菜ちゃんの素直な返事に香織さんはにっこり笑うと、そのままどこかへ行ってしまった。
しかし愛菜ちゃんが再び僕のペニスをいじりはじめたため、そんな事を気にする余裕も与えらなかった。
「出たり...入ったり...出たり...入ったり...」
愛菜ちゃんは飽きる様子もなく、楽しそうに僕の包皮をいじり続ける。
「うっ...くううっ!」
そして香織さんに教えられた通り、僕が射精寸前になるとパッと手を離す。
射精できずに広がるモヤモヤは、だんだんと僕の中で大きくなっていく。
僕はあまりのもどかしさに、縛られた両手をもぞもぞと動かす。
「うふふ...かわいー」
びくびくと震えるペニスを見ながら、くすくすと笑う愛菜ちゃん。
「おい、愛菜、オレにもやらせろよ!」
そのやりとりを見ていた悠さんが、僕の隣のソファにどすんと座った。
「えーっ、せっかくあたしがおちんちんさんと遊んでるのにぃ」
愛菜ちゃんがぶーぶーと不満を言う。
「まあ見てろって...」
悠さんは僕のペニスをがしっとわし掴みにすると、そのまま乱暴にごしごしとしごきはじめました。
「あ...ううっ...あっ!」
敏感になっていた僕のペニスは、悠さんの乱暴なしごき上げをも快感にし、僕は情けない声を上げさせられた。
「ちょっと! そんなに乱暴にしたらかわいそうだよ!」
愛菜ちゃんはあわてて悠さんを止めようとする。
「よく見てみろよ、修の顔。気持ちよさそうな顔してるじゃねーか」
ごしごしと乱暴にしごき上げながら、悠さんは言った。
「ホントだ...」
快感にむせぶ僕の顔を、愛菜ちゃんはじっと見つめている。
かわいい年下の女の子に、性的快感にあえぐ顔をじっと見られる。
屈辱的で、甘美な感覚に、僕はまたすぐにのぼりつめようとしていた。
しかし、射精感を乱暴なしごき上げの中にも敏感に感じとり、悠さんはすぐさま手を離した。
「くうううっ!」
「おっと...あぶねえあぶねえ」
「うわあ...お兄ちゃんのおちんちん...いっぱい透明な液が出てるよ...」
僕の鈴口からよだれのように情けなく垂れた液は、ソファをすっかり濡らしていた。
「よし、今度はオレがサオの部分をしごくから、愛菜はさっきみたいに皮を剥いてやるんだ」
「ふたり一緒にやるのね...わかったわ!」
悠さんは僕のペニスのサオの部分の手をかけ、愛菜ちゃんは僕の包皮をつまんだ。
「いくぞ...それっ!」
悠さんのかけ声と共に、僕のペニスにえも言われぬ気持ち良さが走る。
ごしごしとサオを乱暴にしごく悠さん、そして包皮をつまんで剥いたり、戻したりを繰り返す愛菜ちゃん。
ふたりはまるで競いあうように、強烈な愛撫を僕のペニスに送りこんでくる。
美人姉妹のふたりの手でしごき上げられ、僕はあっという間に絶頂に登りつめる。
「うっ! くうっ!」
今までにない快感により大きな声を上げて、僕は射精しようとしたが、二人はそれを察知してパッと手を離す。
「うっ...くうっ...くううっ!」
僕はあまりのくやしさに、癇癪を起こしたように腰をどんどんと振るわせる。
僕は射精できない苛立ちに、今にも気が狂いそうだった。
もしこの手が自由であったならば、僕は人目を気にせず自らの手でペニスをしごき上げていた事だろう。
「あらあら...修くんをいじめちゃダメじゃない...ふたりとも...」
バスローブに着替えた香織さんが居間に戻ってきた。
香織さんは僕に顔を近づけると、いままで僕の口を塞いでいたガムテープを剥がしてくれた。
はぁはぁと泣きべそをかいて情けなく呼吸をする僕を見て、香織さんは言った。
「ね...修くん...イキたい?」
色っぽい香織さんの台詞に、僕の心臓は一段と高鳴りはじめる。
そして僕は待ちに待っていた台詞にばっと顔をあげ、潤んだ瞳で香織さんを見上げる。
「は...はい! イキたいです! イカせてください!」
もう我慢できない僕は、皆の目など気にせず叫んでしまう。
「イカせてあげてもいいけど...ひとつ条件があるの...」
「じょ、条件?」
もったいつけるような香織さんの台詞に、僕はあせったように言った。
「修くんがこの家にいる間...私たち三人の奴隷になってくれる...?」
「ど...奴隷?」
「そう...イヤならいいのよ」
奴隷とは一体どんなことをさせられるのか。しかしビクビクと震え、一刻も早く射精を要求しているペニスに、
僕の思考はすっかり奪い去られた。
「わ、わかりました! 奴隷になります! だから、イカせて、イカせてください!」
僕はまるで犬のようにだらしなく口をあけ、香織さんにすがるように言った。
「いいわ...イカせてあげる」
香織さんは僕の包皮に手をかけ、思いっきり剥きはじめる。
「あうっ!」
今度は半分では止めず、亀頭が完全に露出するまで剥きあげる。
ピンク色の亀頭は、僕の先走り汁でテラテラと濡れ光っていた。
そして香織さんは無言で、僕の包皮を力いっぱい戻した。
その瞬間、言葉では言い表せない快感が、ペニスから背筋を伝い、脳天を直撃する。
「あうううううっ!」
僕は悲鳴にも似た声をあげ、背中を反らしながら、いままで溜まっていたものをいっぱい吐き出した。
香織さんはそれを予測していたのか、僕の亀頭を押さえたまま、片手でびゅっ、びゅっと吐き出される精液を受け止めていた。
「すっごーい、真っ白い液がおしっこみたいにどんどん出てる...」
愛菜ちゃんは瞬きするのも惜しむように、まじまじと僕の射精を見つめる。
香織さんの手には、びちゃびちゃと勢いよく精液が溜まっていった。
しばらく僕が痙攣し、すっかり射精を終えると、肩で息をする僕に、香織さんは手を近づけてきた。
「ほら...奴隷の誓いの証として...自分の精液を飲むのよ...」
香織さんは、手にいっぱい溜まりをつくった黄色がかった白濁液を、僕の口に近づける。
僕は香織さんの手の平にたまった液に、夢中で吸いついた。
ずずっ、ずずっとすするような音をたてて、僕は自分の出したものを飲み下していった。
「そう...いい子ね...」
夢中になって精液に吸いつく僕の頭を、香織さんは慈しむように撫でてくれた。
僕の、忘れられない夏は、こうして始まった。
『スーパーリアル麻雀PIV』のサイドストーリーです。
いままでの私の文章は「男の力を見せつけるために女はいるんだ!」ってな感じの偏重的なものばかりでしたが、
こういう女性上位のものも好きなので今回、書いてみました。
なお、小説上の設定では両親はいませんが、たしか実際の設定では父親は健在だったと思います。
「スーパーリアル麻雀」シリーズは青春まっただ中の私の目の前を駆けぬけていった忘れられないゲームです。
青くさかった私のサイフの中から、みるみるうちに100円玉を奪い去っていった悪魔のゲームでもありました。
で、シリーズ中最も好きなのが『スーパーリアル麻雀PIV』です。
美しさと枚数に磨きのかかったアニメーション、オープニングの香織姉ちゃんの胸揺れアニメを見ただけで引きこまれてしまいました。
移植度としては文句なしのPCエンジン版も良かったんですが、愛菜の声が瀬戸真由美から國府田マリ子になり、
かなりやる気を萎えさせてくれました(未来の声が荘真由美から富沢美智恵になった時は暴れそうになりました)。
まああの時は馬鹿だったんだなあと思わずにはいれない思い出ばかりですが、今となっては感じることの出来ない大切な思い出です。